OVA『クビキリサイクル』七愚人のひとりである園山赤音 役・嶋村侑さんが収録を重ねていくうちにいきついた「答え」
一癖も二癖もあるキャラクターたちによって繰り広げられる戦慄のミステリーと会話劇が話題のOVA『クビキリサイクル』。孤島で起こった殺人事件の謎、その全てが明かされる最終巻の発売と連動し、アニメイトタイムズではインタビュー連載企画として出演キャストをお招きしてのトークをお送りしています。
連載第9回は、園山赤音役の嶋村侑さんです! 世界最高峰を誇る頭脳を持ち、鴉の濡れ羽島で起こった殺人事件において、極めて重要な役回りを演じた、黒髪の美女。謎の多い彼女を、嶋村さんはどのように演じようと考えていたのか。アフレコ現場でのキャストとのやりとりや西尾先生にまつわるエピソードなど、幅広くお話を伺いました。お楽しみください。
■□■□■ 連載バックナンバー ■□■□■
【第 1回】玖渚友 役・悠木碧さん
【第 2回】逆木深夜 役・浜田賢二さん
【第 3回】千賀てる子 役・後藤邑子さん
【第 4回】赤神イリア役・伊瀬茉莉也さん
【第 5回】班田玲 役・桑島法子さん
【第 6回】姫菜真姫 役・遠藤綾さん
【第 7回】千賀ひかり 役・新谷良子さん
【第 8回】千賀あかり 役・桑谷夏子さん
イマココ⇒【第 9回】園山赤音 役・嶋村侑さん
――『クビキリサイクル』という作品にどのような印象をお持ちですか?
園山赤音役・嶋村侑さん(以下、嶋村):主人公である「ぼく」を見透かして、見下しているようなことを言ったり、嫌味な言い方をする女性キャラクターがいきなり何人も出てくることに衝撃を受けました(笑)。
――具体的にはどのキャラクターでしょうか?
嶋村:具体的には私が演じている園山赤音と、川澄綾子さんの伊吹かなみ、それと遠藤綾さんの姫菜真姫ですね。そんな女性陣の中にいる玖渚も所謂わかりやすいあざとい可愛さではなくて、若干のらりくらりしたところがあるというか、話を聞いてくれているのかわからないことがあると思うんです。天真爛漫に飄々と可愛いという。なんかあの可愛さは(見ていて)面白かったですね。
――アニメだと複数の女性がいたらハーレム状態になる作品も多いですね(笑)。
嶋村:それに普通に生活してても、あそこまで当たりの強い人たちが揃う事って少ない気もして、まぁあそこは普通の場所ではないわけですが。実は一番最初のアフレコでテストをしたときに、普通に「ぼく」に接する演技をしていたら、鶴岡(陽太)音響監督から、「みんな『ぼく』に歩み寄らないで。突き放して」と言われたんですよ。わたしはその指示にびっくりして、この作品、これから何が始まるんだろうかと思いました(笑)。
――みんなで突き放せというのは意外な指示だと思います。
嶋村:主人公を突き放すキャラクターっていうのは、作品にひとりはいることも多いんです。でも、複数で主人公を囲んで突き放しまくるというのは珍しいかもしれません。みんな天才で頭が良くて、色々理由があって他人に対して下手には出ない人たちなのかもしれませんけど、どの天才たちも、「ぼく」の気持ちを親切心で理解するつもりなんてまったくなくて、「まあ、しょせん君はそうだろうね?」という態度じゃないですか。
本番を演じたあとに、ちょっと『ぼく』がかわいそうじゃない!? 四面楚歌だね」とみんなで話すくらい「ぼく」をかわいそうに思ったのがすごく印象的でした。そのくせ無視しているわけでもなくて、こんな頭の良い人たちが「ぼく」に興味を持ちすぎているのがまた何かありそうなんですよね。
――確かに、なんで「ぼく」に絡むのかが謎ですね。
嶋村:最初は不思議だったんですけど、収録を重ねていくうちに、登場人物は沢山いるんですが、どのキャラクターも実は「ぼく」が頭の中で作り上げた人物像で、対話しているように見えるシーンは、実は「ぼく」が「ぼく」とやりとりをしているんじゃないかな? 思うようになったんです。
――全て「ぼく」の自分語りだと?
