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『日ペンの美子ちゃん』平野綾さん&杉田智和さんインタビュー!高速の掛け合いは爆笑必至!

平野綾さん&杉田智和さんによる高速の掛け合いは爆笑必至!『日ペンの美子ちゃん』が45年目にして初のアニメCM化! 収録に臨んだお二人にインタビュー

昭和から続く、宣伝マンガの人気タイトル『日ペンの美子ちゃん』。少女マンガのかわいらしい絵柄ながら、ボールペン習字講座の「日ペン」を読者に薦めるためには手段を選ばない美子ちゃんのアグレッシブさも話題となりました。

そんな美子ちゃんですが、なんと2017年1月、活躍の場をツイッターに移して18年ぶりの復活を遂げました。そして服部昇大先生の手で描かれる「6代目美子ちゃん」は、時事ネタや掲載できるギリギリのネタまで飛び出す、歴代美子ちゃんの中でも最狂……いえ、最強のハードパンチャーだったのです。

さらには誕生から45年目にして、ついに初のアニメCM化が決定! それも美子ちゃん役が平野綾さん、相棒のニャンコ役が杉田智和さんという、絶対面白くなること間違いなしの布陣です。監督は『gdgd妖精s』『直球表題ロボットアニメ』『てさぐれ!部活もの』などを手掛けた石ダテコー太郎氏。

アニメイトタイムズでは、今回のCM収録に臨んだ平野さんと杉田さんに、それぞれ感想などを伺いました! 爆笑が爆笑を呼ぶ、『日ペンの美子ちゃん』の世界をご覧あれ!

平野綾さんと美子ちゃんの共通点とは?

――まずは収録を終えての感想からお願いします。

平野綾さん(以下、平野):あっという間に終わってしまいましたね(笑)。セリフでも何度も出てきましたけど、何十年もの歴史がある『日ペンの美子ちゃん』の初めての声をやらせていただくということで、すごく嬉しいですし、こういう機会をいただけて光栄です。

――聞くところによると、平野さんのお母様が『日ペンの美子ちゃん』をよくご存知だとか。

平野:母に聞いたらすごく詳しかったです(笑)。年代ごとに絵柄が違うことまで知っていましたね。


――平野さん自身は何かしらで目にしたことはありましたか?

平野:美子ちゃんというキャラクターがいることはわかっていたんですけど、なかなか結びつく機会がなくて。今回初めてつながった感じです。

また今やっているマンガは内容が現代にリンクしていて、時事ネタ満載なのがすごく面白かったので、たくさんの人に知ってほしいなと思いました。


――今の6代目美子ちゃんは、歴代の中でもかなり振り切れたキャラクターになっていますからね。従来の『日ペンの美子ちゃん』のイメージと、6代目美子ちゃんとでは何かギャップなどは感じましたか?

平野:昔の作風は、わりと少女マンガ的なキラキラした感じじゃないですか。私、そういう少女マンガも大好きなんですよ。母の世代に流行ったようなものとかも。

そんな中で当時の『美子ちゃん』は、普通のかわいい女の子からはちょっと逸脱した、パワフルな要素があるところがハイカラというか。

それが、時代と共に絵柄は変わっても、キャラクターは受け継がれていて、ちゃんと歴史を引き継いでいるんだなという感じがします。


――確かに『美子ちゃん』は昔から、キラキラした絵柄でも喋ることは辛辣というか。「日ペンを習わせるためならば手段は選ばない」みたいなところがありましたからね。それが6代目美子ちゃんだと、さらに顕著に出ている気がするんですよ。

平野:先程グッズをいただいたんですけど、「ひと言シール」みたいなのがすごく面白くて。「あなた社畜ね!」とか、今回は言えなかったんですけど、CMがシリーズ化されたりしたときには、いつかこれを言ってみたいです(笑)。


――今回は美子ちゃんのキャラクターをどのように作っていきましたか?

平野:パッと見たときに、目の印象が強かったんですよ。もちろんかわいいんですけど、目が見開き気味で、前のめりでセリフを喋るみたいな印象があったので、その感じでやりました。


――ナチュラルハイというか、若干イッちゃってる系の目ですよね。

平野:そうですね(笑)。黒目の上に白い部分がちゃんとあるみたいな。

――CMでは美子ちゃんの絵柄が萌えキャラ風に変わるというネタもあって、それに合わせて平野さんも幾通りものお芝居をされていましたが、いずれも好評だったために、逆にまだどれが採用されるかわからないんですよ。

平野:オンエアを見て、どちらが採用されたのか分かるなんて楽しみですね!


