荒一陽さん、斉藤秀翼さんらキャスト陣がお互いの“吸血シーン”に大興奮!? 裏話が盛りだくさんのDVD 舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」発売記念イベントレポート
2018年6月30日(土)、有明のTFTホールにてDVD 舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD(ディアボリックラヴァーズモア,ブラッド)」発売記念イベントが開催されました。
本作は、ドSなヴァンパイア・逆巻六兄弟と主人公・小森ユイの過激な恋愛模様を描いたゲームが原作。2013年にTVアニメ化、その続編となる『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD』が2015年に放送されるなど、多方面でメディア展開されている大人気作品です。
本イベントには、逆巻家六兄弟から、逆巻アヤト役・荒一陽さん、逆巻ライト役・井深克彦さん、逆巻シュウ役・小波津亜廉さん、逆巻スバル役・高本学さん。そして、無神ルキ役・斉藤秀翼さん、無神コウ役・杉山真宏さん、無神ユーマ役・遊馬晃祐さん、無神アズサ役・西野太盛さんが登壇。
本稿では、大画面でそれぞれの“吸血シーン”を振り返るコーナーから、ドSしりとりとツイスターゲームで盛り上がった対決コーナーなど、盛りだくさんでお届けされたイベントの模様をご紹介します。
色気あふれる“吸血シーン”にキャスト陣も大興奮! 舞台の裏話も披露!
「みなさん、こんにちはー!」と、MCを務める逆巻ライト役の井深克彦さんと、無神ユーマ役の遊馬晃祐さんが登場。
遊馬さんは最近中国に行ったとのことで、火鍋を堪能したという話からオープニングトークが始まります。
そして、ほかのキャスト陣もステージに登場し、キャスト8名がそろいました。
公演以来、久しぶりに集まったというキャスト陣。ほかの舞台で共演したり、それぞれ出演舞台を観に行ったりするなど仲の良いトークで盛り上がりを見せる中、最初のコーナー「思い出振り返りコーナー」へ進みます。
本編のDVD映像から、今回は、ドキドキの吸血シーンを振り返ります。しかし、登壇者の中で唯一吸血シーンがなかった逆巻シュウ役・小波津亜廉さんは、「どういう風に見ればいいの!?」と、戸惑いが隠せません。そんな様子に、会場からも自然と笑いが起こります。
最初に流れたのは、無神ルキの吸血シーン。「色っぽい~!」「(ユイと手を絡める)左手がいやらしい~!」という言葉がほかのキャスト陣から飛び交うと、斉藤さんはどこか照れたような顔を見せていました。
無神アズサの吸血シーンが流れると、ところどころアズサの口調を真似するキャスト陣に会場から笑いがこぼれます。
無神ユーマの吸血ではない“角砂糖”のシーンが少し流れると、キャスト陣も「うわあああ~!」と大興奮。
逆巻スバルと無神コウの吸血シーンでは、スバルのあっさりした態度に笑ったり、この場面の無神コウの吸血シーンに「一番過激だった」とキャスト陣が口をそろえたりするなど、各々吸血シーンを堪能していました。
無神コウを演じた杉山さんは、「普段ドSキャラじゃないから大変だった」と語ります。
そして、全員が見入ってしまうほど情熱的な逆巻アヤトの吸血シーンでは、“イナバウワー”のような体勢にツッコミが。背中が反るユイを支えながらの吸血に、荒さんはすごく練習したとのこと。
ほかのヴァンパイアたちに見つめられながら、逆巻アヤトと無神ルキによるW吸血シーンでは、「後ろで見ている皆は、どんな気持ちで見ているの(笑)」というツッコミに、全員が大爆笑。
改めて、大画面で見た吸血シーンに、キャスト陣は恥ずかしそうにしながらも楽しそうに振り返っていました。
一通り“吸血シーン”を振り返った後、MCの井深さんから「稽古中に、苦労したシーンあります?」との問いかけに、遊馬さんは角砂糖を紙から取って口にくわえるのが1番大変だったと語ります。
稽古中は、(遊馬さんの)手がぷるぷるしていたとほかのキャスト陣から披露されていました。
また、キャスト陣の中でも、1番原作を読み込んでいたという荒さんは、「原作は声優さんのリップ音がすごい」と、吸血シーンの“音”がすごかったと改めて実感した様子。
そんな吸血シーンでは、実際に、ユイの首に唇をつけていたというキャスト全員。その中でも、荒さんと西野さんは歯を立ててリアルな吸血を表現されていたそうです。
唯一寝転がって吸血した杉山さんは、10代にして刺激的なシーンを担うことに大変でドキドキしたと話します。
杉山さんが苦労したシーンに対し、斉藤さんは普段の自分の経験を存分に活かしたと話し、笑いを巻き起こします。
「エスコートの仕方がすごくナチュラルだった」「女の子から見るとリードしている感じでキュンキュンする」と、斉藤さん演じる無神ルキに、ほかのキャストも太鼓判を押していました。
ほかのメンバーが吸血シーンで盛り上がる中、吸血シーンがなかった小波津さんは「(吸血シーン)をやりたくて仕方がなかった」と一言。
同じく吸血シーンがなかった逆巻レイジ役の和合さんとは、舞台の袖で吸血勝負をしていたという裏話も披露しました。
逆巻家VS無神家の熱い戦いが繰り広げられる大爆笑のゲームコーナー
続いては、せっかく逆巻家と無神家がそろったので対決しよう!と「ゲームコーナー」へと進みます。
最初の対決は、ドSな決め台詞でしりとりをする“ドSしりとり”。『DIABOLIK LOVERS(ディアボリックラヴァーズ)』の“ズ”から、荒さんを筆頭にドSしりとりがスタート!
