ファミリーの愛をぎゅっと凝縮! 『アルカナ・ファミリア』ゲネレポ

ファミリーの愛をぎゅっと凝縮! 舞台『アルカナ・ファミリア Valentino』のドキドキゲネプロレポート

2016年1月20日(水)、『あうるすぽっと』にて、舞台『アルカナ・ファミリア Valentino』のゲネプロが行われました。笑いあり、涙あり、告白あり(!?)のドキドキなオリジナルストーリー、原作同様迫力のあるアクションシーン、観客が一体となって作り上げる展開など見どころが満載です! 本稿では、そんなゲネプロの様子と仲の良いキャストインタビューの様子を写真とともにお伝えいたします。

 
■ 見どころ満載で瞬きができない!!

ナレーションから始まり、その後ファミリーの部下たちからラストのダンスシーンレクチャーが入ります。丁寧に教えてくれるうえに、簡単に覚えられる振付なので、ラストで楽しめるようにここで覚えちゃいましょう♪
幕が上がると次々に登場するキャラクターたち。まるで原作から飛び出してきたかのような姿に原作ファンもうっとりしてしまうこと間違いなし。人気の高い「リベルタVSノヴァ」の可愛らしいやり取りは、もはやお約束。セリフのないシーンでもお見逃しなく!

舞台では、レガーロ島次期領主の呼び声が高いアルベルトが登場したり、ルカや“あのキャラ”の可愛らしいエプロン姿が観られたり、仲の良いキャラクター同士の濃い絡みが観られたりと、原作にはない楽しみも♪ 個性豊かなキャラクターの特徴となる部分もしっかり再現されており、パーチェは原作同様、様々なものを(ジェスチャーではなく本物!)をおいしそうに頬張っていますので注目してみてください。

 
■ 愛されヒロイン・フェリチータへの愛がぎゅっと詰まったストーリー展開に。

気が強くしっかり者のヒロイン・フェリチータも能力を発動させてファミリーを守ります。その際に、原作をはじめアニメや漫画でも言葉を唱えたことがなかったフェリチータが能力発動を唱えます! フェリチータやファミリーの殺陣は迫力満点。愛しいフェリチータを守るために奮闘するファミリーにキュンとしてしまうこと間違いなしです!

そして、なんといっても注目していただきたいのがファミリーからの告白シーン! それぞれが思い思いの告白を披露するのでドキドキが止まりません! 無邪気な告白、セクシーな告白、誠実な告白…あなたの好きな告白はどれでしょう?

最後は会場が一体となったダンスで締めくくります。最初にレクチャーされたダンスをここで恥ずかしがらずに楽しみましょう♪ キャスト達が客席に降りて来てくれるので、一緒に踊っているような感覚を味わえます。同作では、ダンスシーン以外にも客席にキャストが遊びに来てくれるシーンがたくさんあるので、お楽しみに!

 
■ キャストインタビュー

──舞台出演に対する感想や意気込みをお願いいたします。

フェリチータ役・中田美優さん(以下、中田):同作のファンだったので、役が決まったときは本当に嬉しくて、ファミリーの皆とステージに立てていることが本当に幸せだと感じます。こんな私ですが最後まで見守っていただけたらと思います。

リベルタ役・大島崚さん(以下、大島):ゲネプロならではのアクシデントとかもあったんですけど、怪我がなく通せたことは嬉しく思います。これから始まる全10公演も怪我がなく、気合を入れて毎公演ファミリーと高め合っていけたらと思います。

ノヴァ役:大海将一郎さん(以下、大海):稽古が始まって1カ月、今日という日を目指してやってきました。誰一人かけることなく初日を迎えることができることを嬉しく思います。大島さんが言っていたように、これから10公演、アルカナファミリーとしてより良い作品にしていけるように全力で頑張っていきたいと思います。

デビト役:校條拳太朗さん(以下、校條):稽古が始まって今日まで、日を増すごとにファミリーの絆が強くなっていくのを感じました。メインキャラクターだけでなく、登場キャラクター全員が協力し合っているのをひしひしと感じます。そういった部分をお客様にも感じていただければと思います。

パーチェ役:小林涼さん(以下、小林):やっと本番が始まること、お客様に披露できることがとても楽しみです。パーチェは食べるシーンが多いので、お見苦しいところは見せないよう面白おかしくできたらと思っています。

ルカ役:北村健人さん(以下、北村):原作ファンの方、そうでない方、一人でも多くの方にこの作品を楽しんでいただきたいと思います。皆で1つの輪になって最後まで誰一人欠けることなく突っ走っていきたいと思います。

ジョーリィ役:塩口量平さん(以下、塩口):ファミリーが様々なことに立ち向かいながら成長していくストーリーなので、僕たちも作品同様成長していけるんじゃないかなと思っています。10公演を最後まで駆け抜けたいと思います。

──稽古中のおもしろエピソードがありましたらお聞かせください。

塩口:あれじゃない? “初詣事件”。(キャスト陣うなずく)。皆で成功祈願ということで初詣に行ったんですよ。そしたらあるキャストがアクシデントに見舞われまして。

中田:自分で言いなさい。だ~れだ??

大海:(静かに手を上げる)。

塩口:皆で境内を歩いていたんですよ。そしたら後ろで「ぎゃー」って声が聞こえて、「うるさいなぁ」と思って振り返ったら、将ちゃん(大海)の袖に鳥のフンが…(笑)。そこからしばらく稽古場でいじられてたよね?

大海:いい思い出です。

──稽古中に困ったことなどはありましたか?

