新人発掘プロジェクト「ツキクラ」メンバーがついに初めての発表会&サプライズも! 「ツキプロch.」公開収録レポート
2016年4月26日(火)、アニメイト横浜 イベントスペースにて「ツキプロch.」5月25日放送分の公開収録が行われました!
この日の公開収録は、2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」の新人発掘プロジェクト「ツキクラ」メンバーによる初めての発表会がメインイベント。
多数のファンが詰めかけ、イベントスペースは這い出る隙間もないような超満員。収録前から会場のテンションはうなぎのぼりでした。興奮に満ち満ちた収録の様子をレポートしていきます!
取材・文:小泉ちはる
『ツキウタ。』黒月大役の間宮康弘さんのMCに続いて「ツキクラ」メンバーの皆さんが登場すると、客席からは大歓声が巻き起こりました。
その声が止まぬうちに、まずはオーディションの課題曲でもあった「グロリアス・ストーリー」「I need you」を披露。
この日のために「声の演技」「歌」「ダンス」を重点的に特訓してきたメンバー。特訓の模様の一部は「ツキプロch.」でお届けしてきましたが、特訓の成果と言えるぴったりと息のあった歌とダンスに目が釘付けです!
ファンを前に曲を披露した感想を聞かれ、“イノエル”こと井上雄貴さんは「皆さんの前で2曲を披露するのはAnimeJapan 2016以来。今日また皆さんにお会いできたことが、単純に嬉しいです!」と顔を綻ばせていました。
菊地燎さんは、「みなさんの応援がすごく熱くて、お腹をやられてしまいました(笑)」と会場の笑いを取り、荒一陽さんは「今日はお祭りみたいにやっていけたらと思います!」と意気込みを語りました。
■メンバーの個性あふれる自己紹介は「ツキクラ」ならでは!?
続いてメンバーの自己紹介。しかしもちろん単なる自己紹介ではなく、プロのアイドルらしく、最後はカッコいい決めポーズを要求される面々。
まずは「なぜか空回り王子と呼ばれるんですけど、王子はともかく『空回り』は認められないです!」とカッコよく決める荒さんと、「ステージで皆を照らす光になりたい!」と“ツキクラの一番星”を目指す市川太一さんが先陣を切ります。
そして、抜群の歌唱力で童謡の『チューリップ』を歌い出す糸川耀士郎さんに、「眼鏡と笑顔で幸せを届ける大天使イノエル♪」がキャッチフレーズの井上さん。
「ツキクラ」最年少の弟キャラらしく、「『来て良かったな』と思ってもらえるようにします!」とはにかむ大島尚起さんと“「ツキクラ」のリーサルウェポン”の異名を自負する大海将一郎さんが自己紹介。
さらに、「広報担当を務めておりますので、真面目に挨拶します!」と「ツキクラ」随一の真面目キャラぶりを発揮する菊地さん、続いて「ツキクラのお兄ちゃん」こと小松準弥さん、「僕、いつもはおじいちゃん呼ばわりされてますけど今日は若々しいですよね!」とハツラツとした笑顔を見せる徳武竜也さんが続きます。
「大阪出身なので、今日は来てくれてありがとう!」と関西弁で照れながら挨拶し、ファンから「頑張ってー!」と声援を送られた西野太盛さん。
ファンを巻き込んだ自己紹介で会場を沸かせる「ツキクラのマスコット枠」筆村栄心さん、「笑顔満開☆ふー君です!」とあざとさあふれるパフォーマンスでファンを魅了する古畑恵介さん。
そして最後は、特徴のあるクシャミとともに「今日は楽しんでいってください!」と声を上げる松岡一平さんなど、各メンバーの個性がいかんなく発揮されていました!
■朗読劇『ある白雪姫の秘密』で好演(怪演!?)