嶋村:まだ思春期に近い「ぼく」っていう男の子が、ひとつのことに対して言葉を重ねて考えたことを、見世物にしたらこうなったんじゃないかなと。他のキャラクターとしているはずの問答も、「ぼく」の価値観であったり、ものの見方を整理しているだけなのかもしれないと思いました。
姫菜真姫さんも、「ぼく」がただの気が利かない若い男の子だったら無視すればいいだけで、わざわざ嫌味をたっぷり混ぜ込んだ言葉で話しかける必要は無いですよね。あとイリアお嬢様との会話も、実は「ぼく」が自分の思考を整理するために自分の頭の中に作り上げたイリアという人物と話している気分になりました。
私がこういうイメージを持った理由のひとつは、映像が持っている、まるで夢の中なんじゃないかという不思議さや雰囲気かもしれません。地下の倉庫に向かう階段だって、どれだけ地下深くまで続いてるんだろう、無限に続いているのかなと感じました。
――会話が会話ではないというのは深い見方だと思います。
嶋村:『クビキリサイクル』はものすごくセリフが多いんですけど、キャラクター同士、会話をしていないという印象が強いです。セリフの掛け合いがなくて、独白と独白の対決なんです。私はこう主張する。ぼくはこう主張する。結局お互い相手の話は聞いてないという(笑)。
なるべく余裕綽々とした感じが出るように演じました(笑)。
――園山赤音というキャラクターについてはどう捉えていましたか?
嶋村:天才ではあるんですけど、ある意味では、彼女はハッタリで生きてる人じゃあないですか(笑)。なのでなるべく余裕綽々とした感じが出るように演じました。周囲よりも私の方が上で、私の方が頭が良くって、私の方が強いと考えていることを念頭に置いて演技しました。
――印象に残っているセリフは?
嶋村:園山赤音でしたら、4話の「ぼく」との会話で、「私は、園山赤音は、いつ、どこで、誰に、どんな風に、どのような理由で殺されようとも、文句を言うつもりは、一切ない」というセリフが一番印象的ですね。
あと、姫菜真姫が2話で「ぼく」に対して「さっきは悪かったねぇ……、何て言うか、痛いところついちゃって」から始まるセリフの流れは「うわ、グイグイ来るなあ」と(笑)。それと「ぼく」が玖渚に「えっちいことしようよ」と言われたときに、「しない」と返して、「臆病者! チキンチキン!」みたいに言われてたのが面白かったですね(笑)。
――アフレコ現場の雰囲気はいかがでした?
嶋村:私の中では「わ、一世風靡!」と感じるくらい、いろんな作品で主役をやってらっしゃるスターの方々がいっぱいいて、なんて華やかな現場なんだろうと感じました。私にしてみたら、なんで自分がこの現場にキャスティングしてもらえたんだろう…と。正直、緊張しましたね。
川澄さんなんかはまるでスタジオに咲いた花みたいな感じで、すごくキラキラしてて、役の上ではギスギスしていましたが、私自身は密かにお慕いしております(笑)。待ち時間等は、みんな朗らかにお話してるけど、本番は「ぼく」に鞭を打つ!
役者さんとしては、みんな自分の道を持っていて、危なげない演技をされる方ばかり。もちろん、ぱっと分かりやすい作品ではないので、鶴岡音響監督ですとか新房(昭之)総監督、場合によっては西尾(維新)先生にお伺いを立てて確認も取っていました。
――キャラクターもストーリーも難しい作品ですからね。
嶋村:それでもみなさん実力のある方ばかりだったので、高度な演技のディレクションに対して、見事に答えていく様はものすごく勉強になりました。
実は私、シャフトさんの作品に出させていただくのは初めてなんですが、最初の収録のときに鶴岡音響監督が「最初は分からないかもしれないけど、台本通りにやったら、なんか面白いのができあがるのは経験則的に分かっているから、普段の言葉とは『てにをは』が違ったとしても、最後まで信じて演じて」とおっしゃっていたんです。
私に対しては、「いつもの自信満々な感じでね!」とおっしゃってくださったんですが、別に私はいつも自信満々というわけではないので、結果的には赤音と同じようにハッタリをかましていたんだと思います。その時はとにかく、鶴岡さんの言葉を信じて、台本を信じて突き進もうと思いました。
――キャストのみなさんと何か話したりはしましたか?
