『この世界の片隅に』公開館数わずか63館で、全国映画動員ランキング10位! 広島国際映画祭では、ヒロシマ平和映画賞受賞
片渕須直監督が、6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション映画『この世界の片隅に』。11月12日(土)より全国一斉公開となり、初の週末となる11/12(土)、13(日)の週末興行成績は4,704万2,090円、動員は3万2,032名を記録。公開館数がわずか63館にも関わらず、全国映画動員ランキングで見事10位にランクインを果たしました!
また、先日閉幕した広島国際映画祭2016にて「ヒロシマ平和映画賞」を受賞し、池袋HUMAXシネマズで行われた舞台挨拶ではLINE LIVEの生配信を実施。期待度の高さから30万人以上が視聴し、放送直後は公式ランキングで第1位を獲得し、ツイッターのトレンドでも第2位にランクインしました。そして「ぴあ映画初日満足度ランキング」と「Filmarks初日満足度ランキング」ともに堂々の第1位を獲得するなど、日本中がこの世界の片隅に』の感動に包まれています。
『この世界の片隅に』満席続出! 各地で上映後に拍手喝采! パンフレット完売続出!
公開初日には、テアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル梅田で全回満席、その勢いはとどまらず翌13日(日)にも全国各地で満席が続出し、さらに上映終了後には拍手喝采が沸き起こる現象が発生するなど、かつてない熱狂が起きています。また、作品への高い満足度から主要劇場でのパンフレット購買率が驚異の30%以上を記録。公開初日から品切れになる劇場が続出し、初日夕方から追加発注の問い合わせが相次いでいます。
公開前から業界内外で高い評価を受け、試写後の反応では早くから「本年度ナンバー1」との呼び声も上がり、多くの評論家・著名人・アーティスト・クリエーターから高い支持を受け絶賛の声がやむことがありません。11/11(金)付の、朝日新聞、読売新聞、日経新聞、毎日新聞、東京新聞での映画評は、なんと全紙が大枠で絶賛の評が相次ぎ、マスコミにおいてもかつてない熱狂で迎えられ、片渕須直監督への取材も殺到しているとのこです。
今後の公開は……
今後、全国50館以上の上映が既に決定し、累計100館以上の劇場が決まっています。また、イギリス、フランス、南米を始め世界14か国での配給も決定。日本のみならず世界からも注目を集めています。
「この映画がみたい」の声から製作が始まり、マスコミや試写の口コミの相次ぐ絶賛により大ヒットスタートを切った本作。今は「この映画をみてほしい」「この映画をまたみたい」と新たな熱を帯び始め、今後のさらなる動員増とロングランヒットが見込まれています。
>>劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト
劇場アニメ『この世界の片隅に』
テアトル新宿、ユーロスペース他大ヒット公開中!
■ストーリー
どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。
■声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外
■スタッフ
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
音楽:コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎
製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル