声優
『わぐらぶあいしてる』放送直後の『WUG』へインタビュー!

『わぐらぶあいしてる フルブースト!』放送直後の『Wake Up, Girls!』へインタビュー!番組の感想、舞台、ソロイベントへの意気込みを語る

 2016年12月24日(土)に放送された『Wake Up, Girls!(以下、WUG)』が贈るクリスマス特番『わぐらぶあいしてる フルブースト!』。

 ゲームあり、カラオケあり、プレゼントあり。集まった約200人のファンクラブ会員、そしてニコ生ユーザーたちと約2時間盛り上がった放送終了後の『WUG』に、アニメイトタイムズはインタビューを実施した。

 同放送内では2014年から数えて3度目となるソロイベントの開催が発表されるなど、2017年の活動に更なる期待が集まる『WUG』。

 そんな『WUG』のメンバー吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さんに同生放送の感想、2017年1月に開催される舞台、そして2017年3月に有明にて開催されるソロイベントの意気込みを聞いた。

型にはまってない私たちを見せられたかな?
――『わぐらぶあいしてる フルブースト!』お疲れさまでした。まずは率直な感想を『わぐらぶ』編集長の永野さんからお願いします。

永野:2015年に放送した『「わぐらぶ愛してる」七人のクリスマス』は、私たちがクリスマスパーティーをしている雰囲気で自由に楽しむことがコンセプトでした。なので、あんまり不安もなく「いつもの私たち」で3時間生放送をしたんです。

 ですが、今年は、昨年よりも一つ前に出る、といったテーマもあって、公録も兼ねる形になりました。前回と違って台本もあるし、お客さんも目の前にいる。会場に来ている方とニコ生の視聴者さんたちの両方に楽しんでもらわなくちゃいけないので、少し不安もありましたね。

 放送の内容については、舞台の稽古の間だったり、時間がある時にはメンバー同士で話し合ってました。実際に今日やってみて、ニコ生ではたくさんコメントをいただき、目の前のお客さんも私たちと一緒に笑ってくれたりと、本当に素敵なクリスマスパーティーになったと思っています。

――『WUG』7人が揃った上で、こういった形式のイベントは久しぶりでしたか?

永野:会場で言うと、アニメイトさんでのイベントはリリースイベント以来ですね。私は普通に足を運んだりしているのでとても新鮮でした(笑)

吉岡:7人でのニコ生ってかなり久しぶりなんです。だから懐かしいなぁと、思い返しながらやってました。台本もあるんですけど、型にはまった感じでもなかったので、自由にやっちゃおう!とイベントを楽しみましたね。

 これが『WUG』っぽさであり、自由にやってる感じが面白いんじゃないかな?って。実際、型にはまってない時の方が私たちは面白いので(笑)。それが放送では出せたかな?と思ってます。

――奥野さんはいかがでしたか?

奥野:私は右左ゲームが印象に残ってますね。(放送中に7人で楽しんだゲーム。青山吉能さんが学生時代に行った遊びで、現在『WUG』メンバー内で流行っている)私たちの何気ない日常がワグナーさんにとっては喜んでもらえるのかな?って思いました。

声の仕事と舞台は全く違う!
――それでは、舞台についてもお聞かせください。舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」の開演まで1ヶ月を切りました。青山さん、高木さんにはその進ちょくをお聞かせいただければと思います。

青山:ちょうど稽古がはじまったタイミングですね。稽古は1日中やるんですけど、1日1日がとても濃い印象があります。

高木:稽古中は集中しなくちゃいけないことも多いので、後半には朝までオールした日みたいなナチュラルハイになってますね。

青山:これまで身体で自分のキャラを演じたことがなかったので、今は「演じる」というよりも「成り切る」という感覚があります。私はそれが結構楽しいです。先日の稽古中に、一瞬だけ七瀬佳乃のキャラが降臨した瞬間があったんですよ。でも、まだ同じことができないんです。なので、これからもっと頑張っていきたいなって思ってます。

高木:私の演じる岡本未夕ちゃんは、すごく動きが特徴的な娘なんです。そこは、考えつつやらないとな?と思ってます。頭でもちゃんと考えないと、なかなか未夕ちゃんになれないですね。

――青山さんは七瀬佳乃を、高木さんは岡本未夕をもう数年演じられてますよね?それでも声と舞台では全然違いますか?

