松岡禎丞さん、茅野愛衣さん、日笠陽子さん、井口裕香さん、主題歌担当の鈴木このみさんがゲームの始まりを告げる!『ノーゲーム・ノーライフ』先行上映イベントレポート
榎宮祐さん原作の人気ライトノベル作品『ノーゲーム・ノーライフ』が待望のアニメ化!そのオンエア開始に先駆けての先行上映イベントが3月30日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。出演は空役の松岡禎丞さん、白役の茅野愛衣さん、ステフ役の日笠陽子さん、クラミー役の井口裕香さん、OP主題歌を歌う鈴木このみさん。
3話までの先行上映、キャストのトークショー、ミニライブなど盛りだくさんのイベントをレポート!
●アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』は松岡さんいわく「とても濃厚な1クール」
『ノーゲーム・ノーライフ』は榎宮祐さん原作の人気ライトノベル。世間のゲームプレーヤー達から無敵の『 」と呼ばれる空と白の兄妹があるきっかけで異世界に飛ばされ、様々な強敵とのゲーム対決に挑んでいく作品。
4月9日の放送開始を控えての本イベントはなんと3話まで上映してしまうことに加え、メインキャスト4名のトーク、OP主題歌の生ライブまで楽しめてしまう豪華なイベント。
イベントが始まると、松岡さん、茅野さん、日笠さん、井口さんが壇上へ。上映目前の今の心境についてキャスト陣は「昨年11月頃から収録が始まって、あっという間に終わって。榎宮祐先生も毎回現場に来てくださって、細かいところも指示してくださったそうで、とても濃厚な1クールでした」(松岡さん)、「制作も早くて、1話のアフレコの段階で絵がほぼできていて。もう完成間近なので、これから放送なのが不思議な感じです。早く見ていただきたいです」(茅野さん)、「ようやく放送なんだなと。皆さんの元にやっとお届けできるのがうれしいです」(日笠さん)、「(スクリーンを見ながら)このイベントのタイトル画面もゲームっぽくなっていますが、作品でも同様にスタッフさんが細かいところまでこだわって作ってくださっています。映像美も含めて見ていただきたいです」(井口さん)。
また、作品を見たことのない方へ、松岡さんから簡単なストーリー紹介。「天才ゲーマーの兄妹が、とある神様を打ち負かしたことによって、異次元の世界へ召喚されてしまうお話です。その世界では16の種族に分類され、人類種は最下位の位置にいて、そこから上を目指していきます」(松岡さん)。
そして1話と2話の連続上映。リアル世界での空白コンビのゲームバトルの映像がまずすごい。榎宮さん独特の淡い絵のタッチも見事に表現。ゲームバトルの緻密な心理描写と迫力、決着までの過程など目が離せない。そして主人公の空と白の勝負時のシリアスさと日常シーンのコミカルのギャップの大きさ、テンションのメリハリが効いた演技に感心。空白と行動を共にするステフの感情の動きも共感できた。手に汗握ったまま2話の上映が終わっていた。
●日笠さんと井口さんの役どころが逆? 茅野さんはED映像にうるうる
2話上映後、再び登場したキャスト陣。松岡さんの「楽しかったですか?」の問いかけに会場は満場の拍手で応えた。キャスト陣が実際に見た感想は「時間が過ぎるのがあっという間!」(茅野さん)、「まだ見ていたい」(日笠さん)、「毎回、先が気になる終わり方をするから」(井口さん)。
続いて、作品の見どころについてのトーク。まず茅野さんが白として歌う「オラシオン」が流れるED映像について。「すごく素敵な曲を作っていただいて。歌詞も空白の関係そのままで、歌っていてじーんときちゃいました。映像の涙が流れるシーンにもうるうるしてしまって」と茅野さん。
日笠さんから「クラミーみたいな役、珍しくない?」と聞かれた井口さんは、「別の作品では私が暴れて、日笠さんに突っ込んでもらう形が多かったけど、今回は逆なので新鮮でした。演じていても楽しいし、嫌味な子だなと思ってもらえたら(笑)。あとはステフのアドリブ祭りが(笑)」。笑いながらうなずく日笠さんは、「空とじゃんけんするシーンではいろいろやったけどカットされてました、半分以上(笑)。私もクールキャラが多かったので、ステフみたいなイジられキャラも、“ですわ”という口調も珍しいので楽しくて。役が決まった時はこんなかわいいキャラができるか、不安でしたけど、2話で私になった理由がわかりました(笑)」。露出も多めで、「おじいさんからもらった服をほとんど着てない。基本、布1枚(笑)」と話すと、「僕らのせいなんだけどね(笑)」と松岡さん。
●キャスト陣のお気に入りのキャラは?
