諏訪部順一さん、浪川大輔さん、梶裕貴さんが、新たなパートナーとの爆笑エピソード満載の旅を振り返る!!　『声優だって旅します』第2弾スペシャルイベントレポート

2017年4月～2017年6月までアニマックスにて放送されたオールロケバラエティ番組『声優だって旅します the 2nd』。そのシリーズの締めくくりとして、『声優だって旅します the 2nd スペシャルイベント ～旅の思い出は〇〇だったね！We love “KOETABI”！～ 』が2017年11月18日（土）、東京・中野サンプラザホールにて開催されました。

旅のリーダーを務める諏訪部順一さん、浪川大輔さん、梶裕貴さんと共に、パートナーとして日本各地を巡った前野智昭さん、蒼井翔太さん、畠中祐さんの豪華6名が出演。本稿では、笑顔あふれる昼の部をご紹介します！

　

未公開シーンで明らかになる前野さんの熱い思い!?
人気声優が気ままに旅するオールロケバラエティ番組『声優だって旅します the 2nd』では、諏訪部さんと前野さんの「チーム諏訪部」による富山の旅、浪川さんと蒼井さんの「チーム浪川」による宮城の旅、梶さんと畠中さんの「チーム梶」による沖縄の旅を放送。

それぞれ、「諏訪部順一が気になっている企業を見学する」、「伊達男を目指す旅」、「アクティビティをとことん楽しむ旅」をテーマに、6人がいろいろなことに挑戦しています。

今回イベントMCを、番組ナレーションを務めたボンバー森尾さんが担当。森尾さんの呼び込みで、「チーム諏訪部」「チーム浪川」「チーム梶」の順に6人が登壇しました。

胸の辺りで左手を小さく振りながら笑顔を見せる蒼井さん、笑顔でジャンプしながら現れる梶さん。登場の仕方だけでも、チームそれぞれの個性が垣間見えました。

まずは旅の写真や未公開シーンを見ながら、3チームの旅を振り返る『こえたびトーク!!』のコーナーへ。またコーナー中に『こえたび抜き打ちクイズ！』が行われ、正解したらもらえる“声旅くん人形”を一番多く集めたチームには、素敵なプレゼントが贈られることに。

1番手は富山を旅した「チーム諏訪部」から紹介。旅のスタートである「富山駅前での1コマ」に、「糸電話で離れた場所から2人の声を届け合うスポット」、「朝市で新鮮な魚介を食べているショット」が次々とモニターに映し出されます。

どんなシーンだったのかを説明しつつ、諏訪部さんと前野さんからは放送されなかった裏話も明かされていきました。

　
そして、朝市で行われていた競りのシーンからクイズが出題。実際の映像を見ながら、カニの競りを「前野さんが何に例えたか？」という問題に、緊張のあまり畠中さんが「人がゴミのようだ」と某名悪役の名言のような珍回答を発します。

「まず、（問題は）カニだから」と突っ込む梶さんと、慌てふためく畠中さんのやりとりを見て、ほほ笑ましい気持ちになりました。

また、浪川さんは「声優業界」と答え、「前野くんくらいになると『お前いくら、お前いくら、お前いくら』って（競りのようにギャラをつけるように）なるから」と競りのジェスチャーをしながら説明。

「オーディション」と答えた梶さんの「いいカニを選ぶわけでしょ。前野くんは、基本こういうことしか考えてないですからね」という言葉も受け、前野さんが先輩たちからいじられ笑いを誘います。

そんな中、正解した梶さんと前野さんは同期というだけあって、離れた位置から「さすがー！（よく理解している）」と、互いに向かって手を伸ばし称え合っていました。

続く「錫のぐい飲み作り」では、写真＆未公開シーンが。作業に熱中しぐい飲み作りに対する思いが爆発してしまったという前野さんの様子を収めた未公開シーンを、集まったファンだけでなく出演者らも楽しんでいました。

