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ネタバレ全開!? 舞台『WUG!』の裏側

舞台『Wake Up, Girls! 青葉の記録』の裏側にあったドラマについて『WUG』が自由に語る! 『ゆき模様 恋のもよう』で感じた絆とは【ネタバレ全開】

 舞台『Wake Up, Girls!! 青葉の記録(以下、青葉の記憶)』が、2017年1月19日から2017年1月22日に『AiiA 2.5Theater Tokyo』で上演された。

 結成当初から"ハイパーリンク"を提唱し、アニメのキャラと共に声優ユニットとしても成長することをコンセプトに活動をしてきた『Wake Up, Girls!(以下、WUG)』(メンバー・吉岡茉祐さん、永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さん)。

 「いつか舞台化する瞬間が来るかもしれない?」そう考えたファンも少なくないだろう。

 今回、同舞台のBlu-rayが5月26日に発売するということで、アニメイトタイムズでは『WUG』7人の座談会をセッティングした。質疑応答形式ではなく、素の彼女たちから出る思いをそのままに伝えたいと考えたためだ。

 座談会当日、メンバー7人は笑顔に溢れていた。だが、稽古中の思い出や舞台で初披露された新曲『ゆき模様 恋のもよう』についての話しになると、表情は徐々に真剣なものに変化していった。

 約3週間という期間で本番を迎えた『青葉の記憶』の裏側には何があったのか? 『ゆき模様 恋のもよう』が忘れられない1曲になった経緯、2017年7月よりスタートする『Wake Up, Girls! 4th LIVE TOUR「ごめんねばっかり言ってごめんね!」』についての意気込みなど、7人が本音を語った座談会の模様を覗いてみよう。

※【ネタバレ注意!】同舞台を未視聴の方は2017年5月26日に発売されたBlu-ray 舞台『Wake Up, Girls! 青葉の記録』を見てからの閲覧を推奨します。
※ルーレットに当たったメンバーが中心になり、トークテーマをもとに感想を語っています。



トークテーマ:『青葉の記憶』の裏側
青山吉能さん(以下、青山):じゃぁ早速いきますよ~。王さまだ~れだ??

吉岡茉祐さん(以下、吉岡):王さまゲームじゃないよ(笑)。

青山:一回言ってみたかったの!あっ!みなみ!

田中美海さん(以下、田中):なんか、私が当たる気してたんだよね~。『青葉の記憶』の裏側について…まゆしぃ以外のメンバーは、ほとんど舞台がはじめてだったよね。 私は1番セリフの多い愛理が、1番大変そうだなって思ってたの。 愛理はまゆしぃと2人で練習してたんだよね?

吉岡:集合の1時間前に集まって練習してたよね。

田中:秘密の特訓だよね!聞いてた~!

永野愛理さん(以下、永野):秘密にしてたつもりはないよ(笑)。 早い時間から稽古場が開いてたから、2人で早めに集まってたの。 2人のシーンだけで、みんなの時間を割いちゃうのも悪いかな?って思ったから。 まゆしぃとなるべく2人で解決できるようにしたよね。

吉岡:演出のカッキーさん(柿ノ木タケヲさん)が良いものがあれば、そっちを使いましょうって言ってくださるタイプだったじゃない? だから、私たちが演技プランを作って、プレゼンするための準備時間だったよね。 ここでどう動けば次につながりやすい? とかね。

永野:ここのシーンは派手にやってもいいかもね?とか。

吉岡:そうそう。遊び要素として、日替わりで動きを変えよう!ってシーンもあったね。

田中:そうなの。凄いな~!って思ってた。 2人の掛け合いが気付いたら出来上がってたし。 7人全員が稽古に揃うのも少なかったから、私はまゆしぃと愛理の2人のシーンってしばらく見れてなかったんだよね。 どんな風になったのかな~? って思ってたら、台本もなしに2人ともやっていたから、私も頑張んなきゃ!って思ったの。

高木美佑さん(以下、高木):舞台やってる期間よりも稽古のほうが長かったからね。 思い出深いよね。

吉岡:大体、稽古期間は3週間ちょいくらいかな?

