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「赤松健原画展」に赤松健先生、佐藤利奈さん、高倉有加さんが登場

スカートがめくれ上がる原画展!?「赤松健原画展」オープニングセレモニーに赤松健先生、佐藤利奈さん、高倉有加さん登場

 2017年3月18日(土)より、東京ソラマチ(R) 5F スペース634にて「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~ アニメ化記念 赤松健原画展」が開催中です。

 『魔法先生ネギま!』『ラブひな』などの大ヒット作を手掛ける赤松健先生の、デビュー作から最新作までの原画やラフ画などを、遊び心に溢れた手法で展示。生原稿でないと確認できない独特の貼り込みテクニックを横から見られるといった細かな配慮から、壁一面のキスシーン特集、果てはスカートめくりができるギミックまで、まさに至れり尽くせりの内容となっています。

 初日にはオープニングセレモニーが行われ、赤松健先生、『魔法先生ネギま!』シリーズ主人公 ネギ・スプリングフィールド役の佐藤利奈さんが登壇。さらに10月スタートのTVアニメ『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』主人公・近衛刀太役のキャストも発表され、高倉有加さんが初々しい様子で登場、意気込みを語りました。

UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~ アニメ化記念 赤松健原画展
会期:3月18日(土)~26日(日)
場所:東京ソラマチ(R) 5F スペース634
時間:休日(3/19、20、25、26)11:00~18:00、平日(3/21~24)13:00~20:00
※ご入場は各日閉場の60分前まで
チケット情報:当日券 1,400円(税込)、限定グッズ付当日券 3,400円(税込)
>>原画展公式サイト

■TVアニメ『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』2017年10月より放送開始

【スタッフ】
原作:赤松健「UQ HOLDER!」(講談社『別冊少年マガジン』連載)
監督:鈴木洋平
シリーズ構成:赤松健、ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:藤井昌宏
プロデュース:EGG FIRM
アニメーション制作:J.C.STAFF

【キャスト】
近衛刀太(このえ とうた)役:高倉有加

【イントロダクション】
 ただただ平穏な、退屈な田舎で暮らしていた少年・近衛刀太には、都へ行って一旗揚げるという夢があった。
 そのために彼は育ての親であり、優れた魔法の使い手・雪姫に挑戦する日々を送っていた。
 だが、戦いながらも仲良く暮らしていた2人の前に現れた賞金稼ぎによって田舎での平穏な日々は終わりを告げる。

 これは、ろくでもないモノになってしまった者達の物語。

【原作情報】
赤松健「UQ HOLDER!」(講談社『別冊少年マガジン』連載)
1巻~12巻発売中
2017年4月9日最新 13巻が発売!(講談社コミックス)


赤松先生&スタッフのこだわりの結果、女湯のぞきにスカートめくりと前代未聞の原画展に!

▲『魔法先生ネギま!』OPテーマ「ハッピー☆マテリアル」に乗って赤松健先生と佐藤利奈さんが登場。<br>来場者もこのステージを使って記念撮影ができるとのこと

▲『魔法先生ネギま!』OPテーマ「ハッピー☆マテリアル」に乗って赤松健先生と佐藤利奈さんが登場。
来場者もこのステージを使って記念撮影ができるとのこと

▲デビュー作『A・Iが止まらない!』から、今回が初展示となる最新作『UQ HOLDER!』まで、<br>年代順に見学できるようになっている。次のエリアに移る際、のれんを潜っていくのも面白い

▲デビュー作『A・Iが止まらない!』から、今回が初展示となる最新作『UQ HOLDER!』まで、
年代順に見学できるようになっている。次のエリアに移る際、のれんを潜っていくのも面白い

 オープニングセレモニーに先立ち、会場内を見学したという赤松先生と佐藤さん。赤松先生もパソコンなどのコレクションの展示と、仕事場で執筆中の姿をライブビューイングで中継するという企画アイデアで協力したそうです。
 とりわけライブビューイングは、原稿締切日と原画展最終日が重なっているらしく、「カメラの生中継はけっこうシャレにならないかもしれない」と、早くも修羅場を予感(期待?)させます。

