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『おしえて! ギャル子ちゃん』について出演声優たちが語る!

今の高校生のリアルがここにある!? 和氣あず未さん、富田美憂さん、高橋未奈美さん『おしえて! ギャル子ちゃん』を語る!

 女子高生には男子に言えない秘密がいっぱい! 鈴木健也先生によるショートコメディ漫画『おしえて! ギャル子ちゃん』が、2016年1月よりアニメとなってお茶の間に登場です。メインキャストは、和氣あず未さん(ギャル子 役)、富田美憂さん(オタ子 役)、高橋未奈美さん(お嬢 役)の3人。

 本稿ではいち早く、3人へ行ったインタビューの模様をお届けします。赤裸々な女子高生たちを演じる彼女たちですが、アニメではかなり衝撃的な発言を披露しているそうですよ。3人の楽しげな様子をお楽しみください。

 

■ 高橋さんが演じるかもしれなかった“バフンウニ”!?

――原作をご覧になっての感想と、実際に演じてみての印象、また演じる時に心がけていることもありましたらお願いします。

和氣あず未さん(以下、和氣):こういうアニメに出演させていただくのが初めてで。ギャグというかエロというか、内容もすごいですよね(笑)。メインキャラも目立つのに、周りのキャラクターもモブという感じがしないような濃いキャラクターなんです。ギャルのキャラクターを、アニメでもあまり見たことなかったので、演じながら難しいなって思っています。元気なときとか、キャピキャピしてるときと、だるーいってときの差がギャル子ちゃんは激しいので、そこのオンオフが難しかったなと思います。

――あとギャル語みたいのも出てきたしますよね。

和氣:「よふかってたり?」とか。でも実は、そこまで聞いてて分かんないというほどのギャル語は使ってないんです。意外とギャルだなって思うことが少ないんですよ。

富田美憂さん(以下、富田):会話の内容がすごくリアルなんです。私は高校1年生なんですけど、特に「男の子ってこういう話してるなぁ」みたいな感じで、割とリアルで面白いんです。私自身、オタ子と似ているところがあって、すごい入りやすい感じがしますね。ギャル子に対してオタ子がちょっかい出す点は演じていて私も楽しいですし、そこがやりがいでもあります(笑)。でも、オタ子は説明台詞が多くて、難しいワードをけっこう話すんです。割と際どいことを言うし(笑)。しかも、オタ子もギャル子にそういうことを吹き込むときに事前に本とかで調べるんですよ。なので私も演じるときは前もって調べて、理解した上で言うようにしています。

――結構際どいセリフも多いですし、オタ子から学ぶことは多いですね(笑)。お嬢はどうでしょう?

高橋未奈美さん(以下、高橋):私が原作を最初に読んだときは、凄いカラフルだなぁって印象が強かったです。アニメではまた違う感じのカラフルさがあって、もう少し優しい色合いになっています。アフレコの際には、カラーの動画として上がってきているものもあって、世界観に入りやすいんですよ。

お嬢は原作でもそうですけど、3人ではいるけど、2人の会話の中にさり気なく居るみたいな。「あいつ、いつも居るよね」みたいな感じ(笑)。会話の中に入るようで入らないみたいな、でもいつも2人と話せる内容を探していたりとかするので、たまに「この話、こういうことを話しているんだ!」とピンと来た時に、自分で先走って喋っちゃったりとか、勘違いしちゃったりとかそういうところがあるんですけど。でもお嬢は客観的なところにいる人なのかなって思ったりしますね。なので、そういうところを気をつけようかなって思っています。

――ニコニコしてる印象ですもんね。

高橋:そうなんです! だから2人が何を喋っていても「へぇ、そうなんだ~すご~い」しか言わないっていう(笑)。そこがお嬢らしいところでもあると思いますし。


――収録中のエピソードなんかもお聞かせ頂ければと思います。

富田:ワイワイしていますね、人数も多いので。

高橋:アドリブをデキる人が多い気がします! アドリブが上手い人がキャスト陣に多くて。「じゃあここアドリブで」と言われたときに、みんなひたすら面白いのを入れてくるから、ワイワイした空気が止まることのないのが良い現場だなぁって思いますね。


――そういう意味では学校っぽいというか、ワイワイしてる感じが。休憩中もすごかったですもんね。みなさんギャハギャハしていて。

高橋:それうるさかったってことですか?(笑)


――いやいや、賑やかだなぁって(笑)。周りのキャストやスタッフなどからの反応はどうでした?

和氣:ギャル子はもっとだるくしてって音響監督さんから言われましたね。最初はもっとハキハキ系だったんですけど、今のギャル子は朝のシーンとかかなりローテンションです(笑)。

高橋:私はみんなから「お嬢っぽい!」って言われます(笑)。会話に入っているようで入っていない感じも、「ぽい! たかみなっぽい!」って言われます。「あ、そう!? ありがとう!」ってなりますけど(笑)。演じていて引っかかることもないですし、結構分かりやすいというか、すっと自分の中に落ちる感じはあるかなって思います。実は、私がオーディションを受けた時に、一応オタ子も受けさせていただいたんですよ。

富田:あ、そうだったんですね!

