『スターリィパレット』がついにリリース! 星野紅葉役・鈴木裕斗さんへインタビュー|「僕自身が紅葉の明るさに引っ張られています!」
2018年11月21日(水)より、DMM初のスマートフォン・PC向け青春系リズムゲーム『スターリィパレット』がiOS・Android版でリリース開始!
今回は『スターリィパレット』に長く、深く関わってきた星野紅葉役・鈴木裕斗さんにインタビューを実施。キャラクターや楽曲についてだけではなく、アフレコ時のエピソードなど、鈴木さんだからこそ語れる『スターリィパレット』の魅力をたっぷりお話しいていただきました♪
ライブパフォーマンスが初披露となった「AGF2018」についてや、今後の『スタパレ』に期待することなどもお聞きしましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
『スタパレ』はキャラも楽曲も魅力的! 鈴木さんのリズムゲームの腕前は?
——発表から長く寄り添ってきましたが、鈴木さんが思う『スタパレ』の魅力はなんですか?
鈴木裕斗さん(星野紅葉役、以下鈴木):発表されてからもう3年も時間が経っているんですが、発表のときから「キャラクターがかわいい」とか「かっこいい」とか、「魅力的なキャラクターがたくさんいますね」っていう反応を皆さんがしてくださっていたんです。
そこからリリースまで3年で、きっと「ここまで待ったな」っていう印象を持っている方が多いと思うんですが、その間に「待たせたことに損はありません」っていうぐらい楽曲のクオリティが上がっていたり、ボイスもまた新しく収録をさせて頂いたりしています。
ボイスはかなりの量を録らせていただいて。メインストーリーはフルボイスになっているんですけど、ホーム画面でもちびキャラをタップした時に出てくるセリフとか、そういう細かいところにもボイスがついているんですよ。
なので、キャラクターの魅力を随所で感じていただけるっていうのが、『スターリィパレット』の魅力かなと思います。
——メインのキャラだけで9人もいるので1人1人の個性も輝きそうですね。
鈴木:そうですね。それから楽曲も、以前発表されていたのは「stirRhythm(ステアリズム)」9人のグループ楽曲が主だったんですけど、ここ最近で「stirRhythm」内でのユニットの楽曲も発表されているんです。
9人キャラクターがいるので、キャラクター同士の相性とかもあると思うんですけど様々な組み合わせでユニットがあって。このキャラクター同士で組むと、こういう歌声になるんだなあとか、こういう雰囲気になるんだなあっていうのを感じていただけると思います。
楽曲もたくさんあって、いろんなジャンルで色もハッキリ分かれているっていうのも『スターリィパレット』のすごく大きな魅力の一つなのかなって思ってます。
——音楽ゲームとして楽曲はやはり重要なポイントになりますよね。実際先ほどもプレイをされていたみたいなのですが、プレイしてみていかがでしたか?
鈴木:以前にもプレイをさせて頂いていたんですが、今日も改めてプレイさせてもらいました。レベルもイージーモードからかなり難しいエキスパートモードまであるんですけど、実は僕リズムゲームちょっと下手くそなんですよね(笑)
でも、僕みたいにイージーとかしかできなくても楽しめるような仕様になっていますし、リズムゲームに慣れていてもっと難しくしたいなっていう方にも色々と楽しんでいただけるようになっていると思います。
あと、プレイ中はキャラクターたちが応援してくれているんですよ! 『スターリィパレット』って結構ポップなイメージがあるんですけど、リズムゲームの方にもそのイメージが色濃く出ているので、リズムゲームガチ勢の人から初心者の人まで、幅広い方に楽しんでもらえるんじゃないかなって改めて思いました。
僕さっきハードモードをプレイしてみたんですけど、下手くそすぎて「もう無理!」ってなって途中で中止しちゃったんですけどね(笑)
——たくさんプレイして腕を磨かないとですね!
鈴木:たくさん遊んで、僕もレベルを上げていきたいなと思います(笑)
ボイスを録り直したことでさらにキャラクターの理解が深まった
——『スタパレ』の魅力の中でキャラクターについてもお話されていましたが、鈴木さんが演じている星野紅葉くんの魅力はどんなところにありますか?
