伊東健人さん「バンドの低い方を支える」低音ボイスで熱演!! 『イケメンシリーズ』新作キャストインタビュー第7弾
大人気アプリゲーム『イケメンシリーズ』の5周年記念アプリ第2弾として発表された『イケメンライブ 恋の歌をキミに』(通称、イケラブ)。本作の2018年夏リリースを記念して、主人公(あなた)との恋のお相手を演じる豪華声優陣12人のインタビューを毎週木曜日にお届けします!
イケラブは、自由なメロディと想いがこもった歌詞による『歌』が政府に規制されている近未来の日本が舞台。規制対象の『歌』をこっそり創っていたあなたは、個性豊かで無謀なアーティストたちと出会い恋に落ちる時、世界にたった1つのラブソングが生まれる、“音楽”ד恋愛”シミュレーションゲームとなっています。
今回は、自由な音楽活動を支援する秘密の会員制ライブ「Own The Night(オウン・ザ・ナイト)」で活動するバンド【SilverVine】のドラマー・千草響一郎役の伊東健人さんをピックアップ。幼なじみの奏に誘われて音楽を始めた響一郎は、自分の大事な人や物を守ることが第一で、いざという時とても頼りになり、恩師から継いだ「武士田眼科」では、昼はおじいちゃんおばあちゃん人気No1・夜は抱かれたい男No1と評判です。硬派でストイックな響一郎役の伊東さんに、役作りや収録で意識したこと、主題歌の感想などについて伺いました。
照れた時の博多弁も魅力
――まず、イラストを見た印象と、設定からのイメージのギャップはありましたか?
千草響一郎役・伊東健人さん(以降、伊東):イラストの印象は、ズバリ「怖そう」で、眉間にしわがある怖そうな人だなと。バンドものだと聞いていたので、そういうロックンローラーっぽい感じなのかな、戦うと怖い感じなんだろうなと思いました。台本を読んで受けた印象は、イラストからの印象とは真逆でした。
言葉使い的には鋭かったりするんですが、優しくて気使うセリフが多かったんですよ。どちらかというと武闘派というよりは、パパっぽい。「無理しないで、よく休め」みたいなセリフが多くて、思ったよりかわいい方面にいきましたね。感情が豊かで照れたりすることも多いし、照れると博多弁が出るんですよ。「全然かわいいじゃんけ(博多弁ぽく)」って思いながら、そこが魅力というか、やっていて楽しかったです。このキャラクターの中だと、響一郎は「いかつめかな」とプレイヤーの皆さんも思うと思いますが、全然そんなことはないので、それはプレイしてみてからのお楽しみとしいうことで、ぜひプレイしてほしいです。
――方言男子いいですよね。博多弁は初めてですか?
伊東:博多弁の心得がなくて、台本を見てから博多出身の友達に、イントネーションから何から何まで相談しました。自分の読むところは、台本に「ここは上がる、上がらない」とかメモがたくさん書いてあります。友達いわく、博多弁は細かいんですって。
男性が男性に対して言っているのと、女性に照れながら言っているのとは「ちょっと違うかもね」みたいなことを言われました。博多弁は深いんですよ! イベントとかで博多弁を使うことになったら、共演者の方の中に博多出身の方がいないか探して、頼りたいですね。
――博多弁以外にも、役作りや収録で意識した部分があれば教えてください。
伊東:見た目に引っ張られすぎないようにというか、言ってることは優しいんですけど、口調やセリフとしてはキツイところがあったり……「~するんじゃねぇ」とか、語尾が「~ねぇ」なので、怖くならないように、強い印象を与えようにと気をつけました。
硬派は硬派ですが、パパっぽい見守る側の硬派でしたね。言葉の圧のバランスと言うか、上からになっちゃいけないし、対等な目線として、それこそ設定にあるおじいちゃんおばあちゃんの目線になるように、とげのある印象を与えないようにと考えました。演じていて底が知れないですね、いまだに。
僕の身の回りではいないタイプで、ちょっとだけレトロな感じもしますよね。ちょいと昔の兄貴分タイプみたいな。硬派なんだけど実は優しくて、炊き出しとか積極的に参加しちゃうみたいな。響一郎は率先して行っちゃうと思うんですよね、絶対とん汁とか作るのうまいと思います。
――ご自身とキャラクターが似ていると感じた部分はありますか?
伊東:学生時代にバンドをやっていたので、そこは1つ役に入りやすいところがあるなと。音楽に関しては雑食だったので、ある意味振り幅的にはフラットというか、どんな音楽がきても大丈夫だろうなと思っていました。ある程度ドラムの知識もあるし、イメージはしやすかったですね。バンドメンバーとして仲間に入っていくところやバンド活動の過程とか、ドラマーからするとギターや他の楽器を演奏するやつって「こう見えるな」っていうところは、何となく想像できました。
――では、まだ知らない方に分かりやすいようキャラクターを表現したテーマ曲を決めるとしたら、どんな曲をイメージしますか?
