東映アニメーションミュージアム｜なつかしい作品の原画、アニメの仕組みが分かる体験型展示も

「東映アニメーションミュージアム」が2018年7月28日より練馬区東大泉にオープン！　この施設では、『ドラゴンボール』や『プリキュア』、『ONE PIECE』『ゲゲゲの鬼太郎』などを手掛けている東映アニメーションの歴史が分かる展示のほか、東映アニメ作品の原画やセル画など展示が行われます。そんなミュージアムのオープンに先駆けて、本稿ではミュージアムの内容をレポートしていきます！

　

東映アニメーションが手がけた過去の作品の貴重な資料も
ミュージアムがあるのは、大泉学園駅から歩いて約15分ほどの場所。ここには元々東映アニメーションの大泉スタジオがあった場所で、老朽化による建物の立て直しの末にできた新しいスタジオ内に東映アニメーションミュージアムはあります。

そんなミュージアム内では、原画、セル画、設定資料などアニメーション制作に関連した様々な展示が行われていました。アニメ制作の仕組みが体感的に分かるような仕掛けもあり、原画の展示コーナーでは数十枚の連続した絵をめくっていくとキャラクターが動いていく様になっていたり、セル画のあるスペースではキャラクターと背景などを重ねて一枚の画が完成する様子を再現できたりと、体験できる要素も盛り込まれていました。

展示されている作品は『HUGっと！プリキュア』、『ゲゲゲの鬼太郎』、『ONE PIECE』、『ドラゴンボール超』という近年の作品から、『銀河鉄道999』、『マジンガーZ』、『聖闘士星矢』、『Dr.スランプ アラレちゃん』、『おジャ魔女どれみ』など、子供から親世代の方も夢中になってしまうような作品選びがされていました。展示される資料は変更されるそうなので、今後どの様な作品の資料が登場するのかにも注目です！

ほかにも、展示コーナーには東映アニメーションが手がけた作品が映し出されている大きなタッチスクリーンが設置されており、作品の画像を触ることで概要が見れたり、TV放送作品であればオープニング映像やエンディング映像も見る事ができます。

また、中庭には東映アニメーションのシンボルマークになっている『長靴をはいた猫』のペロの噴水や、自由に絵を描くことができる黒板なども設置されています。

そして、ミュージアム内では様々な企画展も開催。オープンである7月28日からは「プリキュアあそべるひろば」が開催され、プリキュアたちと一緒に写真が撮れるフォトスポットをはじめ、子供が遊んで楽しめる様なスペースとなっていました。

　2018年7月28日からいよいよオープンとなる東映アニメーションミュージアム。貴重な資料にふれながら、東映アニメ作品の思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。

東映アニメーションミュージアム
【住所】
〒178-8567　東京都練馬区東大泉2-10-5

【交通機関】
＜西武池袋線「大泉学園」駅北口より＞
徒歩：約15分
バス：北口を出てすぐ右手にあるバス停1番乗り場から「和光市駅南口・長久保 行き」乗車、「東映撮影所前」下車（約5分）
タクシー：北口から右手にタクシー乗り場がございます。

＜西武池袋線「石神井公園」駅北口より＞
バス：1番乗り場から「成増駅行き」もしくは「石神井循環」に乗車、「東映撮影所前」下車（約10分）
　（バスをご利用の場合は石神井公園駅からの方が多く便利です）
タクシー：北口・南口各ロータリーにタクシー乗り場がございます。

※駐車場、駐輪場はございませんので公共の交通機関をご利用ください。

【開館時間】
午前10時 ～ 午後5時
※最終入館は午後4時30分

【定休日】
水曜日、その他不定休
※2018年8月15日（水）には開館しています。

【入館料】
無料

公式サイト