鈴木:紅葉は、いわゆるセンターにいてみんなを引っ張っていくキャラクターなんですけど、見るからに明るくて太陽みたいなキャラクターです。
「stirRhythm」っていうグループには結構消極的な子たちも多いんですけど、紅葉はそういうメンバーたちを引っ張っていく力があるんです。でもストーリーを進めていくうちに、やっぱり紅葉自身も壁にぶち当たることもあるんです。そういう時には周りで支えてくれるメンバーがいて、紅葉も引き上げてもらっていて……。
そういう部分を見て僕の中で紅葉は“素直な部分”が最大の魅力かなと思っています。自分の芯や気持ちもすごくしっかり持っているんですけど、周りのメンバーが大切だって思っている分、ほかのメンバーからの言葉にもしっかり耳を傾けられるというところがすごく素直で素敵だなって。
——個人的に紅葉くんの明るい笑顔は鈴木さんと似ているなと思いました。
鈴木:本当ですか? ありがとうございます!
この間イベントで紅葉がスクリーンに映し出されたときに、ポーズとか表情を真似してみたらファンの方が喜んでくださったんです。
僕の中で、キャラクターとしてこういう底抜けに明るくてっていうキャラクターを演じさせていただくのが、ものすごく久々で。それにアイドルものってなるとセンターが初めてだったので、最初は結構「大丈夫かな? その引き出しすぐ出せるかな?」っていう不安もあったりしたんです。
でも演じていくうちにどんどん僕自身が紅葉の明るさに引っ張ってもらっています。紅葉自身が人を楽しませることがすごく大好きっていうキャラクターなので『スターリィパレット』でみなさんの前に立たせてもらうときは、僕も細かいことを考えずに「この場を楽しもう! 皆さまを楽しませよう!」って思えるようになりました。
どんどん僕が紅葉の方に寄っていってるところがあるなって、ついこの間改めて感じました。
——ボイスは録り直しされたとおっしゃっていましたが、どんなことを考えながら収録されたんでしょうか? 結構細かくディレクションも入ったんですか?
鈴木:明るいだけではなくて、紅葉はけっこうお茶目な部分や、コミカルな部分も持ち合わせていて。そういうのが『スターリィパレット』の中でもまたスパイスになるというお話をさせてもらいました。
感情の起伏というか、実は喜怒哀楽も激しいんですけど、そういうところもまたかわいい魅力の部分なので、単純に明るく声を張ってということではなくて「一つのセリフの中でも感情の揺れ動きを細かくしっかり演じていくと紅葉の魅力になると思うから」ってディレクションをしていただいて。
パッと見たら明るく楽しそうに言っているのかなって思うセリフも「誰に向けて言っているのか」とか「単純に楽しいのか、紅葉なりの気遣いなのか」とか細かい部分をひとつひとつしっかり詰めながら演じました。
難しくもあったんですけど、そうすることで紅葉の魅力がまた増幅するのかなって思って大事に演じていったので、細かいところもセリフを聞いて「紅葉って意外と単純そうに見えて考えているのかな」って感じてもらえたら嬉しいです。
——水島精二監督がディレクションされたと伺ったのですが。
鈴木:そうなんですよ! アニメーション業界の中でもすごく大御所の方なので、なかなかこういったゲーム作品で水島監督にディレクションをしていただけることってないのかなって思っています。
優しくもあり厳しくもありでディレクションをしていただいて。前に演じていた時よりもよりキャラクターとして厚みが出たなってすごく強く感じました。
きっと僕だけじゃなくて他のキャラクターを演じている演者さんたちも感じているんじゃないかなって思います。
——水島監督にディレクションしていただいて、そして改めて演じ直したことで余計にキャラの魅力が引き出されていそうですね。
鈴木:そうですね。寝かせていた期間もあったんですけど、ボイスの収録の前にはラジオの再開があったりもして、「このキャラクターってどうなのかな」って考える機会になりました。
改めて録り直してみて、キャラクターや作品について考える時間が他の作品より長かった分、キャラクターへの愛着も強く湧いているなって感じます。
AGF2018ではライブを初披露! 鈴木さんが「stirRhythm」全員でやりたいこととは
——『スターリィパレット』の展開としては、先日行われた「AGF2018」のステージでライブパフォーマンスを披露されていましたよね。
鈴木:そうなんですよ。9人曲の「Give me 5」という楽曲を向日 葵役の河本啓佑さんと有墨 昴役の伊原 辰くんと3人で披露させてもらいました。
本当にいろんなジャンルの楽曲があるんですけど、今回披露した「Give me 5」はテンポが良くって「バブリーな匂いもちょっと感じるよね!?」みたいな感じだったので、振りの中にも皆さんにも真似していただきやすい、バブリーな感じに近いようなものを入れてもらいました。
実は最初は正直簡単な手振りって聞いていたんですけど、「せっかくやるんだったらやっちゃいましょう!」っていう風におっしゃっていただいて。
いざ振り入れをしてみたら、もう本当にその通りで。一目見て「この楽曲のダンスこれだったな」って見てくださった方にも覚えていただけるような振りになっていたので、「そうか、『スターリィパレット』はパフォーマンスにも気を抜かずにやっていくんだな」って改めて感じました。
——とてもキャッチーで真似しやすいダンスだなと感じました。
鈴木:そうなんですよ。サビでずっとひたすら、歌いながらずっとこうやるっていう(手振りをしてくれる)。「面白いな!」と思って気にとめてくださる方がたくさんいたらいいなっていう風に思います。
——「AGF2018」のときは3人でしたが、メディアミックスというのも謳っていますし、今後の展開も楽しみになりますよね。
鈴木:そうですね!
