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TVアニメ『WUG!新章』新ユニット『RGR』結成初インタビュー

『WUG!新章』夢→現実。これからハジマル3人の物語に期待――新ユニット『Run Girls, Run!』結成初インタビュー!

『Wake Up, Girls!(WUG)』シリーズの新ユニット『Run Girls, Run!(RGR)』が、2017年7月30日(日)に幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2017[夏]」で発表された。

『RGR』は2016年12月から応募を開始した「avex×81produce Wake Up, Girls!AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション」を勝ち抜いたメンバー3人で結成されたユニット。メンバーの林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さんは声優として2017年秋から放送される『Wake Up, Girls!新章』に声優として参加し、現実の世界でもアーティストとして活動する。

 これは先輩である『Wake Up, Girls!』と同様の展開だ。デビューした3人が声優・アーティストとして成長していくストーリーをファンと共に築いていく。そうした未来に期待が集まる。

 今回、新ユニット『RGR』の始動にあたり、アニメイトタイムズは初お披露目イベント直後の控室のドアを叩いた。ステージでは語られなかったオーディション前後の裏話、メンバー同士の関係性、今後の目標など大いに語ってもらった。

▲左から、森嶋優花さん、林鼓子さん、厚木那奈美さん

▲左から、森嶋優花さん、林鼓子さん、厚木那奈美さん

 

『RGR』デビュー初インタビュー
ーー『Run Girls, Run!』の初お披露目となったステージお疲れさまでした。イベントを終えた率直な感想をお願いします。

林鼓子さん(以下、林):すごく緊張したんですけど、ライブの時に皆さんがコールを入れてくれたのがすごく印象に残っています。「16歳のアガベー」の「まっすぐ きみの名前を呼ぼう」のパートで、私たちの名前を呼んでくれて。すごくステージの上で感動しました。

森嶋優花さん(以下、森嶋):ステージに上がったらこれからはじまる『Wake Up, Girls!新章』に期待を持っている方々に、パワーを伝えたいと思っていたんです。でも、逆にパワーをお客さんからいただいた感じでした。すごい熱気がステージ上に伝わってきて。昨日の夜から緊張していたのが嘘みたいに楽しかったです。

厚木那奈美さん(以下、厚木):私はまだ歌に自信があるわけではないので、ステージに対する不安が大きかったんです。でも、「皆で頑張ってきたし大丈夫」と思ってやり切ることができてよかったと思います。

ブースで見ていただいた皆さん本当に暖かくて、「タチアガレ!」のイントロで『WUG』さんならファンの皆さんが「Wake Up, Girls!」とコールするところを「Run Girls,Run!」って言っていただけたのが、本当に感動して嬉しかったです。

 
ーーイベント終了後の率直な感想をありがとうございます。それでは、3人がオーディションを受けようと思ったキッカケについてお聞かせください。

林:もともとアニメやアニソン、声優さんが大好きでした。そうした道を目指している中で、父が今回の第3回アニソン・ヴォーカルオーディションを見つけてくれたのがはじまりです。


ーーアニメや声優さんを好きになったキッカケは?

林:父がオタクなので、私は本当に物心ついた時から好きという感じでした。声優という仕事に興味を持ったのは、小学校の時に水樹奈々さんのライブに連れて行ってもらった時です。こんな仕事もあるんだってすごく憧れました。

 
ーー森嶋さんはいかがですか?

森嶋:私は高校生くらいから声優さんになりたいと思っていました。それから色々なオーディションを探して受けていたんです。そんな中で、今回のオーディションを見つけました。実はもともと『Wake Up, Girls!』の曲も聞いていたし、とても大好きな作品だったんです。これに掛けよう!チャンスだ!と思って応募しました。


ーーアニメ『WUG』のどんなところを好きになったんですか?

