5年間の軌跡がここに――『Lady Go!! 卒業イベント』速報レポート
上坂すみれさん、小松未可子さん、大久保瑠美さん、高森奈津美さん、三上枝織さんのユニット「.lady.(ドットレディ)」が、2015年10月18日(日)に千葉・舞浜アンフィシアターで『Lady Go!! 卒業イベント ~1841日の奇跡~』に出演しました。当日の様子を速報でお届けします。なお、詳細なレポートは後日掲載予定です!
■ 番組の軌跡を年表で振り返ってみると……
各パーソナリティ定番の挨拶で登場。進行MCは三上枝織さんが努めました。
半年ごとにまとめられた年表には、「高森奈津美、スカートを履いてくる」「クリスマス回で三上枝織がツリーにに肉とホタテを飾る」といったトピックら、「パーソナリティが入れ替わる“シャッフルウィーク”開始」「.lady.デビューシングル発売」などの番組にとって大きな出来事までさまざまなことが書かれていました。
生放送ならではの「大久保瑠美、台風で遅刻する」のトラブルを振り返ると、大久保瑠美さんも観客も「あったあった!」と懐かしむ様子がありました。
■ コタツを囲んだ「女子会トーク」
次には、各曜日のコーナーキャラクターを舞台上で再現することに。ハニー枝織、なちゅみ、伊達瑠美男、マザーミカコ、質問シロイドSumireに扮しました。そのまま5人でドラマ朗読を行い、アドリブも飛び出し、会場は笑いに包まれます。
舞台中央に現れたコタツに入りながら開かれた“女子会の時間”でも様々なトークが。「今だから言える!正直意味がわからなかったGet Lady 5!」では。毎週共通のお題にチャレンジしただけに、時にはスタッフも迷走したようで「鮎漁解禁、あゆなりきりチャレンジ。」など不思議な企画もあったとのこと。
他にもさる有名なお菓子での派閥争いを話す「最後の聖戦 きのこ派?たけのこ派?」では、上坂すみれさんこそ仁王立ちでプレッシャーをかけつつ“きのこ”を推すも、思い思いに“たけのこ派”や別メーカーの“きりかぶ派”に分かれるなど、自由な空気で進行していました。
その後、「最後に5人でやっておきたいこと」として、各パーソナリティが使っていた小道具をタイムカプセルに収めたり、ステージ上での記念撮影を行ったりしました。小松未可子さんのスマートフォンで撮影した会場全体を収めたパノラマ写真は、後ほどTwitterにアップされるそうですので要チェック。
■ .lady.としての最後のライブ
休憩をはさんでライブパートがスタート!5人は似たデザインの真っ白なドレスをまとって登場。1年半ぶりに歌ったという『Open Tuning』に続き、『Progression』ではシンプルながらも可愛らしい振りつけで会場を沸かせます。そのまま『星を捜して』へとつなぐと、観客は手にしたサイリウムを左右にゆっくりと振り、空気はしっとりと一転。
MCでは衣装にも触れ、会場からの声に応えて5人がその場で一周するシーンも。その後、椅子に腰掛けた5人は、会場からの手拍子を受ける中で『A Little Magic』を披露しました。この日の最後の曲、そして番組終了にともなって活動終了になるため、.lady.として歌うのも最後となった『君と僕との1ページ』では、こらえきれずに涙を流すメンバーもいました。
■ スタッフからの卒業証書、そして卒業生からの答辞
ライブを終えて明転すると、ステージには教壇とイスが置かれ、「卒業式」が行われました。まずは番組プロデューサーが、ひとりずつの名前と思い出を読み上げながら卒業証書を授与。小松未可子さんには帯番組であることをよく意識して、SNSやお泊り会などを通じてメンバーとフレンドリーに接してくれたことへの感謝を、三上枝織さんには明るくラジオができる非凡な才能を見て最初からリーダーに考えていたことなど、番組の表面だけではわからない裏側や、スタッフとプライベートの良い関係性を感じさせるエピソードが飛び出しました。
その後、今度は卒業生からの答辞として、メンバーがひとりずつ思い思いの手紙を読み上げていきます。番組がスタートした頃の不安な気持ち、スタッフやメンバーへの感謝の言葉、思い出に残っているエピソード……それらをたっぷりと時間をとり、いまの心情を語りました。高森奈津美さんは「人生の中でいちばん最高の5年間だったと思います」と『Lady Go!!』で過ごした時間を振り返ります。手紙を読み上げるたびに大きな拍手が起き、涙を拭く観客の姿も見られました。
最後には、サプライズで観客からの「言葉の花束」として、メッセージカードがたくさん貼られたボードが登場。そのカードにツッコミを入れていると、エンディングテーマが鳴りはじめ…「それでは、そろそろ時間です。これからもみんな一緒にLady Go!!」と、ラジオ同様の締め方でイベントは終了。パーソナリティとリスナーにとって、最後となった『Lady Go!!』の時間。約4時間という長さも感じさせない、笑いと涙がたくさん溢れだしたイベントとなりました。
[文=松本塩梅]
■『Lady Go!! 卒業イベント ~1841日の奇跡~』ライブセットリスト
M1 .lady. Overture
M2 Open Tuning
M3 Progression
M4 星を捜して
M5 A Little Magic
M6 君と僕との1ページ
>>lady.(ドットレディ) - 日本コロムビア