映画『魔女の宅急便』ジジのキャストがけいおんの紬役でおなじみの寿美菜子さんに決定! 寿さんのコメントも大紹介!
3月1日より全国公開となる実写映画『魔女の宅急便』。本作は、1985年、角野栄子氏により誕生し、アニメ児童文学の世界的ロングセラーとして愛されている。シリーズ完結を機に「実写化を」という原作者の強い思いにより、初の実写映画化が決定だ。
主演は、原作のキキさながらに天真爛漫で、原作者のお墨付きの新人女優・小芝風花さん。そしてキキの相棒である黒猫のジジのキャストが、このたび明らかになったぞ! なんと、声優・寿 美菜子さんに決定だ!
今回、寿さんからのコメントが到着したので、以下に公開しよう!
<ジジとは?>
皮肉屋だけど頼れるキキの相棒の黒猫。生まれた時からずっと一緒に育ってきた。キキとだけ会話ができる…?
◆ジジ役・寿 美菜子さんのコメントを大紹介!
●ジジを演じるにあたっての感想
寿 美菜子さん(以下、寿):まさかと思いました。自分が出られるなんて思ってもみなかったです。始めのオーディションのときも、ジジの声は声優さんでいくのかしら? とそこから疑問があったんですけど、実際テープオーディションを経て、最終オーディションで監督と話しながらやった時にすごく楽しそうな現場だなと思ったので、ぜひやりたいなという気持ちがあったので、すごいありがたいですね。
●出演が決まった感想
寿:ジジだったりとか、動物を演じるのはあまりやった事なかったんですよね。それもあって新鮮だなって思いましたし、やるからには、今まで「魔女の宅急便」っていう作品はいろんな人が見てきている作品なので、そのぶん監督たちも悩んでキャスティングしたっておっしゃっていたので、そこをちゃんと監督の思うジジになれたらいいなってそのとき思いましたね。
●演じるのに意識した所
寿:意識していたのは、「もうちょっと男の子で」って言われる瞬間は多かったので、そこは出来るだけ意識しながら、やらせてもらいつつ、ジジのポジションっていうのが、原作を読んでも、友達っていう距離感でもないし、お父さんでもあるし、おじいちゃんでもあるし、いろんなポジションになっているから、このシーンは「こっちのジジで」っていうどう来るかがっていうのをいろんなパターンを考えて、演じていきました。
●感じたプレッシャー
寿:ありますね! まだ公開になっていないので、それこそありますね。1番は一緒に作っている人達が、ジジだねって思ってくれる事から、やっぱり始まっていく事だと思うので、まずは今日の収録からと思っていました。
●役作り
寿:ジジが何パターンもある、いろんな面を持っているという事から、私はこのジジはお父さんなんじゃないかなって、思っていたとしても、監督はもっとここはおじいちゃんでとか、子供のようにっていろいろあるんじゃないかなって思っているので、実際映像を頂かずに、当日観て、監督と話し合いながら観ていきましょうという事で、できるだけ自分の心に余裕をもって現場に望む様にしました。
●魔女宅の魅力
寿:児童小説でもあるけれど、大人の小説でもあると思ったんですね。実際映画の脚本を読ませてもらってもなんて切ないんだって思う瞬間がたくさんあって、ぱっと見かわいいとかキャラクターたちがいっぱいいる華やかな一面もありつつ、でも人間のちょっとした弱さだったり、魔女にもそういう一面があるっていう見え隠れする瞬間が「魔女の宅急便」の心が揺さぶられる瞬間なのかなって思います。
◆キキ役・小芝風花さんからのコメントも大紹介!
小芝風花さん:寿さん(ジジ)の声が可愛くて、現場で想像して会話していたジジとピッタリでした。完成を見て、私ジジと会話してる! って凄く興奮しました。
私の声と寿さんの声で、さらに魔女の宅急便の世界を作り上げることが出来て、本当に嬉しいです。皆さんもきっとジジと旅をしてみたくなると思います!!
<寿美菜子 プロフィール>
1991年9月17日生まれ、兵庫県出身。「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」に合格し、声優として活動開始。声優を務めた主な作品にアニメ『けいおん!』(09)琴吹紬役、ゲーム『ファイナルファンタジーXIII』(09)、映画『ヒックとドラゴン』(10)。第4回声優アワードにて、テレビアニメ『けいおん!』の劇中にて結成したユニット「放課後ティータイム」として、豊崎愛生、日笠陽子、佐藤聡美、竹達彩奈とともに歌唱賞を受賞。2012年にリリースした2ndシングル『Startline』は、Billboard JAPAN のアニメ楽曲チャート Hot Animation で第1位を獲得した。
<公開情報>
『魔女の宅急便』
3月1日(土)全国ロードショー!
【STORY】
魔女の血を引く少女キキは 13 歳になり、一人前の魔女になるための掟に従い、黒猫のジジとほうきに乗って旅に出る。やがて辿り着いた海辺の町コリコでキキを待ち受けていたのは、パン屋の女将・おソノや、空を飛ぶことを夢見る少年・とんぼら、個性豊かな住人たち。キキはおソノのもとに居候し、お届けもの屋「魔女の宅急便」を始めるのだが…。
<スタッフ&キャスト>
監督:清水崇
原作:角野栄子(角川文庫刊・福音館書店刊)
脚本:奥寺佐渡子・清水崇
音楽:岩代太郎
キャスト:小芝風花 尾野真千子 広田亮平 山本浩司 新井浩文 吉田 羊
浅野忠信/筒井道隆/宮沢りえ
>>映画「魔女の宅急便」公式サイト