水野麻里絵さんをはじめとするキャスト陣や、プロジェクトのリーダーたちが集結! 『フューチャーカード バディファイト』スペシャルカンファレンスレポート
2013年12月16日(月)、東京・六本木のイベントスペース「ニコファーレ」において、ブシロードが新たに展開するTCGを中心としたメディアミックス作品『フューチャーカード バディファイト』も関する様々な発表を行う「フューチャーカード バディファイト スペシャルカンファレンス」を実施した。
本稿では、イベントの中で発表された情報とともに「未門牙王」役の水野麻里絵さんや、「ドラムバンカー・ドラゴン」役の大畑伸太郎さんをはじめとするアニメ版のキャスト陣や、オフィシャルサポーターに就任した新日本プロレスリングのオカダ・カズチカさんも登壇したカンファレンスの様子をお伝えしていく。
●前代未聞! アニメ本編第1話・2話がコロコロコミックの付録に!
カンファレンスが開始されると、司会役の徳井青空さん(「奈々菜パル子」役)と森嶋秀太さん(「大盛爆」役)の2人が、自身が演じるキャラクターの姿で登場。徳井さんは、本作に登場するキャラクターたちは小学6年生なので「今日は誰が何と言おうと6年生です!」と、最初に力強く宣言していた。
まずは、本作のプロジェクト解説が行われた。解説役は、TCG製作を担当するスタジオ池っち代表取締役社長の池田芳正さん、ブシロード代表取締役社長の木谷高明さん。池田さんは、メインターゲットを小学生に据えた本作について「有史以来、本当の意味で“シンプルで奥深い”ゲーム性を備えた作品となっています」と、その完成度をアピールした。
それに続いては、現在本作の漫画版が連載されている「月刊コロコロコミック」編集長である「ムラ神様」こと村上孝雄さんが登壇した。村上孝雄さんによると、漫画版の反響は予想以上に大きいようで「当初はそこまで、反響には期待していませんでした。ですが、アンケートでは連載当初から『バディファイト』が真ん中くらいに食い込んでいたんです。企画を初めてすぐにこの順位というのは、凄いことなんですよ」と話す。
コロコロコミックでは、今後もタイアップ展開を続けていくとのことで、次回はカードがそのまま封入される「プロモーションパック」が付属し、今後はアニメ本編第1話と第2話に加え、ゲームの対戦動画が収録されたDVDも付録として用意されているとのこと。
また、1月19日に実施が予定されている「次世代ワールドホビーフェア」においては、来場者特典として『バディファイト』52枚デッキ2種類が無料配布(中学生以下限定)されるなど。その太っ腹ぶりは留まることを知らない。これから先も、力強いタイアップを見ることができそうだ。
もちろん、アニメ版の展開もしっかりと用意されている。村上さんと入れ替わる形で登壇したのは、テレビ愛知・東京支社長の村川淳さんと、アニメ制作を行うオー・エル・エム代表取締役の奥野敏聡さんの2名。木谷さんによると「10月末の時点で第2話の納品が終了していますが、後から後から修正案が出てきて、どんどんクオリティが上がっています」とのこと。放送日に、どんな映像を見ることができるのか、期待して待つこととしよう。
●連続ライブステージ! キャスト陣も登場!!
