映画『ちはやふる』広瀬すずさんが競技かるたの聖地・近江神宮へ! キャスト陣の劇中ビジュアル公開!
“競技かるた=百人一首”に懸ける少女の情熱と夢と恋を描大人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が実写映画化! 2016年3月・4月、二部作連続で公開決定です!
主人公・綾瀬千早を演じるのは、本作が映画初主演作品となる、広瀬すずさん。映画『海街diary』ドラマ「学校のカイダン」と話題作への出演、そして多数のCM出演と、今最も注目を集める女優です。
このたび、映画の撮影が行われた滋賀県・近江神宮で、広瀬すずさん、野村周平さん、真剣佑さん、上白石萌音さん、矢本悠馬さん、森永悠希さんら、若手キャストの劇中ビジュアルが公開されました!
近江神宮は「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(通称:かるた甲子園)」の全国大会も行われる、競技かるたの聖地。まさに全国大会が開催中のこの日、撮影でも使われ原作でも有名な真赤な「楼門」を前に、広瀬らは劇中衣装であるはかま姿で登場しました。また広瀬は、役にあわせて20cmのエクステをつけて登場。人生初のロングヘアビジュアルです!
5月初旬から始まった撮影も間もなくクランクアップ。キャスト陣は、約3ヶ月に及ぶ撮影を振り返ってくれたので、そちらもご紹介しましょう♪
◆キャスト&監督コメントを公開!
【広瀬すずさんコメント】
●ロングヘアについて
広瀬:(この髪型にすることが)役に一番近くなれるものと思いました。(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が「誰?」みたいになって、私自身もこっち(ロング)の方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)
●ちはやについて
広瀬:元気でパワフルで、ここまで明るいダイナミックな役は初めてだったので、まず振り切ろうと思いました。振り切る事が、彼女に一番近づく事になるかなと思いました。
●競技かるたの撮影について
広瀬:せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思い演じました。
みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって。「ガムシャラにやってきた証だね」という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました。
【野村周平さんコメント】
野村:撮影は大変でした。スローモーションもあって、札を触ってないとばれるんです。試合のシーンは(1シーン100カット以上あり)何回も何回もやりました。(広瀬をおんぶするシーンがあり)しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います。でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした。
【真剣佑さんコメント】
真剣佑:福井弁とかるたの勉強をするために、撮影前、2週間ほど福井で合宿をしました。福井渚会というところでかるたの練習をしたり、地元の人たちと会話をするため現地でアルバイトをしたりしていました。ずっとかるたの札を持ち歩いて暗記していました。
【上白石萌音さんコメント】
上白石:(広瀬を)おすずって呼んでるんですけど、おすずが現場にいると場の空気がパッと明るくなって、常にキラキラしてるイメージがありました。現場のみんなが、おすずのファンになってたと思います。
【小泉監督コメント】
●近江神宮での撮影について
小泉監督:去年から大会を取材していて、みんなの情熱を感じていました。競技かるたの全国大会はかるた甲子園と呼ばれますが、甲子園のシーンは甲子園球場で撮るべきだと思いました。そこに意味があったし、そうでなきゃいけないと思いました。ここで思う存分撮ってやろうと思い、シナリオを構成しました。
●広瀬すずさんの千早について
小泉:(ビジュアルも含めて)地に足のついた千早が出来上がったと思います。びっくりするくらいはまりました。カメラが回ると、役がいきなりはねあがって、千早になりきるんです。
◆競技かるたとは
小倉百人一首を用いて、一般社団法人全日本かるた協会が定めた規則に則って行う競技である。一般的なイメージである文化活動や伝統文化という側面もあるが、競技に高度な瞬発力・記憶力・精神力が必要とされることなどから、競技かるたはスポーツとして取り組まれ、「畳の上の格闘技」とも形容される。競技かるたにおける最高峰の大会は、毎年1月に滋賀県大津市の近江神宮において行われる名人位戦と女性部門のクイーン位戦で、勝者はそれぞれ名人・クイーンと呼ばれる。また近江神宮では全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(かるた甲子園)などの大会も行われている。
