水瀬さんと大西さんの仲の良さがうかがえる！　「ラジオで松岡との出会いを求めるのは間違っているだろうか」公開録音レポ

　放送直後から人気が爆発し、アニメもクライマックスを迎えている『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、ダンまち)。そんな『ダンまち』を盛り上げるwebラジオ番組『ラジオに松岡との出会いを求めるのは間違っているだろうか』(以下、ラジまち)も「響 -HiBiKi Radio Station-」で絶賛放送中だ。

　そんな『ラジまち』が2015年6月12日(金)に、早くも2回目の公開録音を開催！　アニメイト横浜店・イベントスペースで行われた公開録音には、パーソナリティを務める、水瀬いのりさん(ヘスティア役)と大西沙織さん(アイズ・ヴァレンシュタイン役)が登壇し、公録1目回と同じく、会場に訪れたファンからのふつおたコーナーや、ラジオでお馴染みのコーナーなどで盛り上がった。本稿では、お客さんと一体となった、水瀬さんと大西さんの公録ならではの様子をレポートしていこう！

●開始早々抜群のコンビネーションを発揮する水瀬さんと大西さん！

　『ラジまち』のタイトルコールとともに水瀬さんと大西さんが登壇し、イベントがスタート。会場は大きな拍手で2人を迎え、開始早々大盛り上がり。『ラジまち』2回目の公録ということで、大西さんは「(1回目の公録が)昨日のことのようだね」と楽しそうにコメント。水瀬さんが大西さんに「(1回目の公録から)何かあった？」と尋ねると、大西さんは即答で「特に(笑)」と切り返し会場を笑いに包んだ。

　2人は1回目の公録より壇上とお客さんとの距離が遠いことに触れ、大西さんが「(お客さんとの)心の距離かな」と話すと、水瀬さんは「じゃあ終わるころにはちょっと近づいてるよ」とコメント。大西さんは「怖いよ！」と発言し、お客さんの笑いを誘った。

　話はラジオでお馴染みのパネ岡さんに。隣で仁王立ちしたパネ岡さんに2人が「おはようございます」とあいさつする場面も飛び出した。パネ岡さんの胸元？　にはアニメイト職員のネームタグが装着されており、大西さんは「(パネ岡さんは)今、アニメイトさんに就職してる」と話し、安定のパネ岡さんいじりを披露した。

　その後、トークは10話まで放送されていたアニメの話題へ。水瀬さんが「もうアニメが始まって2ヵ月半もたったんだ」と発言すると、大西さんは「嘘だよ！」とこぼし、1クールがあっという間という話で盛り上がった。水瀬さんが会場に向かって「『ダンまち』楽しいですか？」と問いかけると、あちこちから「楽しい！」とコメントが飛び、会場を拍手が包み込む。

　キャラクターの見せ場の話になり、水瀬さんの「(見せ場は)アイズさんもあーるぅ？」発言に対して、大西さんは怒るでもなく「言ってしまえば第10話は、クレジットに大西沙織どこにもいない……」とこぼした。途中の大西さんの「いないから台本も持ってない」発言に会場も耐えられなかったのか、爆笑が巻き起こった。

●美少女2人の眼鏡姿に会場は悶絶！

　ここで番組に届いたアニメの感想メッセージを紹介するコーナーへ。メッセージでは第10話でヘスティアが眼鏡をかけていたことについての話に触れ、眼鏡のギャップについての話が観客を巻き込んで展開された。「パーソナリティ2人は眼鏡っ子ですか？」と話は続き、水瀬さんは、大西さんともに眼鏡っ子であることが判明。愛用の眼鏡を持ってきてくれた2人は、眼鏡姿を披露してくれた。水瀬さんが大西さんのメガネのフレームについて大きくないかと話すと、大西さんは「私の顔がでかいってこと？」とちょっと怒った様子を見せ、会場からは笑いがこぼれた。

　次のメッセージでは、収録を通して互いの印象に変化はあったかと聞かれ、水瀬さんは「もはや最初の印象がない」と爆弾発言を残した。初めて会った時の様子を大西さんから聞いた水瀬さんは「私ダメじゃん！」と落ち込む場面も。その他にも収録時の話や、パーソナリティ2人が一緒に焼き肉を食べに行った話など、裏話が飛び出した。

　そして会場からのメッセージを読む「ふつおた」コーナーへ。イベント日に更新された『ラジまち』通常放送で水瀬さんが言っていた、アニメ第10話のヘスティアに後光が差す名シーンを会場で再現することに。水瀬さんの「僕に力を貸してくれないか」というセリフの後に、お客さん全員で「仰せのままに！」とお辞儀する中、大西さんは見事に後光役兼効果音役を演じ切り、会場を大爆笑させた。