嶋村:他の現場で、たまたま梶(裕貴)さんにお会いしたんですよ。ちょっと収録期間が空いていた時期で、今度『クビキリサイクル』を録るよという話になったんですけど、梶さんが「今度また録るから見返してみたんだけど、やっぱり面白いよね」と話していたんです。主人公の梶さんが、私の顔を見て思い出して、他の現場で『クビキリサイクル』を面白いって言っているのを聞いて、なんか嬉しくなりました(笑)。
斜めの角度から見下ろしてくる顔の角度が印象的でした。
――映像はご覧になりましたか?
嶋村:キャラクターが斜めの角度から見下ろしてくるポーズをとっているのがすごく意味深で印象的で、この表現から何を受け取ればいいのかと妙に気になりました。
――それはファンから「シャフ度」と呼ばれているシャフトさん独特の表現技法だと思います。
嶋村:あの顔の角度って名前がついてるんですか(笑)。あの角度で見下ろされるとすごく不穏な雰囲気がして、妙に安心できない感覚に襲われるんですよ。
――シャフトさんの映像は斬新ですからね。
嶋村:イメージ映像みたいな不思議な絵の感じが面白いですよね。いきなり場所が変わったり、キャラクターがどこからともなくバーンと出てきたりするのも奇抜な発想だと思います。作品の中で、キャラクターが今どこにいて、何をしているからという理由で、場面に合わせている絵じゃないんだなと。そこにみんなの独白やセリフ…なんと言えばいいのか分かりませんが、惹きつけるリズムをつけていくのが上手ですよね。
アテレコは無音でやっているのですが、出来上がった映像を見ると作品のリズムをとても大事にしているというのが伝わってきて、ステキだなと思いました。ドタバタとか全然しないじゃないですか。ずっとしゃべってるだけなのに、こんなに集中して観られるんだもん。すごいですよね。
――西尾先生の作品はいかがでしょう?
嶋村:私、『掟上今日子の備忘録』のドラマが大好きなんです。でもドラマを見ていたころ、原作者がどなたかという事……つまり西尾先生だという事を認識していなかったんです。それで、『クビキリサイクル』の収録のとき休み時間に、西尾先生と他のキャストさんが『掟上今日子の備忘録』のドラマの話をしていたんです。私も好きな作品の話なので混ぜてもらって、「あのカツラとかもすごくにあうよねー。キャスティングも最高だったよねー。あれすごく面白かったー!」と話してたんですよ
それからしばらくして、「ドラマの原作者が西尾先生である。」という事実に気づくことになり、「マジか!」と(笑)。私何か失礼なこと言ってないかな、普通に楽しく話しちゃったけど、まずいこと言ってないかなと。なので次にお会いしたときに、すぐにすいませんと謝りに行ったら、「ぜんぜんそういうことはなかったですよ」とおっしゃっていただけました(笑)。
――それははたから見てると面白いですが、嶋村さんにとっては冷や汗もののエピソードですね(笑)。ところで『クビキリサイクル』の原作はお読みになりましたか?
