声優
『EMERGENCY』山手線ツアー・東京駅公演ライブレポ

エレクトロなアニソンとダンスに、三國無双がコラボ!? 『EMERGENCY LIVE 2015』東京駅公演ライブレポート

 小野坂昌也さん(NEW YOUNG)、小林ゆうさん(CRAZY YU)、元AAAの後藤友香里さん(DANCING YUKARI)の3人からなる、声優界でもっとも危険なユニット「EMERGENCY (エマージェンシー)」。そんな「EMERGENCY」が、ライブイベント『EMERGENCY LIVE 2015~夏~-東京山手線TOUR-』を開催中です。

 東京山手線ツアーと題された本イベントでは「EMERGENCY」が、8月・9月・10月の3か月連続で山手線を巡るイベントを決行。前回8月は原宿駅、そして今回の9月は東京駅、最後10月は鶯谷駅に停車! 会場では、アニメソングとEDM(Electronic Dance Musicの略)が融合した、ノリノリな「ADM」楽曲に加えて、激しいパフォーマンスや爆笑トークも盛りだくさん! 今回は2015年9月6日(日)、日経ホールにて開催された【東京駅】公演の模様と会場のテンションを皆様にもお届けします!

■ ヘドバンあり! ジャンプあり! 会場全体がEMERGENCY!
 老若男女問わない広い客層で埋め尽くされた会場。開演するとまずはDJによる、ダンスミュージックと映像で、「EMERGENCY」への期待を煽ります。そして、暗転の中現れたのは光るLEDだけが視認できるNEW YOUNG! 「おおーっ!」と観客が一気に歓声を上げると、同時にギラギラに光るミラーボールと、レーザービームのようなライトが一気に「EMERGENCY」の3人を照らし出し、『よんでますよ、アザゼルさん。』より、1曲目「ぱんでみっく!」がスタート! 一気に観客全員がスタンドアップし、タオル回しとイエロー、ピンク、ブルーの光で会場をより盛り上げます。さらに、NEW YOUNGさんの「3、2、1、GO!」のコールと共にヘッドバンキングが始まると会場全体もそれにヘドバンで応える! もう、1曲目から観客を熱狂の渦に巻きこんでいましたよ!

 観客へタオルを投げ入れ1曲目が終わると、まずはご挨拶。NEW YOUNGさんが「みなさんこんにちはー! EMERGENCYでーす! ……よろしくお願いしますね。ご丁寧にですね。はい。」と、先ほどのテンションと全く違う挨拶に、会場も一笑い。続いてそれぞれメンバーが挨拶をする中で、CRAZY YUさんはリハーサル中に、口にマイクをぶつけケガをしてしまったことを暴露! 「下唇が今はタラコ唇になってます(笑)」とキュートに言ったかと思えば「たらこ大好きだぜー!!!!」と雄叫びを上げ、観客も「イェー!」と応え、よく分からない盛り上がりは、まさにCRAZY YUさんの真骨頂です!

■ NEW YOUNGの必殺技に会場全体がブッ倒れる!

 ダンサーの紹介や、フリートークなどを交え「ちょっとした声優のイベントを見に来ようと思ったって人には、しんどいとは思いますが(笑)」と、NEW YOUNGさんが冗談を飛ばし、続いては『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』より「マジLOVE1000%」! ダンスミュージックアレンジに仕上がった楽曲を爽やかに歌い上げ、うたプリお馴染みのダンスも完コピです!

 そしてお次に、会が真っ赤に染まるとNEW YOUNGさんが大好きな『北斗の拳』の「愛をとりもどせ!!」で、ノリノリに盛り上げる! さらに合間にはNEW YOUNGさんが大きく構えを取り観客へ向けて必殺技を四方八方に放ち、観客全員が倒れ込みウェーブ状態に! 高まる興奮状態に、観客のヘドバンも止まりませんでした!

