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2018-12-19 18:15

アニメイトタイムズが初めて新幹線に1日中乗りながら『コトダマン』×『シンカリオン』コラボを紹介してみた

ガンガンズダンダン！（『シンカリオン』OPテーマ）

『コトダマン』およびTVアニメ『新幹線変形ロボシンカリオン（以下シンカリオン）』ファンのみなさん、ご乗車ありがとうございまーす。午前6時の名古屋駅より失礼いたします。

このたび『コトダマン』×『シンカリオン』のコラボが出発したということで、アニメイトタイムズの営業マン・岩崎さん（大の『シンカリオン』ファン）から筆者（旅行は好きだが鉄道はド素人）の元に1本の企画記事の依頼がありました。

その名も「アニメイトタイムズが初めて新幹線に1日中乗りながら『コトダマン』×『シンカリオン』コラボを紹介してみた」。（※『シンカリオン』に登場する女子小学生ユーチューバー・上田アズサの番組名「JSが初めて○○してみた」がモチーフ）。筆者は当然ながらJSではないので企画名詐欺な気がしなくもないですが、まさかの『コトダマン』スタッフ公認の企画となっています。企画のルールは以下の通り。

＜企画ルール＞
①1日で第1弾コラボビジュアルに登場する新幹線に全部乗る
②可能な限りコラボに登場する車両しか乗らない
③新幹線内でコトダマンとのコラボを解説
④予算の都合上、自由席を使う（自由席がない車両は指定席OK）
⑤ご飯は駅弁のみ（飲み物は除く）

ちなみに第1弾コラボビジュアルに登場する新幹線とは"Ｅ５はやぶさ"、"Ｎ７００Ａのぞみ"、"Ｅ６こまち"、"Ｅ３つばさ"、"Ｅ７かがやき"、"ドクターイエロー"の6種類。

このうち"ドクターイエロー"は一般向けの客車ではないため、それ以外の新幹線5種類に1日で乗る企画となっています。「でも、新幹線に乗るだけでしょ？」と思ったそこの貴方、ぜひ最後まで記事を読んでみてください！　逆に「それ回れるの？」と思った鉄道ファンの貴方、なかなか鋭いご指摘ですね。でもご安心ください、こちらも記事を読んで頂ければわかります。おっさん二人が12時間以上もの時間を掛けて巡った鉄道の旅、最後までぜひお楽しみください。

『コトダマン』とは

『コトダマン』は、「ことば」で闘う新感覚RPG です。7つのマスに、文字の精霊「コトダマン」がそれぞれ持つひらがな一文字を組み合わせ、「ことば」を作って敵を攻撃！　出来た「ことば」の数や長さでコンボが繋がったり、「コトダマン」が持つ強力な“わざ”が発動し、敵に与えるダメージが変化します。

生き物の名前から、流行のあのワードまで……収録される「ことば」は日々更新され、無限に楽しみが広がっていきます。プレイ中には、今まで知らなかった新しい「ことば」を発見することも！　また、じっくり「ことば」作りが楽しめるシングルプレイのほか、最大4人で楽しめるマルチプレイも。誰がどの「コトダマン」を出すか、みんなでわいわい相談しながら、協力してたくさんの「ことば」を作り出しましょう！

「ことば」で思わず笑いが生まれ、ひとりでもみんなでも楽しめる、究極のことば遊びゲームです。

『シンカリオン』とは

＜STORY＞
鉄道博物館、京都鉄道博物館、リニア・鉄道館の地下深くに存在する特務機関「新幹線超進化研究所」は、“漆黒の新幹線”が生み出す巨大怪物体から日本の平和と安全を守るため「新幹線変形ロボシンカリオン」を開発した。

「シンカリオン」とは、実在する新幹線から変形する巨大ロボット！　その「シンカリオン」と高い適合率を持つ速杉ハヤトら子どもたちが運転士となり、研究所員ら大人たちと力を合わせて強大な敵に立ち向かう！　果たして“漆黒の新幹線”の目的は・・・!?　子どもたちは日本の平和と安全を守れるのか・・・!?　チェンジ！　シンカリオン！

一日で全車両に乗る。それが俺の流儀だ

名古屋駅　6:28発（Ｎ７００Ａのぞみ）～東京駅　8:07着

岩崎「というワケで始まりました"JSが初めて1日でコラボした全車両に乗ってみた"の旅。はじめに乗るのは清州リュウジが操縦するN700Aのぞみです」

▲Ｎ７００Ａのぞみアドバンスドモード

岩崎「主題歌を歌う"BOYS & MEN"の本拠地が名古屋なので、スタート地点にはぴったりかなと。"新幹線超進化研究所・東海指令室名古屋支部"があるのも、『シンカリオン』を語る上では外せないポイントですね」