嶋村:原作については、「お前は読まない方が良いかも」と言われたので読んでいません(笑)。分からない状態で走ってみるのもいいんじゃない? という感じのことを言われたので、無理に読むことはありませんでした。
――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
嶋村:『クビキリサイクル』を見たいと思ってくださる方って、西尾先生がデビューされたころからのファンの方が多いと思うんです。多くの方が待ち望んで生まれたアニメーションだと感じています。関わることができて、本当に光栄でした。私も完成した映像を見て感動しましたし、本当に素敵な作品になっていると思いました。
鶴岡さんが「このまま信じて突き進めば面白くなるから」とおっしゃっていたのが本当にその通りでした。この作品にはいろんなロジックがちりばめられていますし何度も見てくださると嬉しいです。手に取ってくださって本当にありがとうございました。
[取材・文/早川清一朗]
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【第 1回】玖渚友 役・悠木碧さん
【第 2回】逆木深夜 役・浜田賢二さん
【第 3回】千賀てる子 役・後藤邑子さん
【第 4回】赤神イリア役・伊瀬茉莉也さん
【第 5回】班田玲 役・桑島法子さん
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【第 7回】千賀ひかり 役・新谷良子さん
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イマココ⇒【第 9回】園山赤音 役・嶋村侑さん
■「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いSound Collection」:10月25日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
価格:3,500円+税
収録曲:全34曲
仕様:◆CD2枚組 ◆描き下ろしジャケットイラスト
パッケージ情報
★「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」全巻購入特典
渡辺明夫さん&okamaさん描き下ろし"全巻収納BOX"をプレゼント!
※応募〆切:2017年11月30日(木)
※2~8巻巻封入の応募券を集めて、1巻封入の台紙に貼り付けてご応募ください。
※画像はokama氏によるイメージラフです。実際の商品とは異なりますので、ご了承ください。
■第一巻:2016年10月26日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、長瀞とろみ(CV.折笠富美子)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募台紙
(キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろし全巻収納BOX)
○クリアケース
■第二巻:2016年11月30日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、因原ガゼル(CV.神田朱未)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
購入
■第三巻:2017年1月25日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、軸本みより(CV.野中藍)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第四巻:2017年2月22日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、石丸小唄(CV.浅野真澄)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第五巻:2017年3月29日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・佐々沙咲(CV.佐藤利奈)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第六巻:2017年5月31日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・長瀞とろみ(CV.折笠富美子)・因原ガゼル(CV.神田朱未)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第七巻:2017年8月30日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・佐代野弥生(CV. 池澤春菜)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第八巻:2017年9月27日(水)発売
▲アニメイトオンラインショップでの購入はこちら
Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・ぼく(CV. 梶裕貴)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
作品情報
【INTRODUCTION】
日本海に浮かぶ孤島、鴉の濡れ羽島。
そこに建つ屋敷には、島の主の赤神イリアによってあらゆる分野の天才たちが客として招かれていた。
だがある朝、屋敷の中で、首斬り死体が発見される。
そして事件は、それだけでは終わらなかった――
原作は、西尾維新のデビュー作にして第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』。〈物語〉シリーズを手がけてきたシャフトによって、西尾維新の原点とも言える作品が映像化される。
【STAFF】
原作:西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」(講談社ノベルス・講談社文庫)
キャラクター原案:竹
総監督:新房昭之
監督:八瀬祐樹
シリーズ構成:東冨耶子・新房昭之
脚本:木澤行人・中本宗応
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫
総作画監督:鈴木博文
イメージボード:okama
美術設定:大原盛仁
美術監督:内藤健
色彩設計:日比野 仁・渡辺康子
3DCGディレクター:越田祐史
3DCG制作:オレンジ
撮影監督:江上 怜
編集:松原理恵
音響監督:鶴岡陽太
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
製作:アニプレックス・講談社・シャフト
【CAST】
ぼく:梶裕貴
玖渚友:悠木碧
園山赤音:嶋村侑
伊吹かなみ:川澄綾子
逆木深夜:浜田賢二
姫菜真姫:遠藤綾
佐代野弥生:池澤春菜
赤神イリア:伊瀬茉莉也
班田玲:桑島法子
千賀あかり:桑谷夏子
千賀ひかり:新谷良子
千賀てる子:後藤邑子
哀川潤:甲斐田裕子
【THEME SONG】
オープニング・テーマ:三月のパンタシア「群青世界」(コバルトワールド)
エンディング・テーマ:Kalafina「メルヒェン」
>>OVA『クビキリサイクル』公式サイト
>>西尾維新アニメプロジェクト公式Twitter(@nisioisin_anime)