流星隊＆Ra*bitsのメンバーが新曲のこだわりと収録秘話を語り合う！　「あんスタ『みんなで試聴会！』流星隊＆Ra*bits試聴会」をレポート

　2017年1月14日、アニメイト新宿にて『あんさんぶるスターズ！』ユニットソングCD第2弾 vol.05 流星隊、vol.06 Ra*bitsの発売を記念したイベント「あんスタ『みんなで試聴会！』流星隊＆Ra*bits試聴会」が開催されました！

　イベントには、声優の帆世雄一さん、西山宏太朗さん、中島ヨシキさん、渡辺拓海さん、新田杏樹さん、米内佑希さん、高坂知也さん、比留間俊哉さんと、音楽プロデューサーの桑原聖さんが登壇！　流星隊の「五色のShooting☆Star!!!!!」と「流星花火」、Ra*bitsの「Hoppin’ Season♪」と「Love Ra*bits Party!!」をそれぞれ試聴し、各曲のこだわりなどについて熱く語りあっていました。

　また、イベントの後半にはサイン色紙などが当たる抽選会も開催！　ここでは、そんな本イベントのレポートをお届けします。

流星隊の新曲は「でこぼこ感」と「にぎやか」を演出!?
　司会進行役・吉川明さんに呼ばれる形で音楽プロデューサーの桑原聖さん、声優の帆世雄一さん、西山宏太朗さん、中島ヨシキさん、渡辺拓海さん、新田杏樹さん、米内佑希さん、高坂知也さん、比留間俊哉さんが登壇！　それぞれ、自身の担当しているキャラクターを演じながら自己紹介を行い、会場が盛り上がったところで、試聴会のイベントがスタートしました。

　挨拶が終わり、席に座ってサイリウムを手に取ったキャスト陣ですが、早速流星隊ブラック担当である中島さんから「サイリウムに黒色がありません！」という声が。すると、司会の吉川さんから「はい、黒はありません」と流され、他のキャスト陣からも「サイリウムを点けなければいいんじゃない」言われてしまい、戸惑う中島さんの様子に観客も笑顔を見せます。

　各々にサイリウムなどを手に持ち、準備が完了すると、いよいよ1曲目・流星隊「五色のShooting☆Star!!!!!」の視聴がスタート！　サイリウムが揺れるなか、流星隊のメンバーが「Hu～」とハイテンションで煽り立て、会場を盛り上げます。そして、1番が終わったところで、曲をバックにしながら桑原さんから曲の解説が。「この曲は、正義に憧れる千秋、先輩に憧れる鉄虎、忍者に憧れる忍、好きなものには偏った情がある翠、何者にも流されない奏汰の5人。この思いが宿った炎がぶつかり合い、時に助け合い、ひとつの道に向かっていこうというテーマの曲なんです。まとまっているようで、結構グチャグチャなんで……その“でこぼこ感”を楽しむような曲かなと思います」と曲の方向性について解説してくれました。

　続いて、流星隊のメンバーが曲のレコーディングについて、くじでランダムに選ばれた質問をもとに答えていくことに。そこで、「フェアリー」の愛称でお馴染みの高坂さんがくじを引くと「もし楽器を演奏するとしたら、どの楽器？」というレコーディングとは関係ない質問が。「全然関係ない！(笑)」と、予想外の質問で会場が盛り上がるなか、高坂さんから流星隊のメンバーに「レコーディングの方向性とか話し合ったの？」と質問を投げかけます。

　これに対して、一番最初にレコーディングを行ったという帆世さんが「特に打ち合わせとかしなかったよね？」とひと言。すると、桑原さんから「Bメロ帆世さんしか歌わないから、結構みなさん『チッ、歌いたかったな……』と言っていました」と、まさかのカミングアウト。すかさず流星隊メンバーから「舌打ちしてないですよ!!!!!」とツッコミが入りました。そのほか、新田さんは、ウォーミングアップもかねてレコーディング前にカラオケで練習していたとのこと。レコーディングの時間に関しては、順調に進んだため各メンバー20～30分程度で終わってしまったらしく、予想以上の早い仕上がりにRa*bitsのメンバーも驚いていました。