お気に入りキャラは? の質問で女性陣に人気だったのは「いづな」。「かわいい」(井口さん)、「ふわふわなシッポの描写も楽しんでほしいですね」(茅野さん)。松岡さんは「やっぱりステフです」と言うと、茅野さんも「兄妹的にはステフ推しです」とフォロー。「ステフはまじめで空回りしちゃう子だけど、パロディのところでは日笠さんがバッチリ演じていて、シリアスなところでもその魅力が……」という松岡さんの発言を聞いた日笠さんから、「松岡君、何か気をつかってる? 事務所の関係とか?」と突っ込まれると、すぐに「個人的な感想ですから!」の返答があった(笑)。茅野さんは、ニコ生の番組内で松岡さんが「負けたくない」と言っていたと明かし、「私も松岡君に引っ張ってもらって……」と一転、松岡さん推しのムードになったのであった。
●空白コンビの呼吸ピッタリの合わせゼリフに注目!
また日笠さんは各キャラの口調や語尾に特徴があるところもポイントに挙げた。そして収録時の参加人数が少なく、4人の時は4人で力を合わせてガヤをやったそう。ただ「頑張り過ぎて、ガヤの中に空がいるんじゃない? みたいな」(松岡さん)、「いろいろな声をやっていたから大丈夫だよ。おじいちゃんとか(笑)」(井口さん)。さて何話のことなのかは見てのお楽しみ。
印象的なエピソードについて、松岡さんは「1話のテトからの招待メールのモノローグはすごく感情移入できました。一番共感できたのが『しゃべり過ぎても疎まれる』ところ」と言った瞬間、会場から「そんなことないよ!」の声と大きな拍手が!
空と白で声を合わせてのセリフは白の声が小さいこともあって、かなり苦戦したそう。マイクも1本間に挟んでいたため、「最終的には松岡君の横顔を見ていた気がします」(茅野さん)、「僕は画面しか見てなかったですけどね」(松岡さん)、「そこ合わせようよ(笑)。この二人の距離感も好きです」(井口さん)、「合わせゼリフが多くて、よく相談しました。そこも注目してもらえたら」(茅野さん)。
MCからの、クラミーにも秘密があって……のフリに、井口さんは「今のうちはクラミーのことを存分に嫌ってほしいです。何であんなにつんけんしているのか今後わかると思います」。
この流れで3話も上映。パロディなどで笑わせたこと思えば、泣かせシーンも。緊張と緩和で、観客の感情を揺さぶりながら空白コンビ初の大勝負へ……。
●鈴木このみさんがOP曲「This game」を熱唱! 4月9日に始まるゲームの幕開けに華を添える!
3話の上映後には鈴木このみさんが登場し、ミニライブコーナー。OP主題歌「This game」を披露。アッパーなサウンド、壮大なオケから徐々に譜割がきつくなり、エモーショナルに歌詞を刻んでいく。サビ前からは高音パートで歌声を高らかに熱く響かせた。歌唱後は汗をぬぐいながら「映画館で歌う機会はなかなかないので、緊張しました」と鈴木さん。その圧倒的なパフォーマンスに会場も大いに盛り上がり、キャスト陣も「カッコよかったです!」と大興奮! 鈴木さんの歌うOP曲「This game」と、白が歌うED曲「オラシオン」は5月21日に同時リリース決定!
インフォメーションコーナーでは松岡さんと茅野さんのラジオ番組『ノーラジオ・ノーライフ ゲーマー兄弟がラジオをするそうです』も4月8日よりHiBiKi Radio Stationにてスタート、またアニメイトとゲーマーズとのコラボ企画も実施中、BD&DVD1巻が6月25日の発売、次回の松岡さんと茅野さんのニコ生の次回配信が4月末予定など、次々と発表された。
「放送がとても楽しみです。私も音楽面から盛り上げていけるように頑張ります!」(鈴木さん)、「クラミーをはじめ、個性的なキャラがたくさん登場して、いろいろなゲームを展開していくので、オンエアを毎週チェックしてください」(井口さん)、「私達も次の週の台本を読むのが楽しみなくらい、毎回わくわくしながらアフレコしてました。皆さんも一緒にわくわくを共有しましょう!」(日笠さん)、「これから皆さんは毎週、次が気になる1週間を過ごすことになると思います。ラジオやニコ生番組も松岡君と息をピッタリ合わせて頑張りたいです。空白コンビは2人で1人ですから」(茅野さん)、「気になる終わり方をした3話ですが、いろいろな名言も生まれたり、これからも『ノーゲーム・ノーライフ』の力を存分に感じてもらえるアニメになったと思います。ぜひ見てください。ちなみに僕は現場では完全に“ノーライフ”でした(笑)。これからよろしくお願いします!」(松岡さん)。
4月9日、空白コンビの奇想天外なゲームロードが幕を開ける! お見逃しなく!!
TV『ノーゲーム・ノーライフ』は4月9日よりTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、tテレビ愛知、AT-Xにて放送スタート! BS11、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネルでも順次放送開始!!
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