 さらに、「描いているものも、ちょっとは見えるかもしれない」そうなので、時間の許す限りライブビューイングに張りついてみるのも一興です。

▲年代物のカスタムPCに同人誌、設定画などなど。前原しのぶ等身大ドールも目を引く

▲年代物のカスタムPCに同人誌、設定画などなど。前原しのぶ等身大ドールも目を引く

 また『ネギま!』最終話の頃までは、背景の上に切り抜いた人物や書き文字を貼り込むという、アニメの背景とセル画のような作り方をするのが赤松先生の原稿の特徴だったそうです。今回はそれを確認しやすくするため、原稿を横から見られるように展示しているとか。

 遊び心に溢れた展示も多く、女湯ののれんをめくると入浴シーンが広がったり、壁のボタンを押すとエアーが吹き上がって、『ネギま!』の神楽坂明日菜のスカートがめくれ上がる仕掛けも! これには赤松先生が「誰ですか、あれ考えたの!?」、佐藤さんも「けしからん!」と口にしつつ、しっかり楽しまれた様子です。

▲スタッフ情報によると、明日菜のパンツ選びにも相当こだわった模様

▲スタッフ情報によると、明日菜のパンツ選びにも相当こだわった模様

▲覗き窓から見るとエッチなシーンが楽しめる仕掛けなど、場内のお楽しみスポットを<br>身振り手振りをつけて解説する赤松先生と佐藤さん

▲覗き窓から見るとエッチなシーンが楽しめる仕掛けなど、場内のお楽しみスポットを
身振り手振りをつけて解説する赤松先生と佐藤さん

 佐藤さんは『ネギま!』が初主演作だけに想い入れも強く、今回久々に『ネギま!』でトークするにあたって、数日前から様々な想い出が次々と甦ってきたそうです。

 赤松先生の仕事場を小林ゆうさんと共に訪問し、書き文字を書いて実際に原稿に使われたりと、初めての経験もたくさんしたそうで、「ひとりで展示を見てたら、たぶん泣いちゃう」と感無量な様子でした。

 赤松先生による各作品の想い出話や、展示の見どころ解説も行われました。

 『A・Iが止まらない!』では、大学でアニメーション研究会をやっていた経験を活かし、表紙にセル画絵を用いて好評だったそうですが、当時の影指定の線画などが珍しい展示とのことです。『ラブひな』は、この作品から全コマのキャラクターにスクリーントーンで影を付け始めたそうで、トーンワークが見どころとか。

 『魔法先生ネギま!』は「とにかく長かった! あの頃は4週描いたら1週休んでいたのですが、当時の原稿を見て感じるのはプレッシャーではなく、楽しさでした」と、抜群のモチベーションのもとに本作が描かれていたことを明かしました。

 そして最新作『UQ HOLDER!』は、「最初のページから『ネギま!』の人気キャラだったエヴァンジェリンが出てきて、彼女が師匠になって熱血少年を育てていく」など、当初から『魔法先生ネギま!2』という位置付けの作品だったそうです。

 最新掲載エピソードでは「ネギも出まくっている」と聞いて、単行本で読む派の佐藤さんは待ちきれない様子。『ネギま!』のキャラクターが続々登場する点についても「いやぁもう胸アツですよ! 毎回『このキャラが出てきた!』と思って、『全然変わってないんだ!』とか『どうなっているんだろう?』とかワクワクしながら拝見しています」と、一ファンとしても楽しみにしている様子でした。

▲壁一面のキスシーンも圧巻!

▲壁一面のキスシーンも圧巻!