また、グラス作りも体験し、作ったグラスを会場で初披露。諏訪部さんと前野さんも初めて目にするということで、2人はうれしそうな表情を見せていました。

　
再びモニターには旅の思い出として、諏訪部さんが愛犬の服などを購入するのに愛用しているネット通販ショップの会社見学の写真が。

そこで販売されている服を着た諏訪部さんの愛犬・ゼロくんの写真や、服のモデルをしているお店の看板犬を諏訪部さん＆前野さんが抱いた写真も紹介され、諏訪部さんだけでなく蒼井さんらも「かわいい～」とメロメロになっていました。

　
締めくくりに、富山の旅を諏訪部さんは「犬」、前野さんは「鰤」と漢字1文字で表現。1stシーズンに引き続き、ネットで人気のかわいい犬に会うことが一番の目的だったからと諏訪部さんが理由を語ったのですが、その裏で何やら様子がおかしい浪川さん。実は前野さんの選んだ「鰤」という漢字が読めないことが、みんなにバレてしまいました。

すると浪川さんが「ちょっと待って。翔太も読めないでしょ？」と蒼井さんの顔をのぞき込み、蒼井さんは「えっ？」と何だかしどろもどろの反応を見せます。

「せーの」で浪川さんは「シャチ」、蒼井さんは「のどぐろ」と答え、期待通り（？）の迷回答に会場は笑いの渦に。前野さんが「鰤（ブリ）」を選んだ理由も語られ、1チーム目から笑いの絶えない振り返りとなりました。


浪川さんの“伊達男”ぶりがUP！
次は、漢字に弱いと判明したばかりの「チーム浪川」の宮城の思い出へ。1枚目は、「チーム浪川」らしさを感じられる「仙台駅前での2ショット」。

おそろいの番組Tシャツを引っ張ってアピールする浪川さんに対し、手鏡を見て前髪を直す蒼井さんという構図に、「風が強くて……（鏡を）持ったら直さずにはいられなくて」と蒼井さんが弁明。その姿がかわい過ぎて、心の中で「仕方ないですよね！」とうなずいてしまいます。

　
さらに、蒼井さんの言葉に掛けて梶さんが質問した「浪川さんは何を直してるんですか？」に、「しわを直してるんだよ！」と返して笑いをとる浪川さん。

朝市でゴーヤをかじる浪川さんやウニを食べる蒼井さんの写真が映し出されると、「（蒼井さんが）一眼レフカメラなのに自撮りがうまくて。後ろで気付かずにぼんやりしてる俺が小さくちゃんと写ってるんだよ」と訴えるように笑わせつつも、浪川さんの後輩を思う気持ちが伝わってきました。

ここで、移動のために準備された“オープンカー”が何かを当てるというクイズが出題され、放送を見ていたファンからは自然と拍手が起こっていました。

梶さんが「鰤と書いて、シャチ！」と応用力の高い回答をしたり、超有名泥棒キャラクターの愛車として知られる「メルセデス・ベンツSSK」と力強く答えた前野さん。諏訪部さんは「映像にちょっと映ってたよね？」と鋭い観察力を発揮し、思わず絵で回答してしまったという畠中さんと2人が正解しました。

初めてオープンカーに乗るという蒼井さんは、長時間運転する浪川さんを飽きさせないようにと選んだ自身のCD約10枚を持参したものの、車にCDレコーダーが搭載されていなかったために聴けなかったという残念なエピソードを披露。

　
うれしそうにCDを選ぶ様子や車内の足元にCDを置いて両足ではさむ仕草を再現したり、CDが聴けず悲しそうにしたりと、表情がくるくる変わる蒼井さんが印象的でした。

そして、「伝統的な追い込み漁、捕った魚でランチ」をする写真＆未公開シーンや「日本一大きい仏像」「こけしの絵付け体験」「ガラス工芸体験」も紹介。「漁で使う竿の重さが違う」「ガラス体験中の顔が職人顔。伊達男だった」など、その都度2人から飛び出すエピソードにクスクスと笑いがこぼれてしまいます。