　次のメッセージは、なぜこの番組のタイトルが『ラジまち』なのかという純粋な疑問をぶつけるもの。この疑問を聞いた水瀬さんは「夏休みに子供がこういうお便り送りそう」とコメント。大西さんもそのコメントに納得した様子を見せた。水瀬さんも大西さんも、最初はこの番組タイトルにびっくりしたと話したが、今は不思議と慣れてしまった様子。逆に今はこのタイトル以外はしっくりこないといった発言も。水瀬さんは「松岡さんっていう存在が大きいからかな」と語り、大西さんも「そうなんだよね」と同意。前回の公録に引き続き、松岡さんについての話題が出るたびに、会場からは度々笑いが漏れるのであった……。

　続いてのメッセージは、ニコ生での大西さんの「フレイヤのコスプレならしてもいい」発言について触れられた。大西さんが「するならあれぐらい思いっきりやった方が楽しそうだけど、絶対やらないよ」と話すと、会場からは「えー！」の声が上がった。それに対して大西さんは「私の(胸元が)パッカーなの見てどうすんの!?」と会場に問いかける様子も見られた。

　コーナーは移り「ラジまち・ファミリア」のコーナーへ。こちらのコーナーはダンまちの「ヘスティア・ファミリア」や「ロキ・ファミリア」のように、新たに「ラジまちファミリア」を立ち上げ、ちょっと変わった固有能力を所持した構成員を募集していくというもの。所属させるかはパーソナリティ2人が決定する。

　第1回公録でもいろんな意味でヤバい能力の人が登場したが、今回もそれは健在。最近目利きには自信が出てきたと話す水瀬さんは「強い人を当てて、ヤバそうな人は避ける」と語ったが、引いたのは「大事なイベントや授業に寝坊する能力」や「汗で霧を作り、モンスターから逃げる能力」、「Mなのを生かして囮になる能力？」などなど。果たしてラジまち・ファミリアに所属できたものがいたかどうかは、是非、ラジオを聴いてチェックしてみてほしい。

●パネ岡さんの次なる武器は……手裏剣!?

　お次は「ダンジョン攻略」のコーナーが展開。こちらはパーソナリティの2人が、ダンジョンという名のいろいろなチャレンジをしていくコーナー。今回のチャレンジは「パネ岡さんの新しい武器を作る！」というもので、『ダンまち』らしく前回の公録で作った「ヘスティアナイフ」に続く、パネ岡さんに武器を作ってあげようとのこと。

　先週の『ラジまち』から既に武器製作に着手し始めていた水瀬さんと大西さん。板には型を書き終えており、今回は切り出す作業に取り組んだ。お馴染みヒートカッターも登場して作業スタート。しかし、手裏剣型の武器の切り出しにはだいぶ手こずった様子で、水瀬さんは「私もうしゃべれない！」と作業に集中。が、思いっきり違うところを切断したようで、早々から不器用さが露呈してしまう結果となった。作業しながら「お客さんに背中を向けるのが嫌だ」と水瀬さんが話すと、大西さんは「お客さんに背中を向けるのが嫌な水瀬伊織さんです」と茶化して笑いを誘った。

　結局、武器が明らかに大きすぎたため、カットが終わらないまま、水瀬さんの「まぁ、こんなもんでいいでしょう(笑)」の一言で、ひとまず武器完成？　水瀬さんから「後からいくらでも変えれるよ」という元も子もない発言も飛び出し、パネ岡さんに装着。すると思いの外しっくりきており、様になったパネ岡さんが完成。水瀬さんは「これでパネ岡さんが強い敵に遭遇しても安心ですね」とコメント。武器の名前が何になったのかは、ラジオをお楽しみに。

　最後のコーナーは「こんなところで出会いを求めるのは間違っているだろうか」。こちらは、ダンジョンぐらい難しそうなシチュエーションで出会った２人が、どうやったら仲良くなれるのかを検証していくというもの。

　そして、あっという間にエンディングの時間へ。大西さんから「皆さん楽しかったですかー！」と聞かれると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が響いた。水瀬さんは「アットホームで、楽屋でさおりんと話しているような、自然体でできた」と話し、大西さんも「いつもこんな感じだもんね」と笑顔で語った。パーソナリティ2人が降壇していっても拍手と歓声はなり続け、大好評のうちに「ラジまち」公開録音は終了を迎えた。