青山:ですね、全然違います!

高木:声で演じている場合、台本を片手に持っていて、別の手は自由じゃないですか?だからセリフを言うたびに手を動かしたりする癖がついちゃってるんですよ。「○○なんだよ!」って言う時に自然と手を下に動かしたり、力がグッと入ったりみたいな。

青山:そういった癖がメンバーそれぞれあるんですよ。私としては舞台で自然に演じていると思っていても、見ている人からすると「何で左手を動かすの?」だったり。

例えば、普段の日常会話とかあるじゃないですか。その時って手をどこに置いているんだっけ?って感じなんです。横にあるの?前で組んでるの?どっちだっけ?ってなっちゃいますね。

高木:セリフがなくて喋ってない時とか特にね。

青山:そうそう!身振り手振りもそうだし表情もね。だから、稽古がはじまってみてアニメで演じることと全然違うんだな?って実感しています。

ソロイベでは新しい挑戦をお楽しみに!
――ありがとうございます。生放送の中では2017年3月に開催されるソロイベントの発表がありました。これには会場もニコ生も大きく盛り上がりましたね。山下さん、田中さんはトップバッターとトリという順番になっていました。その意気込みをお聞かせください。

山下:2016年のソロイベはメンバーの誰もやったことがないことをやってみたい!と思って、ライブペインティングに挑戦しました。来年のソロイベでも、私以外のメンバーがやっていないことにチャレンジします。

 今回はソロイベに合わせた曲もつくるということで、それに関連した何かをやろうと思っているので楽しみに待っていて欲しいですね。

田中:ソロイベントでは、メンバーが7人いる中でそれぞれの色を出して行きたいという思いがあります。そこで、「私にできることは何かな?」って考えた時に、ふと浮かんだことをやろうかな?と思っています。

 新しい私に見えるんだけど、実際に見てみるとどこかでパズルのピースが合う。そんなステージにしたいですね。

――少しだけヒントをいただけますか?

田中:ごめんなさい!それは皆さんが会場に来てのお楽しみで(笑)。期待しててください。

――なるほど。では少し質問を変えて、山下さん、田中さんがお互いを見て、2016年はここが変わったな?成長したな?というポイントなどはありますか?

山下:私と美海は本当にデビュー当時から体力もなかったし、MCもすごく苦手だったんです。だから、そういった美海を横でずっと見て来てて2016年は特に「すごくしっかりしたな!」って思ってます。

田中:同じ!私も七海のことそう思ってた!結成当初に2人でMCをやったイベントの時なんて「2人にMC任せられない」って言われたくらい酷かったんだよね。

山下:そうだね。MC禁止令出たよね。

田中:でも、「そんなこともあったな」って思えるくらい私自身も成長したし、七海も成長したと実感しています。今は、七海にたくさん任せられるもん。

山下:他の作品でも美海とは一緒になることが多いんです。『プリパラ』だったり、『ハイスクール・フリート』だったり。美海の『WUG』以外での仕事を見てて、特にマイク前に立つ姿にね。本当にしっかりしたなって思ってます。美海はすごく堂々と立ってるんですよ。

田中:七海もだよ(笑)。

2017年も応援お願いします
――では、最後にリーダーの青山さんから、2016年の総括と2017年の抱負をお願いします。

青山:2016年は私たちユニットとしても小さな一歩一歩を積み重ねて、飛躍の年になったと思っています。

今年刻んだ一歩を忘れずに、いつか皆さんと大きな一歩を踏める日がくればいいなと思っています。2017年はアニメの新章や舞台、ソロイベントと盛りだくさんです。こうしたイベント一つひとつを経てさらに成長していきたいですね。

私たちも日々努力していきますので、来年もよろしくお願いします!!