 熱気をそのままに、続いての「Walkin' Loopin' Party」では、三人が左右へ飛ぶのに合わせ、観客も一緒に左右に飛び跳ね、会場全体はもう一心同体と言っても過言ではありません! 最高潮の状態終了しトークへ移ると、さすがにハードな曲が連続で続いたので三人も少々お疲れのご様子。サングラスの下は汗だく、というNEW YOUNGさんですが「サングラスだけど、関係者席のやつサイリウム振ってないの見えてっかんな!」と、途端に関係者を元気にイジりだす! そんな危険なトークも「EMERGENCY」の魅力なのです! CRAZY YUさんも「もう何がなんだか分からなくなってきました(笑)」と、YUさん特有の危険なテンションに! 唐突に「みんなにステージ上にあがって頂きたい!」「観客席にダイブしたい!」などと言い出しはじめるYUさんに、NEW YOUNGさんも手に負えない様子でした。

■ 会場の熱気は最高潮のまま、ソロパートへ突入!
 お次のソロパートでは、CRAZY YUさんが「YU落ち着けって言ってください!」と観客にお願いし、観客も戸惑いながら「YU、落ち着いて!」と応え、ようやく落ち着きはじめたCRAZY YUさん。自身も出演し、今でも大切な作品だと語る『魔法先生ネギま!』より、「ハッピー☆マテリアル」! 会場内は一気にピンク色に染まり、CRAZY YUさんらしく、カッコよさ重視でロックに歌い上げました!

 続いてはDANCING YUKARIのダンシングタイムに、会場内もブルーで彩られ、『とある科学の超電磁砲』より、「only my railgun」をアップテンポで激しくもセクシーなダンスで、会場内を魅了していました。

 そしてソロパート最後であるNEW YOUNGさんのソロに合わせ、会場は黄緑(グリーン)一色。NEW YOUNGもとい、小野坂さんが出演されていた『テニスの王子様』より「you got game」を歌唱し、キレッキレのダンスで魅せながらも、テニスラケットを片手に会場内にボールを打ち込んだりと激しいパフォーマンスに、観客も疲れをまったく感じさせない歓声で応えていました。

 3曲続けてのソロパートに、ダンサーのお二人もさすがにクタクタ。ここでCRAZY YUさんと、DANCING YUKARIさんが、ダンサーさんにカステラをあげたりしつつ、休憩タイムに。……と思いきや、休憩なんてさせないのが「EMERGENCY」! 口いっぱいにカステラを詰め込んだり、はたまた塩水を飲ませたりと休む暇なんて与えません! しまいにはNEW YOUNGさんも塩水を飲まされる始末。DANCING YUKARIさんも「この塩水、どなたか飲みませんか?」と観客に向けて勧めてきたりと、後半とは思えないほどのやりたい放題のトークに、会場内も笑いっぱなしの一幕でしたよー!

■ 会場内を練り歩く、小野坂ちんどん屋が襲来!
 休憩(?)が終わり、続いては三人で『交響詩篇エウレカセブン』より「DAYS」をゆったりと歌い、観客のみなさんも、落ち着いた雰囲気で曲を楽しんでいる様子でした。そしてお次は、『アイドルマスター』より「READY!!」で、一気にテンションは元通り! 会場ではアイマスならではのコールや合いの手が飛んだり、三人のジャンプに合わせて観客も一緒に飛んだりと、いままでとはまた違ったライブ感に包まれました。

 曲が終わると、NEW YOUNGさんが「実は俺もマイクを口にぶつけました……」と、終盤だというのにCRAZY YUさんと同じ目に! 「ガンガン唇切っていくぞ!」と、良いのか悪いのか分からない意気込みも発表する中、「さて、いよいよ最後の曲に……あっ、アンコールを除いて最後の曲になるんですけども……」と、お決まりを当たり前のように言ってしまうNEW YOUNG節に、観客もお決まりの「えぇー!」ではなく笑いでリアクション。最後の曲……という呈で、CRAZY YUさんと、DANCING YUKARIさんの二人で『這いよれ!ニャル子さん』より、「太陽曰く燃えよカオス」を、キュートながらもハイテンション&ハイテンポで華麗に披露!