 その『UQ HOLDER!』が2017年10月にTVアニメ放送開始ということで、主人公・近衛刀太役のキャストも初公開され、高倉有加さんが登壇されました。

 マイクを渡され、第一声から「今ちょっ……き、緊張していますが、今回刀太役をやらせていただくことになりました高倉有加と申します」と、なんとも初々しい様子に会場も和みます。

 刀太役に決まったという連絡を受けたときは電話に出られず、留守電に「至急連絡をしてください」と入っていて、「私なにかしたかな!? 怒られるのかな!?」と心配したとか。電話をかけて刀太役のことを聞いた後も実感が沸かず、「都合のいい夢を見てるのかな?」と思ったというほど、まさに青天の霹靂のような出来事だったようです。

▲大ヒット作ばかりの赤松作品の主役に大抜擢され、新たに赤松ファミリーに加わる高倉さんが<br>「よろしくお願いしまーす!」とベコリ

▲大ヒット作ばかりの赤松作品の主役に大抜擢され、新たに赤松ファミリーに加わる高倉さんが
「よろしくお願いしまーす!」とベコリ

 キービジュアルも公開されましたが、赤松先生が「ここからここまで『ネギま!』キャラじゃないですか! あの後ろを向いてるのは誰ですか?」と佐藤さんに振ると、「見たことあるなぁ、あの杖。イベントで作ってくれたことがあったなぁ」と、早くも“彼の登場”を期待させます。

 また「『ネギま!』キャラがもし出てくるとしたら、前と同じ声優さんを使わせていただくことになっています」と赤松先生からかなり重要な言葉を聞いた佐藤さんは、「私は30人のクラスメイトの想いを持っていますので」と、新作での再集結に向けて大いに期待をかけていました。

 高倉さんに赤松ファミリーの先輩からのアドバイスを振られた佐藤さんは、「私もちょうどこんな感じだったんですよ。最初の記者会見のときに、ほかのみんなは少年マガジン誌上で発表されていたんですけど、私だけシークレットで、誰にも知られていない中で登場したんです。それに私も初めての主役で緊張したから、高倉さんもそのままで大丈夫だと思います。すくすくと成長して、『UQ HOLDER!』チームを作っていってください」と、経験則から来る貴重なアドバイスをされていました。

 ここで赤松先生から、2017年10月のTVアニメ放送開始の前に、同じスタッフ、同じ声優さん、同じ予算で番外編アニメを1本制作。9月8日発売の『UQ HOLDER!』コミックス14巻に限定版OADという形で付けるという、アニメの最新情報が明かされます。

 「それが最初のアフレコになるのではないかと思います。それを買っていただいて、アニメの1話目を観ていただくと、素晴らしいかと思います」と、それとなく内容を予想させるコメントも出されました。

 原画展のオープニングセレモニーということで、テープカットや壁へのサインも行われ、最後は全員から一言ずつコメント。原画展の非常に凝った作りにも、全員が太鼓判を押されていました。

■高倉さん
「晴れの舞台に呼んでいただき、本当に嬉しかったです。これから刀太君をしっかり自分のものにして、演じていきたいと思っていますので、どうぞ温かい目で見ていただければと思います」

■佐藤さん
「私もこのような機会をいただけて、感無量ですね。現場でも『小学生のときに『ネギま!』を観てたんですよ!』という子たちがいて、着実に月日は流れているんだなと思うと同時に、今回また『UQ HOLDER!』として『ネギま!』のみんなと会えるかもしれないチャンスを、赤松先生が描き続けることで作ってくださったんだなと、また私たちをつないでくださったんだなと感謝しています。実は朝からずっと泣きそうなんですよ(笑)。本当に大好きなネギ君たちなので、刀太君たちもたくさんの人に愛され、羽ばたいていってほしいなと思っています」

■赤松先生
「この原画展はアニメのスタッフさんも参加しているオフィシャルなもので、この出来を見ると、アニメも大成功間違いないなと思いましたね。完成度の高い原画展だと思いますので、ぜひ応援していただければと思います」

▲サインは撮影可能なエリアに書かれているので、記念撮影をお楽しみください

▲サインは撮影可能なエリアに書かれているので、記念撮影をお楽しみください

>>TVアニメ「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」公式サイト
>>公式twitter(@UQHOLDER_anime) ハッシュタグ #UQHOLDER
>>赤松健原画展公式サイト

(C)赤松健・講談社/UQ ナンバーズ
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