演じたキャラはアイアンマンに似ている!?　『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』連続インタビュー第4回【山本希望さん編】

　魔法使い養成学校「私立グリモワール魔法学園」を舞台に、突如として現れた魔物との戦いを描いたゲーム『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』(以下、グリモア)が現在好評配信中だ。個性豊かなキャラクターたちとの学園ライフもさることながら、豪華声優陣を起用したキャスティングにも定評がある本作。

　随時、キャンペーンやイベントも開催されており、今回新たに年末年始のストーリーが追加されることが決定している。そんな『グリモア』の追加ストーリーを収録したばかりの声優陣にインタビューする機会を得た。本稿では、連続インタビュー第4回となる山本希望さん(神宮寺初音役)のインタビューをお届けする。

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■神宮寺初音プロフィール

▲進化前

　巨大軍産複合体JGJインダストリーの社長令嬢。魔物と兵器について詳しい。莫大なお小遣いと成金の図々しさで、生徒会に勝手に自分のポストを作ったり親衛隊を募集したりと、ワガママ放題の学園生活を送っている。

クラス：サンフラワー
誕生日：4月12日
身長：142cm
体重：32kg
血液型：B型
スリーサイズ：B/64 W/52 H/66
部活：なし
好きな食べ物：伊勢海老
嫌いな食べ物：ブラックコーヒー
趣味：セクハラ
特技：スカートめくり
在校年数：3年

●大企業の社長令嬢、『アイアンマン』に似ている!?

──収録を終えての感想をお聞かせください。

山本希望さん（以下、山本）：神宮寺初音ちゃんを演じたのは今回の追加ボイスを含めて3回目なんですけれども、徐々にエピソードが追加されていったり、初音ちゃんの「こういう部分がある」っていうところが明確になってきたので、設定だけでは掴めなかった部分もだんだんと分かってきました。より感情移入がしやすくなったな、と思っています。

──演じるキャラクターの紹介をお願いします。

山本：初音ちゃんはJGJインダストリーという武器を作ってる会社の社長令嬢で、戦争に対して達観している部分があるんです。演じていて思ったのは、『アイアンマン』に似てるなと（笑）。最初の頃の、トニー・スタークが会社で武器を作ってる感じが似てると思いました。
　自分の家が武器を作って、それで世界がどういう風になっているのか、使っている人がどういう風になっているのかを若くして知りながら、それでも自分の役割をしっかり理解しているんです。見た目はかわいいロリっ子だけど、実はすごい大人なんだと感じるキャラクターですね。でも副会長の先輩にはめちゃくちゃ懐いているというか、大好きな感じは年相応な雰囲気があってかわいいなと思います。過酷な家庭環境の中、そういうほっこりできる部分に安心感がありますね。

──キャラクターの注目ポイントはどこでしょうか？

山本：やはり他のキャラクターにはない、武器を作ってる家系で武器を売り、でも自分は魔法が使えて……という戦いについてのモヤモヤだったり、葛藤だったりがあるキャラクターです。戦争を商売としても見てるし、魔物との戦いという風にも見ている。色んな見方をしている子なんだなって。だからこそモヤモヤはあるけど、そこはあまり表に出さずにあっけらかんとしている。そうゆう部分は初音にしかないのかな、と思います。

──ご自身と演じられたキャラクターとの共通点はどこですか？

山本：ないんですよね！（笑）　私は逆かも知れない。共通というよりは真反対な感じで、見た目は初音ちゃんと違って大人だけど、心は子どもですし……（笑）。そんなに戦争とか戦いに対してあっけらかんともできなくて、そういう怖いことに関してはとても引きずってしまう人間なのであまり共通点はないですね。初音ちゃんは今回、子どもをあやすようなシーンもあったんですけど、私は子どもにはああいう態度はできないなと（笑）。私だったらもう少し優しくなっちゃう。
　でも、なんだかんだ初音ちゃんの優しさが見える部分もあったりして、そういう冷徹になり切れないところは初音ちゃんらしいなと思います。

──今回収録したストーリーはどのような内容ですか？

山本：さっきも少し話しましたが、子どもをあやしていたり、自分の会社の武器のこととか、戦争のことを達観して語っている部分が多いです。以前もそういうセリフはあったんですけれども、今回はより強くそういった背景を感じたので、よりキャラクターを理解してもらうにはうってつけのシナリオなんじゃないかなと思います。全部が全部、私と真反対の性格だから理解できない部分もあるけれど、より感情移入しやすくなっています。そこを楽しみにして頂けたら嬉しいです。

──本作は学園が舞台となっていますが、学生時代の思い出やこんな学園に通ってみたかった、学生時代にこんな魔法を使ってみたかったなどはありますか？

山本:結構色んなところで言っているんですけど、私にとっては今が青春なんですね。だからもう一回、普通に学園生活を送ってみたいなって思いますね。ちゃんと大人になった私のこの精神力で（笑）。本当に学生の時は子どもすぎてあかんかったなーと思うので、それこそ達観して見れるようになった今に中学校なり高校なりを過ごしたいなって思います。
　ファンタジーで考えると、『グリモア』みたいな魔法を使って魔物を倒してやったー！　みたいな世界には行ってみたいですね。やっぱり私、戦うのってカッコいいなって思うんですよ。信念を持っていたりだとか、色んな境遇で敵と戦うっていうのは本当にドラマがあるというか。見入っちゃうし、憧れでもあるので、魔法で敵を倒して英雄になりたいですよね（笑）。ファンタジーの世界でもただの傭兵として終わるのではなく、ちゃんと英雄になりたい！！どうせファンタジーなら大きなこと言おうと思って（笑）。

　魔法が使えるなら強い魔法がいいですね。炎とか雷とかが強いイメージなので、そういうのがいいなぁ。ヒーリング的な治癒は誰かに任せて、最前線で攻撃魔法をぶち込めるようになりたいですね（笑）。

──追加ストーリーを楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

山本：これだけかわいいキャラクターや魅力的なキャラクターがいっぱいいますので、どの子にしようかなと迷われる方がいらっしゃるかと思います。そこはこの記事を見たというご縁で、迷ったら初音ちゃんを使って、楽しんで頂けたら嬉しいです。ぜひぜひ初音ちゃんをごひいきに、『グリモア』よろしくお願いします！

＜グリモア～私立グリモワール魔法学園～とは＞

　「グリモア～私立グリモワール魔法学園～」は、リアルタイムにその様相を変化させる魔法学園で、個性的なクラスメイトたちと出会い、パーティを組んで切磋琢磨し、絆を深めていくフルボイスの学園ライフアドベンチャーゲームです。
　50名以上の豪華声優陣が出演し、初期リリースで約10時間にものぼるボイス量を収録しております。また、人気イラストレーターのCUTEG氏(代表作:「この中に1人、妹がいる!」「彼女がフラグをおられたら」)　がメインキャラクターデザインを担当しており、個性豊かな登場人物のイラストもお楽しみいただけるほか、無料で手に入るN（ノーマル）カードを含むすべてのカードにフルボイスのシナリオが搭載されており、進化させるごとに個別のシナリオを楽しむことができます。