大人気コミック「囀る鳥は羽ばたかない」のドラマCD第3巻収録現場より、キャストインタビューが到着!
ヨネダコウ先生の大人気作品『囀る鳥は羽ばたかない』からドラマCD第3弾が登場します! 今回は収録現場から矢代役・新垣樽助さん、百目鬼役・羽多野 渉さん、影山役・安元洋貴さん、久我役・小野友樹さん、竜崎役・三宅健太さん、杉本役・三宅貴大さん、三角役・大川 透さん、平田役・高瀬右光さん、天羽役・佐藤拓也さん、七原役・興津和幸さんと豪華キャスト陣のインタビューが到着しました!
■矢代役・新垣樽助さん、百目鬼役・羽多野 渉さん、影山役・安元洋貴さん、久我役・小野友樹さん、竜崎役・三宅健太さん、杉本役・三宅貴大さんインタビュー
━━収録を終えての感想や本作の聴き所、お客様へメッセージをお願いします。
矢代役・新垣樽助さん(以下、新垣):毎回この収録に臨む前は、この矢代という役が非常に難解で、これで大丈夫なはずだと思いながら、大きな不安を抱えながら、スタジオに来るんですけど、やっぱ皆さんと一緒に合わせて演らせて頂くことで、そうそうこんな感じだったと思いだし、今回もそれは変わりませんでした。最後録り終わってみて、これで大丈夫だと言えるものは、半分ぐらいしかないんですが、あとは監督を信じて出来上がりを楽しみに待ちたいなと思います。内容に関しては、人間関係が変わってきたり、男のドラマが楽しめる作品になっているんじゃないかなと思いますので、是非聞いて頂きたいです。
百目鬼役・羽多野 渉さん(以下、羽多野):まず、シリーズを重ねられるというのは、聞いてくださっている皆様の応援のおかげだと思いますので、感謝を申し上げたいです。頭もおっしゃってましたけど、収録前は非常に迷うんです。とにかく抑えるお芝居が全体的にあるので、感情が表に出てきてしまう部分とのギャップをどうつけようかということや、愛しいと思う気持ちを、押さえたお芝居の中にどう滲ませようかというところで、ぐるぐると考えながら、現場に来させて頂いてます。でも、不思議なことに、頭と掛け合いをさせてもらうと、自然と引き出して頂いているような感覚になり、無事に収録が終わってほっとしました。今回は前回までと比べて、頭に翻弄されているシーンが多かったんですが、今回はその中で、百目鬼自身もとまどってしまうような感情の変化が描かれているので、是非そういう部分を楽しみにして頂きたいなと思います。個人的には、サウナに行くシーンが大好きです。今度自分が行くときに……
影山役・安元洋貴さん(以下、安元):行くの?(笑) 上野のサウナ。
羽多野:いや、上野のサウナかはわからないですけど(笑)。どこかのサウナに行った時、シャワーをしているときに、なんかどきどきしちゃうよね。ああいうシーンがあると……(笑)。
安元:後ろからおぉ……とか(笑)。
羽多野:何も関係ないお客さん同士で、そう言っていてもドキッとしちゃうと思います(笑)。この後の頭と百目鬼の関係なども個人的には気になっているので、その部分も演じることができたら幸せだなと思います。これからも、応援宜しくお願いします。
杉本役・三宅貴大さん(以下、三宅貴大):頭と百目鬼の傍で楽しくやらせて頂きました。こんなにたくさんしゃべらせて頂けるとは思っていなかったので、頭である矢代と百目鬼というふたりの主人公の間で、どれだけ杉本という役を魅力的にだしていけるのかと凄く悩みました。あとは今までと違い、頭たちと一緒に行動するようになり、つっこみのような、言い方を考えないと頭に対して失礼になっちゃうぞ、みたいなといった台詞が凄く出てきたので、そのあたりはとても考えながら演じさせて頂きました。そして、杉本を演じた僕が思う見どころとしましては、頭がとにかく魅力的なんです。杉本に対して、辛辣な言葉もありますが、組の一員としてなんとなくは思ってくれているんだろうなという、愛を感じたりして、演じていてとても心を動かされながら、台詞を言わせて頂きました。杉本という役が、愛されるキャラクターになっていたらいいなと思います。皆さんどうぞ聞いてください。宜しくお願い致します。
