『消滅都市』の世界観が歌詞に散りばめられたデビュー曲!アイドルユニット「SPR5」デビューシングルインタビュー
TVアニメ化も決定している全世界950万DL突破のドラマ×アクション×RPG『消滅都市2』よりスピンアウトしたユニット「SPR5(シュプリーム・ファイブ)」。社本悠さん(ホムラ役)、岩井映美里さん(ナミ役)、直田姫奈さん(ハルカ役)、大西亜玖璃さん(レナ役)、園山ひかりさん(ユア役)ら5名の新人声優がメンバーとなり活動する「SPR5」が2018年8月17日(金)にデビューシングルをリリース!
アニメイトタイムズでは、デビューシングルの発売を記念して「SPR5」メンバーたちにインタビューを実施。自身のことや楽曲、今後の活動までたっぷりとお話いただきました。
『消滅都市』の世界観が歌詞に散りばめられたデビュー曲
――今回はじめましてになるので、自己紹介をお願いします。そしてsupremeという単語には「最高の」という意味もあるので、自分の次の人の「最高だな」と思うところを挙げてバトンを繋げていってください。
社本悠さん(以下、社本):ホムラ役の社本悠です。アイドル鑑賞が趣味で、音楽はアニソンだけでなくジャンル問わず聴いたりします! それでは、微笑みの天才。微笑みが最高の岩井映美里さんお願いします(笑)。
岩井映美里さん(以下、岩井):お呼びですか(笑)? ナミ役の岩井映美里です。趣味は今は映画鑑賞です。見るときは1ヶ月に30本とか一気に見たりします! ではお次は、クールと見せかけて緊張しているだけの直田姫奈さん。
一同:(爆笑)
――それ全然褒めてません(笑)。
岩井:そこが可愛い直田姫奈さん(焦)!
直田姫奈さん(以下、直田):承った(笑)。ハルカ役の直田姫奈です。ギターを弾くことと歌うことが好きです。あと、子供が好きです。そして、可愛いって言うと怒られるんだよなぁ……。笑顔が太陽のように可愛くて最高な大西亜玖璃ちゃんです!
大西亜玖璃さん(以下、大西):(笑顔で)ありがとうございまーす!レナ役の大西亜玖璃です。趣味は読書です。中学生の頃から読書好きで、最初は物語を読むのが好きだったんですけど、最近はメンタリストのDaiGoさんの心理学の本とかを読んでます。
でも、それを見て人をどうこうしようとかはないんですけど (笑)、人がすごく好きなので、こういう本を読むのが最近の趣味です。
お園は、最初見たときはおしゃべりでぶりっ子な子なのかと思ったら、全然そうではなく本当に女子力が高くて、非の打ち所がない子なんです! めちゃめちゃいい子で、小刻みに揺れてるところも可愛い! あと、言葉選びが最高です!
園山ひかり(以下、園山):情報が多い(笑)! SPR5、ユア役の園山ひかりです。趣味はカメラと小説です。カメラは一眼レフとかで撮るのも好きなんですけどケータイでも撮ります。可愛い女の子たちに日々囲まれているので、いっぱい写真が撮れて幸せです! 小説は文章を書くのが好きなんです。
大西:お園の書いた本、私読みたい!
――ここは需要と供給が一致してますよね。人には見せてないんですか?
園山:人には見せてないんですけど、心理学とかではなく純文学です。そして、うちのエースについて。社本さんは最近ちょっと垣間見れるお笑い根性が最高なんです! めちゃめちゃ面白いので、イベントではそういうところも見てほしいです。
――デビュー曲「インコンプリートノーツ」は俊龍さんが作詞・作曲をしている楽曲ですけど、この曲はどんな曲ですか?
