絞めちゃおうかな! かな!――箱根彩耶&有馬楓花は女子プロデビュー筆頭候補!? 『温泉むすめ』「YUKEMURI FESTA Vol.8」第2部レポ
2017年12月10日(日)、スペースFS汐留にて、クロスメディアプロジェクト『温泉むすめ』のイベント「YUKEMURI FESTA Vol.8@新橋」が行われました。
『温泉むすめ』は、日本全国の温泉地をモチーフにしたキャラクターたちがアイドル活動をすることで地方を盛り上げ、さらに日本の温泉の素晴らしさを世界に発信するという、壮大な野望を持つプロジェクト。
毎週火曜日と金曜日には新キャラクターが続々と発表され、富田美憂さん、本渡楓さん、飯田里穂さんら若手声優陣と人気イラストレーターの起用が話題になっています。さらに水樹奈々さん、井上喜久子さんの参加も明らかになり、今後の動向から目が離せないコンテンツの一つです。
毎月行われている「YUKEMURI FESTA 」では、アニメイトタイムズで配信中のラジオ「みみぽか!!~ゆーも遊びに来ちゃいなYOH!~」の公開録音を中心に、会場限定のドラマや声優陣のぽかぽかなトークが繰り広げられています。
本稿では、SPRiNGSメンバー過去最多の出演となった本イベント第2部の模様をお届けします!
【出演者】
箱根彩耶役・長江里加さん
秋保那菜子役・高橋花林さん
道後泉海役・篠田みなみさん
登別綾瀬役・日岡なつみさん
有馬輪花役・本宮佳奈さん
有馬楓花役・桑原由気さん
第2部は、4月から様々な種類が発売された『温泉むすめ』グッズの振り返りトークからスタート! 好評発売中の今治産バスタオルやオリジナル法被など、これまでのグッズから今後発売してほしいグッズまで、オープニングから盛り上がりを見せました。
公録パートが始まると、まずは2017年の総括として「温泉むすめ的流行語」を発表! ノミネートされた流行語は以下の通り。
・温泉
・チョイナ
・ジェットバス
・有馬特別観光大使
・ずんだシェイク
・温泉の素争奪じゃんけん
・も〜本宮佳奈ぁ
桑原さんの名乗り口上(?)になっている「ジェットバス」や、羽田空港での公録の際には多くのぽか旦那・ぽか女将が愛飲している「ずんだシェイク」など、様々な単語がノミネートされました。
その中から大賞に選ばれたのは、ライブや公録をはじめ、各種イベントでおなじみとなっている「チョイナ」! SPRiNGSメンバーはもちろん、公録にゲスト出演したキャスト陣も毎回ノリノリで口にするフレーズなだけに、会場からも納得の声が聞こえてきました。
続いては、第1部でも行われた「NOW ON☆SENSATION トラブル対応マニュアル検討会議!」。ライブ中に起こるかもしれないトラブルをどうやって切り抜けるか、キャスト陣が答えるコーナーです。
第1部に引き続き、非常にフリーダムな内容になりましたが、なかでも「チケット料金が7200ペリカ(※)で販売してしまいました。経費を削減して利益を得るには?」というお題にはキャスト陣も大苦戦!
※『賭博黙示録カイジ』に登場する架空の通貨単位。1円=10ペリカ。
困惑するキャスト陣ですが、まず削減の対象にしたのはライブ会場の費用。桑原さんのアイデアで会場が「路上」に決まると、今度は高橋さんが飲み物を6,480円にすることを提案!
その後も様々な削減案が飛び出し、最終的に「クーラーボックスに入れた飲み物を紙コップに注いで6,480円で売りに出してあとはチップで利益を得る」という結論に至りました。
また「SPRiNGSメンバーになりすました狼が紛れ込んでいます。偽物をあぶり出すには?」というお題では、「今の自分たちにしか分からない話をして偽物を探す」という案が寄せられました。
そこで、篠田さんが楽屋で高田憂希さん(草津結衣奈役)と桑原さんのモノマネをしていたエピソードが明かされると、“そのモノマネを披露して理解できていない人が偽物”という案も飛び出します。
そんな“もしも”の事態に備えてか、篠田さんが桑原さんのモノマネを生披露! 桑原さん本人もお墨付きのクオリティということもあり、SPRiNGSの結論は「篠田さんが桑原さんのモノマネをする」になりました。
その後は、ふつおたをいくつか紹介したところで、公録の前半は終了。今後の『温泉むすめ』のスケジュールなど、お知らせを挟んで公録の後半へと移っていきます。
初の総選挙は無茶ぶりだらけ!? 楓花&彩耶は女子プロデビュー筆頭候補!