高木:そっかー! それくらいだったんだぁ(シミジミ)。

吉岡:全員揃ったのって、3~4回くらいだよね。誰かが参加できないとかも多かったし。

永野:確かに。全員はそうかも。

田中:演出の変更点があると伝えるのも時間かかったりしたよね。 色々試行錯誤して、舞台って大変なんだなぁって思った。

永野:『LINE』で教えたりしてたね。

山下七海さん(以下、山下):そうだ!本番ギリギリのゲネプロが、7人揃ってちゃんとできるっていう感じだったよね。

奥野香耶さん(以下、奥野):7人全員で合わせた3回目が、本番初日だったんだよね。

田中:めちゃくちゃギリギリで、めちゃくちゃ不安なところで本番を迎えたみたいな。 正直、アニメの『WUG』ちゃんの気持ちだったなぁ。

吉岡:逆にその緊張感がよかったんだろうね。キャラクター的にマッチして。

青山:そうだねー。 そういえば私、ゲネプロの時にはじめて舞台が形になったものを体感して、メンバーの顔見たら・・・ポロポロ泣き出しちゃって(笑)。

田中:分かる!!!!!

永野:泣いてたね~。

青山:一番泣いたのが、多分ゲネプロ(笑)。実は千秋楽じゃないの!

全員:爆笑

田中:ゲネプロだと・・あのシーンが印象に残ってる! 『雪もよう 恋のもよう』のオルゴールが流れてみんなで歌うところ!

吉岡:いいんだよね!あの演出!!!

田中:そう、7人みんなで歌うシーン!

永野:まゆしぃが演じている島田真夢が「これ、持ってきたんです」って言うところね。

吉岡:「練習しませんか?(島田真夢の声で)」だよね。

山下:私、ゲネプロであのシーンを演じた時に思ったことが2つあったの。 本番を迎えられるっていう安心感と、みんなでここまで完成させたっていう達成感。それでね~。涙が止まらなかったんだよね~。

全員:(笑)

田中:あそこはね・・・。 泣けるわ~(涙)。


トークテーマ:『青葉の記憶』の見どころPart1
田中:じゃあ、次は私が回すね! これドキドキするね~(笑)。おっ! かやだぁー!!

奥野:見どころね! 見どころはやっぱり、毎回変えたオーディション※のシーンじゃない??

全員:爆笑

※『Wake Up, Girls!』のメンバーを決定するオーディションシーン。アニメ版では島田真夢を除く6人の自己紹介と特技が披露されたが、『青葉の記憶』ではコメディ要素も追加した演出になっていた。

青山:かやはラーメン屋さんだったもんね?

奥野:そう。ラーメン屋さん♪ ラーメンの湯切りで、公演ごとにパターンを変えるって感じだったのね。

吉岡:難しいよね~。湯切りでパターン変えるって。

田中:かやは順番的にラストだったからね。色々背負ってやる感じだったもんね。

奥野:そう、私は普段(キャラ的に)あんまりコメディ的な要素を取り入れてないので(笑)。

全員:爆笑

奥野:ちょっと、ファンの方的にも「かやたん、みんな流れ的に面白いことをやっているけど大丈夫??」みたいな思いもあったみたい。 松田さん(一内侑さん)や大田組(鈴木ハルニさん、増留壮一朗さん、本間健大さん)の皆さんに「湯切りで面白いの何かないですかね??」って事前に聞いたりしたの。 いただいたアイデアを参考にしつつ、本番でやりきったなぁ(笑)。

私だけじゃなくて、本当にみんなめちゃめちゃ面白くて~。 個人的にツボだったのが、ななみの「よろけたついでに由美かおる」のオマージュ(笑)。

山下:楽屋でね。 話してたんだよね。 愛理が本番前にそんな話をしたの。

永野:そうそう(笑)。 私は毎日オーディションのシーンを1ネタ考えるまで寝ないっていう課題を設けてたの。 夜中に動画サイトを見たりして、ネタを漁って次の日に臨んでたの。

吉岡:芸人さんやん(笑)!!!