社本:私たちにとっての1曲目で、『消滅都市』というゲームがなかったら、私たちは生まれていないんですけど、そのゲームの世界観も歌詞に散りばめられています。この1曲が私たちにとって大事な1曲になって、今後も歌い続けていくことになるんだろうなって思っています。メッセージ性とか、曲の盛り上がっていくところなどを感じていただければと思います。
――作品ありきの世界観の曲ですよね。5人にとってはレコーディングやダンスレッスン、MV撮影など様々な経験をこの曲でしていると思うんですけど、その中で得た経験や思い出に残っていることなどを教えてください。
社本:レコーディングのときは、ホムラでのボイスの収録をまだそこまでしていない状態だったんです。まだキャラクターをがっちり掴めていない状態でのレコーディングだったので、ホムラだったらどう歌うんだろう?っていうのすごく考えました。
レコーディングに望むにあたって最初は可愛い感じのホムラで作っていったんですけど、この曲で「もっとカッコよく」「もっと熱く」とディレクションをしていただいたんです。なので、そこでSPR5の中でのカッコいいがハルカとホムラになった気がするんです。それが私の中では大きくて、この曲でホムラの印象がガラッと変わったなと思いました。
岩井:私は歌って踊るというのが初めてに近かったので、レッスンのときとか1曲でぜーはーしていたんです。Dメロの一番静かになるところでソロがあるんですけど、そこで歌い切れないくらい疲れていたんです。でも今は、イベントで1曲歌って踊っても歌い切れるし、3曲は歌い切れるくらい体力が付いているんです。
まだまだ未熟なんですけど、いろんなことを経験させていただいて、自分の成長を実感できています。そもそもナミという女の子も、私としてはやったことがないようなお姉さん的キャラクターで挑戦だったんです。それが今ナミになれているので、この作品自体が挑戦だらけだという気持ちがあるし、そこで自分の成長を感じられる期待と、その期待に負けられないという思いが強くあります。
直田:得たものというと、私にとってこれが声優デビューだったので全部が初めての経験で、毎回が勉強で、そこで学んで次につなげていくという感じです。初めての役がハルカで、ハルカとして歌い、ハルカとして踊るんですけど、ハルカって何でも卒なくこなして、天才であるホムラに並べるくらいの存在なんです。
私自身は、まだそこに追いつけていないなという気持ちがあるんですけど、それは見ている方には感じさせたくないという思いがあるので、絶対にハルカに並んでやる!という負けん気は、毎回もりもり強くなっています。これからも成長して、よりハルカ感を出していけるように頑張りたいです。
大西:自分自身だけでなく、キャラクターありきの自分で歌を歌って踊ったときに、レナちゃんってひとつミスをするとか、ドジを踏むとか、必ずステージ上でミスやドジをしては舞台裏で「今日もごめんなさい」ってみんなに謝るようなキャラクターなんです。
でもそうすると実際のステージでは成り立たないので、そこはリアルな私たちだからこそできるレナちゃんを見せていけるように、ステージでは絶対にミスしないという気持ちでやっています。そういうリアルとキャラクターとの兼ね合いというのは考えるようになりました。
園山:ユアちゃんの役に決まったときは、これで声優デビューということでどうしよう!ってなりました。ユアちゃんは小さくて可愛くてロリロリで、でもちょっと闇があってあざといキャラクターなので、自分とは似ても似つかないと思ったんです。
でもみんなが似てる部分を探してくれてるというか……。
「こういうところがユアっぽいよ!」とか「そういうとこだよ!」って言ってくれるのが嬉しかったんです。自分では絶対になれない存在だと思っていたけど、周りからそういうふうに評価してもらえてやっと自分が成り立つというか…。これから先もずっと一緒に歩いていくキャラクターなので、自分がやっていることに対する自信をみんなからもらったなって思っています。
それぞれがオススメする注目ポイント
――「インコンプリートノーツ」のMVを見ると、結構パートが分かれているのがわかるのですが、自分のパート部分でも他のメンバーのところでもいいのですが、ここを聴いてほしい、見てほしいというところはありますか?
社本:私のところになっちゃうんですけど、落ちサビの順番に歌っていくところで、私が最後〈涙はやがて永遠の色になる〉と歌うんです。そこは歌だけではなくダンスも見てほしいんですけど、そこで私がモーセになるんです(笑)(※モーセの十戒の海が割れるイメージ)。
そこは自分でやってても、映像を見ててもめちゃめちゃ気持ちいいし、センターでエースのホムラを自信を持ってやらせていただいているので、ぜひ見ていただきたいです!