――改めて、今回のCMの見どころは?

平野:15秒とか30秒の中に「これでもか!」ってくらいギュッと情報を詰め込んでいるので、ちゃんと観ていないとすぐ終わっちゃうと思うんですよ。しっかり観て、聴いてほしいなと思います。

細かいところまで監督がこだわって作ってくださると思うので、「あっこんなところにこんな工夫が!」みたいなのがいっぱいあると思いますね。


――ちなみに平野さんは字がお上手ですが、何かやられていたのでしょうか?

平野:うちの家系はみんな習字をやっていて、祖母が習字の先生で親戚に書道家の方もいるので、昔から字のことはうるさく言われていました。


――リアル日ペンの美子ちゃんみたいな環境じゃないですか!

平野:まぁペンというよりは書道のほうではあるんですけど、私は毛筆よりペン習字のほうが得意なんですよ。小さい頃から綺麗に字を書かなきゃいけなくて、親戚に送る年賀状とかを書き直しさせられるなんてこともしょっちゅうでした。

そういう中で育ったので、今回のお話をいただいたときも、実は自分がすごくこだわりを持っている部分ということもあって嬉しかったんですよ。

ちょっとでも字を書かないとすぐ下手になるので、これを機にこれまで以上に心がけたいなと思います。

杉田智和さんのコメントも到着!

――収録を終えての感想をお聞かせください。

杉田智和さん(以下、杉田):ブラックジョークは信頼関係とセンスが重要なんだと改めて思いました。


――「日ペンの美子ちゃん」はご存知でしたか?

杉田:字が下手だったので良く勧められました。


――現在の「6代目 日ペンの美子ちゃん」は、歴代の中でも尖った笑いの要素が強いように感じます。公式twitter上でマンガ連載されている「6代目日ペンの美子ちゃん」の感想をお聞かせください。

杉田:何代目になっても側に猫がいてほしいです。


――今回の平野さんとの共演についてもお聞かせください。

杉田:子どもの成長は早い。


――日ペンは言うまでもなくボールペン習字講座ですが、文字(直筆)に関する失敗談や想い出などはありますか?

杉田:字は下手でも丁寧に書けばいい。それは伝わる。


――今回のCMの見どころを教えてください。

杉田:何でも声優さんに決めてもらわないで、主体性を持ちましょうか。宜しくお願いされません。


[取材・文/設楽英一]

『日ペンの美子ちゃん』アニメCMが放送決定!
このたび、ボールペン習字講座イメージキャラクター『日ペンの美子ちゃん』の、テレビCMが放送決定! しかもCM制作にアニメーション監督・石ダテコー太郎氏を起用し、美子ちゃん役の声優は平野綾さん、サブキャラクターのニャンコ役は杉田智和さんが務めるという、アニメCMになると判明しました。

“日ペンの美子ちゃん”として、テレビCMが放送されるのは今回が初めてです。

アニメCMの気になる初回放送日ですが、2018年1月8日(月・祝)TOKYO MX『5時に夢中!』番組内での放送を予定。その後『5時に夢中!』を中心に随時放送を予定しているとのことです。是非、チェックしてくださいね♪

日ペンの美子ちゃんとは?
日本ペン習字研究会が監修する「ボールペン習字講座」のイメージキャラクターです。1972年の初登場以来、どんな話からでも必ず日ペンを勧める強引な展開の9コマ漫画が人気となり現在までに6人の作家にバトンタッチしながら描き続けられています。

歴代作家には、「矢吹れい子氏(中山星香氏の別名義)」や「まつもとみな氏(佐藤元氏の別名義)」といった現在も活躍するビッグネームが名を連ねます。

2017年からは、「魔法の料理 かおすキッチン」などで知られる服部昇大氏が6代目として担当し、Twitter(@nippen_mikochan)で定期的に新作漫画を公開しています。

「日ペンの美子ちゃん」のパロディマンガ「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」を描いたことがきっかけで、公式からオファーが届くという異色の採用が話題となりました。

>>日ペンの美子ちゃん公式ツイッター(@nippen_mikochan)

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