TVアニメ「ハンドシェイカー」金澤洪充監督、斉藤壮馬さん、上坂すみれさん、小松未可子さん、OxTさんら登壇イベントにファン熱狂! 最終話を待つファンにメッセージも!
2017年3月19日(日)に開催された、TVアニメ『ハンドシェイカー』大阪日本橋イベント「フェスティバル&カーニバル」。
1部と2部に分けて行われたこのイベントには、1部に金澤洪充監督、斉藤壮馬さん、上坂すみれさん、OxTさんが登壇。2部には小松未可子さんも駆けつけました!
2016年11月の先行上映会でも司会を務めたMBS鈴木健太アナウンサーにより、キャストの皆さんのトークや、OxTのお2人によるOPテーマ「One Hand Message」生演奏、#11の最速上映会、そしてサプライズでエクストラディスクとして収録される#13が上映されるなど、ファンにとってはたまらないイベントとなりました。
そしてついに最終話となる#12が3月28日本日放送となり、1つの区切りを迎える本作。イベントに登壇された皆さんから、最終話の見どころや、それぞれが本作に込めた想いなど、熱いメッセージを受け取りました!
登壇者メッセージ
◆斉藤壮馬さん:高槻手綱(タヅナ)役
今回イベントに御来場いただいた皆さん、ありがとうございました! 前回の最速先行上映会(2016年11月開催)では前日から大阪に入って串カツなどを堪能させていただいたのですが、今回は当日に大阪に入りまして。僕の人生史上もっとも早起きをした日だったのではないかと思います(笑)。今回で大阪は3回目、そのうち2回は『ハンドシェイカー』のイベントで来ているので、もう『ハンドシェイカー』様々です!
でも1クールというのは本当に、長いようであっという間ですよね。3か月ほど前に「ついに放送が始まるな~」と思っていたのですが、目まぐるしく展開が進んで、#9ではついにコヨリも喋ることができました。彼女の成長を見守り続けた僕はもう「シャベッタァァァ!!!」と、某ハンバーガーショップのCMのようなテンションで興奮しちゃって(笑)。保護者ってこんな感じなんだ~、としみじみ感じたり(笑)。タヅナとコヨリが今まで以上に「噛み合う」ようになって良かったです。
今回のイベントで上映された#11ではマキハラとナガオカの過去が語られました。物語がいよいよクライマックスに向かってきたなというところで、最終話に突入となります。タヅナとコヨリの戦いの行きつく先に何が待っているのか、楽しみにしていただきたいですね。
……僕はあえて#12のことを最終話とは呼びたくないんです。タヅナとコヨリの物語は、放送という形ではいったん幕を閉じますが、これからも彼らの人生は続いていくでしょうし、そういった未来への期待が#12には込められていると思います。なので皆さんもぜひ最終話とは考えず、#12として楽しんでいただきたいです。
そしてこれからもこの作品がいろんな形で続いてくれれば良いですね。僕がホルモン焼きを食べに大阪に来る口実にもなるので、ぜひ!(笑)。
◆上坂すみれさん:三津寺千鶴(チヅル)役
今日はチヅル役として登壇させてもらえたことがすごく嬉しかったです! チヅルの第一印象は、見た目は小さいけど仕事の出来る社会人、というコミカルなキャラクターだったのですが、彼女はそれを悩んでいたんですよね。そんな等身大の悩みを持っているところにシンパシーを感じちゃいました。テンションの高低差が激しいところや、ちょっと怒りっぽいところも見ていて可愛くって、演じるのも楽しかったです! 子供っぽい見た目とは違ってお姉さんっぽいところがあって、タヅナ君とコヨリちゃんにとっては、良いお姉さんと言えるキャラクターなんじゃないかなって思います。友達に欲しいタイプですよね! 私はそんなに背が高くないので、目線も合わせられるんじゃないでしょうか(笑)。
タヅナとコヨリのペアと戦う前のチヅルさんは、常に気を張っている、余裕のない気負いのような部分があったんです。でも#4で2人と戦って負けてからは、すごくリラックスした自然体のチヅルさんが見られるようになって、演じていた私も彼女と一緒に成長した気分になれました。
最終話ではナガオカさんとマユミさんの最強コンビが、タヅナ君とコヨリちゃんの前に立ちはだかります。ラストバトルの映像も美しく、かつ一瞬も目が離せないスピーディな展開になっているので、ぜひぜひお見逃しなく! 個人的には、綺麗な画質で見ていただきたいです!