プロジェクトの大枠が解説された後は、様々な出演者が登壇しての情報発表ラッシュがスタートした。まず発表されたのは、本作のオフィシャル“最強”サポーターこと、新日本プロレスリングのオカダ・カズチカさんが出演したテレビCMだ。会場にやってきたオカダさんは、巨大な「龍剣ドラゴンブレイブ」を軽々と担ぎ「IWBCチャンピオンが応援するTCGですから。TCG界のチャンピオンにします」と語っていた。さすがは、IWBCチャンピオンの貫禄である。
それに続く形で、本作に登場するメインキャラクターたちが作品の世界観や設定を紹介する、8分間を超えるロングPVが公開された。さらにその後、サイキックラバー&suaraさんがステージへと登場し、ライブ形式でPVの中でも流れたアニメ版のOP『Card of the Future』を披露してくれた。こちらは、現在公式サイト上でも観覧することができるので、簡単に『バディファイト』の内容を知りたい人は、まずこちらをチェックしよう。
また、アニメに出演するキャスト陣として、水野麻里絵さん(「未門牙王」役)、大畑伸太郎さん(「ドラムバンカー・ドラゴン」役)、斉藤壮馬さん(「龍炎寺タスク」役)、佐々木未来さん(「宇木くぐる」役)、愛美さん(「氷竜キリ」役)、橘田いずみさん(「虎堂ノボル」役)も登壇。それぞれが、自分のキャラクターを紹介し、本作の放送開始が近いことを印象づけた。
最後には「奈々菜パル子」こと徳井さんの歌うエンディングテーマ『Buddy Buddy Fight!』がライブで初披露され、今回のカンファレンスは終了となった。今回公開された情報は、現在公式サイトでも見ることができる。アニメが放送される前に、その内容をおさらいしておこう。
■『フューチャーカード バディファイト』
テレビ愛知、テレビ東京ほかにて2014年1月4日(土)あさ8時より放送!
(以降、毎週土曜あさ8時より)
【スタッフ】
製作総指揮:木谷高明
企画・原案:ブシロード
原作:池田芳正・ブシロード
漫画連載:小学館「月間コロコロコミック」連載 田村光久
キャラクター原案:Quily
メインモンスター原案:なかざき冬、中村勝将
原作設定:金子良馬
カードファイト構成:校條 春
シリーズ構成:赤星政尚
キャラクターデザイン・総作画監督:小野和美
美術監督:高木佑梨
色彩設定:小島真喜子
CGIディレクター:那須基仁
撮影監督:堀野大輔
編集:松村正宏
音響監督:えびなやすのり
音楽:都田和志、葉山拓亮
音楽プロデューサー:榎沢祐一
プロデューサー:平良俊一、中島良介(テレビ愛知)、古市直彦、嵯峨隼人
アニメーションプロデューサー:西沢正智
アニメーション制作:OLM・XEBEC
監督:池田重隆
製作:テレビ愛知、電通、OLM
【キャスト】
未門牙王:水野麻里絵
ドラムバンカー・ドラゴン:大畑伸太郎
龍炎寺タスク:斉藤壮馬
ジャックナイフ・ドラゴン:安元洋貴
大盛 爆:森嶋秀太
宇木くぐる:佐々木未来
虎堂ノボル:橘田いずみ
奈々菜パル子:徳井青空
氷竜キリ:愛美
父ドラゴン:大塚周夫
未門 隆:川原慶久
未門涼実:寺田はるひ
未門花子:三森すずこ
キャッスル店長:木内秀信
【テーマソング】
オープニングテーマ『Card of the Future』
作詞:YOFFY
作曲:YOFFY
編曲:大石憲一郎
歌:サイキックラバー×Suara
響ミュージック
エンディングテーマ『Buddy Buddy Fight!』
作詞:畑亜貴
作曲:山口朗彦
編曲:山口朗彦
歌:奈々菜パル子(CV:徳井青空)
響ミュージック
【あらすじ】
舞台は2030年頃、日本の首都・超東驚(ちょうとうきょう)。
人間は「バディファイト」を通じ、「親近界」と呼ばれる異世界の住人たちと交流を始めていた。
バディファイトとは、選ばれた人間「バディファイター」が、異世界の住人(バディモンスター)と相棒となり繰り広げるゲームである。
その戦いは、時に国の命運を左右することもあるほど重要で、バディモンスターの力を悪用するものも現れていた。
相棒学園初等部6年、未門牙王(みかどがおう)。
彼もバディファイトに憧れ、いつかモンスターを相棒にしたいと願っていた。
ある日、不良に絡まれている少年を見かけた牙王は、正義感から得意の合気柔術で少年を助け出す。
そんな牙王の活躍を遠く異世界から眺めていたモンスターがいた。
ドラゴンワールドの英雄の息子、「ドラムバンカー・ドラゴン」だ。
ドラムは常識破りな牙王を気に入り、バディ(相棒)として契約する。
バディモンスターに選ばれた主人公がバディファイトを通じ、相棒や仲間との絆を深め、ともに成長していくストーリー。
>>『フューチャーカード バディファイト』公式サイト