石上静香さんと大坪由佳さんが語る、アニラジの想い出!ーー特番「アニラジアワード・グランプリ!」インタビュー!
アニメ・声優に関連したラジオ番組の中から今年のベスト・アニラジを決める「第3回アニラジアワード」の特番がアニメイトタイムズ、文化放送 A&G+、ラジオ大阪、<音泉>、響 -HiBiKi Radio Station-の5局で放送・配信中です。(アニメイトタイムズでは、2月20日(月)14時00分頃より配信中)。その番組名は、『石上静香と大坪由佳のアニラジアワード・グランプリ!』。 パーソナリティーには、2015年アニラジアワードを受賞した、石上さんと大坪さんのお二人。
(註)石上静香さんは、最優秀女性ラジオ賞(新人)『石上静香と東山奈央の英雄譚RADIO』、えっちなラジオ賞(新人)『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』を受賞。大坪由佳さんは、企画ラジオ賞(一般)『ゆりゆららららゆるゆり放送室』で受賞。
二人揃ってのラジオは初めてと言いつつも、流石大賞を受賞したお二人。初めてとは思わない、息の合った会話の展開は、流石アニラジアワード受賞者の貫禄です。お二人は受賞したラジオの各コーナーも今回の番組で復活です。
『ゆるゆり放送室』からは、お題などを募集して、ランダムにひいていくトークコーナー「話題BOX」、『英雄譚RADIO』からは、言葉に「夜の……」とつけることで、なんだかドキドキする言葉にする『夜の一刀修羅』。そして、『下ラジ』からは、直接の下ネタではないんだけど、なんとなく下ネタに感じる言葉を集めた「下ネタという概念が存在しない退屈な単語」が復活します。
「さすが! えっちなラジオ賞」と大坪さんから絶賛されるほど、エッチなコーナーを乗りこなす石上さん。そして、「私の受賞作品、中学生だからね!(笑)」と言いつつ下ネタという未知の領域へと踏み込む、大坪さん。絶妙な駆け引きはぜひ、ご自身の耳で確認してください。
本稿ではそんな番組収録を終えたばかりの石上さんと大坪さんへのインタビューを行いました。アニラジアワードの想い出、今回の特番の感想など、思いの丈を語っていただきました。
——収録お疲れ様でした。かなり盛り上がりましたね! では、早速番組の感想からお願いします。
大坪:この二人でラジオの収録をするのは初めてだったんですけど、いつものずっちさん(石上さん)で安心しました。
石上:最初に発表された時に「あ、大坪由佳ちゃんだったらお話も、ボケもツッコミも上手だから私は自由にやろう!」と思いました。
大坪:お互いに背中を預けられる関係で楽しかったです。
石上:それで結果どうなったかまではちょっと分かんないけど……。
大坪:(笑)
——アフレコの現場ではよくご一緒するとは思いますが、ラジオをふたりで担当するのは初めてなんですね?
大坪:初めてですねぇ。
石上:一緒になったのもアフレコじゃなくてイベントだったよね?
大坪:イベントとかでちょいちょい。
石上:特殊な環境で仲良くはなっていたんですけど、でもラジオは初めてです。
大坪:初めてでしたね〜。
——今回、お二人はアニラジアワードの特番パーソナリティー、言い換えると広報大使ですかね。広報大使としてのお仕事、いかがでしたか?
大坪:やばい! 広報大使であれって……。アニラジアワード受賞者の代表として、特番のパーソナリティーに選ばれたことはとても嬉しかったんですが、その分プレッシャーもありました。でも、私たち二人で自由にやった結果があの「下ネタ」です(笑)。
石上:石上と大坪を組ませるとエッチな感じになります。主に、私が巻き込んだんですけど(笑)。
大坪:流石、最優秀エッチ女優……。
石上:それじゃ、「えっちなラジオ賞」以上に、「私(石上)が、エッチだ」って風に聞こえるじゃん!(笑) (註:石上さんが受賞したのは「えっちなラジオ賞」(新人))
ゆるゆりの制服を着て挑む授賞式の喜び
——お二人は第2回目のアニラジアワードで受賞されたということもあって抜擢されたと思うんですが、受賞した当時はどんな気持ちでしたか?
大坪:『ゆるゆり放送室』は5年間続いていたラジオだったんですけど、5年目にして初めて賞を頂きました。賞を頂く事って、なかなか経験できないですし、私としても思い入れの深いラジオなので本当に嬉しかったです。
昨年は、アニメジャパンでお客さんを入れての発表だった事もあって、見に来てくれたお客さんも『ゆるゆり放送室』の受賞を聞いた時、「おーーーっ!」って一緒に喜んでくださって嬉しかったですね。また、授賞式には、『ゆるゆり』の七森中ごらく部の制服を着て、「ゆるゆり色を見せるぞー」と意気込んで行って、「ごらく部のみんなにも、この喜びを伝えます!」っていう格好いい宣言ができたのも良かったです。
——授賞式本気だったんですね。受賞が、本当に嬉しかった分かります。
大坪:『ゆるゆり放送室』代表として、目立ててなんぼぐらいの気持ちで参加しました。ゆるゆりの制服姿でトロフィーを受け取るっていうのが夢でしたし、誇らしい気持ちでしたね。
石上:投票してくれたファンの方も制服で出た方が「ゆるゆりで獲った!」って思えて嬉しいかもね。
大坪:制服なら『ゆるゆり』って誰でも分かる感じですし、会場に来ているたくさんのお客さんに見ていただけて本当に良かったです。
石上的ラジオ元年に、なんとW受賞の快挙!
——石上さんは昨年の受賞式の想い出ありますか?