 会場全体で「うー! にゃー!」と盛り上がっていると、いきなり舞台袖からNEW YOUNGさんが、ちんどん屋に扮して登場!? まさかの出来事に全員がビックリしていると、ちんどん屋さんは二人とダンサー、全員で会場内でチラシを配り始めたのです! ちなみにこのチラシ、なんと1枚1枚手書きのサインが入ったチラシだったそうです。貰えた方、羨ましいー!

■ まさかの菅沼久義さんと趙雲が現れ、突然の三國無双ステージに!?
 ちんどん屋さん達がそのまま舞台袖へ帰っていき、会場も暗転。そういえば最後の曲という呈だったことを全員が思い出し、DJミュージックと一緒にアンコールを開始! そしてアンコールのテンポを、音楽に合わせて呼びかけると、煌びやか衣装とは打って変わり、ラフでキュートな衣装で身を包んだCRAZY YUさんと、DANCING YUKARIさんが登場しトークタイムへ突入しました。二人がオーディエンスとの会話を楽しんでいると、突然「敵だ! 敵が来たぞッー!」と会場内に謎の声が!

 すると、舞台の画面には、なぜか『真・三國無双』の文字が!? 会場内がどよめく中、「趙雲様が、出陣なさるぞ!」という声と共に現れたのは、なんと『真・三國無双』で自身演じる、趙雲子龍の衣装に身を包んだNEW YOUNGもとい、小野坂さん! まさかの自体に、「キャー!」と黄色い歓声が上がる中、小野坂さんは趙雲子龍のキャラクターソング『FIGHT IT OUT』を、武術のような勇ましい踊りと共に熱唱したのです! 会場全体もノリノリだった今までとは違い、小野坂さんにうっとりと魅了されていました。

 歌の後には「見事、敵の進軍を退けた趙雲の前に、強敵が立ちふさがった!」ナレーションが入り『真・三國無双』で姜維を演じる、菅沼久義さんがまさかの登場! 「我が名は姜伯約。このクイックルワ○パーがある限り、日経ホールは私が守る!」と掃除用具を槍に見立て、見得を切る菅沼さんに対し、小野坂さんは「なかなかのクイックルワ○パー使い……。この趙子龍ッ! お相手致す!」と、どちらも華麗な槍?さばきで観客を魅了します!

 唐突に始まったアクションシーンは、掃除用具とは思えないほどカッコよく、最初は笑いが起きていたのに最後には「おおーっ!」と歓声があがっていました。そして、アクションの後には『真・三國無双』でお二人が歌われた『MISSION』を熱く熱く歌い上げたのです。歌の後に「実はコーエーテクモゲームスさんに、これ「EMERGENCY」で歌ってもいいですか? って聞いたら、ああ、どうぞ、どうぞって(笑)」と、コラボの経緯を明かしていました。

■ 最後はやっぱり、その名の通り「キラーチューン!」
 いよいよ本当の最後となり、会場全体で大熱狂できる「キラーチューン!」で、叫んで踊ってのお別れとなりました。まさに「EMERGENCY」らしい最後の一曲でしたが、曲のラストにはEMERGENCY電車が到着! 「次は鶯谷駅~ 鶯谷駅~ 東京キネマ倶楽部です。日時は10月11日、日曜日~ 来たる10月は~ NEW YOUNGの誕生日ということで~ ドンチャン騒ぎのクレイジーパーティ~」と、小野坂さん自ら駅員口調の告知で、ライブは終了となりました。

 笑いあり、燃えあり、ロックあり、はたまたバトルありと、あまりにも充実しすぎた内容に、次回の公演も盛り上がること間違いなし!

>>EMERGENCY the RADIO 番組公式サイト

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