全員:爆笑

永野:ななみのネタで「何かあればいいねー」って皆で話をしてたんだよね。 動画で「よろけたついでに由美かおる」を見つけた時に「ななみこれやってみなよ!」って。 試してみたら、声の可愛さとのギャップでめちゃくちゃウケたんだよね。

山下:そうそう。 それで、本番やってみたら成功して(笑)。 お客さんがすごく笑ってくれたの。 愛理にもみんなにも大感謝☆

高木:私も、ほぼほぼ愛理にやってもらったようなもんだもんね(笑)。 私が岡本未夕で歌って、愛理にオタクになってもらうって感じ。

永野:演出のカッキーさんの指導で「オタ芸やってみて?」ってなったんだよね。最初はオーソドックスな感じだったけど、オタクのミックスもやったね。

山下:そうだねー。 あと、キャラクターと一応、同じことをしようということで180度開脚やるってなったんだけど、ヒールも履いてるし難しかったぁ。  2次元はすごいなって思った(笑)

吉岡:私もアドリブやりたかったなぁ・・・。


トークテーマ:『青葉の記憶』の見どころPart2
奥野:じゃぁ、私ね。 回すよー! あっ!みなみ!

田中:また!?

吉岡:みなみが誰か指名しよう!

田中:じゃあ・・・よっぴー(笑)!!

青山:絶対ウチに来ると思ったー(笑)。 さっきがコメディだったから、次はシリアスなシーンの見どころね。 私の演じる七瀬佳乃ってシリアスなシーンばっかりなんだよ。 まゆしぃの島田真夢に比べると、そうでもないけど・・。 怒ったり、自分の感情を表に出すシーンが結構あるんだよね。 この時点の佳乃だと。 島田真夢が(『WUG』に)加入したいって言った時に「待って」って言うシーンとか。 

 あと、「もう止めよう!」っていうシーン。 このシーンは劇場版(Wake Up, Girls! 七人のアイドル)にはないよね。 『青葉の記憶』ではじめて演じたところ。 メンバーが言い争う中で、「止めよう」って言う佳乃は、勇気あるな~って思った。 佳乃ってすげなぁって(笑)。 

全員:(笑)

青山:うーん。シリアスなシーンは難しかったね。 声で演じるときは、顔はキャラクターがシリアスな表情をしてるんだけど。 舞台となると、自分自身を七瀬佳乃としてお客さんは見てるから。 顔から何から全部、七瀬佳乃にならなくちゃいけないって思ったの。 そうなった時に、私は佳乃の顔になっているのか??って。 静止画だったらまだなんとか・・・って思ったんだけど(汗)。

全員:爆笑

青山:だから、鏡の前でめっちゃ練習した~。

吉岡:そうなんだ!?

青山:そう!喋ってるときの顔って、自分じゃ分からないじゃない?

永野:あー、なるほどぉ。 そうだね。 よっぴーが「止めよう!」って語りかけるシーンだけど、よっぴーは表情から見ても、本当は止めたいなんて思ってない。 本当はやりたいっていう気持ちが、表情から汲み取れたんだよね。 よっぴーの努力が舞台でもうまく発揮されたんだと思いますよ?

