『Wake Up, Girls!』がはじまりの場所、勾当台公園に立つ!全4曲にファンが熱狂!
2016年8月6日に宮城県仙台市青葉区の勾当台公園にて開催された『KHB七夕フェスタ2016』。このライブステージに『Wake Up, Girls!以下、WUG!(吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さん)』が登場した。
勾当台公園内野外音楽堂でのライブ。これは2014年1月に公開された映画『Wake UP, Girls! 七人のアイドル』のラストシーンではじめてメンバー七人が揃ってライブした場所として、ファンにとっては聖地とも言えるステージだ。そんな思い出のステージにはじめて『WUG!』が立つということで、発表以来多くの注目を集めてきた。
ここでは、当日のセットリストと聖地ともいえる場所で7人のアイドルたちが魅せたステージの模様を伝える。
■本当に、本当に思い出深い場所です
ステージは『WUG!』の代表曲とも言える、「7 Girls War」からスタート。楽曲の途中で仙台出身の永野さんが「仙台に帰ってきたぞー!」と叫ぶと一気に駆けつけたファンたちからも大きな声援が集まった。
続いての楽曲も永野さんが振付を担当した「地下鉄ラビリンス」。2015年に発売された『Beyond the Bottom』のカップリングとして、こちらもライブで人気の楽曲だ。
2曲を歌い終わり、MCヘ。吉岡さんが「朝から並んでくれた人!」と会場に確認すると、ステージに集まった多くのファンが手を挙げた。それほどに、この勾当台公園ライブはファンとしては、必見のステージだったと言えるだろう。
青山さんから「『Wake Up, Girls!』を知っている人!知らない人!」と質問も。今回は『WUG!』として、普段あまり行わないフリーライブでもあり、『WUG!』のことをはじめてみる方も参加してたため、リーダーの青山さんが直接、作品・ユニットについての説明を行った。
青山さん「『Wake Up, Girls!』というのはですね。宮城県仙台を舞台にした7人の女の子たちがアイドルを目指して頑張る姿を描いたアニメです。 私たちが7人の女の子の声優を務めています。ユニット名も『Wake Up, Girls!』といいます。
この勾当台公園のステージはですね。私たちのデビューでもある『Wake UP, Girls! 七人のアイドル』のアニメの中でも出てきた、本当に本当に思い出深い場所です!」と、初見の方にもわかりやすいアナウンスをしていた。
3曲目はスピンオフアニメ『うぇいくあっぷがーるZOO!』のエンディングテーマ『ワグ・ズーズー』。ファンにサビの振付を伝えて、一緒に踊ることで、一体感はピークを迎えた。
そして、4曲目に入った。
吉岡さん「ここに私たちが立っているということは…歌わなければならない曲があります!」
青山さん「精一杯、ゴホンッゴホンッ…精一杯歌います!聞いてください!」
「タチアガレ!」
■セットリスト
1.7 Girls War
2.地下鉄ラビリンス
3.ワグ・ズーズー
4.タチアガレ!
当日の会場では、ファンであればご存知の『チラシ』が配布されていた。 30度を超える炎天下の中、アニメ『Wake UP, Girls! 七人のアイドル』でWUG!のマネジャーを務めていた松田耕平と同様にスーツ姿でチラシを配っているスタッフの姿が見えるなど、『WUG!』の原点として、とてもこだわった演出が見られた。
はじまりの場所で、最高のパフォーマンスを見せた『WUG!』の7人は現在、3rdLIVETOURの真っ只中。明日は仙台サンプラザホール。3rdLIVETOURの東京公演も控えている。そんな彼女たちの今後の活動にも期待したい。
>>Wake Up, Girls!公式サイト
>>Wake Up, Girls!公式Twitter
文・撮影/川野優希