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『けものフレンズ』尾崎由香×小野早稀 対談|たくさんのフレンズと素敵なクリスマスを過ごしたい!

『けものフレンズ』尾崎由香さん×小野早稀さん アニメJAM2018開催記念対談|たくさんのフレンズと素敵なクリスマスを過ごしたい!

12月23日のクリスマスイブイブに、千葉県の舞浜アンフィシアターで「アニメJAM2018」が開催! 今やアニメ界の年末の風物詩となっているイベントで、第5回目となる今年は、『アイカツフレンズ!』、『けものフレンズ』、『キラッとプリ☆チャン』のキャスト陣と、i☆Ris、Wake Up, Girls!、ZAQ、Run Girls, Run!、わーすた、Lia(スペシャルゲスト)わーすた、ZAQ、Lia、i☆Ris、Wake Up, Girls!、Run Girls, Run!といったアーティストたちが出演。11月2日には、特別出演アーティストとして、松本梨香さんの出演も追加発表されました。

アニメイトタイムズでは、来年1月からTVアニメ第2期の放送もきまっている『けものフレンズ』から、ユニット「どうぶつビスケッツ」のメンバーでもあるサーバル役の尾崎由香さんと、アライグマ役の小野早稀さんにインタビュー。

「アニメJAM2018」への思いだけでなく、10月4日に発売された、どうぶつビスケッツの1stアルバム『さふぁりどらいぶ♪』についてのお話などを聞いてきました。

どうぶつビスケッツのアルバムを出せたのは本当に嬉しい(尾崎)

──せっかくの対談なので自己紹介ではなく、お互いに相手のことを紹介しあっていただきたいと思います。まずは、小野さんから尾崎さんを紹介していただけますか?

小野早稀さん(以下、小野):由香ちゃんは、本当にサーバルっていうキャラクターにピッタリで。サーバルの性格をそのまま人間にしたみたいな性格だなって、すごく思っています。

尾崎由香さん(以下、尾崎):あはは(笑)。

小野:ただ、そういう天真爛漫さだけではなくて、実は、石橋をめっちゃ叩くタイプだとも思うし、根はすごい真面目なんです。

尾崎:そこ大事~。真面目なところを推していって!(笑)。

小野:でも、普段はサーバルみたいな明るさや天真爛漫さで、真面目さは隠れちゃっているんですよね(笑)。私もたくさん一緒にいるうちに、「あ、すごくいろいろなことを考えているんだ!」ってことが見えてきました。

尾崎:ちゃんさき(小野さんの愛称)は、『けものフレンズ』の「どうぶつビスケッツ」や「PPP(ペパプ)」のメンバーの中では、みんなを見守るお姉さん的な感じもあって、広報担当みたいなこともしてくれてるんです。

小野:いつの間にかそうなってたね。

尾崎:そうそう。『けものフレンズ』の新しい情報が出ると、みんなに拡散してくれたりするんですよ。そういう風に、いつもみんなや作品のことを考えてくれているし、最初の頃はあまり騒ぐタイプにも見えなかったので、(取材などでも)「アライさんにはあまり似てない」って言ってました。でも、最近は、似てるんじゃないかなって(笑)。

小野:あはは(笑)。

尾崎:メンバーの中で一番食に熱くて、すごく女の子っぽいんですよ。「ご飯だ!」ってなると、ちゃんさきが一番最初に騒ぎ出しますね。そういうところは、アライさんみたいだなって思うようになりました(笑)。だから、ちゃんさきには、ご飯を与えたくなるんです。「ちゃんさき、ご飯だよ~」って(笑)。

小野:由香ちゃんは、すぐにご飯をくれます(笑)。

尾崎:普段はお姉さんっぽいのに、ご飯の時には、そういう子供らしい姿で私たちのことを和ませてくれるんですよ。

小野:照れちゃう(笑)。

──お互いに印象の変化があったのですね。10月4日には、尾崎さん、小野さんと、本宮佳奈さん(フェネック役)のユニット「どうぶつビスケッツ」の1stアルバム『さふぁりどらいぶ♪』が発売されました。アルバムデビューが決まった時の感想を教えてください。