さすが、1番原作を読み込んでいた荒さんは、「ずいぶん、いやらしい顔をするじゃないか」というドSなセリフで一発OK。
“か”から始まるセリフに深いため息をついて悩む斉藤さんは、「何でリハーサルと違うセリフを言うの~」と、予想外のセリフを放つ荒さんに迫りつつ、アウトになってしまいます。
気を取り直して、“MORE,BLOOD(モアブラッド)”の“ド”から始まるセリフで井深さんからスタートしますが、「ド……難しい!」とうまいセリフが出てこずアウトに。
続いた杉山さんと小波津さんが見事ドSなセリフを披露してクリアし、遊馬さんの番に。“ろ”から始まるドSなセリフを言おうとしますが、「“ろ”じゃねえよ」という謎のセリフを言い放ち、大爆笑に包まれます。
“よ”から始まるドSセリフを必死に考える高本さんは、言葉に詰まってしまいアウトに。同じく“よ”からしりとりをすることになった西野さんも頭を抱えてしまい、続けてアウトになってしまいます。
結局、逆巻家2ポイント、無神家1ポイント獲得ということで、逆巻家の勝利となりました。
しかし、半分以上のキャストが答えられなかったということもあり、斉藤さんの提案で、次は挙手制でもう1度“ドSしりとり”をすることに。
それぞれがドSなセリフを披露し盛り上がる中、「留守番電話に入れておいたんだけど!?」と、謎のセリフを披露した井深さんに、「どういうこと!?」とツッコミが次々と入り、会場は大爆笑。
「欲張りだな。もっと噛んでやる」と素晴らしいドSっぷりを披露した荒さんには、ほかのキャスト陣も感激した様子。
そんな荒さんに対し、「プライベートでもドSなの?」と周囲から質問されると、「いや、分からないです。どう思いますか?」と逆質問が。そんな微笑ましいシーンに、メンバーの仲の良さがうかがえました。
罰ゲームはまさかのエチュード? 天然同士のやり取りに笑いが止まらない!
“ドSしりとり”で楽しい雰囲気に包まれる中、続いての対決は「ツイスターゲーム」!
逆巻家と無神家からそれぞれ1名ずつ選出し対決。第1回戦は逆巻家から高本さん、無神家から杉山さんが選ばれ、ステージ上で熱い戦いが繰り広げられていきます。
見つめ合う姿勢になりがらも、最後は杉山さんの体勢が一気にキツくなり断念。第1回目は逆巻家の勝利となりました!
第2回戦は、逆巻家から小波津さん、無神家から西野さんが選ばれ対決。強い雰囲気を漂わせている小波津さんに、果敢に立ち向かっていく西野さん。
西野さんは会場のお客さんにお尻を向ける形になっても、必死に戦いますが、最終的に小波津さんが残り、2回目も逆巻家が勝利しました。
そして、最後は、逆巻家から荒さん、無神家から斉藤さんの戦いに。果たして、逆巻家は全勝できるのでしょうか……。
運が良いのか、ずっと体勢が変わらない斉藤さんに対し、荒さんは最初から激しい動きを見せていきます。
キツイ体勢になる中、うめき声を挙げながらも必至に耐える荒さん。いい勝負が繰り広げられていきますが、ついに荒さんが力尽きてしまいました。
最後は、無神家の勝利となりましたが、2ポイントを先に獲得した逆巻家が勝利!
なんと、優勝チームには豪華賞品があるということで、逆巻家に“クランベリージュース”が贈られました。
無神家から「一気、一気、一気!」とコールが送られながら、いつの間にか“早飲み勝負”になり、遅かった人は罰ゲームをするという流れに。
勝利したのに罰ゲームまですることになった逆巻家キャストは戸惑いながらも、クランベリージュースを勢いよく飲んでいきます。
見事、飲み果たした逆巻家ですが、逆巻家だけ一気飲みをするのは面白くない!ということで、ステージに用意されていた“水”で一気飲みをすることになった無神家。
「この量はキツイ!」と言いながらも、約500mlのペットボトル水を飲み果たした無神家キャスト陣。
結局、無神家で1番飲み干すのが遅かった遊馬さんと、逆巻家でビリだった高本さんの“天然同士”による罰ゲームが決定!
