WEBラジオ番組『薄桜鬼集会 放送録』が4月24日、遂に最終回! 収録に参加した6人のメンバーへインタビュー!!
2011年から配信されてきた『薄桜鬼』のWEBラジオ『薄桜鬼集会 放送録』の最終回とDJCDの収録がパセラ秋葉原店の薄桜鬼ルームにて行われた。
土方歳三役・三木眞一郎さん、沖田総司役・森久保祥太郎さん、斎藤一役・鳥海浩輔さん、藤堂平助役・吉野裕行さん、原田左之助役・遊佐浩二さん、風間千景役・津田健次郎さんという豪華メンバーが勢ぞろい。収録後に敢行した6人へのインタビューをお届け!
●最終回は6人のメンバーがパセラ秋葉原店『薄桜鬼ルーム』に集結して大宴会!
『薄桜鬼集会 放送録』とは2011年5月から当サイトにて配信されているWEBラジオ番組で毎回、『薄桜鬼』のキャストがアットランダムでパーソナリティを務めてきた。約3年、前進にあたる『薄桜鬼WEBラジオ 新選組通信』から数えると約5年に及んできた『薄桜鬼』のラジオ番組も遂に最終回。「薄桜鬼集会 大宴会 in パセラ薄桜鬼ルーム」と題し、パセラ秋葉原店内に『薄桜鬼』ゆかりのグッズなどを集めた特設ルームにて宴会風の収録を行うことに。ちなみここでの収録は22回配信以来。
森久保さんが前のお仕事の関係で駆けつけということで、三木眞一郎さん、鳥海浩輔さん、吉野裕行さん、遊佐浩二さん、津田健次郎さんの5人でおいしいお酒や料理をつまみながら、リスナーさんのメールを読んだり、番組を振り返った。決してしんみりムードに
ならないのが『薄桜鬼』メンバーらしい。次々に運ばれる料理に舌鼓を打ちつつ、お酒のお代わりも進む、進む。
森久保さんが駆けつけた後は、DJCD用の収録が始まるが、大宴会の続き。サイコロトークなど企画らしいものもあるが、顔もほのかに赤く、楽しい飲み会状態。収録日近くが三木さんのお誕生日だったこともあり、お店からのサービスも。まさにカオス! 男達の飲み話だった最終回。しかしラジオや作品への想いがちょこちょこ顔を出すところがシャイな6人らしい。さて、どんな最終回だったのかは4月24日の配信をお楽しみに!
●収録後インタビュー
――『薄桜鬼集会 放送録』の最終回の収録を終えての感想をお願いします。
藤堂平助役・吉野裕行さん(以下、吉野):2009年から三木さんがパーソナリティの『薄桜鬼WEBラジオ 新選組通信』が始まって、2011年からは現在の『薄桜鬼集会 放送録』になって、毎回交代するとパーソナリティとしてラジオをやらせていただきましたが、最後の回を全員そろった感じで、できてよかったです。
土方歳三役・三木眞一郎さん(以下、三木):今は収録を終えたばかりで、熱気や余韻が残ったままで、浸っている感じです。ラジオで全員そろうことはなかなかなかったけど、思い出のこの部屋で、全員そろって最終回を迎えられたのはありがたいことだなと思いつつ、今まで応援してくださった皆さんにも感謝しています。
原田左之助役・遊佐浩二さん(以下、遊佐):この番組は全員がそろって収録することはまずないので、非常ににぎやかでうれしかったです。あとスタッフさんが普段の3~4倍もいて、リスナーさんも含めて、これだけ多くの人に支えられてやってこられた番組なんだと再確認できました。
風間千景役・津田健次郎さん(以下、津田):こうして、ちゃんと最終回を迎えられるのが幸せなことだなと思っています。カオスで楽しかったです(笑)。ラジオの中でも言いましたが、また何かの機会にこのようにみんなで集まれるとうれしいなと思いつつ。ひとまずはお疲れ様でした。
斎藤一役・鳥海浩輔さん(以下、鳥海):非常にダイナミックな収録だったんじゃないでしょうか? このメンバーはお芝居をやる時はしっかりやって、トークでは楽しくわいわい……ちょっとグダってしますけど(笑)、そんな感じが出ていて、まさに『薄桜鬼』のラジオだなと。楽しかったです。
沖田総司役・森久保祥太郎さん(以下、森久保):最後の『薄桜鬼集会』に危うく間に合わないかなとドキドキしたけど、なんとかすべりこみセーフで参加できてよかったです。いつもそういうことが多くて、このラジオもかなという想いが一瞬、頭をよぎったけど、ゴールを皆さんと一緒に切らせてもらって感謝しています。スタッフさんもラジオなのにすごく手を掛けてくれて。リスナーの皆さんが内情を一番知っているんじゃないかなという珍しい番組で、こうやって続けてこれたことにただただ感謝です。
――『薄桜鬼』のラジオをやってきて、印象に残っている出来事は?