――ありがとうございました!

>>わぐらぶ愛してる フルブースト!
>>WUG!ポータル
>>WakeUp,Girls!公式ツイッター(@wakeupgirls_PR)
>>舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」公式サイト
>>舞台 Wake Up, Girls!公式ツイッター(@wug_stage)

取材・文/川野優希 撮影/鳥谷部宏平

イベント情報
■ソロでイベント、やらせてください! 2017

日程:
【2017年3月18日(土)全4公演】
(1)山下七海
(2)奥野香耶
(3)青山吉能
(4)吉岡茉祐

【2017年3月19日(日)全3公演】
(5)高木美佑
(6)永野愛理
(7)田中美海

チケット:全席指定 4,800円(税込)
会場:ディファ有明 東京都江東区有明1-3-25
主催:わぐらぶ運営事務局
   (エイベックス・ピクチャーズ株式会社)

【イベント内容】
出演者によるセルフプロデュース、トーク&ライブ
※内容は変更になる可能性があります。

【出演者】
・Wake Up, Girls!
(吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑)


<ソロ曲作詞・作曲陣>
●吉岡茉祐
作詞:吉岡茉祐
作・編曲:加藤裕介
・TVアニメ『マクロスΔ』OPテーマ
 ワルキューレ「一度だけの恋なら」(共作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『アルスラーン戦記』EDテーマ
 藍井エイル「ラピスラズリ」(共作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』OPテーマ
 水樹奈々「禁断のレジスタンス」(作曲・編曲)

●永野愛理
作詞・作曲・編曲:やしきん
・竹達彩奈「Hey!カロリーQueen」
・『てーきゅう』主題歌シリーズ

●田中美海
作詞/作・編曲:ゆうゆ
・TVアニメ『ハナヤマタ』EDテーマ
 smileY inc.「花雪」 (作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『ツキウタ。 THE ANIMATION』EDテーマ
 弥生春(前野智昭)「ver~歌詠鳥の声~」(作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『アウトブレイク・カンパニー』EDテーマ
 ペトラルカ・アン・ エルダント三世(渕上舞)「私の宝石箱」(作詞・作曲・編曲)

●青山吉能
作詞:只野菜摘
 「ステラ・ドライブ」
 「止まらない未来」
 「僕らのフロンティア」・・・and more!
作曲:40mP
 「からくりピエロ」
 「Evidence」
 「少年と魔法のロボット」・・・andmore!

●山下七海
作詞:こだまさおり
・TVアニメ『アイカツ!』OPテーマ
 「SHINING LINE*」(作詞)
・TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』OPテーマ
 「BLOODY STREAM」(作詞)
・TVアニメ『ガールズ&パンツァー』OPテーマ
 「DreamRiser」(作詞)
作曲:山田高弘
・TVアニメ『ラブライブ!』挿入歌
 「Snow halation」(作曲)
・TVアニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』EDテーマ
 「ぷりずむコミュニケート」(作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『GJ部』EDテーマ
 「走り出そう!」(作詞・作曲・編曲)

●奥野香耶
作詞・作曲・編曲:すこっぷ
・TVアニメ『へヴィーオブジェクト』EDテーマ
 鹿乃「ディアブレイブ」(作詞・作曲・編曲)
・TVアニメ『亜人ちゃんは語りたい』EDテーマ
 三月のパンタシア「フェアリーテイル」(作詞・作曲・編曲)

●高木美佑
作詞・作曲:桃井はるこ
・TVアニメ『ロウきゅーぶ!』EDテーマ
 「Party Love~おっきくなりたい~」(作詞・作曲)
・『非公認戦隊アキバレンジャー』OPテーマ
 「非公認戦隊アキバレンジャー」(作詞・作曲)
・PS2版『BALDR FORCE』OPテーマ
 「Love.Exe」(作詞・作曲)

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