岩井:〈春のささやきと〉のところがMVだと、プロジェクションマッピングを使った映像になっているんです。季節に合わせたプロジェクションマッピングがすごくきれいなので、そこも見てほしいいです。
直田:ひとりずつ歌っていく落ちサビ! そこはTwitterでリプをくださる方が多かったんです。私もそういう声をいただいてから、そこをより一層気合いを入れて歌うようになりました。イベントでもどんどん進化していくと思うので、ぜひ見ていただきたいと思います。
あと、この曲全体的に暗いところから明るい未来へと繋がる歌なんですけど、ハルカって塩対応のキャラクターなのでMVでもそんなに笑ってないんです。でも最後に1カットだけ笑っているところがあるんですよ。
園山:そうそう! ずるいずるい(笑)!
岩井:みんなで見てたんですけど、笑ってるーーってなりました。
直田:そこに唯一の笑顔がありますので、ぜひ見ていただきたいです。ハルカも笑うんだぞ!っていうところを見てもらいたいので。
大西:私は2つあるんですけど、ひとつは〈私の瞳が忘れないから〉のところで瞳を指さす振りがあるんです。好きな歌詞のところで、まさか自分が抜かれるとは思わなかったので、やったー!って思いました。
2つ目は、さっきお園が、全然ユアちゃんらしくできてないみたいなことを言ってたんですけど、〈ヤケドしそうなくらい〉のところが、すごくユアちゃんらしかったです!、ツインテールを揺らしながら画面に映っているので、その可愛いカットを見てほしいです。私の友達が、MV見てハジメは私をみてくれていたらしいのですが、見終わった後に紫の子を好きになっちゃったと言ってたので、目移りしてしまうくらいユアちゃんらしさが出ている可愛いカットだと思います!
園山:ありがとう(照)。私も岩井さんと同じくプロジェクションマッピングのところを推しているんですけど、岩井さんのところで花びらがぶわーーっと開くんです。そこではぁうあ!ってなるのでオススメです!
あとはリップシンクのところ。バックがメンバーカラーになっているところでやったんですけど、そのリップシンクが、皆々さま本当に可愛い!(力説) 本当に可愛い! 撮影のときもみんな「ふーふー! 可愛いよ!」って言いながら撮影をしていたので、そこは見てほしいなって思います。
カップリングはライブで絶対にやる鉄板な曲になる!
――カップリングについて、コメントをいただければと思います。まずは「グッデイサンシャイン!」。
岩井:ナミのセンター曲です。「インコンプリートノーツ」の次に公開された曲になるんですけど、ガラッとイメージが変わって、ぱっと明るくなる曲になっています。5人の明るいワチャワチャ感を出せるように意識をして歌いました。
海、青い空、白い雲、砂浜、ビーチバレー、イエーイ!みたいなのをすごく連想できるんです。水しぶきペッペッみたいなのも振り付けには入っているので(笑)、そういう明るくて盛り上がれる、お客さんとも楽しさを共有できる楽しい曲になってます!
大西:「インコンプリートノーツ」はSPR5の曲でありながら『消滅都市』の曲でもあると思うんです。でも「グッデイサンシャイン!」をレコーディングしたときに、SPR5がライブとかで、「盛り上がる曲といえば!?」と言っているのを想像できる曲だなと思いました。
アイドルとして活動しているSPR5だけの曲というのが魅力だなって思います。ライブでは絶対にやる鉄板な曲になるのかなって思います。
――お客さん含めて、みんなで盛り上がれるようなところがいっぱいありますからね。
岩井:そうなんですよ。みんなやってくれないと私が体力持たないので、お願いします(笑)。
――「恋の魔法」のセンターはユアとのことですが。最初の〈『あなたが、好きでした!』〉というセリフは園山さんが言っているんですね。
園山:そうなんです。言わせていただきました。「恋の魔法」はストーリー性がすごくあるので歌詞だけを見てもすごく楽しめる曲だと思っています。少女漫画を読んでいるような乙女な妄想が膨らむ曲で、そこに可愛い振りが加わり、可愛いみんながどんどん可愛くなっていく。
振りもひとつひとつ本当に可愛くて、それぞれに魅力があるのでソロパートにも注目していただけると、目移りしちゃうくらい、みんな可愛いと思います。私も自分の持っている可愛さの328%くらいを絞り出してやっています。
――セリフはどうでした?