安元:まずこの現場は、楽しいですね。名前のないような子たちも、一生懸命大汗をかきながら、ハイテンションでやっていたりとか、水を得た魚のような三宅健太さんが見れたりとか(笑)。なんとなく、この現場は面白いなと。それに、自分たちがやりたいと思う役がいっぱい出てくるんですよ。自分がやりたいと思うキャラクターがいっぱい出てくる作品は、見ていてすごく楽しいし、台本読んでても楽しいから、ここの現場はすごい好きです。その楽しい感じが、皆さんにも伝わるといいなと思います。僕が演じた影山さんと言う人に関していえば、どんどん人っぽくなってきたなと。もともと彼は人間感が強かったんですけど、より良い人になってきたな、という感じがしますね。ツンデレの使い方が下手くそなところとか、可愛らしいなって思います。"莞爾"と呼ばれてしまいましたしね、ついに(笑)。そんな彼も人間らしくなってきたということで、より接しやすくはなりつつも、今回みたいな出番のあり方だと、休憩地点みたいな感じだなと思いました。ほっと、肩の力が抜けるようなシーンになればいいなと思って、一生懸命やりました。なので、今回影山さんは、聴きどころはありません。その代わり彼が、このCDにおける休みどころになっていると思います。皆さんもそこでふっと肩の力を抜いて、聞いて頂ければ嬉しいなと思います。あとは、何回も演じさせて頂けると言うのは、役者冥利に尽きるので、僕等自身も感謝しておりますが、すべては皆さんが応援して下さるからなので、願わくばもうちょっと、演じたいので、さらに応援してください! 宜しくお願いします。
久我役・小野友樹さん(以下、小野):3作目ということで、初めて久我が登場した時の、手を付けられないような狂犬ぶりからの、回を経るごとに、だんだん仲間が欲しかった部分もあるのかな、という、ようやく出会えた、いられる居場所みたいな……だんだんと慣れていっている感じが(笑)今回ご飯とか買ってきちゃったりして、完全に居場所を見つけられたのかなと第1巻から見ている身としては良かったなと思いましたね。安元さんが、「影山さんが変わってきた」とおっしゃっていたので、もしかしたら久我がいるからこその部分もちょっとあるのかな、って思っていて。描かれていない部分とかでね、人っぽくなってきたっていうのは、そこを通してと言うのもありそうで、そのあたりのストーリーも見られると嬉しいな、と思います。今回一番の聴きどころは、掃除屋の男ですかね(笑)。みんながやりたがるポジションみたいな、こういう作品ならではのキャラクターでした。キャラクターとして、たっている名前がないキャラクターたちでも、この世界観を盛り上げて下さっている部分があって、そういう部分でも面白い、楽しい部分が合ったりすると思うので、是非聴きこんで頂けると嬉しいなと思います。また4巻で会える事を信じていますので、宜しくお願い致します。
竜崎役・三宅健太さん(以下、三宅健太):「囀る鳥は羽ばたかない」ドラマCDも3作目になりました。長く続けられるというのは、本当にありがたいです。竜崎は、先生が僕に寄せて描いて下さっているという、非常に嬉しいサプライズを聞くことができました(笑)。そして第3巻では1巻、2巻に比べて、バイオレンスな竜崎はなりを潜めている感じで、どちらかというと、追い詰められている、ちょっとかわいそうな感じがあります。いつもよりは可愛めの竜崎が聞けるのではないかと……
安元:まったく可愛くなかったけどね(笑)
三宅健太:えっ、可愛いでしょ? あんなドス聞かせといて、食べてるのピザだぞ? 結構子供っぽいところもあるんだぞ? っていう(笑)。
一同:(笑)
三宅健太:何より、竜崎の動向というか、結末が気になって仕方がないです。竜崎は果たして次回生きているのかな、どうなんだろうな、と(笑)。個人的な見どころとしましては、若い芝居を頑張りました。新垣さんの背中を見て、ちょっと澄んだ目で見ちゃったというシーンが、あるんですよ。
新垣:僕じゃなくて矢代ね(笑)。
三宅健太:若い頃の、まだ雑巾って呼ばれていた新垣さん……ではなく矢代に、雑巾じゃねえよ、と若い頃の竜崎が言うっていう。可愛くやりたいな、と心から思ったシーンなので、可愛い三宅健太……いや、可愛い竜崎を聞いて頂けたらと思います。なによりは、非常に骨太な作品ではありますが、楽しんで頂けたらなと思います。今後とも応援宜しくお願い致します。
■三角役・大川 透さん、平田役・高瀬右光さん、天羽役・佐藤拓也さんインタビュー
━━収録を終えての感想をお願いします。
三角役・大川透さん(以下、大川):いつものごとく、割と淡々と収録は進みまして、かなり順調にいったんじゃないかな、と思っております。今回は前回の終わりで、矢代が撃たれたということがキーポイントになって、そこからお話がビジネス関係に移行しまして、お仕事の話が中心になっています。我々にとっては、大変やりがいがあるというか、本来の自分たちのお仕事をきちんとやれました。今まで自分も三角という役が、どこか気の良いおっさんみたいな雰囲気があったんですけども、やっぱり、その世界では実力のある、力のある人間なんだなということが表現できたのがすごく嬉しかったです。
