モノ欲しそうな顔したみなさんのために、もう一発イッちゃいます!「下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ」アニラジアワード受賞記念特番回収録レポ
「AnimeJapan 2016」にて発表された、2015年度の「アニラジアワード」。その結果「BEST SEXY RADIO えっちなラジオ賞」(新人部門)をTVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(以下、下セカ)のWEBラジオ、「下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ」通称「下ラジ」が受賞しました。
そして、授賞式の檀上で“もう一発だけ! 一発だけヤリたいっっ!!”と公衆の面前でお約束した通り、もう一発だけ復活! なんと今回は、アニラジアワード受賞記念ということで下ネタを言い放題にできる「下ネタイマー」のリミッターが解除!? 本稿では、そんなアニラジアワード受賞記念特番と、CD特盤の収録の模様をレポートしていきます。
“ゆっけ”&“ずっち”としてペロリスト(※リスナーさんの意)のみなさんに親しまれた小林裕介さん(奥間狸吉役)と、石上静香さん(華城綾女役)の掛け合いは今回も健在で、思わず笑ってしまうこと請け合いです! また、おふたりからは収録後にコメントを頂戴しましたので、「下ラジ」の収録を終えたおふたりの今の心境をお見逃しなく!
■ 半年経っても下ラジは健在! 個性的なお便りをお二人が面白おかしくご紹介!
今回も「下ネタという概念が存在しない退屈な単語&ジングル」の収録からスタート! ここで注目したいのは小林さんが収録前に石上さんに「優しくする」と言っていた点です。過去の配信時には、時にドSに、時に甘く石上さんを「静香」と呼び翻弄していた小林さん……。果たしてその優しさが何分維持できたか、ぜひ配信にてお確かめください!
単語収録に移ると、石上さんからは「どうしよう、どうしよう……!?」という声が。そんな石上さんが「久しぶりだね、単語!」と話しかけると、「そうだね、早く聞きたいな。早くいい声で聞きたいな」と小林さんが続けて返答し、石上さんを見つめます。小林さんの眼差しもあってか、収録中、終始恥ずかしそうにされていた石上さんは、「半年ブランク開いたから出来ないよぉ。」と思わずコメントしていました。と言う割にとてもいい声で収録されていたので、みなさんにはぜひ期待しましょう。きっといろいろ我慢して待っていた甲斐のあるものになっていますよ!
本編では、アニラジアワード受賞記念放送ということで、下ラジに票をいっぱいイれていただいたみなさんへの感謝を述べるとともに、みなさんからのお祝いのメールをご紹介しました。ここでは女性の方からの投稿が多く、下ラジが“賢者タイム”から復活した喜びを露わにするものや、石上さんがパーソナリティを務めたラジオ番組が2本もアニラジアワードを受賞したことを、二挿しで表現してしまったものまで多数! 女性のかたも“賢者タイム”わかるんですね。
半年間溜まりに溜まったものを思う存分発散すべく、たっぷり40分以上の濃厚なトーク
■ 特盤CDでは『下ネタイマー』のリミッターが解除される……!?
ラジオCD『特盤』では、「下ネタという概念が存在しない退屈な体験のコーナー」や「退屈な単語」など内容はレギュラーコーナーを行っていますが、“ラジオCDならでは”のかなりなレベルのお便りをご紹介! そして、大好評の「クイズのコーナー」では、一瞬で答えを勘違いせざるを得ないような、卑猥な問題がたくさん送られてきていました。それにしても、ペロリストのみなさんはすごいですね。全部違う問題なのに、おそらくみなさん思い浮かべるものが全く同じものという問題をここまで考えられるなんて、そのセンスに感服です!
「下ネタイマー」のリミッターが解除された結果、どのようなことになったのか!? それはぜひこのラジオCD「特盤」を聞いて確かめよう!
■ 久しぶりの収録でも変わりなし! ゆっけ&ずっちのコメントをご紹介!