筆者「なんで主人公のハヤトくんが運転する"はやぶさ"からスタートじゃないのかと思ったら、そんな理由だったんですね」

岩崎「もちろんです。ちなみにリュウジの父親とハヤトの父親は元同僚で、その縁もあってホクト（主人公・速杉ハヤトの父親）がリュウジの指導を行っているという設定になっています。そのホクトが運転する"５００こだま"もこの路線ですね」

▲シンカリオン５００こだま

筆者「なるほど。わざわざ名古屋スタートにしたのは納得できました。ところでリュウジとハヤトの二人で乗っているこの"ドクターイエロー"っていうのはどういう車両なんですか？」

▲Ｅ５×ドクターイエロー

岩崎「第38話『救援!!シンカリオンドクターイエロー』で本格的に登場した人気車両です。通常のシンカリオンが3両編成なのに対し、ドクターイエローは5両編成という大型仕様な上に、攻守ともに装備の充実している現時点で最強のシンカリオンと言えます。第47話『適合!!Ｅ５×ドクターイエロー』はハヤトの乗るE5はやぶさとクロス合体したのですが、今回のコラボでは早くもそのクロス合体が反映されているのもポイントですね」

岩崎さんから『シンカリオン』の解説を一通り聞いたところで、実際に車内で『コトダマン』をプレイ。

コラボ期間中はログインするだけで"シンカリオンＥ５はやぶさ"がもらえるほか、"超進化研究所"のしょうかん（いわゆるガチャ）に"シンカリオンドクターイエロー"や"シンカリオンＮ７００Ａのぞみ"といった『シンカリオン』のコラボコトダマンが登場します。これらのコラボコトダマンは、アニメと同じ声優のボイス付きで、プレイ中の臨場感が抜群です。

ゲームの遊び方はとてもシンプルで、あらかじめ組んでおいた編成から4体のコトダマンがランダムに選ばれるので、そのコトダマンたちを使って"ことば"を作るだけ。長いことばを作れれば"わざ"が発動したり、たくさんのことばを作れればコンボが発生してより威力の高い攻撃を繰り出すことができます。

今回の『シンカリオン』コラボでは特別な物語が展開されるストーリークエストや、"ブラックシンカリオン"など強力なエージェントが登場する"降臨クエスト"も用意されています。

そんなこんなで『コトダマン』コラボを楽しんでいると、あっという間に東京に到着。ここから次の新幹線に乗換えるのですが、ここで問題が発覚します。

▲ちなみに駅弁はみそかつ＆ひつまぶしのベトコン弁当（ベストコンビの略らしい）を食べました

月山流忍術分身の術！

東京駅　9:24発（Ｅ３つばさ）～新庄駅　12:35着
新庄駅　13:18発（Ｅ３つばさ）～大宮駅　16:22着

僕がコトダマンで遊んでいる間、横では岩崎さんがルートをアレコレ調べていたのですが、山形新幹線"E3つばさ"と上越新幹線"Ｅ７かがやき"をそれぞれ回ってくると、どうやっても今日中にはコラボ登場車両に乗りきれないことが判明しました。
（注、アニメファンではありますが、リアル鉄道はそこまで詳しくありませんでした）

筆者「どうするんですか、いきなり企画倒れじゃないですか！」

岩崎「いや、ちょっと待ってください。『シンカリオン』には月山シノブという"月山流忍術を使うキャラクターが登場するんです。僕らもせっかく二人いるので、ここで分身の術ということで二手に別れましょう！」

筆者「え、いいんですか？　ソレ……」

岩崎「ルールに分身はダメって書いてないですし、作中の設定を使っているから大丈夫です！　たぶん」

セガゲームスさん的に大丈夫なのかはさておき、本当に1日で回れるルートがなさそうなので、二手に別れて"Ｅ３つばさ"と"Ｅ７かがやき"に乗ることにします。僕が"Ｅ３つばさ"で新庄駅へ。岩崎さんは"Ｅ７かがやき"に乗って金沢駅へと向かいます。

岩崎「では、一足お先に出発します。目的地に到着したら折り返して、『シンカリオン』の聖地"大宮支部"で待ち合わせしましょう」

筆者「待ち合わせって、大宮に戻ってくるの7時間後なんですが……。ってもういない」

乗る予定の列車まで時間があるので待合室で待機していると、岩崎さんから連絡が。