伊東:ドラムであることはフィーチャーしつつ、見た目の強さと内面の優しさを表現できればキャラクターっぽいかなと。ドラムっていうところで、かっこよさや力強さが十分に出してるいけると思います。ロック感と優しさとを表現するのが難しいんですけど、ドラムという楽器自体がキャラクターっぽいかもしれないですね。
バンドの“低い方を支える”低音担当
――今回、主題歌もキャラクター12人で担当されたということで、歌っての感想や聴きどころなどがあれば教えてください。
伊東:主題歌については、最初に聞いていた世界観よりも爽やかな曲がきたなと。みんなが盛り上がれるというのが一番にあると思うんですが、僕としてはイントロのギターリフが好きですね。「なるほど、これから俺たちはバンドをやるんだな」っていう気分にさせてくれる曲だと思いました。
――キャラクターらしさを感じられる部分や意識した部分があれば教えてください。
伊東:自分のナチュラルな歌を歌う声質とは違って、低めのザラザラした声のキャラクターなので、キャラクターがしゃべっている時の声に近づけて歌いました。低音担当といいますか、【SilverVine】の他の2人は中と高で、はっきり3人のポジションが分かれていたので「じゃあ低い方を支えよう」というイメージはありましたね。主題歌はいろんな皆さんが集まっているので、あまり考えなくてもいいというか、ある程度皆さんに任せるところを多く持ちつつ、バンドメンバーで歌うことになれば、より低音を支えるという意識は大きいかなと思います。
――作品にちなみ、ご自身の“心が震えた音楽や瞬間”があれば教えてください。
伊東:たくさんありすぎて……(苦笑)。うーん、最近ミュージカルや宝塚とかにはまっていて、結構見に行くんですけど。この『イケメンライブ』って規制されたものに反抗というか、ロックって元々そういうものじゃないですか。
そういう規制された生活に対する反抗の歌であったり、殻を破れない自分への反抗の歌も結構好きだったりするので、一番最近だと『ノートルダムの鐘』が好きですね。ノートルダムの塔から出られない主人公の心情だったり抗おうとしたり、そういう歌が多いので、作品と歌のリンクを感じると、より感情が乗ります。「自分の殻を破りたい」みたいな曲が、ちょうど今の自分にリンクしていますね(笑)。
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
伊東:今回、アプリの中でバンドを組むということで、キャラクターと同時に「我々も走り出さないといけないな」と思うんですが、ゲームありきですので、ゲームの世界観をまず好きになっていただきたいです。規制された中で音楽をやるという世界観は結構入りやすいと思いますし、個人的にもこの世界観は好きですね。
音楽をやらせてもらえない中でのロックというものを楽しんでいただきつつ、音楽やキャラクターも好きになっていただきたいです。後々どう展開していくのか分からないところもありますが、2次元も3次元での展開も楽しみに待っていただきたいなと思います。
なお、伊東さん演じる響一郎が所属する3人組バンド【SilverVine】の楽曲「Even if」のミュージックビデオが現在公開中。バンドメンバーのCVを務める伊東さん、大河元気さん、深町寿成さんが歌う「Even if」は、本作の“歌”が規制されている世界を表現した、退廃的な世界観の歌詞に、美しいメロディが絡み合い、心奪われ撃ち抜かれるような恍惚感あふれる、ライブでの盛り上がり間違いなしの楽曲に仕上がっています。
また、『イケメンライブ 恋の歌をキミに』の、公式サイト、公式Twitter、公式 LINE@にて、事前登録も実施中。すでに『イケメンシリーズ』のタイトルをプレイ済の方も、まだプレイしたことのない方も、彼らが紡ぐ音楽と物語に触れてみてください!
『イケメンライブ 恋の歌をキミに』概要
本作は、自由な“歌”が、政府によって規制された近未来の日本を舞台に、アーティストの彼とのラブストーリーが楽しめる“音楽”ד恋愛”シミュレーションゲームです。歌う自由が奪われた世界で、彼らが、主人公であるあなたのためにラブソングを歌うシーンは本作の見どころであり、魅力の一つです。
キャラクターデザインは、「イケメンシリーズ」では初の起用となる、人気イラストレーター・さといさんが手掛け、作品を彩るキャスト陣も蒼井翔太さん、小野友樹さん、梶裕貴さん、KENNさんなど、豪華メンバーが集結しています。
<登場キャラクター>
銀波 律(CV.蒼井 翔太)
木蘭 宗詩(CV.市川 太一)
千草 響一郎(CV.伊東 健人)
銀波 弓弦(CV.植田 圭輔)
天宮 アンリ(CV.大河 元気)
椿 麻琴(CV.小野 友樹)
蘇芳 楽(CV.梶 裕貴)
藤代 旋(CV.黒田 崇矢)
朱真 遥音(CV.KENN)
藍墨 晃揮(CV.近藤 隆)
東雲 詠介(CV.谷山 紀章)
眞白 奏(CV.深町 寿成)
※CV50 音順
名称:イケメンライブ 恋の歌をキミに
情報提供:株式会社サイバード
配信開始日:2018年夏予定
ジャンル:音楽 x 恋愛♪シミュレーションゲーム
価格:基本プレイ無料、アイテム課金制