私市淳さん、高橋広樹さん、日野聡さんらが参加！　TVアニメ『DRAMAtical Murder』リーディングライブ【夜の部】レポート

　今回のイベントは、キャスト陣の本気の演技を生で見ることができた「朗読劇」と、和気あいあいとした仲の良さを感じることができた「トーク」の二部構成で展開。キャストは、私市 淳さん(蒼葉役)、高橋広樹さん(紅雀役)、日野 聡さん(ノイズ役)、松田健一郎さん(ミンク役)、中澤まさともさん(クリア役)、竹内良太さん(蓮役)、井口祐一さん(セイ役)が参加した。

　本稿では、ファン達が待ちに待ったTVアニメ『DRAMAtical Murder』リーディングライブイベント夜の部の模様をレポートでお届けしていく。


●名シーンが生の演技で繰り広げられる！

　『DRAMAtical Murder』は、アドベンチャーゲームとして2012年にリリースされ、2014年にはTVアニメ化もされた人気作品。本作は、「暴露(スクラップ)」という人を操り、相手の意識の中に入ることができる声を持つ主人公・蒼葉を中心に、様々なキャラクターとの交流が描かれる。また、仮装世界を舞台にした電脳オンラインゲーム「ライム」の存在も重要な鍵となる。

　今回のリーディングライブでは、蒼葉とそれぞれのキャラクターがパート分けされて行われた。出会い、戦い、分かち合い、そして別れ。様々なシーンが迫力ある生の演技で繰り広げられた。

　朗読劇は「紅雀との物語」から始まる。紅雀が刺青を彫られるシーンでは、高橋さんが絶叫の演技をみせる。まるで映像が目に浮かぶような迫力の演技に、観客達は固唾を飲んで見守った。ラストシーン、蒼葉がスクラップする場面での「俺がお前を壊す」のセリフは印象的で、私市さんの熱演も相成り感動したファンも少なくはないだろう。

　続いては「ノイズとの物語」が展開される。髪の毛に痛覚を持つ蒼葉と、舌以外に痛覚を感じないノイズ。二人の物語は複雑に絡み合う。ライムでのみ痛覚を感じるノイズ、そんな彼を開放する蒼葉。名シーンが私市さん、日野さんの掛け合いで繰り広げられた。

　「クリアとの物語」では、中澤さんが「クラゲの歌」の鼻歌と共に登場。ガスマスクを付けたクリアを演じるため、紙コップを装着しており、会場からは笑いが起こっていた。その後の「ミンクとの物語」は私市さんの「出会いは最悪だった」の一言から始まり、松田さん演じるミンクと蒼葉のストーリーが展開された。

　「蓮との物語」では、蒼葉の相棒だった蓮の消滅に「ずっと一緒に居たい」と涙する蒼葉。竹中さん、私市さんの演技に、会場中も自然と感動に包まれる。そして、ラストは「セイとの物語」。蒼葉の兄であるセイは、やっと出会えた蒼葉に対して「僕を壊して」と告げる。その言葉を拒否し、葛藤する蒼葉だったが、セイの願いを聞き入れた。井口さんの儚いボイス、私市さんの想いが詰まったセリフはリーディングライブを締めるにふさわしい物語となった。

　
●次回イベントはドラマダ戦隊!?

　リーディングライブが終わると、キャストトークが行われた。イベントキービジュアルと同じ構図で、階段に座る7名に会場からは大きな拍手が巻き起こった。改めて全員が自己紹介を終えると、中澤さん、竹内さんが司会を務めてキャスト陣から一言ずつ感想が述べられた。

　松田さんは「みなさんの前でミンクを演じられて、ありがたかったです」と感謝のコメント。高橋さんは当日販売されたグッズ「レースブレスレット」の付け方がよくわからないと発言し、会場を沸かしていた。

　また、今回は蒼葉とそれぞれのキャラクターの物語だったこともあり、キャスト陣からは「今度は全員で掛け合いしたい」という次回イベントに期待がかかる意見も飛び出したり、アニメでは泣いていないシーンなのに、思わず泣いてしまったなど、生の演技だからこその部分もあったそうだ。

　さらに、この日私市さんは各キャラクターをイメージしたバッジを自作。それを他のキャスト陣も喜んでつけて出演したのだという。私市さんの作品への愛情に会場からは大きな拍手が鳴り響いていた。

　トークも一段落すると、続いては来場者から募集した質問にキャスト陣が答えるコーナーへ。最初の質問「最近あったドラマティカルな出来事は？」に、高橋さんが答えることに。

　高橋さんいわく、最近自宅のベランダに鳥が遊びにきてくれるようになったらしく、定期的にご飯などをあげていたようだ。そんなある日、ご飯を食べている鳥の元に、なんと獲物を見つけたような目をした猫が登場！　これはマズイと思った高橋さんは、必死に窓を叩いて鳥を逃すことに成功。だがその際、向かいに住む人に変な目で見られてしまったそうだ。

　そんな高橋さんのおちゃめな一面に、会場中は大爆笑となった。その後も「戦隊物のポーズ、セリフを決めてください」などの質問に、即興で答えるキャスト陣。もしかしたら、今後ドラマダ戦隊としての展開があるかも……と期待をさせてくれるようなカッコイイ？　セリフをそれぞれが決めていた。

　こうしてTVアニメ『DRAMAtical Murder』の集大成イベントとなる、リーディングライブは終了となった。


＜商品情報＞

★発売中★Blu-ray&DVD情報★
【値段】37,800（税込）
【初回生産限定】
描き下ろしジャケット特殊収納ケース、三方背クリアケース、ピクチャーレーベル