石上:そうですね、私、ラジオのパーソナリティーを務めること自体、昨年始めてだったんです。(註:『下せかラジオ』が7月、『英雄譚RADIO』が10月と、ほぼ同じ時期にスタート)それなのに2つとも受賞させていただいたことに感謝です。「えっちなラジオ賞」は発表前の段階から「『下せかラジオ』が取るだろ!」という感じの雰囲気でしたね。「えっちなラジオ賞は、『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』です!」って言われた時の男女関係なくお客さんの雄叫びが聞こえたので、衝撃を受けましたね。
——第2回目のアニラジアワードで受賞されたことでラジオパーソナリティーとしての自信は付きましたか?
石上:まったくないです!(笑) 未だにフリートークも苦手だし、相方さん(「英雄譚RADIO」では、東山奈央さん。「下せかラジオ」は小林裕介さん)やリスナーさんにあやかって皆様の代表として、授賞式の壇上に立たせてもらったと思っています。非常にありがたいです。
——ということは、一人喋りはまだ厳しいですか?
石上:難しいです。優秀な相方をつけていただければラジオできますけど一人ラジオはちょっと……。
大坪:今のがラジオのタイトルになりますよね「石上静香の一人でラジオできません!」みたいな。
石上:(大きな声で)いやーーー! やめてーーー!
私一人でのラジオパーソ ナリティーは、本当に難しいから。毎回ゲストが来るならいいんけど。
——大坪さんは一人喋り、こなれてますよね?
大坪:動画はやったことあるんですけど、音声だけのやつはあまりやったこと無いかもしれないですね。
石上:一緒にやろ!
大坪:でも、一緒にやったら一人じゃないじゃん!(笑)
——今回のアニラジアワードで、『アニラジグランプリ』が17年ぶりに復活しますが、今回の収録で実際の以前の『アニラジアワード』を御覧になっていかがでしたか?
大坪:いつの時代も変わらず、第一線で輝いている方の姿がずっと残っているというのが魅力でもあり、読者の投稿ページも読みごたえがありますね。雑誌でお見かけした人達と今一緒にお仕事できているっていうのがすごく嬉しいです。
石上:今はWebラジオが主流になっていますけど、当時は地上波で声優さんの声が流れているというのが醍醐味だったんだなと感じます。雑誌にも熱量があって、いろんな人が聴いていたんだなぁっていうのが分かります。Webラジオも昔のように盛り上げていけたらなぁと思いますよね。
大坪:また、新たな世代の子が入って来た時に「あ、あのラジオ聴いてた!」って言われる側に今度はなっていきたいですね。
——ありがとうございます。最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
大坪:2016年のアニラジアワードで「企画ラジオ賞(一般)」を受賞しました。『ゆりゆららららゆるゆり放送室』から来ました大坪由佳です。いやー、本当に受賞したときは嬉しかったですし、またこういう形でアニラジアワードさんに関わらせていただけてもっと嬉しいです。歴史を感じることができただけでなく、アニラジ業界がこれでどんどん盛り上がっていくんだなっていうのを感じて、私もその時代の中の一人になれてるんじゃないかなと思うと温かい気持ちになります。『ゆりゆららららゆるゆり放送室』は5年間本当にたくさんのリスナーの皆さんに支えられて終了したのですが、またアニラジさん的に何かコラボ企画とか、「過去の番組復活!」とかがあったら面白いかなっていう最後に企画を言って終わりにしたいと思います。
石上:2016年のアニラジアワードで「最優秀女性ラジオ賞(新人)」と「えっちなラジオ賞(新人)」とを受賞した石上静香です。今回、第3回アニラジアワード特番のパーソナリティーに選ばれたことにありがたいと思いつつ、リスナーの皆さんのおかげで私たちはいるんだと、改めて感じています。今回の特番を聴いて、もしも、私と大坪由佳ちゃんとのラジオを「もっと聴きたいな」っていう声が届いたら、たらまたできるかもしれない! なので、ぜひ応援してください! ありがとうございました。
——ありがとうございました。
番組概要
【配信日】
文化放送 A&G+:2月17日(金)16時00分~17時00分
ラジオ大阪:2月19日(日)25時30分~26時30分(地上波)
アニメイトタイムズ・音泉・響:2月20日(月)14時00分頃より配信中
https://www.animatetimes.com/radio/details.php?id=aniradiaward
第3回『アニラジアワード』概要
【結果発表】
2017年3月中旬頃:特番生放送にて結果発表予定
2017年3月下旬頃:「AnimeJapan 2017」オープンステージにて、受賞番組パーソナリティ達によるスペシャルコラボラジオ実施
【参加メディア】
インターネットラジオステーション<音泉>:http://www.onsen.ag/
響 -HiBiKi Radio Station-:http://hibiki-radio.jp/
文化放送超!A&G+:http://agqr.jp/
アニメイトタイムズ:https://www.animatetimes.com/
ラジオ大阪:http://www.obc1314.co.jp/
【受賞(8部門)概要】
◆RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞:もっともみんなが癒されて笑えてえっちで勉強になる面白いラジオ
◆BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞:男性出演者が出ている番組でもっとも面白いラジオ
◆BEST FEMALE RADIO 最優秀女性ラジオ賞:女性出演者が出ている番組でもっとも面白いラジオ
◆BEST FUNNY RADIO 大笑いラジオ賞:聴いていると笑いがとまらなくなるラジオ
◆BEST BENEFIT RADIO ためになるラジオ賞:聴いていると色々勉強になるラジオ
◆BEST COMFORT RADIO 癒しラジオ賞:聴いていると心から癒されるラジオ
◆BEST CREATIVE RADIO 企画ラジオ賞:リスナーとともに面白さを生み出しているラジオ
◆BEST SEXY RADIO えっちなラジオ賞:もっともえっちなラジオ