元サッカー日本代表・前園真聖さんが自身の“怒り”の感情への対処法を激白！映画『アングリーバード』試写会イベントレポート

　怒り感情と上手に付き合うため心理トレーニング「アンガーマネジメント」普及を行う、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は2016年8月31日(水)、前園真聖氏（元サッカー日本代表）、安藤俊介氏（当会代表理事）、レッド（10/1 全国公開映画『アングリーバード』主役キャラクター）を招き、映画『アングリーバード』（配給：ソニー・ピクチャーズエンタテインメント）親子向けイベント、夏休み特別試写会「アングリーバード×アンガーマネジメント親子で学んで楽しもう」イベントを実施！

　本稿では、前園氏の声優初挑戦エピソードや映画のテーマになっている“怒り”との向き合い方など、内容の濃い『アングリ―バード』の試写会イベントレポートをお届けします!!　

【開催概要】
名称：夏休み特別試写会「アングリーバード×アンガーマネジメント親子で学んで楽しもう」イベント
日時：2016年8月31日（水）12:00～13：00
場所：株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント試写室
出演者：前園真聖氏(元サッカー日本代表)、安藤俊介(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事)、レッド（映画『アングリーバード』主役キャラクター

■ ペットのミニブタを真似て役作り!?

　冒頭で、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介氏と映画『アングリーバード』の主役レッドが登場。安藤氏は「2015年アメリカで公開されたを知り、主人公レッドがアンガーマネジメントを学ぶというシナリオがわかっていたので、アンガーマネジメントを日本に普及している弊会にぴったりだと思い、ソニーピクチャーズエンターテインメインとさんに今回のコラボをオファーしました」と、劇中でレッドが受講するシーンが登場するアンガーマネジメントや、映画『アングリーバード』とコラボレーションについて語りました。

　次に本コラボレーションの目玉として、映画『アングリーバード』で初めて声優を務めた、アンガーマネジメントファシリテーター(怒り講師)、前園真聖氏が登場。安藤氏とトークセッションを行い、「長期休養期間に安藤さんと出会い、アンガーマネジメントを学ぶことで、これまで怒っていたような、些細なことで怒らなくなりました。」と、アンガーマネジメントを学んでから自身変化について述べました。

　また今回、声優初挑戦で一人二役を演じた前園氏、同氏アフレコ映像が会場に用意されたスクリーンに投影される中、「キャラになりきってアフレコするが難しくて、2役とも1言ずつなのに何度も録り直しました。役作りために飼っているミニブタ鳴き真似を1週間研究したのに、あまり意味がなかったです」と、撮影現場でエピソードを語り、会場の笑いを誘いました。

▲前園氏が演じた(左)「ピッグセブン」と(右)「ジョニー」

　
■ 前園氏自ら参加者に“怒り”のアドバイス

　また今回、声優に挑戦するきっかけとなったアンガーマネジメントについて、MCから質問を受けた前園氏は「アンガーマネジメントと出会って約3年になりますが、自分の怒りポイントが分かり、相手の気持ちも分かるようになったので、私生活にも役立っています」とコメント。安藤氏が「有名な方なのにとても真面目に受講頂き、一般の方と同じように受けていただけました。」と受講際エピソードを語りました。

　その後、回答者怒りタイプを映画キャラクターにあてめて診断する期間限定Webコンテンツ「アンガーマネジメント×アングリーバードスペシャルコラボ診断」における、前園氏の診断結果が発表され、映画に登場するキャラクター「マチルダ」＝博学多才な怒りタイプと判定された前園氏は、「完璧主義というか、何でも白黒つけたがって、突き止めたいことに、とことん突き止めたくなるタイプです」と、自身診断結果について納得した様子でした。

　本イベントでは、来場した親子3組の診断結果も発表され、その結果をもとに親子から「意見がぶつかってイライラしてしまうときどうすればいいですか」と質問を投げかけられると、前園氏は「ぶつかってしまうと解決しないで、相手意見を尊重し、2、30分話し合う時間を設けることが大切だと思います」と回答し、会場全員が納得。

　また、サッカー日本代表ユニフォームを着た男子の質問にも回答し、「友達やお母さんに雑と言われることに腹が立ちます」と相談に対して、「他人と比べられてもいいから、自分ペースを守ること」と海外でプロサッカー選手として歩んできた経験も基に、前園氏ならではの回答に、会場親子も感嘆していました。

