『メガロボクス』試写会イベントレポート｜細谷佳正さん、安元洋貴さん登壇！「ジョー」を愛しているが故にできた作品！

4月より放送が開始するTVアニメ『メガロボクス』のプレミア試写会が、2018年3月28日（木）に東京・スペースFS汐留にて行われました。

試写会後のトークイベントには主人公・ジャンクドッグ役の細谷佳正さん、宿命の男・勇利役の安元洋貴さん、さらに本作で監督とコンセプトデザインを担当する森山洋氏が登壇しました。

本稿では作品の魅力が熱く語られたトークショーの模様をレポートします。

「ジョー」を愛しているが故にできた"クソかっこいい"アニメ！

試写会では放送に先駆けて1話と2話を上映。大迫力の"メガロボクス"の試合シーンや、熱いストーリー展開に上映が終わると観客からは拍手が起こりました。

上映後にはゲストの細谷さん、安元さん、森山監督が登壇。観客からの拍手に包まれながらトークショーが開催されました。

まずは本編を見ての感想についてが語られます。物語の導入として重要な1話と2話に、細谷さんと安元さんもワクワクしていたとのこと。

MCを務める鷲崎さんからは、数日前に安元さんと会った際に『メガロボクス』が面白いとオススメされたというエピソードも。出演者であるお2人も"クソかっこいい"アニメを大絶賛しました。

ジャンクドッグ役：細谷佳正さん

自身が演じるキャラクターについて尋ねられると、細谷さんはジャンクドッグを、自分の置かれた境遇もあって本気で闘うことが許されていない、そのことに苛立ちを覚えている男と解説。

安元さんは、チャンピオンである勇利は"鉄"をイメージして演じたと語り、ジャンクドッグと勇利が出会ったことでお互いに何かしらの変化が起こっているとも話しました。

森山監督からは方向性やキャラクター性を音響監督の三好慶一郎氏と話し合い、練った状態で収録ができたことも語られました。

森山洋監督

また、セリフについても"名台詞の塊"という表現が。細谷さんと安元さんもアフレコで何気なく喋っても後から2人で、このセリフすごい！　と男の子が1度は言ってみたいセリフに熱くなると話しました。

上映された1・2話の中でお気に入りのシーンを聞かれると、「冒頭のモノローグのシーン」を筆頭に次々とお気に入りのシーンを挙げていく細谷さんに鷲崎さんから、1・2話の中だけなのによくそんなに出てくるとツッコミが入ります。

なんと安元さんによると、パッケージをもらって何度も見ているそうで、お二人とも『メガロボクス』愛が溢れていました。

監督は、「2話のラップのシーン」をチャレンジしたシーンとしてピックアップしました。視聴者がどう感じてもらえるのか興味があるようです。

勇利役：安元洋貴さん

今後の見どころについて、安元さんは、『あしたのジョー』のリメイクではなく、「ジョー」を愛している人達が作った作品だと語ります。ジャンクドッグを始めとするキャラクターの変化が描かれていくので、彼らの行く末をぜひ観てほしいと今後の熱い展開を期待させるコメントが答えられました。

最後には、集まった観客に向けて"SNSで広めて欲しい決めのメッセージ"が贈られました。

●森山監督
「来週から放送です。“4月5日よりTBSほかで放送！”ぜひ宜しくお願いいたします。」

●安元さん
「台本を貰って読んだときに毎回思ったのですが“続きが気になって仕方がない作品”です。
ぜひご覧になってください。」

●細谷さん
「“こんなにかっこいい男たちは見たことがない”です。最後にはワクワクする作品ですので、ぜひ楽しんでください。」

作品の魅力をたっぷりと詰め込んだ本イベントは、今後の物語への期待感を表現する、大きな拍手に包まれながら終了となりました。

TVアニメ『メガロボクス』は4月5日（木）よりTBS、4月14日（土）よりBS-TBSにて放送が開始しますので、皆さんぜひお見逃しなく！

[取材・文・写真：菊地真由]

TVアニメ『メガロボクス』作品概要

2018年4月　TBS、BS-TBSほかにて放送開始！
●4月5日よりTBSにて木曜深夜25：28～
●4月14日よりBS-TBSにて土曜深夜25：00～（第1話のみ23：00～／第2話同日25：00～放送）
●4月17日よりMRO　北陸放送にて火曜深夜25:30～
●4月19日よりITV　あいテレビにて木曜深夜25:36～
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます

とどまるか、抗うか――あしたを、選べ。

肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技――「メガロボクス」にすべてを賭ける男たちの
熱い闘いがはじまる！

今日も地下の賭け試合のリングに立つメガロボクサー"ジャンクドッグ"。
実力はありながらも八百長試合で稼ぐしか生きる術のない自分の"現在（いま）"に苛立っていた。
だが、孤高のチャンピオン・勇利と出会い、メガロボクサーとして、男として、自分の"現在（いま）"に挑んでいく――。

＜スタッフ＞
原案：「あしたのジョー」（原作：高森朝雄、ちばてつや／講談社刊）
監督・コンセプトデザイン：森山洋（TVアニメ『進撃の巨人』ビジュアルコンセプト）
脚本：真辺克彦（映画『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』脚本）、小嶋健作（映画『続・深夜食堂』脚本（共作））
音楽：mabanua
キャラクターデザイン：清水洋
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
製作・著作：メガロボクスプロジェクト

＜キャスト＞
ジャンクドッグ：細谷佳正
南部贋作：斎藤志郎
勇利：安元洋貴
白都ゆき子：森なな子
サチオ：村瀬迪与
藤巻：木下浩之　ほか

★オープニングテーマ：「Bite」LEO今井
★エンディングテーマ：「かかってこいよ」NakamuraEmi

あしたのジョー50周年公式サイト
メガロボクス公式サイト
公式Twitter（＠joe50_megalobox）