罰ゲームはエチュードということで、お客さんから「棺桶」というお題が挙がると、「棺桶って何ですか?」と早速天然ぶりを炸裂する遊馬さん。
大爆笑に包まれながらも、ワールドカップで盛り上がっていた「サッカー」をテーマに、おふたりのエチュードが始まります。
エチュードが始まると、世界観を作っていく高本さん。しかし、それに反して独自の世界観を広げようとする遊馬さんに、会場から笑いが止まりません。
振りまわされる形となった高本さんですが、どうしても、遊馬さんと一緒にサッカーがしたいと訴え、最後は遊馬さんも承諾しそっと抱きしめるというハッピーエンド(!?)で終了となりました。
必死な様子が伝わるおふたりのエチュードを見て、お腹を抱えて笑いをこぼしていたほかのキャスト陣でしたが、最後は温かい拍手を送っていました。
楽しいイベントもあっという間に終わりの時間へ。プレゼント抽選会が終わった後、キャスト全員から一言ずつ挨拶の言葉が送られました。
無神アズサ役・西野太盛さん:舞台が終わってもDVD発売記念イベントで皆さんと一緒に楽しい時間を過ごさせていただき、本当に楽しかったです。これからも盛り上がれるように、ぜひDVDのほうもよろしくお願いいたします。また会えるのを楽しみにしています!
無神ユーマ役・遊馬晃祐さん:また、機会があれば無神ユーマを演じさせていただきたいですし、このメンバーと一緒に舞台に立てたらいいな、と思っています。本当に仲の良いメンバーなので、DVDもぜひご覧いただけたらと嬉しいです。本日はありがとうございました。
無神コウ役・杉山真宏さん:ふたりのエチュードを見た限り、死ぬ気で飲んで良かったなと心から思っています(笑) 皆さんと舞台を振り返って、このメンバーとまた舞台に立てたらいいな、と思いましたので、皆さん、これからも応援のほどよろしくお願いいたします!
逆巻スバル役・高本学さん:天然ボケな人とエチュードをすることができましたし(笑)、このメンバーで舞台の話もできて本当に楽しかったです。ありがとうございました!
逆巻シュウ役・小波津亜廉さん:今回DVD発売記念イベントということで、このメンバーでまた集まることができたのは本当に嬉しく思います。DVDで僕は吸血していませんが、いろんなところでいろんなことをしているので、ぜひ逆巻シュウを見ていただければ嬉しいです。
逆巻ライト役・井深克彦さん:公演から半年経っても、こうして皆さんにイベントへ足を運んでいただき、DVDを見ていただいて、こんなにも愛される作品に参加できたことを本当に幸せに思います。これからも、このシリーズがどんどん続いていけばいいな、と思っているので応援のほどよろしくお願いいたします!
無神ルキ役・斉藤秀翼さん:舞台が終わって半年が経ち、またこの素敵なメンバーと皆さんと一緒に時間を過ごさせていただいて、本当に嬉しく思っています。今後も、僕らを含め、作品が大きく羽ばたいていくために応援していただけたら幸いです。僕らも精一杯頑張っていくのでよろしくお願いいたします。
逆巻アヤト役・荒一陽さん:盛りだくさんのコーナーで僕自身も楽しませていただいたイベントになりました。また、DVDをご覧になってドキドキしてもらえたら嬉しいです。舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」の逆巻アヤトとして、いち『DIABOLIK LOVERS』のファンとして、これからも応援していきたいと思っていますので、皆さんもこの素晴らしい作品を応援し続けてもらえたらなと思います。本日はご来場いただきありがとうございました!
この後に、会場のファンの方々1人1人とのハイタッチ会があり、キャスト陣もファンの皆さんも素敵な笑顔に包まれたイベントは幕を閉じました。
現在、DVD舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」が現在絶賛発売中です。まだ手に入れていない方は、ぜひお手に取ってお楽しみください♪
[取材・文・写真/福室美綺]
DVD 舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」
発売日:2018年4月25日(水)
本体価格:8,056円+税
FFBS-0014
発売元:舞台「DIABOLIK LOVERS MB」製作委員会
販売元:フロンティアワークス
【収録内容】
DISC-1:本編
DISC-2:The making of 舞台「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」本編~2F バルコニー席体験ver.~
【CAST】
逆巻アヤト役/荒一陽、逆巻カナト役/佐藤友咲、逆巻ライト役/井深克彦、逆巻シュウ役/小波津亜廉、逆巻レイジ役/和合真一、逆巻スバル役/高本 学、無神ルキ役/斉藤秀翼、無神コウ役/杉山真宏、無神ユーマ/遊馬晃祐、無神アズサ役/西野太盛、小森ユイ役/高宗歩未