　レコーディングの話が一段落すると、続いて同じく流星隊の「流星花火」の試聴がスタート。夏祭りを思わせる、流星隊らしいハイテンションの曲が流れるなか、流星隊のメンバーが「そいや！」と合いの手を入れ、1曲目と同じく会場を盛り上げます。この曲に関して、桑原さんは「夏祭りというと、どのアイドルも浴衣に着替えてお祭り騒ぎをしているんですけど、その中でも5色のひときわにぎやかな集団がいて、そのうるささをどれだけ演出できるかですね」とユーモアを交えつつ解説。これに対して、流星隊は「これはディスられているんですかね(笑)？」と返し、会場が爆笑に包まれます。

　桑原さんいわく、この曲には功労者がいるとのことで「曲を歌う直前に『なんかセリフを入れたいなあ』と思ったときに、(中島)ヨシキ君がセリフを考えてくれたんですよ」と、曲のセリフ部分の裏話も教えてくれました！　また、「ハッ!　ハッ!」の掛け声の部分に関しては「ひとりだけ楽そうな人がいたんですよ」と、またもや桑原さんから思わぬカミングアウトが。これに関しては、曲とキャラにギャップがあった渡辺さんが「だって生気に満ち溢れているんだもん」と、レコーディングの際の苦労を話してくれました。

初心者ユニットの成長を感じられるRa*bitsの新曲
　流星隊の試聴が終わり、次はRa*bitsの新曲の試聴会がスタート！　1曲目の「Hoppin’ Season♪」の1番を試聴すると、桑原さんが「Ra*bitsは1年生が多いグループなんですけど、この楽曲は入学して夏になり、学校にも慣れてきて、他のアイドルとの距離感とかアイドルというものにも慣れてきた初心者ユニットの感じです。ぶつかりあうというよりは、仲のいい4人で一歩ずつ階段を上がっていく成長過程を楽しんでもらう楽曲になっています。」と、楽曲の解説をします。

　くじ引きによるメンバーへの質問では、「収録で苦労した部分」という質問が。これに対して、米内さんは音程が低いところからの出だしが難しかったようで、「高い声で低いところ歌うのが難しかったです」と苦労した部分について解説。すると、高坂さんがハイテンションで「わかる～！」とうなずきます。そんな高坂さんは、先にレコーディングをした池田純矢さん（天満光役）の歌唱力の高さで問題(?!)があったとのこと。「池田さんと一緒に歌うところとか、池田さんがうますぎて、カッコよすぎて『寄せますか？寄せませんか？』って相談しました」と、意外な苦労を教えてくれました。

　すると桑原さんから、高坂さんはレコーディングの際、踊ってから収録をするという3度目のカミングアウトが。しかも、その踊りがものすごいらしく、「エンジニアがレコーディングで説明をするとき、顔を見れなかったそうです(笑)」と桑原さんが話すと、観客席から笑い声がこぼれました。

　続いてRa*bitsの2曲目「Love Ra*bits Party!!」の試聴が始まりますが、さわやかな歌声に包まれるなか、隣同士に座っている高坂さんと帆世さんに何やら怪しい動きが。1番が終わり、すかさず他のキャストから「ちゃんと、聴いてた？そこ！」「ずっとイチャイチャしてるから！」とツッコミを受けます。しかし、帆世さんはちゃんと曲を聴いていたようで「いや、池田さんうまいなって……」と素直に感想をひと言。池田さんの歌唱力の高さに、流星隊も驚いていたようでした。

　この曲に関して、桑原さんからは「1曲目の『Hoppin' Season♪』よりもさらに先の話で、冬の曲になっています。割と成長したRa*bitsの4人が、たまにはおませで、小悪魔なところを出していきたいという感じの曲です。ただ少年的なユニットで、セクシーなところまではいけないので、そこが可愛さにも繋がっているかなと。“僕たちだけの夜のパーティー”っていう感じです」と解説。またこの曲に関しては、デモ曲を聞いた時点でRa*bitsの曲だとすぐに思ったらしく、曲作りからレコーディングまで迷わず進めたお気に入りの曲だと、曲への思い入れも語ってくれました。