やはり、声優たるもの物を言うのが「声の演技」。そこで、歌に引き続き「ツキクラ」メンバーによる朗読劇『ある白雪姫の秘密』が初披露されました。
タイトルから「童話の『白雪姫』かな?」と思いきや、白雪姫は白雪姫でも、なんと姫もお妃さまも両方男という設定。
小さい頃、病弱だったせいで「姫」を極めてしまった身も心も立派な男性・白雪姫を徳武さんが、財産目当てに王と結婚し、逆ハーレム計画を目論む意地悪なお妃さまを古畑さんが熱演します。
脇をナレーター役の市川さん、大島さんが固め、わがまま放題のお妃さまに振り回される鏡の精役と狩人役を、それぞれ松岡さん、井上さんが担当。
「白雪姫を森に追放したい」というお妃さまの思惑と、「家出して男として暮らしたい」という白雪姫の願望が交錯した結果、森の中にやってきた白雪姫は、小人の家のベッドで眠ってしまいます。
実はこの家、イケメン男性アイドルユニット「小人」の自宅。ナルシストのナル、おこりんぼうのオコ、笑顔のフフ、おとぼけ担当のトボ、ねぼすけのグー、クシャミの多いハク、インテリの先生を、荒さん、大海さん、糸川さん、西野さん、筆村さん、小松さん、菊地さんがそれぞれ演じます。
ライブを終えて帰ってきた小人達は、眠っている美しい白雪姫を見て仰天。起こして事情を聞きますが、白雪姫は「王妃からの命を果たすまでには城に帰れない」と涙目で訴え、結局小人の家に落ち着くことに。
小人と白雪姫の掛け合いや、白雪姫を見張るために森の動物に扮している、鏡の精・狩人のやりとりもコミカルで、客席からは度々笑い声が上がりました。
荒さん、糸川さん、大島さん、小松さん、西野さんは大勢の前で声の演技を披露するのが初めてということで、「緊張しました……(笑)」と本音をぽろり。しかし、ファンに向けて「どうでしたか!?」と水を向けると、盛大な拍手が起こりました。
朗読劇の中でも、注目を集めていたのが古畑さんのお妃さま(魔女)役の演技。間宮さんが「俺が出てった時に、古畑君かな? 喋ったら会場がブワーッと沸いていたよね」と指摘すると、魔女のお芝居を再び披露していました。
白雪姫役の徳武さんとお妃さま役の古畑さんが抱き合い、ファンから「末永くお幸せにー!」という声が飛び交うシーンも。
■満を持して、初のオリジナル曲「未来のPiece」発表!
そして、公開収録の最後には、ファンに向けて「ツキクラ」からのサプライズが!
「ツキクラ」初のオリジナル曲「未来のPiece」が発表されると、会場のボルテージはこの日最高潮に達しました。「『ツキクラ』の13名一人一人のピースをつなぎ合わせたような、キラキラ輝いている曲に仕上がっています!」という言葉どおり、アイドルに相応しいポップな歌とダンスを見せました。
会場の興奮醒めやらぬ中、大海さんは「緊張したんですが、ひとつも間違えませんでした!」と堂々と話し、他のメンバーから一同総ツッコミを受ける場面も。
その後、松岡さんは「練習してきたんですが、いざ皆さんの前に出るとヤバいですね(笑)」と述べ、市川さんが「曲、すごくカッコよくなかったですか? これを『ツキクラ』メンバーの13名でやれるのは本当に嬉しいことだと思います。歌詞やメロディーに恥じないよう、歌もダンスももっと磨いて上達していきます!」と力強く締めくくりました。
公開収録終了後はなんと、急遽「ツキクラ」メンバーがファンの皆さんをお見送り! この親しみやすさ、知らず知らずのうちに応援したくなる真摯さも、「ツキクラ」の魅力のひとつなのかもしれません。
■番組情報
【番組名】ツキプロch.(ツキプロチャンネル)
【放送開始日】2016年4月6日(水)よりTOKYOMXにて毎週水曜23時放送
【出演者】
ツキプロキャラクターを演じる人気声優陣
ツキクラ
(荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平)※50音順
【番組内容】
(1)ツキプロキャラクターを演じる人気男性声優陣のトーク&企画コーナー
ツキノ芸能プロダクションには、さまざまなキャラクターが所属しており、いくつかのユニットを組んでいます。そのユニットごとにスポットを当て、キャラクターを演じる人気声優陣によるトーク&企画コーナーを展開します。人気急上昇中の“SolidS”キャストをメインとしたコーナーをはじめ、各ユニットのカラーや特性を生かしたコーナーを企画中!
(2)13人の新人男性声優=ツキクラメンバーの成長を追いかける体当たりドキュメント『ツキプロMusicGrandPrix2016』で選ばれた13人の新人男性声優たちの奮闘と成長を追いかけます。さまざまな体当たり企画やレッスンを経て、切磋琢磨しあうことで、視聴者が応援したくなるチームへと育てていきます。
(3)ツキプロファン必見の最新情報やイベントレポート2016年にアニメ化が決定している『ツキウタ。』シリーズをはじめとして、ツキノ芸能プロダクションに関する最新情報や告知をお届けします。また、ライブ映像やイベントレポートといったファン必見のお宝映像も!?
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