尾崎:どうぶつビスケッツとしてアルバムを出せたのは本当に嬉しいです。春にはPPPがアルバム(『ペパプ・イン・ザ・スカイ!』)を出したのですが、私たちが出せるとは思っていなかったので、すごく驚きました。

小野:由香ちゃんと同じで本当に嬉しかったです。PPPが、どうビス(どうぶつビスケッツ)のメジャーデビューの道を切り開いてくれたところもあるし、ファンの皆さんが「どうビスのアルバムも聴きたい」という声をたくさん下さったからこそ実現できたことだとも思っています。

私自身、新しい曲を通して、どうビスの新たな一面を知ることができて。どうビスとしての活動をはじめて1年以上経つけれど、まだまだ知らないことがいっぱいあるんだなってことを実感しました。

尾崎:リリースイベントもあったのですが、どうビスの3人だけでリリースイベントをするのは初めての経験で。私たちだけでも、大勢のフレンズの方々が集まってくれたことがすごく嬉しかったです。

小野:嬉しかったけれど、緊張したよね。

尾崎:緊張した~。

小野:(リリースイベント以外では)3人だけでステージに上がったこともあるのですが、めったにないことなので。3人とも、いつになく緊張しました。

尾崎:3人だったことで、PPPの存在のありがたさを改めて感じました(笑)。

 

『ぼくのフレンド』は、エモさの固まりみたいな曲(小野)

──『けものフレンズ』関連曲の中で、特にお気に入りだったり、印象深かったりする曲はありますか?

小野:(資料を見ながら)『けものフレンズ』の曲も、すごく増えましたね~。私は、その中でも『マイペースちぇいさー』(アライグマとフェネックのキャラクターソング)がすごい好きなのですが、『さふぁりどらいぶ』には「with サーバル」というバージョンが入ってるんです。

そのことを知ってから、サーバルの合いの手が入ったらどうなるんだろうって、ずっと楽しみだったのですが、完成したものをスタジオで聴かせてもらったら、めちゃくちゃ面白くて(笑)。

尾崎:合いの手、いっぱい入れた~。

小野:サーバルが「ドンマイだね」とか言ってるんですけれど、すごくあっけらかんとしていて、「絶対に思ってないでしょ!」って感じなんですよ(笑)。アライさんとフェネックがお互いのことを歌い合ってる曲ですが、そこにサーバルが入ることによって、どうぶつビスケッツの曲になった感じがすごくあって嬉しかったです。

尾崎:サーバルは2人の曲で合いの手を入れることが多いんですよ。私も『マイペースちぇいさー』は大好きな曲でよく聴いていたので、楽しみながら、ファンの方のような気持ちで合いの手を入れました。

──その他に、尾崎さんの特にお気に入りの曲はありますか?

尾崎:『さふぁりどらいぶ』に入っている『ぼくのフレンド』は、どうぶつビスケッツとかばんちゃん(CV:内田彩)の4人で歌っているんですけれど。みゆはんさんが歌っている『ぼくのフレンド』をアニメのエンディングとしていつも聴いていたので、まさか私たち4人が歌えると思っていなかったです。私は最初にレコーディングしたのですが、完成したものを聴いた時には、すごくエモいなって思いました。

小野:分かる! 『ぼくのフレンド』は、本当にエモさの固まりみたいな曲だから、レコーディングの時も歌っているだけですごく感情がこもってしまいそうになるんです。でも、歌っているのはアライさんなので、私個人の感情を入れちゃ駄目だ、感情は殺そうと思って(笑)。アライさんらしく、すごく楽しく歌わせていただきました。

尾崎:聴いてるとアニメを思い出しちゃうんですよ。

小野:あとは、『ハッピービスケット』も好きです。

尾崎:うん。どうビスの曲なんですけれど、すごくテーマパーク感があるんです。

小野:「もし、どうビスでミュージカルをやったら?」というのを想定して作って下さった曲で。メロも良いんですけれど、歌詞もみんなで盛り上がれる感じの内容で。聴いてくださっている人も、どうビスの輪の中に入っているような気持ちになれると思います。