吉野:パシフィコ横浜で4人でのイベントですね。僕らは駆けつけ参加だったけど、あの広いステージで4人しかいなくて。
鳥海:5千人を前に。
吉野:しかもジオラマをやったり。すごいなという記憶があります。
森久保:中継車みたいなの出してたよね。ラジオなのに。
三木:大変だったよ、今思えば。あれは公開録音じゃなくて、イベントだったんだよね。
鳥海:放送の中では一部流してましたね。
三木:でもラジオで、イベントっておかしいでしょ!(笑) ゲームがあって、アニメがあって、ラジオがあるんだから。本当はゲームかアニメでイベントをやるべきじゃない? それなのに公録じゃないのにラジオ単体のイベントって。
森久保:しかもパシフィコで。
三木:客席も埋まってたからすごいよね。
鳥海:ラジオで、パシフィコ使うなんて『薄桜鬼』くらいじゃない?
津田:かもね。
三木:それについでじゃなくて。
津田:本気のセットで。
三木:エネルギーとパワーを持った大人の集まりってすごいなと(笑)。それが一つになった時、ものすごく楽しいことができて、それをリスナーの皆さんと共有できる幸せといったら。その子供っぽさが『薄桜鬼』のラジオの魅力なのかなと思ったし、仙台で公録にも行けたし。今日、最終回だったけど、みんなの想いが集まれば、またどこかでお会いできるかもしれないと思ってます。
遊佐:僕はパシフィコも、公録もほとんど行けていないので、今回やっと来られたと。
一同:(爆笑)
遊佐:そんな中で参加できた仙台での公録の思い出は大きいですね。そこで見たもの、感じたものも大きかったし。今日参加できて、みんなにちょっと追いつけた気がします。最終回後ではありますが、ぜひ次の展開も期待したいです。
津田:公録など、『薄桜鬼』ファンの方と直接触れ合う機会が多いラジオだったので、どれも印象深いですね。もちろん本編のそれぞれの回にも楽しさがあって。あとコーナーがすごく増え過ぎちゃって、整理せざる負えなくなったのは何をやっているんだろうって(笑)。
遊佐:整理したのは2012年ですよね。
津田:前回、ここでやった時にね。
遊佐:『薄桜鬼集会』が始まってから、まだ間もない時期にそんなになってて。
津田:いろいろなことをやりたがるラジオで、楽しかったです。
鳥海:本当にいろいろなことがあったので、どれが印象的だったかと挙げるのは難しいんですが、このメンバーと『薄桜鬼』を応援してくださっている方達と、一緒に年をとってきた感じがして。出発点が乙女ゲームで、アニメになって、ラジオもこれだけ長い期間やらせていただいて、更に劇場版アニメまで行って。そういう展開になって、みんなで進んでいくタイトルはなかなかないので、『薄桜鬼』というタイトル自体が印象深いです。ちゃんとやるところはちゃんとやる、ふざけるところは全力で大人がふざけると、ものすごくメリハリが効いてて。一つに限らず、みんなで楽しいことを作り上げてこれたなと。
森久保:本当にいろいろあったなあ……。パーソナリティが毎週、替わっていくシステムで、僕らも内容に追いついていくのが大変なくらい、アクティブな番組でしたが、付いてきてくれたリスナーさんが僕ら以上に番組をわかっている珍しいラジオでした。そんな中で、番組を聴き続けてくれて、メールを送ってくれた皆さんに感謝しつつ、他のラジオにはない、おかしなスタッフ……最高の愛情を込めたほめ言葉なんですけど、ラジオの概念を飛び越えた番組作りをしてくれたスタッフさんがいたからこそ、できた番組で。そこまでいろいろな人を突き動かす『薄桜鬼』というタイトルがすごいんだなと改めて実感できました。