森嶋:アニメの『WUG』ちゃんたちも勿論なのですが、大田組に興味を持ちました。そういったリアリティさにこだわっているところがすごく好きなんです。

 
ーーでは、厚木さんお願いします。

厚木:私も小さい頃から声優になりたいと思っていて、高校の進路選択の時に大学か声優の専門学校や養成所に行こうか悩んでいたんです。

大学進学を選んでからは声優という道を半ば諦めていた状況だったのですが、今回のオーディションのチラシに「あなたの夢が目覚める」って書いてあるのを見て、これは応募しようと思ったんです。もしこのオーディションに落ちたら、大学で勉強をしっかり頑張ろうと決意していましたね。

 
緊張しつつも自分を出したオーディション
ーーオーディションの時の思い出をお聞かせください。

林:私、オーディション中は緊張しすぎてて全然記憶がないんです。最終審査の時は母と一緒に臨んだのですが、何を喋ったのかもほぼ覚えていないんです。

そんな緊張がほぐれたのが、監督の板垣伸さんの一言です。選考中、監督は遠くから見守っているポジションだったのですが、ある女の子が「特撮が好きです。ウルトラマンセブンが好きです」といった時に、ずっと静かだった監督が手を上げて「ウルトラマンセブンではなくて、正しくはウルトラセブンです」って言ったんです。それが印象に残っていますね。すごく緊張がほぐれました。

他に覚えてるのは、優花ちゃんと演技審査の時に一緒だったこと。それはしっかりと覚えています。背が小さくて可愛いなって。私、当日高めのヒールを履いていたので、すごく身長差があったんですよ。

 
ーーなるほど。そこで森嶋さんと一緒に演技をしていたんですね。森嶋さんはオーディション中で印象に残っていることはありますか?

森嶋:私は2次審査が大阪会場だったんですけど、結果が届くまで本当に毎日ドキドキしていました。夜もゆっくり眠れないくらいに。

オーディションは最終審査が印象に残っています。今回の最終審査は2回に分かれていたんです。1度受けた後に、さらに人数を絞ってオーディションするという感じで。

ただ、それまではオーディション中ずっと緊張してたんですけど、最終審査の後半はとてもリラックスして受けることができました。


ーーどうしてリラックスして受けることができたのでしょう?

森嶋:審査員の方々が柔らかい空気を作ってくれのが、大きかったと思います。後は、当日の空気感がピリピリしているというよりも、残った受験者が全員ここで出し切るという雰囲気だったんです。いい意味で気迫を出すということができたと思っています。


ーーなるほど。

森嶋:それ以外には、歌唱審査の時が悔しかったことを覚えています。オーディションでは『7 Girls War』と『言の葉 青葉』の2曲歌ったんですが、連続で歌う形式だったので『言の葉 青葉』を歌う時には体力が尽きてしまって。これからは体力づくりも頑張ります。

 
ーーありがとうございます。厚木さんはいかがですか?

厚木:最終審査は私も楽しみながらオーディションを受けることができました。私も優花ちゃんのことはすごく覚えています。「京都出身だけど抹茶飲んだことないです」って発言をしていて。すごくビックリしました。

私はクラシックバレェを3歳の時からやっていて、自己PRにダンスと書いていたんです。ですので、ダンスをアピールできるのは歌唱審査の時しか無いと思って2曲ともに振り付きで挑みました。でも、緊張しすぎちゃって『7 Girls War』の時に振りが飛んじゃったんです。一部だけ即興で踊ったのが、思い出に残ってます。

 
はやまる、もっちー、あっちゃん
ーー『Run Girls, Run!』のリーダーって決まっていますか?

厚木:まだ決まってないです。今はその場その場で得意な人が出るって感じです。

林:生活面だったら優花ちゃん。やっぱり一番お姉さんだし。ダンスだったら那奈美ちゃん。

厚木:歌は鼓子ちゃんだよね。


ーーなるほど。では、メンバーのあだ名は決まってますか?

森嶋:私が『もっちー』です。

林:『はやまる』です。

厚木:『あっちゃん』です。

 
ーーニックネームは決まっているんですね。多くの方から呼ばれる日が待ち遠しいです。それでは、3人の趣味を教えてください。

林:アニメとミュージカル観劇です。後は、イラストを書くのも好きですね。好きなキャラクターの絵を模写するとか。


ーー『Wake Up, Girls!新章』でご自身が演じる速志歩のイラストは書いてみましたか?

林:それは恐れ多すぎてまだ書いてないです(笑)。でも、これからチャレンジしてみます!


ーー森嶋さんはどんな趣味をお持ちですか?

