福山潤さん、斉藤佑圭さんら登壇! TVアニメ『銀の墓守り』先行上映会で明かされたゲスト陣の「守りたいもの」
2017年4月1日にスペースFS汐留で、今月より放送開始されるTVアニメ『銀の墓守り(ガーディアン)』の先行上映が開催されました!
当日は、アニメ1話と2話の最速上映が行われたほか、上映終了後にはトークイベントも開催。主人公・陸水銀役の福山潤さん、ヒロイン・陸怜役の斉藤佑圭さん、OPテーマを歌う暁月凛さん、絵梦株式会社のプロデューサー・唐雲康さんが登壇し、アフレコの様子やキャラクターの話などで盛り上がりました!
ここでは、そんな先行上映会のトークイベントのレポートをお届けします。
無課金プレイヤー・水銀と重課金プレイヤー・福山さんの共通点
先行上映が終わり、MCの掛け声でゲストが登壇。挨拶を終えトークイベントが始まると、まず福山さんと斉藤さんが自身の演じるキャラクターを紹介します。
福山さんは自身の演じる陸水銀について、天涯孤独の苦学生、ネットゲームの世界で名を馳せている無課金プレイヤーと解説。これに対し、MCから「無課金プレイヤーなんですか?」と聞かれると、「いや、僕は完全に重課金プレイヤーです(笑)」と宣言し、課金を止められないことを明かします。また一方で、一つのことに没頭するということに関しては、無課金で地道にプレイしている主人公と共通しているのではないかと、主人公との共通点についても語ってくれました。
斉藤さんの演じる陸怜は、水銀と同じネットゲームにハマっているお嬢様ポジションのキャラクター。キャラクターを紹介する中で再び課金の話になると、「陸怜は多分、課金しているんじゃないですかね(笑)」と話します。また自身についても、重課金プレイヤーだと福山さんに続いて告白。福山さんが「誇っていいことではないんですけど、止められないんですよね」と話すと、「そうなんですよね」と大きくうなずいていました。
続いてアフレコの話になると、MCから福山さんに「ピリピリした現場になってますよね?」冗談交じりの質問が。すると福山さんはこれを華麗に受け流し、「間違いなく、僕がムードメーカーになってますね」と語りドヤ顔で会場の笑いを取ります。
そんな本作は、毎回いろんな方がゲストとして出演しているとのこと。そういった部分から、斉藤さんは「その話その話で、アフレコ現場の雰囲気もけっこう違います」と収録現場ボ雰囲気について話します。さらに、福山さんは「適度な和気あいあい感と、本番中のちょっした緊張感が、いいバランスで成り立っているんじゃないかなって思います」と語り、収録現場の雰囲気がいいものであると教えてくれました。
また各キャラクターの演技について、本作は1年前の出来事を回想する形で物語が展開されており、福山さんは「現在と1年前」「日常と戦闘」の部分で違いを出して欲しいという注文を出されたこと語ります。一方で斉藤さんは、陸怜の演技であまり注文を出されることはなかったとのこと。ただ、アフレコが始まる前に監督から「陸怜は演じるのが大変だよ」と言われたらしく、斉藤さんも話が進むにつてて「そういう意味か!」と気付かされたと、先の内容がとても気になる話をしてくれました。
そして、プロデューサーの唐さんは収録現場を見て、とても効率よくほかのアフレコよりもとてもスピードが速いと感じたとのこと。音響監督の希望にもすぐ対応できていたと、収録の様子を絶賛していました。
ゲスト陣の「守りたいもの」とは?