――最後に最終回の配信とDJCDの発売を楽しみに待ってくださっている皆さんへメッセージをお願いします。
吉野:番組を聴いてもらえれば、単純に「これでおしまいです」ではなく、ちゃんとメンバーそれぞれ想いがあって、だけどここで、という気持ちがわかっていただけると思います。詳しくは番組を聴いてください。もうこれ以上は何も言えません。
三木:支持してくださる皆さんのおかげで、ここまでやってこられて、最終回を迎えることができました。最終回ではありますが、期待しないでください! 最終回っぽいことは何もしてません。ただ普通に、このメンバーが集まって、しゃべってるだけですが、それがいいのかなと。最後までお付き合いください。
遊佐:僕はここで多くを語ってもしょうがないと思うので、本当にありがとうございますのひと言です。あとは別に取材を受けている森久保君が何を言うのか、楽しみです(笑)。
鳥海:抜きで取材をね。
森久保:えっ!? 確かに最終回にはフルでいなかったけど、DJCDではちゃんといたじゃないですか!?
津田:『薄桜鬼集会』らしい最終回になったと思います。本当に期待しないでください。いつも通りな感じです。プレミアム感いっさいなしなんで。DJCDに関しても最終回とまったく同じです。そういう意味では皆さんの期待にお応えできているのではないでしょうか。ぜひ楽しんでください。そして、これまで支えていただきまして、ありがとうございました。
鳥海:まずは感謝のひと言に尽きると思います。メンバーの皆さんが期待するなとおっしゃっている通り、内容に関してはたいしたことは言っていません(笑)。ただ、声を担当させていただいている我々のトーク、言ってしまえばバカ話を、普段はあまりこんなことを言わない僕ですが、キャラクターに投影してみて、『薄桜鬼』の新選組メンバーと鬼の頭首がもし一緒に酒を飲んでいたらこうなのかなと想像したら楽しいかもしれないと思ったりします。でもたいしたことは言ってないので、くれぐれも期待はせず……。
遊佐:恐ろしいことに、謙遜じゃないからね。
三木:ポーズじゃなく。
津田:本気だから。
鳥海:普段着感覚で我々は臨んでいますので。
津田:おっ、いい言葉!
鳥海:肩の力を抜いて、お酒を飲んだり、お菓子をつまんだりしながら、気楽に楽しんでいただければと思います。長い期間、ありがとうございました。
(森久保さん以外のメンバー「ではお疲れ様でした!」)
森久保:ちょっと、ちょっと!(笑) 聴いていただいた方には感謝の気持ちしかございません。そして「僕は役立たずなんかじゃない」という沖田の言葉を借りて言えば、「僕らは役立たずなんかじゃない」と(笑)。何かざわざわしてますけど(笑)、とりあえず、ありがとうございました!
■『薄桜鬼集会 放送録』
アニメイトにて配信中!(毎月第2・第4木曜日更新) 最終回は4月24日から配信!!
>>『薄桜鬼』総合サイト
>>『薄桜鬼集会 放送録』配信ページ-アニメイトTV