ここからは、収録後のお二人のコメントをお届けします! 改めてアニラジアワード受賞の喜びや、久しぶりに「下ラジ」の収録をした感想をお伺いしましたので、チェックしてください!
──久しぶりの「下ラジ」収録を終えてのご感想をお願いします。
石上:久々にゆっけの生の下ネタを聞けて、私は楽しかったです(笑)。
小林:ずっちは下ネタを聞きたくてこのラジオやってるの?(笑)。
石上:違うの?
小林:違う……でしょ!?
石上: “無修正版”のゆっけの発言を、私は楽しめるという楽しみもありますよ(笑)
小林:収録が進むにつれて、ずっちから「このセリフをこう言ってみて」って、自分の聞きたい単語をやたら僕に言わせようとしてましたからね(笑)。
石上:そちらは『ラジオCD特盤』でも聴けるので、ぜひチェックしてください!……まぁ、きっと修正されていると思いますけど(笑)。
小林:でも、久しぶりだった感じは全然しなかったですね。今までもこの番組は、みんな一緒に楽しくやるラジオという気持ちでやっていたので…日常の延長線のような気がします。
石上:私たちは、意外と週一ぐらいのペースで色々な仕事現場で会ってましたし……普段はもうちょっと下ネタ要素は薄いですけど(笑)。
――「アニラジアワード」を受賞されて、周りの反応や今のご自身の心境はどうですか?
小林:この番組が賞を頂くことになるとはまったく思っていなかったです。声優になった時に自分がラジオをやるとも思っていなかったので、なんだか嬉しいですね。嬉しいし、これだけ多くの皆さまから支持される番組に関わることができたことを、改めて光栄に思います。そして、授賞式でその喜びをみんなで分かち合えたことが嬉しかったですね。
石上:授賞式で「下ラジ」が受賞した瞬間、客席の皆さんがもう結果を知っていたかのように歓声を上げてくださって…
小林:歓声がすごかったよね! 「下ラジ」より前の受賞番組発表の時は「おー!」みたいな感じだったんですけれど、「下ラジ」の受賞発表の時は「よっしゃぁぁぁっ!!」みたいな(笑)。
石上:「わぁー!」じゃなくて「よっしゃあ!」が聞こえてきたんですよ(笑)。
小林:そのくらいこの番組のことを想ってくださる方々が、ラジオを聞いて頂いていたんだと実感しました。そして、このアニラジアワード受賞は、そんなリスナーの皆さまからの沢山のお便りがあったからこそですし、本当にスタッフ・リスナー、一丸となって作った番組だったと心から思います。
石上:私はラジオパーソナリティ自体が初めてで、小林さんを始め、スタッフさんに手取り足取りながら学ばせてもらっていたので、まさか一番最初のラジオでこういった形になるとは思っていませんでした。
――「下ラジ」で思い出深いエピソードはありましたか?
