茅原実里さんがスナックのママに!? OxT、田所あずささん出演! アニメトークバラエティ『ミュ~コミ+プラスTV』第4回の様子をレポート&収録直後のインタビュ-!
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんがMCを務め、毎回テーマにあわせたゲストと一緒に、アニメカルチャーやアニメ音楽を様々な切り口で楽しむ番組『ミュ~コミ+プラスTV presented by アニマックス』。
10月27日(金)放送の第4回はアニメミュージックのライブイベント「ANIMAX MUSIX」特集!「ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMA」に参加する茅原実里さん、「ANIMAX MUSIX 2018 OSAKA」に参加するOxT、田所あずささんの3組のアーティストがゲストとして出演します。
本稿では、そんな番組収録の様子をお届け。さらに、番組収録直後の茅原さんと、OxTのオーイシマサヨシさん、Tom-H@ckさんにインタビューを行いましたので、そちらもあわせてご紹介します。
スナックのママに扮した茅原さんに皆メロメロ!
番組がスタートすると、なぜか顔を隠して登場するMCの吉田さん。そのまま、綺麗なママさんがいるというスナックに、田所さんとともに入店します。
そこにいたのは、綺麗な和装で完璧にスナックのママと化した茅原さんと、常連客のように自然に席についているOxTのおふたり。田所さんも含め、「ANIMAX MUSIX」に出演するアーティストが揃ったところで吉田さんの顔に施されたメイクもお披露目。その顔は向かって左半分が横浜の青、右半分が大阪の赤に塗られていたのです!
これまでの「ANIMAX MUSIX」での思い出などを語った後に企画へと移行。なんと茅原さんがサイコロを入れたシェーカーを振り、グラスの中にサイコロを注いでくれます。
サイコロの出目に従って「変態音響監督」のコーナーへ突入。田所さんもアシスタントとして出演するラジオ番組「ミュ~コミ+プラス」でもお馴染みのこのコーナー。変態音響監督となった吉田さんの指示に従い、キャラになりきってセリフを読んでもらいます。
田所さんと茅原さんが挑戦し、それを受けてオーイシさんがギターの音でジャッジをしますが、その判定に不満がある人がいるようで……?
さらには、恋に悩む客と相談に乗るママという設定で、田所さんと茅原さんによるミニコントも行われました。失恋でしょげている田所さんも、本物のママ感が漂う茅原さんも、ファンなら必見です! そしてコントのオチにはやはりあの人が……。
改めてサイコロを振り、出た目のテーマは「歌を歌う!」ということで、OxTのおふたりにギターを演奏してもらい、「ANIMAX MUSIX」出演アーティストの3組でセッションを行うことに。映画『魔女の宅急便』の主題歌にもなった、松任谷由実さんの「やさしさに包まれたなら」を歌ってくれました。
最後に、出演者の皆さんそれぞれから「ANIMAX MUSIX」に来る予定の方に向けてメッセージが送られ、番組は終了となりました。終始笑いに包まれた「ミュ~コミ+プラスTV presented by アニマックス」第4回は、10月27日(金)23:30から、「BSスカパー!」にて放送されます。どうぞ、お楽しみに!
最後に、アニメイトタイムズでは、番組収録直後の茅原さんと「OxT」のおふたりにインタビューを実施しましたので、その様子をご紹介します。
お酒にまつわる意外なトーク!
――収録を終えての感想をお願いします。
茅原実里さん(以下、茅原):スナックのママという設定での撮影だったので、ちゃんと全うできるかという緊張感があったんですけど、無事に終わって一仕事終えた達成感があります。
オーイシマサヨシさん(以下、オーイシ):茅原さんの着物姿が艶やかすぎました。そして、この着替えたあとのギャップがまた、僕の心を揺さぶっております。というのが収録後の感想です。収録のことは一切触れておりませんけども。
Tom-H@ckさん(以下、Tom):右に同じです。
――やはり茅原さんの和装に目が行く収録でしたが、茅原さん自身は衣装を着てみていかがでしたか?
