『おそ松さん』スペシャル上映イベントで選ばれたストーリーはやっぱり……!? 完全新作3.5話は『おそ松さん』らしさ全開!
2016年1月29日(金)、TOHOシネマズ新宿など全国8劇場にて、大人気アニメ『おそ松さん』のBlu-ray&DVD第一松(第1巻)発売記念としてスペシャル上映イベントが開催! 上映劇場は当初全国6劇場の予定でしたが、応募者が殺到したため2劇場が追加決定するなど、開始前から熱い期待が寄せられていました。また、TOHOシネマズ新宿では、上映前のグッズ販売に多くのファンが押し寄せるなど『おそ松さん』人気の高さを物語りましたよ! 本稿では、そんな同イベントの内容を少しだけお届けしちゃいます!
■ 劇場内では観客の様々な声や反応が
観客のなかには“推し松”を服装やグッズでアピールする人や、“推し松”トークで盛り上がる人などが見られ、イベント開始前から楽しそうな姿が目立ちました。劇場に入ると特典である『おそ松さん』イラストのハガキがもらえ、「これは使えない」、「かわいすぎる」などの声が聞こえてきます。
いよいよ始まるということで劇場内が暗くなると、先ほどまでの楽しそうな会話が一瞬でざわめきに変わります。最初に上映されたのは、公式サイトのファン投票で選ばれたファン一押しの選りすぐりストーリー。
2位に選ばれたのは、第9話「チビ太とおでん」、「恋する十四松」! 「チビ太とおでん」では、チビ太のおでんに対する情熱を前に何も言えず従ってしまうカラ松の優しさが垣間見えました。また、オンエア時にも大きな反響を呼んだ「恋する十四松」は、やはり多くのファンの心をつかんだよう。“明るい狂人”と呼ばれる十四松が大声で泣くシーンに、思わず涙したという人も多いのではないでしょうか。
1位に選ばれたのは、第5話「カラ松事変」、「エスパーニャンコ」!! 「カラ松事変」では、またしてもカラ松&チビ太コンビのストーリーが。兄弟の関係性が浮き彫りになった展開で、不憫なカラ松を更に愛おしく感じてしまいます。「エスパーニャンコ」は、普段口数の少ない一松にフォーカスした感動ストーリーで、「カラ松事変」とは正反対の兄弟愛が見られました。兄弟のなかでもナゾの多い一松と十四松のやりとりは、ファンにとって嬉しいシーンとなったことでしょう。
■ 『おそ松さん』らしさ全開のストーリーはさすがの一言!
DVD特典映像であるショートフィルムシリーズ#01「しりとり(第一松収録)」は、チョロ松と十四松の兄と弟らしい可愛いやりとりから始まるものの、「さすが『おそ松さん』!」と言わずにはいられないオチになっており、ファン必見の内容です。ショートフィルムシリーズ#02「OSOMATSU BLASTER(第二松収録)」では、「こうきたか!」というような全く予想できない内容が。この“予想の斜め上”をいくところが『おそ松さん』らしさだと妙に納得してしまいました。
その後、観客が最も期待していたであろう完全新作の3.5話「松汁」「童貞なヒーロー」を上映。F6の登場から始まった「松汁」では、意外すぎるオチに動揺と笑いを堪えられないといった状況に陥ること間違いなし。「童貞なヒーロー」では、タイトルからなんとなくお気づきかと思いますが、世の男性陣が共感できる(?)ネタもチラホラ。『おそ松さん』たちの個性が光る爆笑の展開となっていました。約1時間15分の上映イベントは物足りないほどあっという間に過ぎ去りました。
毎回予想のつかない型破りな展開を見せる『おそ松さん』。オンエア中のアニメはもちろん、Blu-ray&DVDの続巻とあわせて、これからも目が離せません!
■TVアニメ『おそ松さん』
【放送情報】
テレビ東京、テレビ大阪 毎週月曜深夜1時35分
テレビ愛知 毎週月曜深夜3時05分
BSジャパン 毎週土曜深夜0時00分
AT-X 毎週火曜深夜0時30分
【スタッフ】
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田 陽一
キャラクターデザイン:浅野 直之
シリーズ構成:松原 秀
美術監督:田村 せいき
色彩設計:垣田 由紀子
撮影監督:福士 享
編集:坂本 久美子
音楽:橋本 由香利
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響監督:菊田 浩巳
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ
【キャスト】
櫻井 孝宏(おそ松)
中村 悠一(カラ松)
神谷 浩史(チョロ松)
福山 潤(一松)
小野 大輔(十四松)
入野 自由(トド松)
遠藤 綾(トト子)
鈴村 健一(イヤミ)
國立 幸(チビ太)
上田燿司(デカパン)
飛田 展男(ダヨーン)
斎藤 桃子(ハタ坊) ほか
【パッケージ情報】
●Blu-ray&DVD『おそ松さん』第一松
2016年1月29日(金)発売
Blu-ray 6800円(税抜) DVD 5800円(税抜)