「チーム諏訪部」と同じく初公開のガラス作品では、蒼井さんが作ったピンクのドロップ形の花瓶に「蒼井さんっぽい」とみんなから感想が。一方、白のドットが入ったようなオーソドックスなコップを作った浪川さんが「白……だけ？　何色を使ったか覚えてない」と発言し、前野さんらはおなかを抱えて崩れ落ちていました。

締めの漢字1文字では、浪川さんが「汗」、蒼井さんが「皇」に。浪川さんが、“伊達男を目指す”というテーマでの旅を通して「体を動かした汗だったり冷や汗だったり、いろいろな汗をかいて……」と熱く語っていると、蒼井さんがスッと鏡を取り出し前髪をチェック！

旅を終えてもブレない蒼井さんと浪川さんの掛け合いに和む中、蒼井さんが選んだ漢字の意外な理由も知ることができ、最後まで「チーム浪川」らしい展開となりました。

　
仲良し先輩後輩コンビの沖縄旅行は波乱万丈……？
最後は「チーム梶」の沖縄旅行に。初沖縄だという畠中さんに海を堪能してもらおうと、目を閉じた状態からスタートした写真が1枚目に選ばれました。

船などが泊まっている辺りだったこともあり、「きれいでした……けど」と素直にコメントをしようとする畠中さんに、「いいの！（正直に言わなくて）」と突っ込む梶さんのナイスコンビぶり。

「梶さんは（沖縄初めて）？」という前野さんの質問に「何度か」と答えた梶さんは、イベント中にたびたび出てきた「梶さんクラスになると（大したことないですよね）」とお決まりの前置きが前野さんから返ってくると、「それが言いたかっただけでしょ！」と立ち上がってキレの良い突っ込みをし、テンポよくトークを繰り広げます。

　
「水着選び」や写真＆未公開シーンの「お土産に買った泡盛ゼリー」「ガラス工芸体験」と振り返る中、畠中さんが梶さんに緑色の水着を選んだ理由を「優しいイメージ」と言おうとして「やさっ…」と詰まってしまいます。

緑色だったこともあり、「野菜のイメージなの!?」とみんなから突っ込まれ四苦八苦する畠中さん。そこへ、前野さんが「優しいって言いたかったんでしょ？」とフォローに入り、その後も泡盛ゼリーの感想やメスのカブトムシが苦手と斜め上をいく畠中さんの発言を、前野さんがフォローする流れになっていました。

ほかの2チームと同じく、製作したグラスのお披露目では、浪川さんらも立ち上がって観賞。梶さんは青色の大きめグラス、畠中さんは緑色の浅めの広口グラスを作り、用途やデザインなど真剣に考えたことを思い出し、感慨深そうでした。

　
その後も「ステーキランチ」や「草原でジャンプする梶さん」、「シーカヤック体験」の写真で旅を振り返ります。「ステーキランチ」では、値段を聞いた前野さんが「梶さんクラスになると」とすかさず突っ込んだことで、諏訪部さんが前野さんを「まさに！」という感じで指し、会場からは拍手が。

「草原」の写真では、梶さんの「北海道は、でっかいどう！」というダジャレを、畠中さんが撮影に必死でスルーしてしまったと告白。梶さんも「沖縄旅行は楽しかったけど、ココだけは……」と苦い表情をしていました。

「シーカヤック体験」から出題されたクイズは、シーカヤックの先生が最初に言った「〇〇まで行きましょう」は何かというもの。蒼井さんは、浪川さんに「まだ1つも正解していないから頑張りましょう！」と握りこぶしを作って意気込みます。それに応えるように「点をとりにいった」という浪川さん、蒼井さん、諏訪部さんが見事正解！

そして、2人の選んだ漢字が発表され、会場に笑い声が。何かと“緑色”にまつわるエピソードを語っていた畠中さんが「青」ということで、ここでも前野さんの絶妙なフォローが入り爆笑。「運」を選んだ梶さんは、いろんな運に恵まれていたというエピソードで旅を振り返っていました。

　