茅原:和装はすごく好きなんですけど、普段着る機会があまりないのですごくうれしかったです。やはり女性として心も引き締まるような気持ちになりました。
――OxTのお二人は、実際にご覧になっていかがでしたか?
オーイシ:やっぱり漂う本物感というか、スナックや高級バーにいてもおかしくない感じがしました。和装が似合う方って本当に素敵だなって思いますね。顔が小さくて首元がすっとしていて、すごく似合ってたんでドキッとしました。収録現場にいた全ての男性の心を奪っていたと思います。
――間違いないですね。
オーイシ:奪われてた! 奪われてた人おったわ!(笑)
――(笑)。今回はバーでの撮影でしたが、普段そういうところへは行かれますか?
茅原:すごく行っていた時期もありました。新宿三丁目に行きつけのバーがあって、マスターと朝まで飲んだりしていました。バーで1人で飲める女って格好いいなって憧れていたんです。やってみると少し寂しかったんですけど(笑)。でも一人で来られてる方が多くて、声かけてくれて一緒に話したりすることも多かったです。
オーイシ:僕は全く行かないですね、超インドアなんで。バーに行くなら家がいい!
一同:(笑)。
Tom:でもさ、そうだよね。僕たちって結構イケイケに見られることもあるんですけど、意外とふたりとも合コンもしたことないし、キャバクラも行ったことないし。そういう大人数がワイワイしてるところってちょっと苦手というか。キャバクラ行ってもてなされても、この人繕ってるだろうなって思っちゃって……。
オーイシ:Tom-H@ckが言いたいのは、本当の君が知りたいんだということです。
Tom:随分先に進んじゃったな(笑)。
オーイシ:サービスとして素晴らしい文化だとは思うんです。でも僕お酒あまり飲まないんですよね。
Tom:本当に弱いんですよ。悪い酔い方するよね。みんなで泊まりに行くようなイベントがあって、初めてお酒飲んだ姿を見たんですけど、言ってはいけないような秘密を言っちゃうみたいな。自分のもほかの人のも。
茅原:それは恐ろしいですね、飲ませちゃいかんですよ。
オーイシ:発言するときに良心というフィルターを通さなくなっちゃうんですよね。
Tom:しかもそれが、ビール半分くらいでなっちゃうんですよ。
茅原:ええー! 弱ーい!(笑)
オーイシ:もうね、情報漏えいのマサヨシですよ。でも本当にやばいことは言ってないですよ。面白くいじれる範囲が、自分の中で気が大きくなる分だけ増えちゃうんです。
茅原:Tomさんはお酒飲むんですか?
Tom:僕はめちゃめちゃ強いんですよ。でも自分から進んで飲む方ではなかったんですけど、最近一人でご飯屋さんに行ってお酒飲むことが増えてきました。30代超えると男って心がどんどん弱くなってくるんですよね。
オーイシ:一人でご飯を食べに行くということについて、弱くなった心に沁みたりしないの?
Tom:一人で寂しいなっていうことを味わいに行ってるわけじゃないのよ。一人であることを認めに行っているというか。
オーイシ:格好いいこと言う! 今の絶対使わんといてください。
Tom:なんでや!
一同:(爆笑)。
茅原:一人だとゆっくり味わえますもんね。
オーイシ:でもそれって諸説あるじゃないですか。誰か特別な人と食べるから美味しいっていうパターンも。映画とかでも言うじゃないですか、何を観るかじゃない、誰と観に行くかだって。
茅原:あぁー、言うよねぇー。
オーイシ:言うよねぇーって(笑)。……だから一人だと美味しいっていうのは僕にはちょっと分からないんですよね。
茅原:それはまだ子供なんだよ!
オーイシ:年下! 僕が一番年上ですからね。
茅原:若く見えるからずっと年下だと思ってたんですよー。
オーイシ:ありがたいですね。こないだ初めて発覚して、見たことないくらいビックリした茅原さんの顔を見ましたね。
――茅原さんは一人でもお酒を飲まれるタイプなんですか?
