松野松造のグルメはとても孤独……TVアニメ第2期『おそ松さん』／第16話「グルメ回」ほかを【振り返り松】

TVアニメ『おそ松さん』の各話エピソードを視聴者の声とともに振り返る【振り返り松】。

第2期・第16話はアヴァンの「宇宙海賊」で幕が開いたのですが、往年のSFアニメのようなタッチに、「これおそ松さんだよね」「実松さん的なアレ？」と混乱。「このためにわざわざキャラクターを起こしたってことだよね？　手間がかかったドッキリだ」と驚く声も見られる中、本編がスタートしました。

「グルメ回」
チビ太の屋台でおでんを食べるも、その味に納得がいかない松野松造。さんざん御託を並べ、「究極のおでんを食べさせてやる」と、厳選した食材で仕込みをはじめたのですが……？

「どこかの新聞社の記者みたい、と思ったらそうだった！」「あの人じゃん！　声もあの人じゃん！」と、視聴者が唸りに唸ったエピソード。キャラも声も展開もすべてが“それっぽく”て、目を釘付けにしました。結局、妻も息子たちも究極のおでんを食べに来ず、松造はただの孤独なグルメ野郎になってしまいましたが、「『おそ松さん』だからこそできるエピソードだね」と満足げな声も多く聞かれました。

また、「家族でおでん食べに来るっていいなあ」「おそ松たちがお父さんとお母さんに教えたんだね。親子仲が良くて羨ましい」とも。ときには乳首を切り落としたりもしますが、お父さんとお母さんも6つ子が可愛くて仕方がないんでしょうね。

　
「となりのかわい子ちゃん」
松野家の隣に住んでいる女のコ・犬山キン子と出会った6つ子。次第に仲良くなり、6対1のデートに行くことになりました。しかし、その日はトト子との約束が。6つ子は、意を決してキンちゃんとのデートをとることにしました――。

このエピソードは、キン子とトト子という2人の女子キャラに焦点が当たりました。キン子は「何気にカラ子以来のスポーツ女子。健康的で良いね！」「何の裏もなくて安心する」と、大好評！　しかし、対するトト子は「怒りすぎてスマホから実体出てきちゃってんじゃん！　こわすぎ」「嫉妬の仕方がヤンデレ彼女みたい……」と震え上がらせるばかり。視聴者の心も6つ子の心も、完全にキン子に傾いてしまいました。ともあれ、キン子の人の良さにはトト子も完敗。お別れの際、マグロをプレゼントして平謝りする姿は「トト子ちゃんが素直に頭を下げてる！」と驚くほどのシーンとなりました。