◆近江神宮とは
第38代天智天皇をまつるため、1940年(昭和15年)に皇紀2600年を記念して、天智天皇の古都、近江大津宮(大津京)跡に創建される。小倉百人一首の巻頭歌の作者が天智天皇であることから、近江神宮は“かるたの殿堂”“かるたの聖地”と呼ばれ、毎年、競技かるたの頂上決戦である「かるた名人位・クイーン位決定戦」や“かるた甲子園”といわれる「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」などが開催される。
◆ストーリー
煌めく青春時代に“情熱”を追い求め走り続ける千早、太一、新の、眩しいほどに一途な想いが交差する青春群像劇。
綾瀬千早が小学生の時に出会った、綿谷新。彼は、千早に“自分の夢”という意味を教えてくれた人。新の『競技かるた』に懸ける情熱が色鮮やかに光って見えた。それは、千早の初恋だった…そんな矢先、家庭の事情で、引っ越してしまう新。離ればなれになってしまった新にもう一度会いたい。会って、「強くなったな」と言われたい。
千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界の如く、世界が色づき始める。
高校生になった千早は、“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。新に会いたい一心で。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援する幼馴染の真島太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事が出来ないでいた…
―千早に自分の気持ちを伝えたい―
千早、太一、新の情熱と淡い恋が交錯する、熱い夏が来る…
◆キャストプロフィール
◆綾瀬千早(あやせ ちはや)/広瀬すず 1998年6月19日生まれ
映画『海街diary』(15)、『バケモノの子』(声優・15)、ドラマ「学校のカイダン」(15)
◆真島太一(ましま たいち)/野村周平 1993年11月14日生まれ
映画『ビリギャル』(15)、『日々ロック』(14)、ドラマ「恋仲」(15)、「若者たち2014」(14)
◆綿谷新 (わたや あらた)/真剣佑 1996年11月16日生まれ
映画『仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(15)
◆大江奏(おおえ かなで)/上白石萌音 1998年1月27日生まれ
映画『舞妓はレディ』(14)日本アカデミー賞新人俳優賞
◆西田優征(にしだ ゆうせい)/矢本悠馬 1990年8月31日生まれ
映画『クローズEXPLODE』(14)、『銀の匙 Silver Spoon』(14)、ドラマ「水球ヤンキース」(14)
◆駒野勉(こまの つとむ)/森永悠希 1996年6月29日生まれ
映画『カノジョは嘘を愛しすぎている』(14)、『プリンセストヨトミ』(11)、ドラマ「花燃ゆ」(15)
◆須藤暁人(すどう あきひと)/清水尋也 1999年6月9日生まれ
映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(15)、『渇き。』(14)
◆若宮詩暢(わかみや しのぶ)/松岡茉優 1995年2月16日生まれ
映画『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)、『鈴木先生』(13)、『桐島、部活やめるってよ。』(12)、ドラマ「あまちゃん」(13)
◆宮内妙子(みやうち たえこ)/松田美由紀 10月6日生まれ
映画『Monsters Club』(12)、『犯人に告ぐ』(07)、『クロエ』(99)、『のど自慢』(99)
◆原田秀雄(はらだ ひでお)/國村隼 1955年11月16日生まれ
『進撃の巨人』(15)『寄生獣 完結編』(15) 『寄生獣』(14)『渇き。』(14)『そして父になる』(13)
◆作品概要
◆キャスト
広瀬すず 野村周平 真剣佑
上白石萌音 矢本悠馬 森永悠希 清水尋也 / 松岡茉優
松田美由紀 國村隼
◆原作:末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載)
◆監督・脚本:小泉徳宏『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎている』
◆タイトル:ちはやふる・上の句/ちはやふる・下の句
◆撮影期間:2015年5月3日(日)~7月下旬
◆公開:2016年3月≪上の句≫/4月≪下の句≫二部作連続公開
◆企画・製作:日本テレビ
◆制作プロダクション:ROBOT
◆配給:東宝
◆協力:一般社団法人全日本かるた協会
>>映画「ちはやふる」公式サイト
>>映画「ちはやふる」公式ツイッター(@chihaya_koshiki)