　次に、くじ引きでは「ここに力を入れました」というお題が。これに米内さんが「歌うときには、お腹に力を入れる」と何気なく答えますが、すかさず流星隊が「腹式呼吸だね」「ということで、ありがとうございました」と早々に話を終わらせようとし、Ra*bitsからツッコミを受けます。あらためて、米内さんはこの曲を歌う際に、Ra*bitsなりのオトナっぽさを演出しようとしているところに力を入れたと答えますが、次は流星隊から「そっすね」とまさかの塩対応。耐え切れず「やっぱりお腹に力を入れました」と答えを戻すと、観客も思わず笑ってしまっていました。

　試聴会が終わり、続いて開催されたのはイベント来場者を対象にしたプレゼント抽選会。今回のプレゼントは宣伝用ポスターと『Ra*bits』、『流星隊』の寄せ書きサイン色紙で、アニメイト新宿とライブビューイング会場の観客を交えての抽選が行われました。

　そして、抽選会が終わるとイベントの出演者からひと言ずつメッセージが。桑原さんは「今まで2人ぐらいしかゲストが来なかったので、急に8人来てほんとに動物園かなと思いました」と述べ最後まで会場を沸かせました。すると、これに帆世さんがノリノリで「どうもチンパンジーの王様です。本当にお騒がせしました。ぜひお家とかカラオケとかで、みんな盛り上がって、この寒さをフッ飛ばしてもらいたいと思います。ぜひぜひ、もっといっぱい聴いてください」と続きます。

　西山さんは「楽曲をこんなに愛してくださってありがとうございます。僕たちも楽しみながら収録しました。これからもよろしくお願いします」と、ファンへの感謝の気持ちと収録の感想をひと言ずつ。中島さんは「ただただ楽しかったですね。これからも楽しい機会をいただければと思います」と、今回のイベントの感想を述べます。そして、渡辺さんは「第2弾も、流星隊の新しい良さと魅力が詰まっています。いっぱい曲を聴いていただけたらと思います。」と今回の新曲の魅力について話し、新田さんからは「CDたくさん聴いてください。カラオケでたくさん歌ってください。ワッショイワッショイ盛り上がってください。」とのメッセージをいただきました。

　続いてRa*bitsより、米内さんは「今日は流星隊に一矢報いたんじゃないかと思います(笑)。またぜひどこかでお会いできたらと思います」と流星隊と観客に向けてひと言。比留間さんは「『普通』の人間の比留間俊哉です。今日はライブを一緒に盛り上がっていただいて、ほんとに楽しかったです。」とユーモアを交えつつイベントの感想を話してくれました。そして最後に、高坂さんから「フェアリーこと高坂知也です。Ra*bitsのメンバーとして皆様の前に出てくる機会はあまりないので、今日こうやって出てこられて楽しかったです。今日はありがとうございました」との言葉をいただき、イベントは終了となりました。

CD情報
◆vol.05 流星隊

守沢千秋（CV.帆世雄一）、深海奏汰（CV.西山宏太朗）、南雲鉄虎（CV.中島ヨシキ）、高峯翠（CV.渡辺拓海）、仙石忍（CV.新田杏樹）


1.「五色のShooting☆Star!!!!!」作詞・作曲：前山田健一　編曲：中土智博(APDREAM)
2.「流星花火」作詞：古屋真　作曲：山田竜平　編曲：酒井拓也(Arte Refact)
3.「五色のShooting☆Star!!!!!（カラオケVer.）」
4.「流星花火（カラオケVer.）」

◆vol.06 Ra*bits

仁兎なずな（CV.米内佑希）、紫之創（CV.高坂知也）、真白友也（CV.比留間俊哉）、天満光（CV.池田純矢）


1.「Hoppin' Season♪」作詞：こだまさおり　作曲・編曲：田中秀和(MONACA)
2.「Love Ra*bits Party!!」作詞：こだまさおり　作曲・編曲：陶山隼
3.「Hoppin' Season♪（カラオケVer.）」
4.「Love Ra*bits Party!!（カラオケVer.）」

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