『ルパン・ザ・サード 血煙の石川五ェ門』が完成! 浪川大輔さんらが、最速プレミア上映会でその見所を語る
12月19日(月)、劇場アニメ『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017年2月4日全国公開)の最速プレミア上映会が、新宿バルト9で行われました!
アダルトで端正な作画とアグレッシブな演出で国内外を魅了するクリエイター小池健監督をはじめ、ルパン三世の役の栗田貫一さん、石川五ェ門役の浪川大輔さん、浄園祐プロデューサーが登壇。会場では登壇早々、栗田さんのモノマネも炸裂! 会場は笑いに包まれ、浪川さん、小池さんから突っ込まれるシーンもあり、チームワークの良さがよく伝わるイベントとなりました。今回、当日模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
本作は、小池監督をはじめ、最高のスタッフが集結! 若き“石川五ェ門”が最強になるまで、そしてルパン一味の仲間になるまでの物語を描いています。
ご挨拶
栗田貫一さん(以下、栗田):栗田貫一です。よろしくお願い致します。
浪川大輔さん(以下、浪川):石川五ェ門役の浪川大輔です。短い時間ですがどうぞよろしくお願い致します。
小池健監督:監督の小池です。『次元大介の墓標』から1年半かけましてようやく『血煙の五ェ門』が完成いたしました。最速上映ということで皆様に見ていただけるところまで辿り着きました。今日はよろしくお願い致します。
浄園祐プロデューサー:今日はお寒い中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。やりきった、安堵の思いが強いです。よろしくお願い致します。
今回の石川五ェ門について
栗田:とにかく、浪川大輔が石川五ェ門になった瞬間といった作品です。刀ってこんなに恐いんだ、恐ろしいんだ、こんな石川五ェ門なんだ!と伝わる作品。
浪川:栗田さんにそう言っていただけて光栄です。小池監督のルパンは初めてで、ルパンという作品にも途中から参加させていただき迷った時期もあった。自分と重なる部分もあったため、今回五ェ門に助けられた部分もあった。
小池監督についての印象
浪川:今回、小池監督の作品は初めてでしたが、非常にこだわりが強いと感じた。1日で撮れたが13時間かかり、台詞によっては10テイク以上かかった。ここまでOKを出さない監督がいるのかと思った(笑)
栗田:人を見守る気持ち、男同士の深さというのを感じていただきたい。
浪川:非常に作りこまれた作品。次元がすごい好評だったから、是非みなさんSNSで拡散お願いします(笑)男性なら分かる、女性でもこういうテイストのものを楽しんでほしい。特に食べるシーンに注目です! 非常においしそうに食べてます!(笑)
イベントをダイジェストでご紹介!
最初のMCからの質問に対して栗田貫一さんが鈴木宗雄さんと安部首相のモノマネで会場を笑いの渦に引き込みました。それに対して浪川大輔さんが「挨拶お願いします!」と止めに入り、会場は非常に和やかな雰囲気となりました。
前作の「次元大介の墓標」に続き、今回石川五ェ門をメインとした作品にした理由について小池監督は「前作に五ェ門が出ていない、見たい!という声をたくさんいただいたこともあるが、自分自身、五ェ門をやりたいと思っていた。
浪川さんも今回の五ェ門を非常に良く表現してくださった。新しい五ェ門を是非みなさんに見てほしいです。」話した。
栗田さんは今回の五ェ門について「小池監督から栗田貫一のルパンをやってくれ!と言われている気がした。ルパンは昔からある作品で、今は声優陣が大きく変わってしまっているが、その新しい声優陣がまた素晴らしい! 新しいルパンファミリーが完成している」と声を上げた。最後に浪川さんは「今回の五ェ門はすごい人数の人を切ります! 是非ご覧になってください! そして拡散させてください!」と発したのに対し、栗田さんは「拡散させるならジャスティン・ビーバーが1番! だからお願いしよう!」と会場を笑いの渦に引き込みました。そして退場前には栗田さんのルパン、浪川さんの五ェ門の声で「よろしくお願いします!」と、会場を後にしました。
>>映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』公式サイト
作品情報
『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』
2017年2月4日(土)新宿バルト9ほかにて<4週間限定>全国公開
●ハードで危険。さらにダンディに。小池健監督『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第2弾!
「ルパン三世」の原点をリビルドし、若きルパンたちを描いた『LUPIN THE IIIRD』シリーズ第2弾!2014年夏劇場で公開され、大きな反響を呼んだ『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』。孤高のガンマン・次元大介を主軸に、強敵との対決、やがてルパンと「相棒」になっていく姿を、ハードボイルドかつダンディズム満載のアクションで描き切った。そのハードで危険な香りはより深化し、不死身の強敵に敗れた石川五ェ門の最強への目覚めと、若き男たちの生き様を重厚かつ静謐なタッチで描いたのが本作『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』だ。
主人公は石川五ェ門。自らの雇い主を守り切れなかった五ェ門は、仇として敵を追い、遂に対決する。
だが敵のケタはずれのパワーで叩きつけられた五ェ門は、身体も誇りもボロボロに打ち砕かれてしまう…。絶望の底に墜ちた五ェ門。その果てに掴んだもの、それは――。そしてルパン三世はその時どうするのか⁉孤高の剣士・石川五ェ門、その研ぎ澄まされた精神までも追及した野心作が誕生した。
●監督・小池健×最高のクリエイターたちが再集結!
問答無用の傑作『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を生んだ最高のクリエイター陣が再集結!
本作の監督・作画監督は、アダルトで端正な作画とアグレッシブな演出で国内外を魅了するクリエイター小池健(『REDLINE』)。前作でルパンたちの原点をハードな魅力全開で鮮やかに描き切った俊才がさらに一歩踏み込んだ世界を構築する。脚本は新テレビシリーズ『ルパン三世』のシリーズ構成と脚本も担当した高橋悠也(『相棒』)。クリエイティブ・アドバイザーは映画監督・石井克人(『PARTY7』)。音楽はCMに映画に幅広く活躍中のジェイムス下地(『REDLINE』)。陰翳の深いアダルトな世界観を音からのアプローチで盛り上げている。アニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルムが担当。プロデューサーは浄園祐。またテレコムのトップ・アニメーター友永和秀、横堀久雄、滝口禎一らも原画に参加している。
原作:モンキー・パンチ
監督・演出:小池健
脚本:高橋悠也
音楽:ジェイムス下地
クリエイティブ・アドバイザー:石井克人
プロデューサー:浄園祐
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作・著作:トムス・エンタテインメント
ルパン三世:栗田貫一
次元大介:小林清志
石川五ェ門:浪川大輔
峰不二子:沢城みゆき
銭形警部:山寺宏一