◆小松未可子さん:阿波座こだま(コダマ)役
大阪へは何度かイベントなどで来ているんですが、実は日本橋ストリートフェスタというイベントがあるということを今日初めて知りました。2部からの参加だったので、途中から会場入りしたのですが、たくさんの人で盛り上がっていました!!!
今回のイベントで『ハンドシェイカー』について、皆さんの前では初めてお話させていただきました! 私は阿波座こだまを演じさせていただきましたが、彼女はアイドルということで、挿入歌「恋ちゅレッターNo.1」も歌っています。この曲はアフレコより先にレコーディングがあり、まだコダマを演じていない段階だったので、レコーディングの時からキャラ作りを始めるという珍しい流れでした。『ハンドシェイカー』を作られたGoHandsさんには、以前『K』シリーズでネコを演じさせていただき、自分の中では彼女の役でもチャレンジする部分が大きかったので、今回もアイドル役という新たな試練をいただけて嬉しかったです。
いろいろなタイプのキャラクターが登場して、それぞれの願いのために戦うこの作品は、タヅナとコヨリだけじゃなく、みんなが主人公なんだなと思っています。最終話、その戦いにどう決着がつくのか、見守っていただきたいです。最後まで応援、よろしくお願いします!
◆OxTさん<オーイシマサヨシさん(以下オーイシ)、Tom-H@ckさん(以下Tom)>
オーイシ:『ハンドシェイカー』は2人1組になって手を取り合い、ニムロデを駆使してバトルする、というのを事前にお伺いしていました。そのため、「One Hand Message」はOxTとしては初めての、僕とTom君の共作という形になっています。AメロBメロを僕が書いて、サビをTom君が書くという感じですね。もう1つ、僕がアコースティックギターをバシバシ弾いて、Tom君はエレキギターをバシバシ弾くという、お互いのニムロデを出し合ってバトルするみたいな部分を音源で表現しています。OP映像ともうまくマッチして、疾走感が出ていて……これは2人でお互いに出したものが「噛み合った」んですよね!
Tom:たぶん噛み合っているんだと思います(笑)。というのも、コライト(共作)楽曲、つまり誰かと誰かが1曲を作るっていうこと自体が日本では少ないんですよ。海外ではよくあるんですが。なので、噛み合ったかどうか自分ではハッキリと言えるほど経験を積めていない、というのが正直なところです。でも、僕らにとっても新しい挑戦になったのは間違いないですよね。
オーイシ:本当に正直だよねTom君(笑)。ということで、お互いのテクニカルな部分が噛み合ったこの楽曲。テクニカルなものがぶつかりながら、調和が取れているという部分を感じとってもらえればなと。
Tom:音楽にあまり詳しくない方でも、ワクワク感、エネルギッシュな部分を楽しんでもらいたいですね。音楽に詳しい方は僕たちのテクニカルな部分を意識してみると面白いと思いますので、ぜひ。
◆金澤洪充監督
今回大阪でのイベントということで登壇させていただきました。やはり普段は机に向かっているもので、トークには慣れないですね……(笑)。スタッフ全員の気持ちを背負って語ることになるので、緊張してしまいましたが、イベントにてお話を聞いていただきありがとうございました。
今回『ハンドシェイカー』では、以前から大阪を舞台にしたアニメがあるといいなと思っていた時に、大阪を舞台にした作品を一緒に作りませんか? というお話をいただいたもので、三者三様の条件とタイミングが「噛み合って」できたものです。私が所属しているアニメーションプロダクションGoHandsは大阪に本社がありますから、地元をアピールできる作品を作るというのが会社全体の1つの夢でもありました。それが形となった本作、となります。