平田役・高瀬右光さん(以下、高瀬):3回目ともなると、みんなチームワークができてくるというか、和んでくると言うか、ぴりぴりした話ではあるのですが、収録を一緒にする仲間としてはやっぱり、なじんでくるじゃないですか。そういう部分で結構、1回目にやったときよりも、大分気持ち的に楽にできたかなという感じはします。
天羽役・佐藤拓也さん(以下、佐藤):今回シナリオ読ませて頂いて、収録を通して感じた事なんですが、我々の世界というか、親分さん方も怖いけど、警察の人も怖いな~と凄く感じました(笑)。
━━本作の聴き所を教えて下さい。
大川:そうですね、お仕事の部分です(笑)。
高瀬:平田としても動き出してきた部分があるので、そういう部分がこの役としての聴きどころかな、と思います。親父の部下として、鬱屈している部分はあるんですけど、少しずつ上を目指そうと思ってきた部分でもあるのかなと思いました。
佐藤:しゅくしゅくと三角の頭に付いていく、ふいに、にやけるわけにもいかず……複雑な、でもちょっぴり嬉しい感じがあったりもして。聴きどころと言いますか、竜崎の頭についていっているあの女性、あんなに怒んなくてもいいじゃん、と思っちゃって(笑)。「わあ理不尽、でも好きなんだろうな」と思いました。「また怒っちゃって~。でもふだんは優しいんだよね~」みたいな(笑)。
━━CDを楽しみにしていらっしゃる皆様へのメッセージをお願いします。
大川:こういう職業の方ばっかり出てくるんですけど、人間としてきっちり描かれているので、演じている方もすごくやりがいがありました。特殊な世界の話ではありますけども、きちんと人間ドラマとして、感情の機微などを聞いて頂ければなと思います。是非是非、じっくり聞いてください。
高瀬:大川さんが言ってくれた通りなんですが、出てくるキャラクターの気持ちを想像しながら、楽しんで頂ければなと思います。
佐藤:それぞれの立場は違えど、みんな思う所というか、野望と言えるかもしれないんですが、筋の通った人たちしかいないお話になっています。ちょっと艶っぽいシーンもありますけど、そういうのをなしにしても、非常に見ごたえのある、聴きごたえのある作品だと思いますので、是非楽しんで頂けたらなと思います。
■七原役・興津和幸さんインタビュー
━━収録を終えての感想をお願いします。
七原役・興津和幸さん(以下、興津):第2巻が終わった後に、七原がどうなることかと、とてもひやひやしていましたが、ほっとしました。いつも仲間といる時はふざけた感じの七原でしたが、今回単独で行動する事が多かったので、七原の内面的な部分とか心情的な部分とか、ちょっとシリアスな演技もできてよかったです。
━━本作の聴き所を教えて下さい。
興津:「百目鬼サウナに行く」です!(笑)聴きどころだらけなので、ぜひ聞いていただきたい。本編は言うまでもなくシリアスな裏社会の展開、そして矢代と竜崎の過去のシーンが実は好きです。
竜崎がさわやかなんですよ!前作、前々作と怖い怖いと言われていた竜崎が、可愛かったということなので、ぜひ可愛い三宅さんを聞いてください。
━━CDを楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
興津:ついに、第3巻発売になりました。僕の演じている七原が大活躍いたしますよ!2巻の続きが気になってしょうがないという方は、ぜひとも第3巻をお楽しみに。そして百目鬼のあそこはどうなったのか(笑)というところをご確認下さい。
■ドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」商品情報
ドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」第3巻
発売日:2016年1月27日発売
価格:4,500円+税
組数:CD2枚組
品番:FFCL-0012
発売元・販売元:フロンティアワークス
【出演】
矢代:新垣樽助
百目鬼:羽多野 渉
影山:安元洋貴
久我:小野友樹
三角:大川 透
竜崎:三宅健太
平田:高瀬右光
七原:興津和幸
天羽:佐藤拓也
杉本:三宅貴大
ほか
<あらすじ>
真誠会若頭の矢代は、男なら誰でもいい淫乱と噂される男だったが、部下には手を出さないと決めていた。けれど、付き人兼用心棒の百目鬼だけは例外だった。性的に不能で感情を見せない百目鬼の存在は、何をしても性的対象として見られることのない安心できる存在のはずだった。一方、何者かの銃弾に倒れた矢代を目にした百目鬼は、自分の矢代への想いがなんであるのか、はっきりと理解した。矢代のために変わることを決意した百目鬼と、そんな百目鬼に戸惑う矢代。ふたりの関係が変わり始めた……!?
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