世界有数のトレーディングカードゲーム『Force of Will』がアニメ化決定！

　FORCE OF WILL株式会社が企画・開発・制作・販売する世界有数のトレーディングカードゲーム(TCG)『Force of Will』のアニメーション製作が決定しました。プロジェクト第1弾「Force of Will the Movie」が、2018年のリリースに向けて製作となります。

「Force of Will the Movie」は、『Force of Will』のコンセプトを引き継いだ、約15分の短編アニメーション6作品から構成されるオムニバス長編映画(約90分予定)。『Force of Will』の世界観同様、民話や神話、童話をベースとし、6つの異なるテイストのエンタテイメント作品となります。

　各作品の制作には、米国アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた森田修平さんら日本のトップクリエイターが多数参加。さらにタイを代表するCGスタジオである「RiFF Studio」がオリジナル作品を制作、台湾の大手CG制作会社「TWR Entertainment」が林祐一郎さん監督作品の制作会社として参加するなど、まさに国境を超えたプロジェクトとなっています。さらに、2018年のリリース以降も毎年新作の展開を予定しています。

『Force of Will』はアニメーション作品を通じて、TCG分野だけでなく新たなジャンルで日本市場はもとより、世界を目指します。その第一歩として、2016年6月13日から18日までフランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭（Le Festival international du film d’animation d’Annecy）で併催される国際見本市MIFAにて、プロジェクトの初披露が行われます。

　プロジェクトの詳細は、順次告知予定。日本発のオリジナルコンテツから生まれるビッグプロジェクトに注目です！

■「Force of Will the Movie」を彩る6作品、トップクリエイターが集結！

「Force of Will the Movie」プロジェクト発表に合わせ、6作品の制作会社と参加クリエイターも決定！　いずれも日本を代表するクリエイターばかりとなっています。

『カクレンボ』で世界的に注目を浴びた「YAMATO WORKS」が制作するのはクトゥルフ神話をベースとした作品。監督に『九十九』で米国アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた森田修平さん、キャラクターデザインはトップアニメーターの田中達之さんが参加。少女の見る虚構と現実を描きます。

　台湾の制作スタジオ「TWR Entertainment」が制作するのは、西遊記の物語。2016年に公開された『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』監督の林祐一郎さんを起用、天神英樹さんがキャラクターデザインを務めます。

　エッジの立ったCGでいま最もホットな「サブリメイション」はゾンビを題材にした作品を制作。監督に須貝真也っさん、キャラクターデザインに島村秀一さん、メカニックデザインに柳瀬敬之さんとこちらも目が離せません。

　日本の3DCG業界でマルチな才能を発揮する森江康太さんは、ピノキオの物語を制作。監督・脚本・CG制作を一人三役で挑みます。

　絵本アプリで大ヒットを放ってきた「GranSkyStudios」は、オリジナル童話作品を制作。鈴木麻紀子さんを監督とキャラクターデザインに立て、ファンタジックな親と子の感動の物語となります。

■国境を超えたプロジェクトタイ・台湾から放つ新感覚アニメーション
「Force of Will the Movie」は世界に向かって放たれるだけでなく、世界の才能も積極的に取り入れます。プロジェクトの展開にあたっては、海外の才能豊かなスタジオやクリエイターの参加も目指します。

「Force of Will the Movie」の第一弾作品のひとつ『RAAM -THE BRIDGE TO LANKA-』もそのひとつ。そのクオリティーの高さから、タイで最注目とされているアニメーションスタジオ「RiFF Studio」が、本作のために初のオリジナル作品に挑戦。ヒンドゥー教2大叙事詩の1つであるラーマーヤナをリテリングした壮大なスペースラブストーリーを表現します。

　また林監督の西遊記は、台湾のCGプロダクションである「TWR Entertainment」とタッグを組んで挑戦する作品。ガンアクションありCQBありの世界レベルのハイスピードスーパーアクションを実現します。

　プロジェクトは、今後も海外のクリエイターとの協力を積極的に行う予定。2018年以降の動きにもご注目ください！

>>『Force of Will』(フォースオブウィル) TCG公式サイト