魔女と魔女見習いと一般人が“あの”名場面を振り返る！　TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』最終回直前イベントレポート

　青森県を舞台に、修行中の女子高生魔女・木幡真琴が友人達とのんびりした毎日を過ごす作品『ふらいんぐうぃっち』。2016年4月にはTVアニメも放送され、多くの反響を呼んでいます。

　そして最終回を直前に控えた2016年6月19日(日)、シネマート新宿にて本作の最終回直前イベントが開催されました。イベントでは、キャスト陣による作品の振り返りトークやゲームコーナー、第11話「くじら、空を飛ぶ」の先行上映が行われ、会場は大盛り上がり！　本稿では、2部公演のうちの2回目をレポートとしてお届けします。

【出演者】
篠田みなみ(木幡真琴役)
鈴木絵理(倉本千夏役)
三上枝織(石渡なお役)

　

■ キャストお気に入りの名場面とは!?

　ファンには嬉しいキャラクターによる影ナレで前説が行われると、間もなくして篠田さん、鈴木さん、三上さんらキャストが登場します。また会場が新宿アルタ近くのため、最初の挨拶にも関わらず鈴木さんは「ふらいんぐうぃっち、観てくれるかな～？」など某司会者風に投げかけ、ファンの笑いを誘いました。

　オープニングトークでは、エンディング主題歌「日常の魔法」のカップリング曲「あしたもあした」が大好きだと明かした鈴木さん。好きが高じてイベントの待ち時間に踊っていたことを暴露されると、ファンのリクエストに応えて急遽披露することに。篠田さんのアカペラに合わせて、楽曲をイメージ(？)した振り付けで踊り、開始早々から会場を大きく盛り上げました。

　
　今回は振り返り上映会ということもあり、本作の思い出について出演キャスト3名に事前アンケートを実施。早速、一つ目の質問“演じていて一番楽しかったシーンは？”の回答を発表していきます。

　三上さんは、自身が演じる石渡なおの意外な一面が見られた第10話「料理合わずと蜂合わず」をチョイス。また、なおが津軽弁(青森県の方言の一種)で訛るシーンも登場したことから、青森県出身である三上さんは「(なおの)初めて訛ったセリフを入れられて嬉しかったです！」とコメントし、喜びを露わにしました。

　
　続いて鈴木さんは、千夏と春の運び屋が対面した第2話「魔女への訪問者」をピックアップ。千夏の唖然とした表情や、不審者に対する子供のリアルな対応が面白かったと大絶賛します。すると、司会から「千夏の顔を再現できますか？」と無茶振りが投げかけられるも、口を大きく開けて再現して鈴木さんの勇気に拍手が送られました。

　
　篠田さんは、皆が魔法で笑い上戸・泣き上戸になった第6話「おかしなおかし」を選ぶと「笑っている千夏や茜、泣き続けている真琴、てんやわんやで大変だったけど楽しかったです」と笑顔で語ります。

　
　次の質問は“最終回を前に他の2人に聞いてみたいこと”。篠田さんは作品に絡めて“弘前の一番好きなところ”と“弘前でしてみたいこと”を、鈴木さんと三上さんに質問してきます。すると鈴木さんは弘前の一番好きなところとして、住民が温かい点と“馬が歩いている点”を挙げ、他キャストを驚かせます。そこで三上さんは、会場に足を運んでいた弘前市出身のファンに真偽を確かめると、まさかの“歩いていない”との回答が……。鈴木さんが見たという馬に謎が深まります。

　三上さんは、BD/DVD特典「舞台めぐり」のロケで訪れたリンゴ公園から見た景色が壮観だったと明かしました。また「私という存在がちっぽけに思えて、風になりたいと思った！」とも力説し、会場に笑い声が響き渡ります。また弘前市在住の原作者・石塚千尋先生が、漫画を描いているところを見たいと熱望する一幕も。



　そんな三上さんは“作品に関わってから青森県に対する印象は変わりましたか？　一番好きな食べ物はなんですか？　今度誘ったら一緒に食べに行ってくれますか？”と質問中に熱烈なアプローチを盛り込みます。すると篠田さんと鈴木さんは、本作を通して青森県に対するイメージが大きく変わったとコメントし、三上さんも満足気な様子です。

　
　そして鈴木さんは“海派ですか？　山派ですか？　海派なら一緒にプールに行きませんか？　山派ならバーベキューしませんか？　最終回が終わったら寂しいので打ち上げを兼ねて遊んでくれませんか？”と三上さんよりも多い質問数と、若干似たような内容で2人を圧倒します。また3人の中で山派と海派が分かれるも、最終的には効率的なレジャープランがまとめ上げられ、会場から拍手が送られました。