青山:ありがとうございます(照)。

青山:でも、シリアスなシーンといえば、1番は島田真夢さんですよね。 というか、シリアスしかない(笑)。

吉岡:しかないって(笑)。 (舞台で演じてみて)やっぱりどうやっても、島田真夢のキャラクターは崩せないんだなっていうのが、改めて分かったよ。

青山:まゆしぃはオーディションシーンもなかったからね。

吉岡:いやいや、本当はやりたかったよ!! みんなのオーディションシーンは袖からずっと見てたからね! いつ出てやろうか!? と思ったけど、結局出ないまま終わっちゃった。

高木:出ちゃダメでしょ(笑)。

吉岡:(笑)。 愛理との掛け合いのシーンくらいかな? 少しコメディをやれたのって。 それ以外は全部シリアスだったね。 あとはモノローグが多かった。 特に前半パートはセリフの半分以上がモノローグだった気がする。

田中:ねっ。聞いててすごいなって思った。

吉岡:会話じゃないセリフって、こんなに覚えにくいんだって分かった。 私は他の舞台だとコメディをやることが多いんだよね。 でも、『青葉の記憶』は、シリアスなお話だし、語り口調が中心。 普段アニメで演じる時とも全然印象が違ったなぁ。 

 あと、アニメを舞台にするって全然別物になるっていうのも体験してみて分かった。 

奥野:うんうん。

吉岡:さっきも話に出たけど、舞台オリジナルシーンが良かったよね。 (デビューライブをやることが決定したシーンで)松田さんが「伊達藩士の名折れだからな!」って言ったシーンから、勾当台公園のライブシーンまでの間に、実はすごいドラマがあったんだな?っていうのが、私たちも分かったっていうか。 よりキャラクターのことがすごい好きになったよね。 でも、やっぱり笑いも取りたかったよ。。。

永野:でも、その分涙は誘ったじゃない?

高木:そうだよ~! 『リトル・チャレンジャー』のシーンすごくよかった!

青山:よかった~。まゆしぃが叫ぶシーンね。

吉岡:叫んだね~!!

高木:背中が格好よかったよ(笑)

全員:爆笑

田中:あのシーンはね。 やばかったよね~。 裏で毎回泣きそうになってた。

吉岡:見れたの??

高木:衣装替えもないから毎回見てたんだよ~。

吉岡:あのシーンね。 私が出したアカペラの案が採用された時は嬉しかったなぁ。 ギリギリまでどうしようって悩んだシーンだったの。 アニメ版だと島田真夢は『リトル・チャレンジャー』を歌ってないんだよね。 

『青葉の記憶』でそのシーンの直前は『I-1club』が『Knock out』を歌うところ。 そこで、『リトル・チャレンジャー』の描写が欲しいって思って。 色々と試行錯誤した結果、あの形になったんだよね。

永野:あのシーンはすごくよかったよね(涙)。


トークテーマ:『ゆき模様 恋のもよう』について
田中:よっぴー、ルーレット回したいんでしょ??

青山:うふふ♪ いいの? じゃあ、回しますね。 王さまだ~れだ? あっ、お前さま(永野さん)!

全員:爆笑

高木:お前さまって何(笑)!?

永野:お前さまは私です(笑)。 まゆしぃの島田真夢ってキャラクターは自分が出せないじゃない? だから、私が演じる林田藍里が島田真夢を引っ張っていかなきゃ!って思ってたの。 他の5人との架け橋になる存在だから。 

 そんな島田真夢が『ゆき模様 恋のもよう』を持ってきたということもあって、本当に印象深い1曲になってる。 この曲は、メロディが進むごとに人が増えていくんだよね。 舞台中に歌った時は本当に特別な時間だったなぁ。 長いようで一瞬に感じるシーンだったというか。

吉岡:誰よりも「みんなでやりたい」って気持ちが強いのが、愛理だったと思うよ。

永野:ありがと♪ 私ね、メンバー7人の声が重なった時に、「『Wake Up, Girls!』でよかった」って思ったの。 これは、私もそうだし、林田藍里ちゃんもそうだと思う。 キャラと私の思いが完全に一致したはじめての瞬間だったの。 