尾崎:途中には、みんなで一緒に手を叩いて盛り上がれる「タンタカタイム」もあって、ファンの方との一体感も感じられる楽曲になっていて楽しいです。

小野:どうビス入門編の曲として、オススメです。みんなで手を叩いたら絶対に楽しいと思います。

一緒に何かをして、みんなでフレンズになりたい!(尾崎)

──次は「アニメJAM」についてのお話をうかがいたいと思います。お二人は去年も『けものフレンズ』チームで出演されていますが、2年連続の出演が決まった時の感想を教えてください。

小野:クリスマスパーティをまたみんなでできるんだっていうことがすごく嬉しかったです。「アニメJAM」って、『けものフレンズ』以外の作品の方々ともお会いできる機会なので。一緒にお祭り感覚みたいに盛り上がれるイベントって、なかなか無いのですごく楽しみです。

尾崎:たしかに、他の作品の皆さんと一緒に絡むイベントって「アニメJAM」が初めてだったし、その後も他にはないですよね。例えば、サーバルが他の作品の色々なキャラクターと一緒に絡むみたいなこともなかなか無いので、すごく楽しみです。

──去年の「アニメJAM2017」で、特に印象的だったことを教えてください。

小野:大喜利?

尾崎:たしかに! そういうことはあまりやったことが無かったので。

小野:みんなで考えて、大喜利の答えを出すみたいなことは初めてでした。PPPがお笑い芸人担当みたいな感じで頑張ってくれたんですよ。答えを書くのもめちゃくちゃ速くって。

尾崎:うんうん。でも、苦戦はしてたよね。

小野:そうそう。いっぱい答えてくれてたけれど、やっぱり(大喜利で)笑いを取るのって、すごく難しいと思うんです。でも、今年はみんなで笑いを取りたいね!

尾崎:取りた~い! 去年、大喜利してる皆さんがすごく面白くて「声優さんって面白いんだな」って思ったんですよね(笑)。勉強になりました。

小野:本当に皆さん面白くて、私たちもステージの上でずっと笑ってました(笑)。

尾崎:今年は私たちも2回目だし、ちょっと先輩風も吹かせたいです、2年目だぞって(笑)。今から大喜利の準備しておきます!

──「アニメJAM2018」の出演者の中で、特に会うのが楽しみだったり、ステージを観られるのが楽しみだったりする方はいますか?

小野:私は(スペシャルゲストの)Liaさんが大好きなんです。『AIR』の主題歌の『鳥の歌』を聴いた時、身体に衝撃が走り、それ以来ずっと好きなんですよ。生でLiaさんの歌声が聴けるのはすごく楽しみです!

──生でLiaさんの歌を聴くのは初めてですか?

小野:はい。ライブとかにもずっと行きたかったんですけれど、なかなか一人で行く勇気がなくて……。だから、今回、本当に楽しみにしています。

尾崎:私は、『アイカツフレンズ!』の皆さんとお会いするのが楽しみです! (タイトルが)『けものフレンズ』と似てるのでフレンズ仲間として、どんな風に絡んだりできるのかなって。

小野:フレンズ対決とか?

尾崎:楽しそうだよね! 「どっちが本当のフレンズだ!?」みたいな対決とか。どっちも本当ですけど(笑)。

小野:うん、どっちも本当(笑)。

尾崎:一緒に何かをして、みんなでフレンズになりたいです!

人生の記憶に残るくらい楽しいイベントにしたい(小野)

──「アニメJAM2018」には、たくさんの作品やチームが参加します。その中で、これについては「『けものフレンズ』チームが一番!」と思うことや、「一番でありたいな」と思うことを教えてください。

小野:絆の深さです!