　最後に前園氏が「怒り人それぞれ絶対にあるもです。アンガーマネジメントを学んで怒ることで人を傷つけ、自分も傷つくことを知り、相手を理解することでうまくコミュニケーションが取れるようになると思います」と挨拶をすると、会場大きな拍手に包まれ、来場した親子10組20名、夏休み最後日に怒りコントロール術を学び楽しんだ様子でした。

　
■ 前園真聖氏囲み取材によるコメントも公開！

━━声優のお話を受けた時の感想をお聞かせください

アンガーマネジメントという共通点から声優のお話をいただくというのが面白いと思いました。アンガーマネジメントがこうやって仕事に繋がることが素直に嬉しかったです。

━━アンガーマネジメントを受けた成果どうでしたか？

以前小さいことで怒りっぽかったけど、それがなくなりました。また、相手のことを理解できるようになり、コミュニケーションが上手く取れるようになりました。

━━オリンピック残念でしたが、サッカー日本代表に向けてメッセージをお願いします。

怒りをうまくパワーに変えて、それを糧にして頑張ってほしいと思います。

■「アングリーバード×無料アンガーマネジメント診断」概要
　人の怒りには傾向があります。日本アンガーマネジメント協会ではその怒りタイプを6種類に大別。本コンテンツを利用し、12個質問に回答することで、無料で怒りタイプを簡易に診断し、お知らせします。

＜「アングリーバード×無料アンガーマネジメント診断」受診方法＞
1．本コンテンツ公開ページにアクセスしてください。
2．表示されるフォームにお名前、メールアドレスをご入力ください。
3．出題される12個の質問にご回答ください。
4．「レッド」「マチルダ「マイティイーグル」「テレンス」「ボム」「チャック」の本映画出演キャラクターの中から、算出された回答者の“怒り”のタイプに併せてどのタイプになるかを発表いたします。

>>無料アンガーマネジメント診断ページ

【アンガーマネジメントとは】
　1970 年代にアメリカで開発された、怒り感情と上手に付き合う（マネジメントする）ため心理トレーニング。プログラム開発当初、ＤＶや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとして確立された。現在で世界中教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境改善、学習・業務パフォーマンス向上を目的に活用されている。世界最大組織であるナショナルアンガーマネジメント協会（アメリカ）日本支部として、2011年6月に一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が設立され、研修・講義を通じ文部科学省も重要視する「アンガーマネジメント」を普及している。現在、日本全国教育・医療機関、企業、著名アスリートが本プログラムを導入している。

【アンガーマネジメントファシリテーターとは】
日本アンガーマネジメント協会が実施する、アンガーマネジメントファシリテーター養成講座を受講し、アンガーマネジメントスキル・知識を認められた人物に付与される資格。アンガーマネジメントファシリテーターになることで、アンガーマネジメント基礎的な知識を伝える「アンガーマネジメント入門講座」を、日本アンガーマネジメント協会公認下で開講したり、自身が提供する研修メニューのひとつとしてアンガーマネジメントを取り入れることができるようになる。

■映画『アングリーバード』概要
＜ストーリー＞
飛べない鳥たちが仲良く暮らす平和な島バードアイランドに、突然、船に乗った緑色ブタ大群ピッグ軍団がやって来た。はじめは仲良くしていたバードたちとピッグ軍団だが、ある時ピッグ軍団が次々にタマゴたちを持ち去り、とん（豚）ずら？　一夜にしてバードアイランドからタマゴが消えてしまう！　平和な島だったバードアイランドが大パニックに……。そんな中、「こんな時こそ立ち上がるのが仲間だろ」と立ち上がったのは、なんと怒りんぼうのレッド。島中のバードたちはレッドをリーダーに、怒りんぼうパワーをエネルギーに変えて、大切なタマゴたちを取り戻す旅に出る。飛べない鳥たちが勇気をふりしぼり、パチンコを使い、ついに空を飛ぶ!!　アングリーバードたちとピッグ軍団との決死フライングバトルが繰り広げられる！　果たして、タマゴを無事にトリ戻すことができるのか。今、タマゴ救出ミッション幕が上がる！　怒りんぼうレッド・超ハイテンションなチャック・ビビると発してしまうボムの“勇気”と“絆”が試される。

原題：The Angry Birds Movie
日本公開：10月1日（土）
監督：ファーガル・ライリー、クレイ・ケイティス
製作：ジョン・コーエン『怪盗グルー月泥棒 3D』
日本語吹き替え版声優：坂上忍（レッド）、りんか&あんな（ベイビーバード）、前園真聖（ジョニー/ピッグセブン）

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