細田守監督作品『未来のミライ』がアヌシー国際アニメーション映画祭2018に選出
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』。そして、少年とバケモノの成長と親子を越える絆を描いた『バケモノの子』と、次々に大ヒット映画を生み出している細田守監督の最新作『未来のミライ』が、2018年7月20日(金)遂に公開! 本作でも細田監督自ら原作・脚本を手がけており、昨年12月に行われた製作発表会見では、海外のマスコミも多数駆けつけました。
その影響は国内に留まらず、既に86の国と地域(4月17日現在)での配給が決定! 第71回カンヌ国際映画祭で実施される「監督週間」にも選出されています。「監督週間」は、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』やクロード・バラス監督『ぼくの名前はズッキーニ』も選出されており、いずれの作品も米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされています。
そして、この度『未来のミライ』がフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭2018の長編部門コンペティションに選出されました! アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まった、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭。世界最大規模のアニメーション映画祭として知られており、今、細田監督作品に世界からの注目が集まっています。
『未来のミライ』ストーリー
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんはその庭で自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、未来からやってきた妹、ミライちゃんと出会います。
ミライちゃんに導かれ、時を越えた家族の物語へと旅立つくんちゃん。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受けるみたこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母、そして青年時代の曽祖父との不思議な出会い。そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?
ミライちゃんがやってきた本当の理由とは――
製作概要
タイトル:『未来のミライ』/英題:『MIRAI』
監督・脚本・原作:細田守
『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、
『バケモノの子』(15)
キャスト:
上白石萌歌 黒木華
星野源 麻生久美子 吉原光夫 宮崎美子
役所広司
オープニングテーマ・主題歌:山下達郎
企画・制作:スタジオ地図
公開:2018年7月20日(金)
細田守監督作品の主な受賞歴
『時をかける少女』(2006年7月15日公開)
<国内>日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
<海外>シッチェス映画祭、釜山国際映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭、
ブリュッセル・アニメーション映画祭 他多数
『サマーウォーズ』(2009年8月1日公開)
<国内>日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
<海外>ロカルノ映画祭、シッチェス映画祭、ドバイ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、
シドニー映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭 他多数
『おおかみこどもの雨と雪』(2012年7月21日公開)
<国内>日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
<海外>シッチェス映画祭、BFIロンドン映画祭、ドバイ国際映画祭、ストックホルム国際映画祭、
シアトル国際映画祭、ザグレブ・アニメーション世界映画祭 他多数
『バケモノの子』(2015年7月11日公開)
<国内>日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞
<海外>トロント国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭、BFIロンドン映画祭、
シッチェス映画祭、台北金馬映画祭、北京国際映画祭 他多数