茅原:最近は飲んだり飲まなかったりですね。でも飲まない方が次の日ハッピーです。飲むと翌日肌の調子が悪かったり、若干テンションが落ちたり。でもライブが終わった後は飲みたいです。
――ライブが終わった後はこれを飲むっていうのはありますか?
茅原:私、ビールは飲めないんですけど、ライブ直後のメンバーと乾杯するときはビールが良いなと思います。その時のビールだけは美味しいです。
「ANIMAX MUSIX」でコラボしたくない出演者を暴露!?
――アニソンイベントは他にもいくつかありますが、「ANIMAX MUSIX」ならではの魅力はありますか?
オーイシ:毎年コラボが豊富じゃないですか。そのおかげでアーティストさん同士の距離が近くなりやすくて、共演者の方とイベントやセッションを通じて仲良くなることがすごく多いなと思います。あと、イベント自体にすごくリラックスして参加できるイメージがあります。そういう地盤を作ってもらっているということに感謝しています。
――リラックスできるからこそ、より良いパフォーマンスができると。
オーイシ:そうですね。あれはなんなんでしょうね? 僕、結構イベントの前になるとご飯がのどを通らなくなるんですよ。
茅原:ええー! 繊細!
Tom:本当ですよ。隣にいる俺大変ですからね。楽屋に来るとすごい大きな声だしてたりとか。
オーイシ:なんか俺すげー変な人みたい……。本当に緊張しいなんで。でも「ANIMAX MUSIX」は本番当日もすごくリラックスして入れるイメージがあります。
――Tomさんはいかがですか?
Tom:僕は音楽そのものの純度が高いイベントだと思います。演出とか見た目ではなくて、音楽に対するエネルギーの純度が保たれているイベントだなというのは、初めて参加させていただいたた時からずっと思っていることです。
――横浜と大阪では雰囲気って違いますか?
オーイシ:違いますね。特に今年の大阪城ホールはちょっと異様でしたね。関西圏で大阪城ホールクラスのアニソンオムニバスイベントが初めてだったらしいので、それも相まって関西勢の熱気や期待感が爆発していたと思います。
Tom:横浜で僕らが出たときは、ステージの中央まで行って演奏するっていう演出だったんですけど、あの距離をほぼ走りながら演奏するって人生で初めてだったんです。多分4小節に1小節くらいコード間違えてますね(笑)。
茅原:「ANIMAX MUSIX」さんはいつもドキドキワクワクしますね。選曲や演出も含めて、お客さんも驚くような仕掛けをいつも考えられているような気がします。
私にとっては毎回ハードルが高くて緊張するんです。2011年に初めて出たんですけど、自分のソロ曲もあったし、アコースティックバージョンでSee-Sawさんの「あんなに一緒だったのに」をカバーさせていただいて、他にもangeraのatsukoさんと「ETERNAL BLAZE」を一緒に歌わせてもらって。やることがいつも盛りだくさんな分、やりがいがあって、私もワクワクします。
あの時「ANIMAX MUSIX」でギターを弾いてくださっていたふたりが今の私のバンドメンバーだったりもするので、私にとってすごく大事なイベントです。
――番組中に行われた企画の中に、「この人とはコラボしたくない!」というお題がありました。さすがにそれを聞くのはどうかと思うので、逆にコラボしたい人や、イベントを通じて仲良くなりたい人はいますか?
オーイシ:僕は全然コラボしたくない人言えますよ、Geroです。
Tom:仲いいからね。
オーイシ:Gero君はね、芸風が被る。MCのネタが被り気味っていう。
茅原:それは避けたいですね。
オーイシ:1イベントにひとりでいいですから。コラボしたくないっていうか、共演したくないですね!