OPテーマの話になると、アニメ好きだという暁月さんは「ドラマチックで厨二的な要素も入ったアニメらしいアニメなので、歌うことが決まったときは自分の居場所を見つけたような気持ちになりました」と、OPを歌うことが決まったときの感想を話します。さらに、OPに込めた思いに関しても「美しい存在である陸怜を全てをかけてでも守るという、陸怜と水銀の純粋な騎士と姫のような関係が私の中のテーマです」と答えてくれました。
また、間もなくアニメが放送されるということで、今の気持ち尋ねられた唐さんは「中国の私たちの世代の人は、小さい頃に日本のアニメ見て成長しました。『スラムダンク』のような有名なタイトルは誰でも見ています。また、もともと中国と日本の文化はとても近いので、今回中国側の原作で有名な作品を、日本や世界の人とシェアできてとてもありがたいです」と語ります。
そんな本作の原作は、全世界40億PVを大人気コミック。単純計算だと、全人口の半分以上の人が読んでいるということで、会場からは驚きの声が上がります。そんな中、福山さんは違う視点から見ていたようで「1人1円集めたら、40億……」とひと言。MCから「重課金プレイヤーらしい表現だなあ」と言われ、会場では笑い声が上がりました。
さらに、本作のテーマの1つでもある「大事なものを守る」から、ゲスト人に大事にしているものは何かという質問が投げかけられます。これに対して、福山さんは「たいそうなことは言えないですけど、声優として先人たちが培ってきた技術とスピリットを後世に伝えるために、心根だけは守らなければと思っていますね」と回答。しかし、MCから「もうちょっとほかにあると思うんですけど」と畳み掛けられた福山さんは、「何をいちばんに守るかと言われたら、僕は自分を守りますね。」と告白し、再び観客の笑いを誘います。さらに暁月さんは、スマホを大事にしているらしく、見られたくない痛いポエムをスマホに保存しているという意外な趣味を明かしました。
そしてイベントが終盤に差し掛かると、ゲスト全員からひと言ずつメッセージが。アニメ好きの暁月さんからは「皆さんと同じ気持ちで楽しんで見ますので、OPの『マモリツナグ』もぜひ聞いてみたください」との言葉をいただき、唐さんからは「これからいいものを作りたいです」と、本作への意気込みを語ってくれました。さらに、ヒロイン役の斎藤さんは「最後まで見ていただかないと分からないんじゃないかなと思うところがすごくたくさんあるので、この後どういうふうに展開していくのか楽しみにしてください」との言葉をいただき、最後に福山さんから「魅力的なキャラクターだけじゃなく、キャッチーな言葉も作品にたくさん出てきます。それは何かは、今後見ていただくとわかります。ヒントは『プレシャス』と『ダークタイガー』です。一体それがどこで出てくるかを楽しみに見ていただければ幸いです。本日はありがとうございました」とのメッセージをいただいて、本日のイベントは終了となりました。
作品情報
TVアニメ「銀の墓守り」
2017年4月1日(土)からTOKYO MXにて毎週土曜21:00~21:15放送開始
(21:15~21:30は、絵梦制作アニメ『To Be Hero』の再放送になります)
<あらすじ>
神の力を守護する最後の継承者、墓守り(ガーディアン)
主人公・陸水銀(リクスイギン)は身寄りもなく天涯孤独の高校生。生活のためのバイトに明け暮れる毎日を送っていた……。ある日、水銀にとって唯一の取り柄である『ゲーム』が、彼とこの世界の行く末を握ることとなる!何者かに連れ去られた憧れの美少女を助けるため、水銀は託された100億という遺産と共に『ゲームと繋がった異世界』へと飛び込んで行く――!
<STAFF>
原作:零盟
監督:大倉雅彦
シリーズ構成:きむらひでふみ・大倉雅彦
キャラクターデザイン・総作画監督:津幡佳明
色彩設計:辻田邦夫
美術監督:池田繁美・丸山由紀子
美術設定:西本成司
撮影監督:野口龍生
2Dworks:小嶋美幸
編集:肥田文
音楽:関美奈子
ラインプロデューサー:高橋亜希
制作デスク:荒井衣智子
設定制作:荒井衣智子
3Dプロデューサー:横佩まさる
3Dディレクター:檜垣賢一
制作:HAOLINERS絵梦
<CAST>
陸水銀(リクスイギン):福山潤
陸怜(リクレイ):斉藤佑圭
ツインスター:小清水亜美
ファリン:西田望見
フィービー:水樹奈々
>>TVアニメ「銀の墓守り」公式サイト
>>TVアニメ「銀の墓守り」公式Twitter @ginno_guardian