＜Blu-rayorDVD4disc + CD2disc＞
[本編Disc1]#1～#4
[本編Disc2]#5～#8
[本編Disc3]#9～#12

[特典 Disc1]
・TV未放送OVA「Data_xx_Transitory

・PV・SPOT集
≪「Data_xx_Transitory」あらすじ≫
蒼葉が目を覚ました不思議な空間。
そこには、蒼葉そっくりの何者かが座っていた。
「全てお前が招いた結果だ」彼の言葉に呼応するように、
蒼葉の目の前に、変わり果てた仲間たちのビジョンが
次々と現れる。それは果たして夢か、幻か、それとも…？

[特典CD1]
TVアニメ「DRAMAtical Murder」オリジナルサウンドトラック

[特典CD2]
・01～08 ドラマCD「ドラマティカル喫茶・シアンムーンへようこそ」
・09 クラゲの歌（クリア役　CV：中澤まさとも）
・10 クラゲの歌 -extend electro-
・11 クラゲの歌 -extend strings-
≪「ドラマティカル喫茶・シアンムーンへようこそ」あらすじ≫
ジャンクショップ「平凡」で働く蒼葉の元に、ミズキからアンティークの部品を届けてほしいという依頼が入る。届けに行った先は、なんと執事喫茶で！？さらに、紅雀、ノイズ、ミンク、クリアもそこで働いていたのだった…！

・2015年2月1日開催 リーディングライブ「Data_12.5_Recitation」優先申込券
・オリジナルナンバー入りプラチナ・ジェイル招待状
・全40ページスペシャルブックレット


★発売中★CD情報★

■オープニングCD
【「SLIP ON THE PUMPS
GOATBED】

[CD＋DVD盤]　1,800（税抜）
Tr.1 SLIP ON THE PUMPS
Tr.2 BOWIE KNIFE
Tr.3 SLIP ON THE PUMPS Instrumental
Tr.4 BOWIE KNIFE Instrumental
[DVD]
1.TVアニメ『DRAMAtical Murder』ノンテロップオープニング映像
2.TVアニメ『DRAMAtical Murder』ノンテロップエンディング映像

[CD only盤]　CD only盤　1,200（税抜）
Tr.1　SLIP ON THE PUMPS
Tr.2　BOWIE KNIFE
Tr.3　SLIP ON THE PUMPS / KENJIRO DEATH
Tr.4　BOWIE KNIFE / Iplay the U-G


■エンディングミニアルバムCD
【DRAMAtical Murder エンディングソングミニアルバム「Rasterize Memory」】

[CD＋DVD盤]　3,000（税抜）
CD内容　※トラック順不同
・いとうかなこ「BY MY SIDE」（紅雀エンディングソング）
・木村世治「felt」（ノイズエンディングソング）
・VERTUEUX「Soul Grace」（ミンクエンディングソング）
・いとうかなこ「Lullaby Blue」（クリアエンディングソング）
・GOATBED「天使達」（蓮エンディングソング）

DVD内容
・各キャラクターのノンテロップエンディング映像

[CD only盤]　CD only盤　2,400（税抜）
※トラック順不同
・いとうかなこ「BY MY SIDE」（紅雀エンディングソング）
・木村世治「felt」（ノイズエンディングソング）
・VERTUEUX「Soul Grace」（ミンクエンディングソング）
・いとうかなこ「Lullaby Blue」（クリアエンディングソング）
・GOATBED「天使達」（蓮エンディングソング）

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＜ストーリー＞

主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、
ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。
島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、
仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。
蒼葉はそのどちらにも参加せず、日々を過ごしていたが、
ある日、突然に強制的にライムバトルに引きずり込まれてしまうのだった――。


＜TVアニメ「DRAMAtical Murder」情報＞

■スタッフ
原作：Nitro＋CHiRAL
製作：DRAMAtical Murder製作委員会
監督：三浦和也
シリーズ構成：待田堂子×淵井 鏑（ニトロプラス）
脚本：待田堂子、関根聡子
キャラクター原案：ほにゃらら（ニトロプラス）
キャラクターデザイン：番 由紀子
サブキャラクターデザイン：岩永悦宜
総作画監督：番 由紀子、小峰正頼
色彩設計：大塚奈津子
美術監督：永吉幸樹(ヘッド・ワークス)
撮影監修：大山佳久(Assez Finaud Fabric.)
撮影監督：久野利和(Assez Finaud Fabric.)
3DCGプロデューサー：井野元英ニ(オレンジ)
3DCGディレクター：鈴木正史(オレンジ)
編集：高橋 歩(ジェイ・フィルム)
プロップデザイン：森岡賢一
音楽：林 ゆうき
音楽制作：DIVEⅡentertainment
音響監督：飯田里樹
音響効果：和田俊也
音響制作：ダックスプロダクション
アニメーション制作：NAZ
オープニングテーマ：GOATBED「SLIP ON THE PUMPS

エンディングテーマ：GOATBED「BOWIE KNIFE

オープニングテーマ・エンディングテーマ制作協力：GEORIDE

■キャスト
蒼葉役（CV：私市 淳）
紅雀役（CV：高橋広樹）
ノイズ役（CV：日野 聡）
ミンク役（CV：松田健一郎）
クリア役（CV：中澤まさとも）
蓮役（CV：竹内良太）
ミズキ役（CV：高橋研二）
ウイルス役（CV：間島淳司）
トリップ役（CV：樋口智透）
他


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