小林:全部のコーナーが楽しいですし、ゲストさんが来るとそれだけでいつもとテイストの違う感じになっていたので、どの回も本当に面白いです。
あと、個人的にはいつの間に“イチャラジ”と呼ばれるようになったのかな?と。あまりにも行き過ぎたら聴いていて不快に感じられるかと思いまして、他にイチャラジと呼ばれている番組を聞いてみたんです。そうしたら、「全然まだまだ大丈夫だな」と思いまして、むしろ自分たちは全然イチャイチャしてなかったので…もっとイチャイチャしてやろう!と今回の収録に臨みました(笑)。
石上:ちょっと! それはおかしいでしょ!(笑)
小林:でも、ずっちが下ネタを言うことに一生懸命でしたから、やっぱイチャイチャよりも下ネタなんだな、と。
石上:「エッチなラジオ賞」ですから。
小林:エッチにイチャイチャできたらよかったですけどね(笑)。
石上:来年「イチャイチャラジオ賞」があったら受賞したいね。
小林:流石に来年はもうノミネートされないでしょう。でも、その賞を取るためだけにもう一度復活するとか(笑)。毎年エッチなラジオ賞を荒らすために一時的に復活。エッチなラジオ賞は常に「下ラジ」みたいな(笑)。そして、もう受賞できなくなったら本当に終わり、そんな夢のようなことが起こったら楽しいなぁ……またやりたいですね。
石上:私は公開録音をしたことないので、ぜひやってみたいです!……ほら、だって19回ってキリが悪いじゃないですか。
(※注:本放送16回+特番1回+ラジオCD新録回2回で全19回)
小林:でも下ラジっぽいよ? 19(イク)で終わるから。
石上:ああそっか。…でも途切れたよもう! 20回目ないよ! 今の発言のせいで!(笑)
小林:ごめんなさい! でもこのラジオは絶対公開録音はできないから(笑)。
石上:ええぇ~、公開したかったなぁ。
――その時を楽しみにしています! 最後に今回の復活を楽しみに待っていたファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
小林:半年ぶりでも全く変わりません。「下ラジ」感満点です! やりたい放題やりました。そのスタンスはレギュラー放送の頃から変わっていないので、みなさんに“これを待ってたんだよ”って感じてもらえるものになっていると思います!
ただ、唯一ごめんなさいは、あまり「静香」って言えなかったことですね。
石上:そこは謝る必要ないと思うけど!
小林:今までの回より少なかったですけれど…その代わり攻めておいたので!
石上:静香静香呼びすぎて、もう狙って言えなくなったでしょう!(笑)
小林:そう、だから今回はずっちも「静香って呼ぶな!」って言わなかったよね。
石上:あっ、本当だ。
小林:皆さんが聞きたかったフレーズのひとつだったろうに(笑)。
石上:静香って呼ぶな!(笑)。
小林:遅いよ(笑)。でも、存分に楽しんで頂ける内容になったと思いますので、
ぜひ配信される「特番」もラジオCDの「特盤」もお手に取ってもらえると嬉しいです。
――ありがとうございます。石上さんはいかがですか?
石上:内心は不安でしょうがなかったです。やりたいとは繰り返し言っていたのですが、いざ復活の時に「半年前より面白くできるのか?」という謎のハードルがあって。やはり「下ラジ」は初めてのラジオ経験だったので、初めてだから許されていた感ってあったと思うんです。
でも、他のラジオ番組もやらせて頂き、ラジオの流れが判ってきたところで、もう一度復活という形での今回の収録でしたので……でも小林さんが、なんだかんだ言いつつも引っ張ってくれて、マイクの前に来たら半年前の下ラジの空気感に戻れたかなと思っています。
ラジオCD「特盤」が一番すごい内容になったと思うので、配信の「特番」もラジオCD「特盤」も聞いていただきたいです。沢山の方に聞いていただければ、また小林・石上で皆さんとお会いする機会もあるかもしれませんので、ぜひよろしくお願いします!
■TVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』
【STAFF】
原作:赤城大空(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:霜月えいと
監督:鈴木洋平
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン:藤井昌宏
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
音楽制作:スターチャイルド
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作プロデュース:GENCO
【CAST】
石上静香(華城綾女)
小林裕介(奥間狸吉)
松来未祐(アンナ・錦ノ宮)
後藤沙緒里(不破氷菓)
新井里美(早乙女乙女)
三宅健太(轟力雷樹)
堀江由衣(鬼頭鼓修理)
上坂すみれ(月見草朧)
小倉唯(びんかんちゃん)
【STORY】
「お●んぽおおおおおおおおおぉ!!」少女は叫びながら、駅の構内を走り出した。その瞬間、僕はすっころんだ。16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとなってしまった……! そこはプリズン? それとも、ハーレム?
>>『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』公式サイト
>>『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』公式Twitter
>>『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』配信ページ
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