一同:(笑)。
オーイシ:共演しまくってるし、楽曲も提供しまくってるんですけどね(笑)。コラボしたいのは、これ目の前にいるからとかでも何でもなく、茅原さんとはいつかコラボしたいなって思ってますよ。
茅原:本当ですか! しましょうしましょう! 今日一緒に歌えて嬉しかったです。
オーイシ:あ、そういう意味ではコラボしましたね。じゃあもう達成ということで(笑)。でも大きいステージでやりたいですね。
茅原:私、男性の方とコラボって小野大輔さんとしかしたことがないので、男性のアーティストの方とのコラボもやっていみたいですね。実は一昔前は嫌だったんですよ、誰かと何かするって。すごく人見知りでコラボ苦手だったし、自分の曲を誰かに歌われるのも嫌だったんですよ。私のものなのにっていう思いがあって、今思うと不思議なんですけどね。今はもうそういうのは一切なくなりました。
オーイシ:何かきっかけがあったんですか?
茅原:なんでしょう、経験を積み重ねる中で変わっていきましたね。自分の楽曲で楽しんでくれる人たちがいたり、自分のこと知ってくれている人たちがいたりってすごく素敵なことなのに、なんで昔はそれが嫌だったんだろうなって思います。
――最後に、「ANIMAX MUSIX」への意気込みをお願いします。
茅原:まだ何を歌うのか、誰と一緒に歌えるのか、カバーがあるのかないのかも分からないまっさらな状態なんですけど、今年も集まってくれたアニメミュージックが大好きなファンのみなさんがとびっきりの笑顔を見せてくれるようなステージになるように頑張りたいと思いますので、ぜひ遊びに来てください!
オーイシ:3月3日でひな祭りなんですよ。スタッフさんも気効かせて楽屋にひな壇くらいバッと用意してくれるかなってね。まぁ茅原さんも言っていた通り、コラボとかセットリストとかはまだだいぶ先のことなので分からないですけど、今から想像するだけでも楽しみで仕方ないです。あと、僕みたいな関西のバンドマンにとって、大阪城ホールっていうのはひとつのサンクチュアリ的なところがあって。
Tom:サンクチュアリィ……。
茅原:サンクチュアリ!
オーイシ:……なんで!? 三段落ちみたいになってる!
一同:(爆笑)。
オーイシ:ひとのコメントにそんなヤマビコしなくていいでしょ! ……だからそこに2年連続で出れるっていうのは本当にうれしいですし、自分が学生時代から抱いていた夢を改めて噛みしめるステージになるといいなと、個人的には思っています。あとはもちろん、ファンのみなさんが楽しめるステージングとセットリストができたらいいなと思います。
Tom:去年も感じたことで、これ結構重要だと思うんですけど、大阪城ホールでやったとき、音がめちゃくちゃ良かったんですよね。あの規模であの音が鳴らせるってあまりなくて、そういう意味でも音楽が純度を保ったまま届けられると思います。
あと、OxTって大体2時間ライブがあったとして、5曲くらいしかやらないみたいな、大体話してるみたいな感じなんですよ。
茅原:え、本当ですか!?
Tom:でも、「ANIMAX MUSIX」ではそんな漫才みたいなことやらないわけですから、僕たちの本来の音楽の才能がどれくらいあるのか、本当にすごいアーティストなのかどうかっていうのが発揮される場になります。
オーイシ:不安ですね。
Tom:不安じゃねーよ!(笑) 気合い入れなくちゃ。頑張りますので、ぜひよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
アニメトークバラエティ『ミュ~コミ+プラスTV presented by アニマックス』
10月27日(金)23:30~24:00放送
特集:「ANIMAX MUSIX 2017-2018」
ゲスト:茅原実里、OxT、田所あずさ
『ミュ~コミ+プラスTV presented by アニマックス』とは、MCの吉田尚記アナウンサー(ニッポン放送アナウンサー)が毎回テーマにあわせたゲストと一緒に、アニメカルチャーやアニメ音楽を様々な切り口で楽しむ番組です。
■番組名:ミュ~コミ+プラスTV presented by アニマックス
■放送日時:毎月第4金曜日 23:30~24:00 他
※毎月第4金曜日は無料放送!
■放送局:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)
■メインMC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
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