高橋:その時の私はオタ子をちょっと違う感じで演じていて、でも私の想像するオタ子は今の感じだったから、富田さんが来た時に「オタ子や~」ってなっちゃいました(笑)。

富田:いやぁ、嬉しいです!(照) オタ子って長台詞が多くて、ポンポンしゃべるので割と早く台詞を喋りすぎたりしますね。あとみなさんに言われるのが、16歳なのにこの作品に出て大丈夫なのかって言われます(笑)。

高橋:私も最初に言いました、「大丈夫?」って(笑)。

――確かに(笑)。16歳だと周りの反応もすごそうです。

富田:最初に収録に来たときは、ブースの外にも聞こえるくらいの声で「16歳!?」ってみなさんに驚かれました(笑)。

高橋:やだ~若い(笑)。でも若い空気をここでもらって、若返り! 若返りを狙っています!

富田: (笑)。みなさん優しい方ばかりで、色々なことを教えてくださるので、その分たくさん吸収して今後に活かしていけたらなと思います!

スタッフ:男性陣のキャストも、インタビューが載る頃には発表されているので話しても大丈夫ですよ。

高橋:男性陣の方々はまだ聞けていない方もいるんですが、どうなるんだろうっていうワクワク感があります。中村さんだったら櫻井さんだったらと想像をしながら収録をしているので、それもまた完成が楽しみですね。松岡さんは一度一緒に収録させていただいて、完全に面白かったので、期待通り!むしろ想像を超えていました! あ、あと...作中で出てくるバフンウニ役をどうやるのかなって思って!(笑) やる人が居なかったら私、バフンウニをやりたいなって思っていたんですけど、現場でキャスト表を見たら松岡禎丞さんって書いてあって、期待せざるを得ない……って思いました! 


――高橋さんが演じる可能性もあったんですか!?

高橋:香盤表を見れていなかったので、もしかしたら...と思い準備していたんです(笑)。バフンウニなら高橋だなってなるかもしれないじゃないですか!でもやっぱり松岡さんは強かったです...!(笑) 本当に個性的な役者さんが多いって感じです。

和氣:キャラクターも濃い分、キャストの皆さんも面白い方が揃っていて、すごい楽しみです!


■ 次の日の話題にもなるネタギャグアニメ

――ギャル子ちゃんは見た目と内面のギャップがありますけど、みなさんご自身の意外な一面があったらお聞かせ願います。

高橋:私は悩みがなさそうって言われますけど、実は些細なことでもすぐ悩む! 家を出てから、やっぱりシャツじゃなくてセーターにすれば良かったかなぁ。とか今はお茶飲みたいけどお水の方が喉にいいかなぁ……なんて思ったりしてます! わりとネガティブです。「悩みがないことが悩みでしょ?」ってよく言われるんですけどね。「あのお芝居こっちの形で演じてみても良かったのかなぁ? でもオッケー出たし……。でもやってみるべきだったのか!」みたいな感じですね。そんな自分を変えたくて、今は日々修行に励んでいます!

富田:私は意外と大人しそうとか言われるんですけど、全然そんなことなくて。実際に私ギャル子と友達だったら「ねぇ? ギャル子ギャル子~」って絶対ちょっかい出すと思うんですよ。割と好きですね、そういうのが。自分で何かを言ったりするんですけど、後から「あぁ、どうしよう、言わなきゃ良かったな……」というのが結構あったりするのでその部分は似ていると思います。

高橋:良くないぞ! ネガティブ!(笑) 自分で言っておきながらだけど(笑)。

和氣:私は第一印象と第二印象がすごい変わるって言われるんですよ。初対面の方にはすごい人見知りしちゃうんですけど。でも四回くらい会ってからの、第四印象くらいから変わっちゃうかな。でもそこまで行くと、自分からグイグイ行っちゃいますね。気を許してイジっちゃいます(笑)。なんだろう、猫かぶっちゃってるのかな?(笑) ……多分猫かぶってるんですね(笑)。

――みなさんが思う、本作のアピールポイントは何ですか?