延長戦の末、『こえたびキング』が決定！
すべての旅の紹介を終え、3チームともクイズで“こえたびくん人形”を2体ずつゲット。延長戦として、1体で3ポイント分の“スーパーこえたびくん人形”がもらえる『こえたびイイネ！エピソード披露』を行うことに。挙手制で、先着3人が旅にまつわる『イイネ！』と思うエピソードを披露し、会場の拍手で判定するというもの。

早速、梶さんが畠中さんのデビューシングルにも関連する話を明かし、会場からは大きな拍手が。続けて、畠中さんが語った本イベントの衣装にまつわるエピソードで、「チーム梶」が“スーパーこえたびくん人形”を2体獲得しました。

そこへ、蒼井さんが元気に挙手！　急きょ、ここで『イイネ！』と認められたら“スーパーこえたびくん人形”3体をもらえることに。蒼井さんが突然のルール変更に憶することなく、浪川さんの伊達男エピソードで爆笑と拍手を集め、「チーム浪川」が優勝。2人には『I am 声旅キング』と書かれた素敵なたすきが送られ、ほかのチームからは悔しさと称賛の言葉が掛けられていました。


ご当地プレゼントを懸けてゲームに挑戦!!
2つ目のコーナーは、『こえたびご当地ルーレット！』と題して、チームごとにルーレットで選ばれたご当地問題に挑戦。47都道府県にまつわる問題とプレゼントが準備されており、来場者へプレゼントされることに。

1番手の「チーム諏訪部」から前野さんが、いい声で「ストップ」。北海道が選ばれ、問題文には「北海道はでっかいどう！」と旅の振り返りでも話題になった梶さんのダジャレが！

ルールは、1分間で10個の北海道名物を言葉のヒントだけで当てるというもの。諏訪部さんが正解のヒントを出し、前野さんが回答する役になりますが、なかなか正解が出ず失敗となってしまいました。

続く「チーム浪川」は福岡県を当て、2人が博多弁で早口言葉にチャレンジ。「チーム梶」は大阪府になり、キャストの名前や特徴をキャラクター化した“こえたびキャラクター”で標準語のせりふを関西弁に置き換えて演じることに。

2巡目では、「チーム諏訪部」が群馬県。「チーム浪川」が秋田県、「チーム梶」が沖縄県と、それぞれ異なるゲームに挑みました。

なかでも“なまはげ”が持つ道具を正しく選択し、“なまはげ”になり切って演じるというお題を引いた「チーム浪川」は、“なまはげ”役の浪川さんが実際に使用されている面と衣装を着て再登場。浪川さんが着替えている間に、ほかのチームも交えて蒼井さんが2つの道具を厳選していきます。

運び込まれた道具は、「わら」「桶」「なた」「おもちゃのラケット」だったはずが……諏訪部さんによって“こえたびキャラクター・なんしー”のパネルが追加。自身の“なまはげ”姿を見て「めっちゃ、こわっ！」と驚く浪川さんに、“なんしー”のパネルと「おもちゃのラケット」を握らせる蒼井さん。

「泣く子はいねぇがぁ。怠け者はいねぇがぁ」というせりふと、「ろう人形にしてやろうか」というオリジナルのせりふを途中で「何だっけ？」と確認する場面もあったものの、浪川さんの迫力ある“なまはげ”でクリアを勝ち取りました。

　
3巡目の「チーム諏訪部」が岩手県の問題に失敗したところでタイムアップ！　ここまで挑戦した都道府県のご当地グッズを、チーム別3人にプレゼントする大抽選会となりました。

イベントの最後は、出演者から1人ずつあいさつ。それぞれの旅で感じたことや思い出をあらためて振り返り、旅の醍醐味や集まったファンへの感謝を伝えていました。全員の「We love “KOETABI”！」コールで、大盛況のうちに閉幕。そんな中、モニターには「声優だって旅します」第3弾製作決定の特報が流れ、ひと際大きな歓声が上がりました。

なお、第3弾の詳細については番組ＨＰや公式Twitterにて順次発表予定。まだまだ紹介しきれなかった内容が盛りだくさんの本イベントDVDも2018年3月7日（水）に発売されるので、DVDをチェックしながら第3弾を待ちましょう！

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