 このシーンはリハでも泣いちゃって、みなみにすごく笑われたし(笑)。

全員:爆笑

田中:愛理が泣いてる~って思って(笑)。 でも、私も我慢してたんだよ? そうそう、『ゆき模様 恋のもよう』は稽古期間中に、振り入れもして、レコーディングもしてたんだよね。

 あと、舞台のオルゴールバージョンは、もともと予定になかったし。 アカペラになるか? どうなるのか?って感じだったよね。

 でも、結果オルゴールに決まって、一番ホロリとなるシーンになったかな?と思うな。

永野:あのシーンは歌い方もみんなキャラになってるから、感じ方、伝わり方が違うよね。 1人ひとりキャラの心情が歌詞に乗って聞こえてくる感じ。 そこがね~。 ジーンと来るんだよね(泣)。

奥野:『ゆき模様 恋のもよう』は誰のパートが聞き所みたいな感じじゃないと思うの。キャラで歌ってるんだけど、すごく柔らかく優しく歌ってて。 私、そこがすごく大好き。懐かしさもあり、切なさもあるメロディが心に染み渡っていく感じ。

永野:みんなが主役の曲だよね。

奥野:そうそう。そんな感じ。

吉岡:本当に久しぶりにキャラクターで歌ったよね。 1年間くらいタイアップやライブツアー用の曲とかで、キャラを意識して歌う曲ってあんまりなかったんだけど。 久しぶりにキャラクターに入り込んで歌ってみて、成長を感じたというかキャラクターとして歌うことの振り幅が広がった感じがしたなぁ。

永野:稽古中のレコーディングだったから、尚更だよね?

吉岡:そのタイミングだったから、すごい感情移入できたのかもしれないね。

高木:曲自体はハモりが多いし。 7人全員が別々のパート歌ってたりもするしね。 誰がどのパートを歌っているのか? 聴き込んでみても面白いと思うよね。

 でも私、『ゆき模様 恋のもよう』は聞くだけで泣いちゃいそうなるんだよね(泣)。 稽古や舞台の本番のこととか、色々思い出しちゃって。 

青山:分かる。分かるよ~。


トークテーマ:4thライブツアーについて
青山:じゃあ、最後いきます! おっ!! かや!

奥野:私からね。 夏のツアーはもう4回目だね。 私はね、今までとは違った『WUG』を見せたいって思いが強いんだ。 ファンの方も昔から来ていただいている方も多いと思うの。 セトリを予想されてる方もいたりなんかして。 そこは意表をついていきたいな。

永野:去年一年間の「Wake Up, Girls!」はアニメがない期間だったので、声優ユニットとして、タイアップを歌ったりして、皆さんに知ってもらう機会を増やしてきたと思うの。 本当にそういう活動をしてきた1年の集大成を見せたい。 そして、このツアーがアニメの新章につながる架け橋にしなくちゃいけないとも思ってる。 ファンの皆さんに「『WUG』を応援してきてよかった」って思ってもらえるように頑張りたいね。

青山:ツアーで広島に行くのは初めて。 あと、2回目だったり、3回目だったりする土地もあるよね。 それでね、地方に行かないと出会えないお客さんがいるんだよ。 私もずっと地方に住んでたから、「東京はなかなか行けないな~」って思ってたもん。 でも、九州だと福岡までなら行ける!って当時は思ってた。 そういう、はじめての人に出会える貴重なツアーだなぁって思ってる。 イベントは東京に集中しがちなんだけど、ツアーを通じて全国の皆さんに、『WUG』の名前を轟かせたいね。 

高木:私は、愛理にちょっと似ちゃうんだけど。 去年も私たち7人の『Wake Up, Girls!』は新しいことにチャレンジしてきたよね。 それで、メンバーのイイところがもっと出てきたんじゃないかな?って思ってるの。 ツアーを通じて、声優ユニットとしての『WUG』も、アニメの『WUG』もどっちの『WUG』ちゃんもいいな~って、思ってもらえるようにしたいね。 パフォーマンスも毎年進化してるところも見せたい!