園山:どうしましょって感じで……(照)。しかも冒頭で言ったにもかかわらず、途中でも言ってるから、もう好き好きじゃん!っていう。なので、恋の魔法をかけていきたいと思いますっ!(笑)
――ちなみに一番最後の〈I love you…〉のソロも?
園山:私です……。
大西:私〈散らかったままの キッチンも片さなくちゃ〉って言ってるだけなのに(笑)。
園山:美味しいところいっぱい歌わせていただいて。
直田:ユアと園山さんの可愛さがすごく凝縮されている曲なんですけど、他のメンバー4人も、人によっては同じ歌詞を歌っているんですけど表情が違っていたりするんです。すねてる顔をしてたり、めっちゃ笑っていたり……。
それはみんなが自分のキャラクターだったらこういう感じなのかなっていうのを考えながらやっているからなので、振りだけではなく個々の表情とかも見てほしいです。それでキャラクターと重ね合わせて、それぞれのキャラクターを好きになってくれればいいなって思います。私も恥ずかしいんですけど頑張っております。
――では最後に、今後の活動的なところを社本さんにお願いしてもいいですか?
社本:一番の目標としては、作中の武術館ならぬ日本武道館を掲げているんですけど、『消滅都市』のアニメ化にSPR5も出演させていただくことが決まって、本当に少しずつ一歩一歩、5人で大切に進んでいかないといけないなと思っています。
キャラクターのこともまだまだ知らないところがたくさんあって、知っていきたいなっていう思いも強くあります。私たちが演じていく中で、キャラクターの新しい部分をお見せできることができれば、それもすごく嬉しいので、『消滅都市』のファンの方、SPR5のファンの方、それ以外のまだ出会っていないみなさんにも、いっぱいいっぱい知っていただけるように頑張っていきたいと思います。
――曲もたくさん歌ってほしいです。
社本:はい! 曲もたくさん歌いたいし、単独ライブがやりたいです。ライブがしたくてしたくてたまらないので! もう、MCなしでひたすら歌ってるライブをやりたいです!
岩井:が、頑張らなきゃ……。
社本:5人ならできる!
[取材・文・写真/塚越淳一]
SPR5 1stシングル「インコンプリートノーツ」情報
●SPR5 1stシングル「インコンプリートノーツ」
<初回限定盤(CD+DVD)>
品番::PCCG.01700
価格:1,750円+税
封入特典:DVD「インコンプリートノーツ」
・Music Video
・Music Video Maiking
<通常盤>
品番:PCCG.01701
価格:1,200円+税
【収録楽曲】
M1:インコンプリートノーツ
作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk
M2:グッデイサンシャイン!
作詞:磯谷佳江 作曲:小野貴光 編曲:玉木千尋
M3:恋の魔法
作詞・作曲・編曲:Wiggy
M4:インコンプリートノーツ instrumental
M5:グッデイサンシャイン! instrumental
M6:恋の魔法 instrumental
●「SPR5 Meeting Vol.3」イベント情報
開催日時:9月29日(土)
昼の部 開場時間 13時30分 開演 14時00分
夜の部 開場時間 17時00分 開演 17時30分
会場:Shinjuku MARZ (新宿区歌舞伎町2-45-1)
出演:SPR5
内容:トーク&ライブ
金額:2,000円+税(オールスタンディング/ドリンク代別)
<リリースイベントスケジュール>
8月18日 13時00分~ アニメイト渋谷
8月18日 17時00分~ ゲーマーズ横浜
8月19日 13時00分~ ゲーマーズ新宿
8月19日 17時00分~ アニメイト町田
9月1日 13時00分~ ポニーキャニオン1Fイベントスペース
9月1日 18時00分~ ゲーマーズAKIHABARA
※各イベントの参加方法など詳細は公式HPを御覧ください