森嶋:アニメはもちろんですが、男性・女性問わず声優さんのライブ映像を見るのが好きです。そういったものをずっと見てきたので、歌って踊る声優さんに憧れたというのがありますね。一日中見てることもあります。

他には写真!私と『Wake Up, Girls!新章』で演じる守島音芽ちゃんの共通の趣味が写真なんです。撮影した風景の写真をコルクボードにデザインして貼ってお部屋に飾ったりしてます。


ーーアプリにデータで残すというよりも、リアルで飾るのがお好きなんですね。

森嶋:そうなんです。ネット上に置くよりもリアルで手元に欲しい派なんです。誰かにプレゼントしたりもできますし。インテリアにもできるし。


ーーなるほど。これからはじまるブログなどで公開されるのが楽しみです。では、厚木さんはいかがでしょう?

厚木:私はとにかく踊ることが好きなんです。12年間クラシックバレェをやっていて、途中で足を怪我をしてしまった結果、バレェは辞めてしまったのですが。その後も別のジャンルのダンスをずっとやっていました。

例えば、『Wake Up, Girls!』のダンスのコピーだったり、『涼宮ハルヒの憂鬱』の『ハレ晴レユカイ』だったり。実は、デビュー前に踊ってみたで動画を上げたりもしてたんです。

 

夢から現実へ。今後の活躍に期待
ーー最後に今後の意気込みをお願いします。

林:『Wake Up, Girls!新章』という作品に、一人の声優として関われることが本当に夢のように嬉しいです。見てくださる皆さんが、楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

森嶋:『Run Girls, Run!』として選ばれる前から『Wake Up, Girls!』の皆さんのことを見ていたので、その作品のキャストとして参加できることがすごく楽しみです。そこで自分らしさを出して頑張りたいです。

厚木:声優としてこの作品に関われるということが素直に嬉しいです。キャストの一員として、『Wake Up, Girls!新章』を盛り上げていきたいです。


ーー貴重なお話をありがとうございました。これからの活躍に期待しています!

[文・川野優希/写真・Re-Zi]


【Run Girls, Run!】 タチアガレ! 【踊ってみた】


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作品情報
■TVアニメ『Wake Up, Girls! 新章』

【STORY】
「Wake Up, Girls!」は、宮城県・仙台市で暮らす7人の少女たちがアイドルグループ「Wake Up, Girls!(以下、WUG)」を結成し、互いに切磋琢磨しながら、トップアイドルを目指していく姿が描かれた成長と絆の物語。

 仙台の弱小芸能プロダクション「グリーンリーヴス・エンタテインメント」に所属するWUGは、数多の挫折を経験しながらも、国民的アイドルグループ「I-1club」を「アイドルの祭典」で破り、優勝した。

 一躍トップアイドルに・・・と思ったのもつかの間、「アイドル経済不況」が叫ばれてきたこのご時世、現実は甘くない。7人は地道なアイドル活動に追われる日々が続いていた。

 一方、仙台市の中学に通う速志歩・守島音芽・阿津木いつかの3人は、次第にアイドルに憧れを持つようになり…。

【放送情報】
テレビ東京、仙台放送、AT-Xにて2017年10月放送決定!

【STAFF】
原作・脚本:Green Leaves
監督:板垣伸
キャラクター原案:近岡直
キャラクターデザイン:菅原美幸
音楽:神前暁 MONACA
音楽制作:DIVE II entertainment
アニメーション制作:ミルパンセ

オープニングテーマ:Wake Up, Girls!「7 senses」
エンディングテーマ:Wake Up, Girls!「雫の冠」

【CAST】
島田真夢:吉岡茉祐
林田藍里:永野愛理
片山実波:田中美海
七瀬佳乃:青山吉能
久海菜々美:山下七海
菊間夏夜:奥野香耶
岡本未夕:高木美佑

速志歩:林鼓子
守島音芽:森嶋優花
阿津木いつか:厚木那奈美

>>Wake Up, Girls! 新章 公式HP
>>Wake Up, Girls!ポータルサイト
>>公式ツイッター:@wakeupgirls_PR

(C) Green Leaves / Wake Up, Girls!3製作委員会
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