神谷浩史さん&小野大輔さんが映画公開に大感謝! 映画『DGS~THE MOVIE2』大ヒット御礼舞台挨拶レポート
2014年2月22日(土)、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて、映画『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。本作は、文化放送の大人気ラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』から生まれた“劇場版ラジオ”の第2弾!
2月15日(土)より全国劇場にて公開となった。大雪に見舞われた初日二日間の動員は10,000人を超え、前作対比270%の大スタートとなっている。今回の舞台挨拶では、主演の神谷浩史さんと小野大輔さん、脚本の諏訪勝氏、内田浩之監督が登壇し、その胸の内を明かしてくれた。
4人はフォーマルなスーツに蝶ネクタイという姿で登場。ついに公開となった本作への想いを語り、会場いっぱいのファンたちも、興味津々で聞き入っていた。時には、神谷さん&小野さんらの言葉に笑い声ももれ、会場全体は、和やかなムードであった。本稿では、舞台挨拶当日の模様をレポートしよう。
●神谷さん&小野さんが演じる役どころは?
まずは今回の役どころについて話す神谷さんと小野さん。神谷さんは、「MASOCHISTIC ONO BAND」という、ラジオ『Dear Girl~Stories~』から生まれたバンドのメインボーカル・HIRO-Cという役。「バンドもの」ということで、「仲間たちとの友情や葛藤」が描かれていくものだと思い、それに類した作品を数多く観たり、好きなバンドの曲を聴いてみたり勉強したという。
そして小野さんも、同じく「MASOCHISTIC ONO BAND」のボーカルであり、そのバンドの名称の元になったONO-Dを演じている。小野さんは、最初、諏訪さんの脚本を読んで、「ああ、この作品だったどんな役でもやってみたいな、どんな小さな役でもいい。通行人の役でもいいからやってみたいなと思っていたら、まさか、ONO-Dになれるなんて……。感動しました!(←めいいっぱい情感を込めた口調で)」と熱くコメントしてくれた。
●明かされた撮影秘話!
また、演じる上での苦労話などについても話してくれた。神谷さんは、「内田監督のほうから、なるべく自然体でという演技指導を受けまして、自然体ってなんだろう? って思いながら、ずっと悩みながらの撮影だったんです」という。その後、試写会で本編を観て初めて「ああ、そうか、内田監督が言っていた意味って、こういうことだったんだ」と分かったと語った。
かたや小野さんは「今回は初の海外ロケ作品ということで、準備をしなければいけないことも多く、やはり場所が香港ということで、広東語、言葉を勉強しなければコミュニケーションがとれないと、広東語をマスターしていきました!(キッパリ)」と言う。専用のアプリをダウンロードして一生懸命に覚えたそうだ。そこでMCより、印象的な広東語の披露を求められると、小野さんはすかさず「やっぱり、“唔該(ンゴイ)”ですね。(※すみませんの意)」と語った。
そして内田監督も「今回、初の海外ということで、制作チームもかなり増強して、万全な体制で臨みました」とのこと。脚本の諏訪氏も、普段の自分が作っている番組の延長線上で書ける映画ってなんだろうと考えながら、制作していったという。諏訪氏も、出来上がった脚本を神谷さんと小野さんが演じているのをみて「ああ、これで良かったんだ」と手ごたえを感じたという。なお、諏訪氏曰く「脚本的には、5分に1回驚きがある。そういう作品になっています」とのことだ。内田監督も、キッチリ5分単位で編集して入れ込んでいると話してくれた。
●4人からファンの皆さんへひとこと!
そして最後に登壇者からのひとことが、以下のように語られた。
■諏訪氏
この映画というのは、本当に、皆さんと一緒に観ると言いますか、映画館で、こんなに声出していいんだっていう、映画だと思っています。できるだけたくさん、多くの人と観ていただけることで、より楽しめる映画になっているんじゃないかなと思っています。
■内田監督
この映画ですね、監督の私が言うのもなんなんですが、未完成な形で皆さんにお届けします。これから皆さんが観ていただいて、会場の笑い声や、ざわめきとか、そういうものをミックスして、自分の心の中に映したときに、みえる映像がホントの『ACE OF ASIA』です。ご期待ください。
■小野さん
朝、母親からメールが来ました。タイトルは「アジアから世界へ」。「今頃は、舞台挨拶にたっているころかしら」「頑張るんだよ」「私はまだ観ていないけれども」と。観ていないのか! と思いましたけれども(笑)。お友達が、たまたま観に行ってくれて、その噂を聞いたそうです。やはり劇場内は、笑いで包まれていたそうです。
そんな話を聞く度に、皆さんの笑顔、それが僕たちにとっての『ACE OF ASIA』だと思います。なので、映画観てたくさんたくさん笑って、観た後は、お友達も誘って、みんなで、笑顔を共有していただきたい。そして、何度も何度も映画館に足を運んで、笑っていただきたいと、そのように思っております。
■神谷さん
元々はラジオ番組でした。ラジオが始まってから7年ぐらい経ちますか。そのラジオ番組が、こういう作品を生み出すことになるとは、7年前には全く思いも寄らないことでした。「小野大輔聖誕祭」を収録した、前作の『Dear Girl~Stories~THE MOVIE』を受けての続編ということで、皆さんにお届けできることをホントに嬉しく思っております。
でも、それも全て、映画を観に来て下さった皆さんのおかげだと思っております。ホントにありがとうございます。前作に比べると、撮影期間も3倍以上かかっています。すごいことだと思います、前回はね、内田監督も自分でカメラをまわしていましたが、今回はそれを全て撮影監督に任せて、自分は監督業に専念するということで、ここから本当に「内田組」のスタートだなと思っております。
皆さんのお力で、また続編ということになったら、我々、またスクリーンに帰ってこられると思っておりますので、何卒、皆さんのご支持を得られたらなと思っております。
といった4人のコメントが終わると、会場は大拍手に包まれ、舞台挨拶は終了。その後は、会場のみんなと一緒に、記念撮影をパチリ! 再び大拍手に包まれ、4人はステージを後にしたのだった。そんな4人の映画は、全国劇場にて大ヒット公開中! 未見の人は、是非とも観て、「DGS」の映画を共有してみてほしい!
<作品概要>
DGS初海外進出として、番組から生まれたエアバンド「MASOCHISTIC ONO BAND(マゾヒスティック・オノ・バンド)」通称MOBの新曲PVを香港で撮影! PV撮影あり! 観光あり! グルメあり! アクションあり!? 初めての海外で、パプニングの連続のDGS一行。この物語は果たして、どんな結末を迎えるのか?
<公開情報>
■タイトル:Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA
■公開日:2014年2月15日(土)
■出演:神谷浩史 小野大輔 MASOCHISTIC ONO BAND
■監督・企画・プロデュース:内田浩之
■脚本・構成:諏訪勝
■製作:文化放送エクステンド
■制作:ジャンゴフィルム
■配給・宣伝:日活
>>映画『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA』公式サイト