——鈴木さんは、今後の『スタパレ』にどんな展開を期待していますか?
鈴木:僕は辻石海都役の増田俊樹くんと一緒に『スタパレディオ』というWEBラジオをずっとやらせていただいているんですが、そこにはもう「stirRhythm」のメンバーが皆さん来てくださっていて。
「stirRhythm」のキャラクターを演じている演者さんたちも本当に個性があって魅力的な方々ばかりなので、きっと集まったときはセンターである僕が大変な思いをするだろうな、と。“良い意味”ですごく思いました。
9人で集まったときのわちゃわちゃ感は、見てくださっている方にも絶対楽しんでもらえる部分だと思います。スケジュールを合わせるのはものすごく至難の技という風には僕も伺っているんですけどね……(笑)
歌やダンスもそうなんですけど、まずは寝かせていた時間がある分、『スターリィパレット』への想いを9人揃ったところで皆さんの前で語る時間があったら、僕たちの中でも『スターリィパレット』っていう作品に対しての思い入れがより一層増すと思うんです。
それに、そんな僕たちの姿を見ていてくださるファンの方たちにも「こういう風に思いながら3年間っていう時間があって、改めてここまできたんだな」っていうのを感じてもらいたくて。
すごく難しいことなんですけど、やっぱり「stirRhythm」のメンバーで集まってまずは「『スターリィパレット』ってこうだよね」っていう話ができたら、きっとグループとして集まったときに大きな力を発揮するんじゃないかな。
なので、まずはそういうところから始めていきたいです。もちろんバラエティ豊かで魅力的な楽曲が揃っているので、それを披露できる機会があれば良いな、ゆくゆくはそこに行き着けたら良いですよね!
——最後に、配信を楽しみにしていたファンの皆様へメッセージをお願いします。
鈴木:一度休止するっていうお知らせも本当に急なことになってしまって。ファンの皆さんのことを本当に驚かせてしまったと思います。でも『スターリィパレット』が再始動しますよってなったときに、皆さん本当に喜んでくださったんです。
「あのときちょっと寂しかったです」っていう感情ではなくて、「また再開してくれるっていうのが嬉しいです!」っていう風におっしゃってくださる方がほとんどで。その声を聞いて、僕だけじゃなくて、ほかの演者さんや、もちろん制作チームの方々もそういう方たちの気持ちに応えたいって強く思いました。
待たせてしまった時間があった分、いろんなところに力を注いで、僕自身もいろんなところに気を向けてやってきたつもりです。なので、ファンの皆さんには細かく散りばめられたひとつひとつの輝きを『スターリィパレット』の中で感じていただきたいなと思っています。
それから、制作チームの皆さんも今後いろんな展開をしていきたいという風に仰っていますし、僕もなるべくみなさんの前に出て、紅葉と一緒に、明るい心で照らしていける姿を見せていきたいなっていう風に思っています。
皆さんには、作品やキャラクターの魅力を感じていただいて、より作品への愛情を深めていただけたら嬉しいです。そしてそれをいつか同じ空間に持ち寄って、素敵な空間を作れれば良いなと思っておりますので。今後とも変わらずに応援していただけたら嬉しいです。
——ありがとうございました。
[取材・文/菊地真由 写真/二城利月]
アプリ概要
・タイトル:スターリィパレット
・ジャンル:青春系リズムゲーム
・デバイス:iOS/Android
・リリース日:2018年11月21日
・出演者 :鈴木裕斗、増田俊樹、榎木淳弥、河本啓佑、木村昴、桐明衝、蒼井翔太、伊原辰、小野友樹、谷山紀章、天野七瑠、福山潤
・ストアURL
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・公式サイト
・公式Twitter(@Project_Starry)
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