後半は「忘年会シーズンだけど、もう忘年会やった?」をテーマにオープニングトークが繰り広げられます。
声優界のガンプラ同好会に所属している長江さんは、早くも参加してきたそう。参加者でガンプラを持ち寄ってくじ引きで交換したりと、満喫したエピソードを喜々として語っていました。
後半の最初のコーナーは、「第一回温泉むすめ総選挙」。こちらは、出題されたお題にどのキャラクターが適任か出演者内で投票し、選ばれたキャストがその場で簡単に再現していくコーナーです。なお、投票対象は、登壇しているキャストのキャラクター限定となります。
「どなたか演歌に挑戦してください!」というお題では、那菜子と泉海が当選。すると、「きよしのズンドコ節」のメロディで
高橋「ずん ずんずん ずんちゃちゃ♪」
篠田「ど・う・ご!」
と、アドリブで披露し、会場を大きく沸かせました。
さらに「どなたかふたり、コンビで女子プロ参戦してください!」では、箱根沙耶と有馬楓花が当選。
桑原「絞めちゃおうかな! かな!」
長江「楓ちゃん、頑張ろうね!」
桑原「楓花、やっつける♪」
いつものテンションで意気揚々と語る楓花。さらにコンビ名は「むきむきむっきーずがいいな♪」とノリノリの姿勢を見せると、会場は笑いの渦に包まれました。
恒例の「温泉むすめかるたを作ろう」では、今回「に」と「ぬ」の札をSPRiNGSメンバーが考えます。まずは「に」の札を担当する篠田さん、高橋さん、桑原さん。
篠田さんは「にごり湯SPRiNGS」といった札を公開。SPRiNGSのキャラクターのモチーフになっている温泉地には、すべてにごり湯が存在していることから、今回の内容が生まれたとのこと。
続く高橋さんは「日本とドイツのハーフ(?)バーデンデース!」と、バーデンのイラストと共に紹介。日本列島とドイツを手にしたバーデンのイラストも、彼女ならではの1枚となっていました。
桑原さんは「(ぶらぶらり)人気のお宿を ぶらぶらり」と、温泉地ならではの札を発表します。ちなみに(ぶらぶらり)は語呂が悪いと思ったため付け足したそう。
続いて「ぬ」の札ですが、トップバッターの本宮さんは「ぬり絵大好き 日岡なつみだよぉ」との文言を紹介。日岡さん曰く、「ぬり絵好き?」と本宮さんに聞かれて「大好き」と答えた結果が回答に繋がったのだとか。
長江さんは「脱ぎ捨てないで あやせー!」と、全裸の綾瀬(の予定)のイラストと共に札を公開! これには会場からも期待の声が! なお、商品化された際には湯けむりで隠れているそうで、ぽか旦那には嬉しい内容となりました。
そして日岡さんは、那菜子の声真似と共に「ぬか漬けをずっと作ってたいっちゃね〜」という札を披露。那菜子の特徴を掴んだ内容だけあって、高橋さんも嬉しそうに笑顔を浮かべていました。
最終的に、「に」は高橋さん、「ぬ」は日岡さんのアイデアが採用され、公録パートは終了しました。
もしSPRiNGSがTVに出るなら? 特技を活かして目指せTVデビュー!
会場限定企画のミニドラマ「イベント限定 みみぽか温泉物語」では、楓花の見た夢が発端となり、「どんなTV番組が温むすに向いているか」という内容でキャストのアドリブパートが展開します。
それぞれのキャラクターが出演しそう、もしくは出演してほしい番組内容を挙げていくと、綾瀬は深夜に放送している温泉番組に出ていそうとの意見が。すると、持ち前のセクシーさも踏まえて、“露出多めの内容になるのでは?”と盛り上がる一幕も!
また、彩耶は得意の運動と温泉地の箱根を絡めて自らも走りながら駅伝の実況、ファッションリーダーの輪花はファッションチェックコーナー、優等生な泉海は世界のふしぎを発見しそうな番組のレポーターなど、続々と適任なポジションが飛び出します。
那菜子は特技を活かした料理番組が挙げられました。すると桑原さんから、完成した品に楓花が仕上げのサイダーをかけて毎回オチをつけたいとのリクエストが寄せられ、客席からは笑いと期待の声が上がりました。
その後、楓花は満場一致で霊能力にまつわる番組に決まったところで、アドリブパートが終了。台本パートでストーリーを締めると、ラストは今回のイベント限りで最後の「温泉の素争奪温泉むすめじゃんけんダービー」。
キャストから声援を受けながら、ぽか旦那・ぽか女将が熱い戦いを繰り広げると、最後の優勝者が決定し、数百個もの温泉の素が贈呈。2017年の「YUKEMURI FESTA」最後となるチョイナ締めをもって、幕を下ろしました。