『とある魔術の禁書目録』TVアニメ第3期が決定!『モンスターストライク』とのコラボレーションも発表された「電撃文庫 秋の祭典2017 新作発表ステージ」レポート
2017年10月1日、秋葉原UDX&ベルサール秋葉原で行われた、電撃文庫の人気作品が一挙に集まるイベント「電撃25周年記念 電撃文庫 秋の祭典2017」。
UDXステージでは、15時から「電撃文庫 秋の祭典2017 新作発表ステージ」が開催。
電撃文庫にまつわる、様々な作品の最新情報の発表を行う本ステージには、三澤紗千香さん、うえむらちかさんに加えて、編集者として数多くの電撃文庫の人気作品を手がける三木一馬さんらが登壇。
TVアニメ『とある魔術の禁書目録』第3期の発表など、ファンが歓喜したステージの模様をレポートします!
待望の『とある魔術の禁書目録』第3期が決定!
ステージに登場した三木さんは「今回は謝罪をする必要がなくなりました!」と自信ありげな様子で、とっておきの新情報となる特報映像を公開。
その映像内にて、鎌池和馬先生による電撃文庫の人気作『とある魔術の禁書目録(インデックス)』など『とある』シリーズの新プロジェクトが2018年から始動し、『とある魔術の禁書目録』第3期TVアニメ化が決定したことが明らかにされました。
さらにステージには、サプライズゲストとして上条当麻役・阿部敦さんと、インデックス役・井口裕香さんも登壇。
「前のTVシリーズから6年後に続きができることは本当にすごい。僕自身も待っていました」と、阿部さんが念願の第3期が実現したことへの喜びを語りつつ、これまでの『禁書目録』の思い出を振り返ります。
なかでも第一話のアフレコは、阿部さん・井口さんらにとって、ほぼ初主演作に近かったこともあり、アフレコの終了予定時間を大幅にオーバーしてしまい、収録終了時に周囲のキャスト陣から労いの拍手が起こったという裏話があったそうで、特に思い出深いものとなっているのだそうです。
トーク中には、前作から6年という時間がかかったことについて、担当編集の三木さんがキャスト陣から問い詰められるという一幕も。
しかしTVアニメ第3期を誰よりも待ち望んでいたのは、当の三木さん自身でもあり、企画の実現にはかなりの苦労があったようで「逆に俺を祝って欲しい!」と開き直り(?)を見せると、客席からは暖かい拍手が贈られていました。
気になる放送時期については、「皆の気持ちが一つになった頃」と明言が避けられており、今後の続報が待たれるところです。
『とある魔術の電脳戦機&バーチャロン』の制作秘話や、電撃25周年を記念したコラボレーションも
続いて、2018年2月15日に発売を予定しているPS4/PS Vita向けソフト『とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』の紹介も行われました。
『とある魔術の禁書目録』と、セガゲームスの3D対戦アクションシューティングゲーム『電脳戦機バーチャロン』という異色のコラボレーションによって実現した本作。
阿部さんは、高校生の頃に初代『電脳戦機バーチャロン』をプレイしていたという直撃世代ということもあり、今回のコラボを人一倍楽しみにしているそうです。
また元々『バーチャロン』シリーズは、プレイヤー同士の対戦がメインのゲームで、ストーリーの割合はそれほど高くないのが通例でした。
当初は本作もそれにならう予定だったのですが、シナリオを引き受けた鎌池先生からの原稿が届くと、文庫3冊以上にも及ぶ大ボリュームとなっていたそうで、それに合わせてストーリー面を大幅に増強することになったという経緯があったのだとか。
その結果、『とある』シリーズのファンにも満足してもらえる内容にすることができたそうで、速筆として知られる鎌池先生らしいエピソードに、客席からは爆笑も沸き起こっていました。
その後には、電撃の25周年を記念した様々な企画も発表され、圧倒的人気を誇るiOS・Android用アプリ『モンスターストライク』とのコラボレーションも決定。『とある』シリーズをはじめとした、電撃文庫が誇る7シリーズ8作品の参戦が予定されているとのことです。
また2017年の10月27・28日の2日間にかけては、「電撃25周年記念特番」の配信も決定。こちらは「25」にちなみ、25時間ぶっ通しで行われるという驚きの内容で、本ステージのMCを務めた三澤さん・うえむらさんも出演されるようです。
その他にも、ナムコキャラポップストアやカスペルスキーと『禁書目録』のコラボなど、盛りだくさんの内容となっていますので、詳しくは電撃文庫の公式サイトやスマートフォンアプリをご確認ください。
そしてステージのラストには、三木さんから「今回発表したのは『とある』シリーズの新プロジェクトなので、『禁書目録』だけではないかもしれません」と、『禁書目録』以外の『とある』シリーズの新展開について臭わせる驚きの発言も飛び出すなど、客席は最後の瞬間まで大盛り上がり。
まだまだ新たな展開が待ち受けていそうな『とある』シリーズと電撃文庫の今後から目が離せません。
[取材・文/米澤崇史]
【特報】とあるプロジェクト始動&とある魔術の禁書目録3期制作決定
『とある魔術の禁書目録(インデックス)』は、2004年に電撃文庫から刊行されているライトノベル。シリーズ累計発行部数は1635万部を超えており、2008年にはアニメ第1期が放送。続いて2010年にアニメ第2期、2013年には『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』が公開されています。
今回公開された動画は、これまで放映されてきたアニメ『とある魔術の禁書目録』1期・2期、劇場版の映像が盛り込まれた内容となっています。イベントでは主人公・上条当麻役の阿部敦さんとインデックス役の井口裕香さんも登場。ファン待望のアニメ第3期制作が発表されました。
また、第3期制作の発表に際して公式サイトには原作者の鎌池和馬氏と、担当編集の三木一馬氏からのメッセージが掲載されています。
<鎌池和馬>
ついにやるってよ、3期!
長いか長くないかなら正直もちろん長かったですけど、映像技術の世界も日進月歩。
どうせならここまで待って良かったと思っていただけるものを全力で目指しましょう!!
<三木一馬>
劇場アニメから約4年。
ついに始動します! 『とある魔術の禁書目録』TVアニメ第3期!
しかもそれだけではありません! 『とあるプロジェクト』と銘打って、『禁書目録』アニメ第3期以外の展開も考えております!
詳細は、公式サイトなどでお披露目してまいりますので、是非期待していてください!
最後にひとこと。
「みんな、またせたな? ここからが、史上最高のクライマックスだ!!」
頑張りますので、応援宜しくお願いいたします!!!!
電撃文庫 秋の祭典 2017 新作発表ステージで
— 阿部敦 (@abe_atsuize) 2017年10月1日
「とある魔術の禁書目録」第3期発表になりましたーーーーっ。
みんなーー、3期やるよーーーーーっ #とある pic.twitter.com/PWtqWrN1Pc
(ゆ)電撃25周年@秋の祭典(サテライトステージ)に『とあるプロジェクト』チームとして出演させて頂きました!
— 井口裕香 ワーナーOfficial (@yukachiofficial) 2017年10月1日
きょうは本当に幸せな日です。
「とある魔術の禁書目録第3期」決定したこと、きちんと皆様にご報告できてうれしいです!お待たせしました!これからもよろしくお願い致しますpic.twitter.com/DJIzqZujKG
テレビアニメ第3期『とある魔術の禁書目録Ⅲ』の詳細は、今後公式サイトなどで発表予定。乞うご期待です。
>>とあるプロジェクトポータルサイト
>>「とある魔術の禁書目録III」公式サイト
>>とあるプロジェクト公式ツイッター(@toaru_project)