　その後は、先ほど話に挙がったBD/DVD特典「舞台めぐり」ロケでのエピソードを写真と共に振り返ると、第11話「くじら、空をとぶ」の先行上映が行われました。

　
■ “更に”仲良くなるため、ファンを巻き込んだゲームに挑戦！

　上映を終えると再びキャストが登壇し「もっともっと仲良くなろう　仲良しゲーム」のコーナーがスタート。このコーナーは真琴・千夏・なおのようにキャスト陣が仲良くなるべく、絆が深まるゲームにチャレンジする企画です。全てのゲームをクリアすると豪華景品を獲得できるとのことで、キャスト陣もやる気満々の様子。最初のゲームは「心を一つに！　ジェスチャーゲーム」。スクリーンに映し出されるお題をキャストが交代で1人ずつジェスチャーし、他の2人が回答していきます。なお、2分間に5問正解すればクリアとなり、次のゲームへ進めるといったルール。

　ゲームがスタートすると、先ほど上映された第11話にちなみ“フクロウ”や“喫茶店の店員”など、のお題が繰り出され、キャスト陣も必死にジェスチャー＆回答していきました。

　
　鈴木さんのファインプレーが連発したものの、5問には届かずクリアは失敗。そこで3人は子犬のような眼差しを司会に向けると、次のゲームの成功でコーナーをクリアさせてもらうよう懇願します。更に三上さんは、篠田さんが可愛くお願いすることを条件にリベンジのチャンスを要求。恥じらう篠田さんは「私達にもう一回、ゲームをやらせてくださいっ」と会場に呼びかけ、ファンや三上さんから大絶賛されると同時にリベンジ権を獲得しました。

　2回戦は「会場を見渡せ！　使い魔探しゲーム」ということで、スタッフがファンに渡した使い魔のパネルを時間内に全て探し出すゲームが行われます。ゲームが開始するとチトやケニー、アルといった作中の使い魔をステージ上から捜索し、回答していきました。

　
　3人のチームワークによって全ての使い魔を見つけ出し2回戦はクリア。景品として洋菓子セットが送られます。そして最後にイベント終了の挨拶……と思いきや、6月3日が誕生日の篠田さんと、6月22日が誕生日の鈴木さんへサプライズでバースデーケーキが登場。会場が一体となって「ハッピーバースデートゥーユー」を歌い、2人の誕生日を祝福しました。最後は篠田さんと鈴木さんが誕生日を迎えたことについての意気込みや、最終回へ向けてのメッセージをファンに送ったところでイベントは終了となりました。

　
■ BD/DVD発売情報

全6巻順次リリース
※レンタル同時スタート

◆『ふらいんぐうぃっち』BD Vol.1
発売日:2016年6月22日(水)
価格:6,800+税 本編:46 分(#1,2)
VPXY-71444/カラー/ステレオ/リニア PCM 2.0ch/MPEG-4 AVC/片面 1 層/16:9(1080pHIGH-DEFINITION)

『ふらいんぐうぃっち」DVD Vol.1』
発売日:2016年6月22日(水)
価格:5,800+税 本編:46 分(#1,2)
VPBY-14503/カラー/ステレオ/ドルビーデジタル 2.0ch/片面 1 層/16:9

【第1巻特典】
・安野将人描き下ろしイラスト
・原作者・石塚千尋描き下ろし1P漫画
・ストーリーカード
映像特典:ふらいんぐうぃっち ぷち(#1,#2,特別編)
音声特典:オーディオコメンタリー
封入特典:オリジナルドラマCD
※仕様は予告なく変更となる場合がございます。


◆『ふらいんぐうぃっち』BD&DVDVol.2
発売日：2016年7月20日(水)
価格BD：￥6,800＋税/DVD:￥5,800＋税
本編：46分(#3,4)
安野将人描き下ろしイラスト
原作者・石塚千尋描き下ろし１Ｐ漫画

【映像特典】
・舞台めぐり『うぉーきんぐ・うぃっち』その１
(出演：篠田みなみ×三上枝織)
・ふらいんぐうぃっちぷち(#3，#4)
・ノンクレジットＯＰ／ＥＤ

【封入特典】
・キャラクター設定資料集
・ストーリーカード


>>TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』公式サイト
>>TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』公式Twitter(@flying_tv)


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