田中:去年のツアーは、アニメがないのが本当に不安だったんだよね~。 それでも各地の皆さんに喜んでもらえることができて嬉しかったなぁ。 最終日にはタイアップ曲(灼熱の卓球娘 EDテーマ・『僕らのフロンティア』)を披露できたりとかね。 タイアップの道がスタートした瞬間だったよね。 それからまた、1年が過ぎて『恋?で愛?で暴君です!』がリリースされるし。 新しいタイアップや個人の活動を経験した『WUG』ちゃんを見せられるのが今回のツアーだと思ってる。 去年からの成長を見せたいな。 暑さに負けずに頑張るために、体力つけるよ(笑)!

山下:ツアーは私たちの絆が強くなる機会が多いよね。 みんな体力・精神面が成長してる感じする。 去年の夏のツアーが終わってから、「パフォーマンスが安定した」って言われることが増えてきたし。 今年の夏もメンバーにひんぱんに会って、たくさん練習して、14公演乗り越えることができたら、また7人の絆が強くなってるって思うの。 そんな姿をお客さんに見てもらって、アニメの新章につなげていきたいな。

吉岡:私、去年と今年のライブって違いがあると思うんだ。 『Wake Up, Girls!』だけじゃなく、今年はそれ以外のいろいろなものを背負っているよね。

『Wake Up, Girls!』関連の楽曲しかなかった去年。でも、今年は『灼熱の卓球娘』や『恋愛暴君』のタイアップ曲がある。そして、メンバーが『Wake Up, Girls!』以外の現場で多くの経験を積んできたことが、試されるって考えてる。

 "はじめましての方"にもたくさん来てほしいんだ私。 メンバーの誰か1人しか知らなくていい。 会場に来ていただくことで、この7人の良さを伝えたい。 『WUG』の素敵な曲を1人でも多くの方に聞いてもらいたいよね。 ツアーで曲を聞くと、もっといいなって思えるライブにしたい!

[文/川野優希 写真/鳥谷部宏平]


Blu-ray情報
■舞台 Wake Up, Girls! 青葉の記録
発売日:2017/05/26

【形態】
Blu-ray Disc 8,000円(本体価格)+税

【収録内容】
1.2017年1月19日(木)~1月22日(日)にAiiA 2.5Theater Tokyoで実施となる舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」の様子を収録
2.バックヤードや稽古場、舞台裏などの秘蔵映像満載
3.初回特典は、出演キャスト写真や、舞台裏写真 等を多数掲載した特製ブックレット

【出演者】
≪Wake Up, Girls!≫
島田真夢役:吉岡茉祐/林田藍里役:永野愛理/片山実波役:田中美海
七瀬佳乃役:青山吉能/久海菜々美役:山下七海/菊間夏夜役:奥野香耶
岡本未夕役:高木美佑

≪I-1club≫
岩崎志保役:大坪由佳/近藤麻衣役:小山梨奈/吉川愛役:岩田華怜
相沢菜野花役:水原ゆき/鈴木萌歌役:山下夏生/鈴木玲奈役:立花玲奈
小早川ティナ役:日下部美愛

松田耕平役:一内侑/丹下順子役:田中良子


CD情報
■恋?で愛?で暴君です!
発売日:2017年5月24日(水)
価格:【CD+DVD】2,268円(税込)【CD】1,620円(税込)


【CD】
1.恋?で愛?で暴君です!
作詞:畑亜貴/作曲・編曲:田中秀和(MONACA)
2.ゆき模様 恋のもよう
作詞:只野菜摘/作曲・編曲:広川恵一(MONACA)
3.TUNAGO作詞:只野菜摘/作曲・編曲:広川恵一(MONACA)
他instrumental含む全6トラック

【DVD】
「恋?で愛?で暴君です!」MV収録予定

※収録内容・仕様は予告なく、変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。


>>「Wake Up, Girls!」総合公式サイト

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