中田:ゲネプロを観ていただいたので分かっていただけると思うのですが、デビトを筆頭に距離が近い…。私自身が恋愛経験に乏しいものですから(笑)、最初の稽古では役に入っていてもニヤけてしまうくらい。今では慣れたといえば慣れたんですけどやっぱり最後の告白シーンは…

塩口:慣れたらしいよ。

小林:ちなみにゲネプロは誰の告白がキュンとした?

中田:え、そうだなぁ。個人的に好きな告白は、うーん…ジョーリィ!

キャスト陣:えーーー!?

塩口:なんでなんで??

中田:ジョーリィは一回近づくけど、離れてからまたキュンとすることをしてくれる(詳細は劇場で!)。その不意打ちな感じがいい。

──作品の魅力と好きなシーンを教えてください

中田:服装からビシッとしていてカッコイイ作品だけど、可愛かったり面白かったり、色々な要素を含んでいるところが魅力だと思います。あと、舞台で観ていただきたいのは『アルカナ・ファミリア』には欠かせないアクションシーン。リベルタやノヴァなど殺陣のシーンが多くて、私も殺陣をさせていただいてます。

塩口:一番少ないのは僕じゃないかな(笑)。

中田:メインだけじゃなく、アンサンブルの方もアクションがあって、皆キラキラしているので、そこも注目していただければ。あと、カッコイイオープニング、エンディングも必見です!

──舞台で出てくるパーチェの食べ物は毎回同じものが出てくるのですか?

小林:同じものって聞いてます(笑)。舞台だとエアーでやったり減らしたりするものなんですけど、稽古を重ねていくうちに「もっといこう」って量が増えていって(笑)。結果、ガチであの量を食べていてツライです…でも、結果それが面白いのであれば全力でやりたいと思います。

北村:ふふふ(意味深に笑う)。

小林:やめろやめろ(笑)。あれ鼻に入ったら本当にツライから(笑)。あれ、本当に大変だけど、見どころの一つです。

──原作に近づくために特に意識したポイントはありますか?

中田:ゲームのなかでフェリチータは喋らないので、アニメやドラマCDを聞いたり、コミカライズを読んで喋り方を研究したりしました。また、フェリチータの魅力の1つとして蹴りやナイフさばきがあるので、足が上がるようにお風呂上がりにストレッチをしたり、小道具が手元にきてからはかっこよくナイフを取り出す練習をしたりしました。靴がピンヒールなのでバランスをとるのが大変だったのですが、少しでも原作のフェリチータに近づけるように頑張りました。

大島:リベルタは10代の男の子なので、にじみ出る可愛さや真っ直ぐな心を出せるように気を付けました。僕は24歳なので、忘れかけていた少年の心の引き出しを開けて思い出してみて(笑)、わざとらしくならず、リベルタが持っているにじみ出る可愛さを研究しました。

大海:ノヴァはファミリーのなかで最年少です。子どもながらの純粋さを僕は常に持っているので、開いている引き出しから、コレとコレとコレと…。

塩口:どんなだよ(笑)。

大海:(笑)。声や仕草など、1つ1つ研究しました。

校條:声、仕草、歩き方などのベースはもちろん、酒と女とギャンブルと「ヒャッハー」を大事に全シーンをそこに感情が来るように演じています。ヒャッハーです。

小林:僕は身長、年齢、メガネなど似ている部分が多いので、ありのままを楽しもうという意識でやっています。

北村:単純で真っ直ぐな印象だったんですけど、実は色々な過去があって複雑な関係性を持った人物だと分かったので、対象人物によって話し方を変えたりしています。

塩口:普段の僕は声が高くて早口なほうなのですが、ジョーリィは声が低くてゆっくり話すキャラクターだから、陰と陽の表現が僕と違う人物だと感じました。だから最初はゲームで声のトーンを研究しつつ、スチルの仕草を取り入れるなどして近づける努力をしました。今は自分がジョーリィだと思っています!

──最後に読者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

中田:初2.5次元舞台、初主演を好きな作品で演じさせていただけることが光栄であると同時にとても緊張しています。でも優しいファミリーとこうして一緒に作品を作り上げていけることが楽しくてすごく嬉しいです。10公演みんなと頑張っていきたいと思います。皆に愛されている原作ですが、舞台を通してもっと多くの方に愛されればと思います。

大島:家族のように話し合い、悩んで大切に作り上げた作品です。1人でも多くの方に観ていただきたいです。僕たちの体を借りてキャラクターたちが生きていけるのはたった10回しかありません。この10回を皆さんにぜひ観ていただきたいと思います。

大海:観に来てくださる方々1人1人もファミリーだと思って演じさせていただいています。1人でも多くの方に観ていただきたいのでぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。

校條:『アルカナ・ファミリア』のメンバーがここで生きています。ぜひ会いに来てください。

小林:僕ら自身が楽しんで演じるので、皆さんも楽しみましょう!

北村:初の舞台化ということで色々な思いがあるかと思うのですが、これからも長く続いてたくさんの人に愛される作品になれば嬉しいです。今日から10公演頑張っていきたいと思います。

塩口:素晴らしい原作で、ファンの方に支えられているステキな作品だと思います。その作品を舞台で表現できる機会をいただけたことを光栄に思っています。このファミリーで最後まで頑張りますのでぜひ1度と言わず2度3度4度! 何回でも観に来てください。

 
【DATA】

◆公演情報
舞台『アルカナ・ファミリアValentino』
2016年1月20日(水)~27日(水)全10公演
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F
※東京メトロ有楽町線東池袋駅6・7出口より直結

>>舞台『アルカナ・ファミリアValentino』公式サイト
>>舞台『アルカナ・ファミリアValentino』公式ツイッター(@AF_stage)
♯舞台アルカナ
 

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