新海監督の最新作『君の名は。』に長澤まさみさん・市原悦子さん出演! さらに悠木碧さんら追加キャストも発表に
『ほしのこえ』(2002年)、『秒速5センチメートル』(2007年)、『言の葉の庭』(2013年)など意欲的な作品を数多く作り出したアニメーション映画監督・新海誠氏。今年8月26日(金)には、3年ぶりの新作となる『君の名は。』が公開となります。出会うはずのない男女が夢の中で入れ替わり、互いに惹かれていく中で、次第に二人がある運命に翻弄されていくというエンタテインメント要素満載の本作。声の出演として、三葉が夢の中で見た男の子【瀧】役に、同世代の中でひときわ異彩を放つ演技派俳優・神木隆之介さん。そして、自らの運命に翻弄されていくヒロイン【三葉】役を、オーディションでその役を射止めた上白石萌音さんが務めます。
そしてこの度、新たな豪華キャストが発表されました! 都会に住む男子高校生【瀧】が密かに想いを寄せるバイト先の先輩【奥寺ミキ】に、女優・長澤まさみさんが決定! また、田舎町に住む女子高校生【三葉】の祖母【宮水一葉】を、女優・市原悦子さんに決定いたしました! 今回、神木さん、上白石さんを含めた4人のアフレコ風景の写真や、長澤さん、市原さんのコメントや、さらに解禁されたキャスト情報などをご紹介しましょう。
★長澤まさみさんさんといえば、現在NHK大河ドラマ「真田丸」に出演中で、2011年にはスタジオジブリの「コクリコ坂から」(監督:宮崎吾朗)で主人公【海】の声も担当。そして市原悦子さんは、国民的ドラマ「家政婦は見た!」シリーズを筆頭に、女優として幅広く活躍しながら、1975~1994年まで約20年間「まんが日本昔ばなし」で語りと登場人物の声を担当するなど、数多くのアニメ作品への出演、ナレーション経験をもつ声のベテランです。
◆アフレコの模様が現場から到着!
★神木さん、上白石さん、長澤さん、市原さんの4人は今作が初共演! アフレコ時には、市原悦子さんの声を聞きながら育ったという、長澤まさみさん&上白石萌音さんのシンデレラガール(※2人とも“東宝シンデレラオーディション”で女優デビュー)2人が、声の共演に感極まっている様子が伺えました。緻密で繊細な瑞々しさが特徴の新海誠作品に、趣と厚みを持つ豪華キャストが参加することで、どのような化学変化が起きるのか、ますます期待が高まります!
◆更に豪華キャストが出演決定!
★また、三葉の妹【四葉】を人気子役の谷花音さん、三葉の同級生【勅使河原克彦】をMen’s non-noの人気モデル成田凌さんが担当、三葉の同級生【名取早耶香】を悠木碧さん、瀧の同級生【藤井司】を島﨑信長さん、同じく瀧の同級生【高木真太】を石川界人さんといった人気実力を兼ね備えた若手声優の3人がそれぞれ声を担当することも、発表されました。
<出演解禁キャスト>
長澤まさみ【奥寺ミキ】…主人公・瀧が密かに好意を寄せるバイト先の先輩。
市原悦子【宮水一葉】…ヒロイン・三葉の祖母。
成田凌【勅使河原克彦】…三葉の同級生。
悠木碧【名取早耶香】…三葉の同級生。
島﨑信長【藤井司】…瀧の同級生。
石川界人【高木真太】…瀧の同級生。
谷花音【宮水四葉】…三葉の妹。
◆キャラクター紹介&キャストコメント!
●奥寺ミキ(おくでら みき)CV:長澤まさみ
東京の都会に住む主人公の立花瀧(声:神木隆之介)が働くイタリアンレストランのアイドル的存在。美人でおしゃれでしっかり者の奥寺先輩に、瀧も密かに好意を寄せている。田舎町に暮らす三葉と瀧の心と身体が入れ替わったことがきっかけで、奥寺先輩と瀧の関係にも変化が…!?
【長澤まさみさんコメント】
新海監督の作品は本当に映像が美しくて、リアルとアニメが混在している感覚がすごく心地良いです。「君の名は。」も映像を一目観ると、一気に空気感が身体の中に入ってきて、とても気持ち良い作品だと思います。“奥寺先輩”は主人公の憧れの女の人なので、大人っぽさ、優しさ、少しだけ色っぽさが出るよう意識しました。子供の頃から「家政婦は見た!」と「まんが日本昔ばなし」がとっても大好きで、今回市原さんのお声を聞くのを楽しみにしていました。市原さんと一緒の作品に参加できて、本当に光栄に思います。
<参考:長澤まさみさん主な声優作品>
2008 アニメ「デトロイトメタルシティ」
2010 ゲーム「二ノ国」
2011 映画「コクリコ坂から」
2015 映画「妖怪ウォッチ2」
●宮水一葉(みやみず ひとは)CV:市原悦子
山深い田舎町に住む女子高生、宮水三葉(声:上白石萌音)の祖母。家系の神社の伝統風習を守っている。三葉と小学生の妹・四葉(よつは)と一緒に3人で暮らしている。
【市原悦子さんコメント】
アニメはどこまでも広がる世界で、そこに声の出演として参加するのは昔から大好きでした。「君の名は。」では、都会に憧れる若者たちの、掴みどころのない、希望と不安で揺れているような心情が描かれていて、それは私には新鮮で触れたことのない世界でした。分からないからこそ面白くて、やってみたいと思い、受けさせていただきました。新海監督はとても丁寧に演出され、出演者にもとても優しく、これも驚きでした。
<参考:市原悦子さん主な声優作品>
1967 映画「サイボーグ009 怪獣戦争」
1968 映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」
1970 映画「ちびっ子レミと名犬カピ」
1975-1994 TVアニメ「まんが日本昔ばなし」
1985 映画「ごんぎつね」
1996 映画「エンジェルがとんだ日」
2005 映画「あらしのよるに」
2007 TVアニメ「ミヨリの森」
◆新海誠監督コメント公開
「憧れの先輩」役である奥寺ミキは、ともすれば記号的表現の範囲内でも収まってしまうキャラクターです。しかし長澤まさみさんの声は、そこに圧倒的な実在感と共感性を吹き込んでくれました。劇中では描いていない奥寺の陰影までも感じさせるような長澤さんの芝居に、すべての「男の子たち」はどぎまぎさせられてしまうはずです。
ヒロインの祖母である宮水一葉は、先祖から受け継がれてきた知恵と神秘の語り部であり、同時に孫に昔話を語る身近なお祖母ちゃんでもあります。「まんが日本昔ばなし」に育てられた僕にとっては、ですから一葉役は市原悦子さん以外にあり得ませんでした。最高の語りをいただけました。ご出演いただけたことに、ひたすら感激しています。
◆作品情報
<STORY>
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださ―――い!!!」
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。
一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。
繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
やがて、二人は気付く――。
「私/俺たち、入れ替わってる!?」
入れ替わってしまった身体と生活に戸惑いながらも、その現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
出会うことのない二人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す。
<公開情報>
作品名:「君の名は。」
2016年8月26日 全国東宝系公開
監督・脚本:新海誠
作画監督:安藤雅司
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
声の出演:神木隆之介 上白石萌音 長澤まさみ 市原悦子 ほか
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
>>映画『君の名は。』公式サイト
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