高橋:ナレーションが能登麻美子さんというところですかね。あとSEも能登さんが担当されているんですよ! 「ギャルルン!」とか、作中でもある大事な擬音を能登さんが担当されているんです。そこはみなさんに聞いてほしいし、感じてほしい、尊さを(笑)。

一言とかのキャラクターも「この人がキャスティングされているんだ」みたいなところが多いので、最後のテロップまで見てほしいなと思います。あとは原作のカラフルさも失っていないので、そういうところも注目してほしいなって思いますし……主役の方どうですか?(笑)

和氣:「くだらないな~(笑)」みたいな内容なんですけど、高校生のときに戻ったような気持ちで見ると懐かしさを感じると思うので、高校生目線で見てほしいなって思います。

富田:それで、明日から学校で使えるネタが詰まっていたりとか……(笑)。個人的なキャラクターの見所になってしまうんですけど、割とオタ子ってあんまり表情がコロコロ変わるキャラクターでもないんですけど、ある話で泣いちゃうシーンがあって。最初のほうにギャル子と喧嘩しちゃうエピソードで、ギャル子と話ができなくなってすれ違うんです。後でお嬢からギャル子の家を聞いて、ギャル子の家に泣きながら謝りにいくという……。そこがすごくオタ子の気持ちをぶちまけるところなので、ぜひぜひ見てもらいたいです!

――笑わせる話もあれば、ちょっとキュンときちゃう話もあるんですね。

高橋:すごく良いアニメだな~(笑)。


――(笑)。では、最後に放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

高橋:リアルであり、ファンタジーであり、いろんな面が見られる作品です。夜なので、高校生以下の方は録画をして、DVDを買ってね!

スタッフ:一番早い放送時間は22:30です。

高橋:あ、じゃあその22:30を見てください!(笑) 中々扱わないような話を扱っていたりして、見ていたら目からウロコみたいなこともありつつなので、ぜひぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいなと思います。短いアニメなので、気軽に気分転換したいときや笑いたいときに、見てもらえたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします!

富田:アフレコ現場も和気あいあいと楽しい感じなので、それがアニメを通して視聴者の方にも伝わればいいなと思います。アニメの面白い感じだったり、少しうるっときちゃうエピソードもあったり、細かいところをぜひ見てもらいたいです。さっきの話にもあったような、SEやナレーションだとか、そういった点も含めて1つのいい作品になっていると思うので、みなさんにも楽しんで頂けるように私達も頑張ります!

和氣:男の人も女の人も、若い人から大人まで、楽しめるネタギャグ作品だと思います。そして、次の日の話題にもなる思います。それにアニメの“●●って本当ですか?”というタイトルを見て「あ、本当なのか?」って思って自分でも調べたりすると面白いかもしれませんよ(笑)。なので「俺こうなんだ…」みたいに分かると思うで、ぜひ見て調べてみてください。

■TVアニメ『おしえて! ギャル子ちゃん』

【放送情報】
TOKYO MX:2016年1月8日から毎週金曜日 23:00~
BS11:2016年1月10日から毎週日曜日 25:00~
AT-X:2016年1月8日から毎週金曜日 22:30~
   [AT-Xリピート放送]
   1月10日から毎週日曜日 26:30~
   1月11日から毎週月曜日 14:30~
   1月14日から毎週木曜日 6:30~

【配信情報】
dアニメストア:1月11日から毎週月曜日 12:00~ 配信

【スタッフ】
原作:鈴木健也
   『おしえて! ギャル子ちゃん』/KADOKAWA刊
監督・シリーズ構成・脚本:川口敬一郎
キャラクターデザイン:藤崎賢二
プロップデザイン:枡田邦彰
総作画監督:藤崎賢二
美術:アトリエPlatz
美術監督:松本浩樹
美術設定:平間由香
色彩設計:田川沙里
3DCG:高木 翼
撮影監督:小池里恵子
編集:平木大輔
音響監督:明田川 仁
音響制作:マジックカプセル
音楽:高橋 諒
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:feel.
製作:ギャル子ちゃん製作委員会

【キャスト】
ギャル子:和氣あず未
オタ子:富田美憂
お嬢:高橋未奈美
チャラ男:櫻井孝宏
スポ男:小野大輔
オタ男:松岡禎丞
肉子:木村珠莉
委員長:諏訪彩花
アゲ美:石上静香
ヤバ菜:本渡 楓
オカ子:飯田友子
王子:芳野由奈
メタ子:加隈亜衣
不思議ちゃん:久保ユリカ
ブド子:鈴木絵理
ボム男:古川 慎
ノリ介:八代 拓
コン太:天﨑滉平
ハカセ:熊谷健太郎
フツ男:小林裕介
ネト郎:村田太志
アベセン:中村悠一
クセ太:藤井ゆきよ
ツン乃:千本木彩花
キバ美:大西沙織
ナレーション:能登麻美子

【ストーリー】
 見た目はどこからどう見ても金髪ギャルで遊んでそうに見えるけれど、実は純情な女の子。そんなギャルな外見と素直で優しい内面のギャップが可愛らしいギャル子を中心に、眼鏡で背の小さなオタ子、おっとり天真爛漫なお嬢の三人が、いろんな場所でガールズトークを繰り広げる日常コメディ!



>>TVアニメ『おしえて! ギャル子ちゃん』公式サイト
>>『おしえて! ギャル子ちゃん』公式Twitter(@galko_official)

(C)2015 鈴木健也/KADOKAWA刊/ギャル子ちゃん製作委員会
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