今後1年間で40以上もの企画が開催!? 『アニメイト30周年プロジェクト』を動かすプロデューサー山坂氏に聞く――「感謝を伝える1年間にしたい」【前編】
2016年、アニメイトが創業30期を迎えるのに合わせて、7月1日から「30周年プロジェクト」を開催する。特設サイトにはいくつかのイベント告知が行われているが、まだまだ隠し玉があると言う……。
そこで今回は30周年プロジェクトの総合プロデューサー山坂健介さんにお話を伺い、30周年プロジェクトのコトだけでなく、アニメイトのこれからの展望などについても語っていただきました。
インタビューの模様は、【前編】・【後編】に別けた全二回の連載形式でお届けします。【前編】では、森久保祥太郎さん、鳥海浩輔さん、吉野裕行さんが出演する「アニメイトアニバーサリーフェスティバル」や、毎年恒例の「アニメイトガールズフェスティバル」の進化について伺っていきます。
■アニメイト30周年プロジェクトを動かす山坂さんに聞く!
――アニメイト30周年おめでとうございます。まずは自己紹介をお願いします。
山坂健介さん(以下、山坂):私自身は、以前は新店舗のオープンの宣伝や、『AGF(アニメイトガールズフェスティバル)』、『AnimeJapan』などの大型のイベントの企画管理などをしていました。
――AGFの企画も担当されていたのですね!
山坂:はい。「AGF」は今年で7回目を迎えるのですが、おかげさまで大きなイベントに成長しました。「AGF」の成長をきっかけに、以前のところから離れ、新たに部署を立ち上げました。
――なるほど。それで今回の30周年プロジェクトも担当されると。
山坂:そのとおりです。アニメイトが30周年を迎えるにあたって、いざ企画を考えようとしたとき、まずはコンセプトを決めることにしました。アニメイトが30年も長く営業し続けてこられたのは、日頃からお店に足を運んでくださるお客様や、作品を生み出してくださるクリエイター、企業の皆さまのお陰です。本当に携わってくださったみなさんには頭が上がりません! そこでアニメイトは30周年イベントのコンセプトを「感謝」にしました。
――「感謝」を伝える企画なのですね。
山坂:もうひとつはアニメイト自体が今年スローガンとして掲げている「チェンジ」です。「感謝」と「チェンジ」を踏まえて、30周年の企画はいままでにやったことのないものを次々と打ち出していこうということになりました。
――さっそく「チェンジ」したことなどはあるのでしょうか?
山坂:「チェンジ」の第一弾としてアニメイトのロゴマークを変えました。アンテナのマークから、「アニメ店長」のシルエットを使ったものです。ロゴの雰囲気を変えることにより、「今年のアニメイトはなにか変わるのかな?」と思っていただけるようにしました。
■山坂さんに聞く! 30周年のイベントはこうなる!?
――それでは30周年プロジェクトについて伺います。現在どのような企画が進行中なのでしょうか?
山坂:たくさん企画が動いていて、私のパソコンの企画フォルダーには何十個のファイルがあります(笑)。30周年イベントの期間は2016年7月1日から2017年6月30日まで、ちょうど一年間かけて実施していきます。
――具体的にどのような内容でしょうか?
山坂:大小さまざまなイベントを用意しています。ザッと数えただけで、40以上の企画が動いています。
――え? たった365日に40個もイベントを行うのですか?
山坂:まだ企画中のものも多いので実現できなかったり形を変えて開催する可能性もありますけどね(笑)だいたい毎週なにかイベントを開催して、ファンのみなさまに楽しんでいただける1年間にしたいと考えています。イベントを企画しているのは我々の部署だけでなく、アニメイトのスタッフからも、「こういうイベントをやりませんか?」という要望が出てきているんです。
■30周年イベントのオープニングセレモニーは必見
――お客さんが実際に参加できるイベントはありますか?
山坂:30周年プロジェクトは1年間というロングスパンなので、要所々でイベントを開催しないと認知されません。そこで、まずは一番大事なスタートのタイミング(7月1日)で大きなイベントを開催します。内容は池袋本店で「今日から30周年が始まります!!」というオープニングセレモニーの開催です。
――どのようなセレモニーを企画していますか?
山坂:30周年応援タイトルの『ツキウタ。 THE ANIMATION』の企画です。ツキクラメンバーから11人に参加してもらって、池袋本店を使った盛大なイベントを開催します。会場は9階のイベントスペースを予定していますが、店頭ビジョンと店内のモニターでもイベントスペースの様子を流します。さらにイベント後はメンバーのみなさんに店内のスタジオに集まっていただき、スペシャルな企画番組を配信予定です。
――店舗以外のイベントはありますか?
山坂:7月18日に科学技術館 サイエンスホールで「アニメイトアニバーサリーフェスティバル」を企画しています。出演は森久保祥太郎さんと鳥海浩輔さん、吉野裕行さんの3人です。こちらはアニメイト池袋本店1周年記念のときに、この3名に生放送をしていただいたのですが、せっかくなので30周年に合わせて、1日限りですが復活してもらおう、という企画です。
――大人気の3名ですね! 果たしてイベントのトークテーマは?
山坂:「30周年」をテーマにトークしていただく予定ですが、変幻自在なお三方なので、本番までどうなるかわかりません。個人的にもワクワクしています(笑)。参加券の応募は終わってしまいましたが、アニメイトチャンネルでの生配信、アーカイブ配信があるので楽しみにしていただけると嬉しいです。
■11月の「アニメイトガールズフェスティバル」は進化する!!
――先ほどもお話に出ました「AGF」ですが、今年はどのようなイベントになりますか?
山坂:今年のAGFのテーマは「贈りもの」です。まだ中身は進行中のものが多くて言えませんが、いろいろやります!
去年のAGFで大きく変えたのは「会場の外でも楽しめるイベントにする」ということでした。今年はそのコンセプトをさらに昇華させて、会場内外で楽しんでいただけるものにします。アニメイトは「池袋」という街に店舗を構えさせていただいていますので、他の商業施設といっしょに連携して、街を盛り上げていきたいです。
――街がお祭りの雰囲気に包まれるのは、とても楽しいと思います!
山坂:そうなんです。サテライト会場を増やして、AGFの楽しみの幅を広げていきたいと企画しています。AGFをやっている期間は、「人がたくさん来る」という池袋にしたいです。人が集まれば飲食店も賑わいます。我々としては、AGFは地域に貢献できるようなイベントに育っていってほしいと思っています。
――飲食店もAGFに参加できますか?
山坂:大勢の方に一日中楽しんでいただきたいので、飲食店さんの協力は必要不可欠です。昨年は10店舗ほど、池袋界隈の飲食店様にご協力していただきまして、AGF用に特典を配布したのですが好評だったようです。もちろん今年も行います。
いかがでしたか? これから予定されているアニメイトの数々の試みに、思わずワクワクしてしまうことと思います。なお【後編】では、お客様参加型イベントや新店舗「アニメイトAKIBAガールズステーション」などについてお聞きしていきますので、お楽しみに♪
>>アニメイト30周年プロジェクト特設サイト
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