尾崎:熱い!(笑)

小野:普段「私たち仲良いよね」とか言わないんですけれど、ふと「私たち、めちゃくちゃ仲良いよね」と思うことがよくあって。例えば、楽屋がずっとうるさかったりとか。

尾崎:たしかに。みんながいないと寂しい。

小野:そうそう。いないと寂しいし、みんなずっと何かを喋っているし。

尾崎:私たち、親戚の集まり感がすごいんですよ(笑)。

小野:ホーム感がすごいから、きっと絆は深いと思います。

尾崎:そうだね、そこは推していきたいです。

──それだけ仲良しだと、ファンの皆さんとだけでなく、『けものフレンズ』のメンバーと一緒にクリスマス直前の週末を過ごせるのも楽しみなのでは?

小野:すごい楽しみです!

尾崎:2年連続、『けものフレンズ』でクリスマスを過ごせるので。

小野:去年は、1つのケーキをみんなでつついたんです。今年もできたら良いよね。

尾崎:うん、一緒に食べたい! 楽しみ!

──では、みんなで過ごす「アニメJAM2018」をどんな1日にしたいですか?

小野:何したい?

尾崎:みんなでクリスマスソング歌いたいです!

小野:いいね! 歌いたい!

尾崎:去年はそういう機会は無かったんですけれど、一昨年とかは歌ってたみたいなんですよ。他の作品の出演者の皆さんとも一緒にクリスマスソングとかを歌える機会があれば、よりパーティー感があって良いですよね。

小野:すごくクリスマスっぽいし、寂しくないね!

──会場の舞浜アンフィシアターの近くには、日本で一番クリスマスっぽいテーマパークもありますが、「アニメJAM2018」もすごくクリスマス感がありそうですね。

尾崎:あ、そうですね。負けないように(笑)。

小野:他のチームに負けないというよりも、「アニメJAM」のみんなで、テーマパークさんに負けないくらい楽しいクリスマスにしたいです(笑)。

尾崎:うん。ここもテーマパークだぞって(笑)。

──では、最後に「アニメJAM2018」に興味を持っている皆さんにメッセージをお願いします。

小野:クリスマスは年に一度の大切な日なので、私たちも皆さんと一緒に過ごせるのを楽しみにしています。特に……えっと……まだ予定の無い方は(笑)。

来年になっても「去年のクリスマス、マジで楽しかった」と思い返してもらえるような、人生の記憶に残るくらい楽しいイベントにしたいと思いますので、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです。すでに来て下さる予定の方は、盛り上がる準備を万端にして来て下さったら嬉しいなと思います!

尾崎:「アニメJAM2018」、年に1回の大イベントですし、『けものフレンズ』がこうやって他の作品の皆さんとイベントをやれるのはここしか無いので。この1日しかない貴重な時間をたくさんのフレンズさんと過ごして、素敵なクリスマスにできたらなと思っています。

イベントの後、「すごく良いクリスマスになったよ」って言ってもらえるように、私たちも全力で盛り上げていきたいと思うので、まだちょっと迷っているなって方にもぜひ来て頂けたら嬉しいです。

[取材・文・撮影/丸本大輔]

『アニメJAM 2018』イベント情報

2018年12月23日(日)千葉県・舞浜アンフィシアター
昼の部 13:00開場 14:00開演
夜の部 17:30開場 18:30開演
チケット:7,800円(税込)

チケット一般販売

<楽天チケット>
◆ネット予約:http://r-t.jp/anime-jam
〈PC・モバイル共通/要事前会員登録(無料)〉

<e+(イープラス)>
◆店頭購入:ファミリーマート店内Famiポートにて直接購入
◆ネット予約:http://eplus.jp/anime-jam/
〈PC・モバイル共通/要事前会員登録(無料)〉

<チケットぴあ>
◆電話予約:0570-02-9999 (Pコード133-703)
◆店頭購入:セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
◆ネット予約:http://w.pia.jp/t/anime-jam/
〈PC・モバイル共通/要事前会員登録(無料)〉

<ローソンチケット>
◆電話予約:0570-084-003 (Lコード:73348)
◆店頭購入:ローソン・ミニストップ店内Loppiにて直接購入
◆ネット予約:https://l-tike.com/anime-jam
〈PC・モバイル共通/要事前会員登録(無料)〉

『アニメJAM 2018』公式サイト

(C)BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO (C)けものフレンズプロジェクト2A (C)T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会
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