他にも「噛み合った」ことはいくつもありました。主人公のタヅナを演じてくださった斉藤壮馬さんは、キャラクターデザインもない状況でのテープオーディションだったのですが、声を聞いた際にこちらが準備していたタヅナのキャラクターそのもので、お願いするならこの方以外はいないなと思いまして、正式にオファーを出させていただきました。
コヨリ役の諸星すみれさんも素晴らしいです。コヨリについては、変化・成長するヒロインというのを描きたかったというのが最初の企画段階からありました。人と人を繋ぐ物語ということで、人と関わりを持つことは手を繋ぐこと、というコンセプトがあるんです。次に大事なのは人と話すことだと思います。そのようなかかわり方や、お話を経てようやく#9で、今まで手を繋ぐだけだったコヨリがついに会話できるようになった、というところにコヨリの成長を感じてもらえるストーリーラインになるよう仕立てております。#9までは息遣いだけで表現していただくことになったのですが、諸星さんの演技力にはものすごく助けられました。
2人の物語もいよいよ最終話となる#12。#9ではタヅナとコヨリが少しだけコンビネーションバトルを披露しましたが、#12はガチです! 本当のコンビネーションというものを見られます。この#12が、関わった全ての皆さんが当初見せたかった、というところになりますので、最後まで楽しんでいただければ嬉しいです。
[文/加藤雄斗、撮影/森下里香]
作品情報
TVアニメ『ハンドシェイカー』
【作品概要】
GoHandsが手掛けるオリジナルアニメーションプロジェクトが始動。己が「願い」を叶えるため、“神”にまみえ、“神”を打ち破らんと数多のハンドシェイカー達がその頂点を目指し、競い争う。その果てにあるものとは――。護れ、この手で。
【放送情報】
MBS:毎週火曜深夜2時30分~
TOKYO MX:毎週火曜深夜0時30分~
テレビ愛知:毎週火曜深夜1時35分~
BS11:毎週水曜深夜0時~
【配信情報】
dアニメストア:毎週木曜日12:00~より最新話特別先行配信中
AbemaTV:毎週日曜0:00~より配信中
ニコニコ生放送:毎週木曜0:00~より配信中
ニコニコチャンネル:毎週木曜0:30~より配信中
その他、PC&携帯サイト他にて毎週木曜日より最新話配信中
【スタッフ】
原案:GoHands
原作:GoHands×Frontier Works×KADOKAWA
監督:鈴木信吾・金澤洪充
シリーズ構成:金澤洪充
キャラクターデザイン:内田孝行
総作画監督:古田 誠・内田孝行
プロップデザイン:岸田隆宏
メカデザイナー:大久保 宏
メインアニメーター:大久保 宏・岡田直樹・立花昌之
美術監督:内藤 健
CGI監督:菊地貴紀
撮影監督:戸澤雄一朗
音響監督:田中 亮
音響制作:グロービジョン
音楽:KADOKAWA / GOON TRAX
アニメーション制作:GoHands
【キャスト】
タヅナ:斉藤壮馬
コヨリ:諸星すみれ
マキハラ:森久保祥太郎
リリ:茅野愛衣
マサル:村瀬 歩
チヅル:上坂すみれ
ハヤテ:石川界人
コダマ:小松未可子
ヒビキ:杉田智和
ナガオカ:津田健次郎
マユミ:加隈亜衣
ブレイク:福山 潤
バインド:日笠陽子
ムスブ:雨宮 天
タヅナの父:浅沼晋太郎
タヅナの母:佐藤聡美
トモキ:小林裕介
シグレ:早見沙織
神の声:浪川大輔
>>TVアニメ「ハンドシェイカー」公式サイト
>>TVアニメ「ハンドシェイカー」公式Twitter @hs_p_info