TVアニメ「ギルティクラウン」のredjuice氏とWIT STUDIOが参加する近未来SFファンタジー「BEATLESS」英訳版がスタート
アニメ情報誌「月刊ニュータイプ」にて連載されたSF長編小説「BEATLESS(ビートレス)」の英訳版の連載が、ウェブサイト「Tokyo Otaku Mode β」にて開始された。
長編小説「BEATLESS」は、SF小説家の長谷敏司(はせ さとし)氏とTVアニメ「ギルティクラウン」のキャラクター原案などで活躍するイラストレーターのredjuice(レッドジュース)氏がコラボレーションした近未来SFファンタジー作品。
今回の連載は、今年の5月頃までを予定しており、特設ページでは、英語によるキャラクター紹介ページの他、アニメ制作会社WIT STUDIOが本企画のために描き下ろした4枚のアニメイラスト(原画:門脇 聡氏)を順次公開していく予定。無料の壁紙ダウンロードも用意される。
「BEATLESS」あらすじと、参加スタッフは以下の通り。
今から一〇〇年後――。社会のほとんどをhIEと呼ばれる人型ロボットに任せつつある世界。
人の知能はAIに追い抜かれ、人類の技術を凌駕した物質「人類未到産物」が生まれていた。
そんな中、17歳の少年アラトは、hIEの少女レイシアと出会う。
「ヒト」と「モノ」のボーイ・ミーツ・ガールを描く、SFファンタジー。
長谷敏司
「戦略拠点32098楽園」にて第6回スニーカー大賞金賞を受賞。同レーベルにて「円環少女」シリーズ(角川書店)を刊行。「あなたのための物語」(早川書房)が、第30回日本SF大賞と第41回星雲賞に、「allo,toi,toi」が第42回星雲賞短編部門にそれぞれノミネートされた。
redjuice
2011年、TVアニメ「ギルティクラウン」のキャラクター原案を担当し注目を集め、現在は、TVアニメやゲーム関連のキャラクターデザイン、イラストレーションで活躍中。クリエイターグループsupercellに参加し、数々のCDジャケットイラストを手がける新進気鋭のクリエイター。TOMにはスペシャルクリエイターとして参画している。
エドウィン ホークス
京都市出身の英国人翻訳者。京都国際学校、オックスフォード大学史学部、ロンドン大学大学院卒。SF、ファンタシー、ホラージャンル専門の翻訳者として冲方丁「マルドゥック・スクランブル」、伊藤計劃「虐殺器官」、佐藤友哉「デンデラ」など日英翻訳担当。
>>BEATLESS日本語公式ページ